CANADA
カナダワーホリ
都市と自然が絶妙に調和した国
世界2番目の国土を誇る広大な大地と雄大な自然が特徴のカナダは、都市ごとに雰囲気や気候が異なり、冬にウィンタースポーツが楽しめる都市があるなど四季折々の魅力が溢れています。
地理的・文化的にはアメリカに似ている部分も多いが、「旧英連邦国家」でフランス語も公用語としており、欧米2つの雰囲気を味わえることも魅力の一つ。多民族国家で移民が多く協調性を大切にする温かい国民性から、異文化の様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国としても有名。
留学生が受け入れられやすい環境や雰囲気があり、強いなまりもないニュートラルな英語を話すため、英語初心者も安心して留学することができます。
POINTカナダワーホリのメリット
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01働くだけじゃない!学ぶことにも集中できるワーホリ人気国
カナダは、ワーキングホリデー制度を利用して留学できる国の中でも高い人気を誇る国です。その理由はいくつかありますが、最大の魅力はカナダは働くだけでなく英語を学ぶことにも向いている環境だという点です。カナダはアメリカに近く訛りが強くないので、綺麗な英語を習得することができます。また、世界的大都市と言われるバンクーバーやトロントには世界各国から留学生が集まるため、語学学校の数が多く学ぶ場の選択肢が多いことも魅力です。
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02仕事探しの幅が広く、高収入も目指せる
カナダはワーホリで募集している職種の幅が広く、英語力がネイティブレベルではなかったり短期でしか働けない場合でも、雇用してもらえる可能性が高いです。中には高収入を目指せる仕事もあり、生活しながら貯金をすることができます。日本人のほとんどが飲食店やホテル関係、小売店とといった接客業を中心に働いています。接客やサービスの仕事は、会計に対して10〜20%程度のチップがもらえることも多く、そちらも収入になる点が魅力です。
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03様々な文化や価値観を持つ人と接しながら刺激を受けられる
カナダは多文化・多国籍の国であり、ひとつの国に滞在しながらも多種多様な人種・文化に触れる機会が多くあります。イギリス系とフランス系を中心に、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパ系、中国や日本などのアジア系移民も多く、日本人とは違うバックグラウンドを持った人々と一緒に働くことで様々な刺激を受けられます。
VISA INFOカナダワーホリの基本情報
ワーキングホリデーには、ワーキングホリデー専用のビザが必要になります。国によって申請方法や有効期限などに違いがあるので、しっかりと理解しておきましょう。
ここからはカナダのワーキングホリデービザの申請方法および有効期限や滞在可能期間について説明していきます。
申請条件
年齢(申請時) |
18~30歳 |
募集人数 |
年間6,500名 |
申請条件 |
- 心身ともに健康であること
- 日本国籍を有すること
- 扶養家族を伴わないこと
- 過去にカナダのワーホリビザを申請しワーホリ就労許可通知書の発給を受けていないこと
- 滞在費として十分な資金最低2,500カナダドルと往復航空券を購入できる十分な資金を所持していること
- 滞在期間中の障害、疾病に備え医療保険に加入すること
- バイオメトリクス(指紋認証及び顔写真撮影)登録手続き
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申請料金 |
272カナダドル ※別途バイオメトリクスが必要な場合は85カナダドル(2024年11月時点) |
有効期限 |
ビザ発行日から1年以内の入国 |
滞在可能期間 |
入国日から12ヶ月間 |
就学可能期間 |
最長6ヶ月間 |
就労可能期間 |
最長1年間 |
申請方法
申請に必要なもの |
- パスポート(有効期限が6ヶ月以上あるもの)
- クレジットカード
- 顔写真
- 履歴書
- インターネット接続のあるパソコン
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申請の手順 |
- オンライン申請用のアカウント(MyCIC)を作成
- 登録したアカウントでIEC(International Experience Canada)から申請し抽選に応募
- 当選後、ITA(Invitation to Apply)から招待状メールが届く
- Work Permitから必要情報を入力しビザを申請
- オンライン決済で申請料金を支払う
- バイオメトリクスを登録する
- MyCICに取得完了メールが届く
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CITY RANKINGカナダワーホリで人気な都市ランキング
![カナダの都市一覧]()
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第1位バンクーバー

山や海に囲まれた自然と、近代的な高層ビルが建ち並ぶ大都市とが共存している街です。また多国籍国家であるため、バンクーバーには世界中から様々な人たちが集まってきます。そんな様々な国籍の人が集まる大都市バンクーバーは、ワーホリ制度での仕事がカナダで最も見つけやすいと言えます。日本食レストランやカフェ、アパレル、ホテル、美容系の求人まで職種も豊富なので、希望にあった条件の職種に就ける可能性が高いです。
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第2位トロント

人口およそ300万人を抱える大都市トロントはカナダ最大の都市です。”人種のモザイク”と呼ばれるトロントは様々な人種を受け入れており、日本人にも寛大で生活しやすい他、様々なバックグラウンドを持った人と関わることができます。更にトロントには語学学校が100以上あるとされており言語を学ぶ環境も整っているので、英語習得に力を入れたい人におすすめです。日本食ブームの影響で日本のラーメン屋や洋菓子店などが多く、英語が苦手な方でも働く場所がみつけやすい環境です。
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第3位ビクトリア

カナダの南西部に位置するビクトリアは、花の街として知られている美しい都市です。アメリカにも近くシアトルへはフェリーなどを使って移動することが可能です。イギリス文化の影響が色濃く残っており、カナダの中でも違った異国情緒を味わうことができるのも最大の魅力です。ビクトリアでの仕事先として一番多くみつかるのは観光関係の仕事になります。そのため、仕事先として多いのは、ホテルのハウスキーピングや観光地でのツアーガイドなどでしょう。
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第4位モントリオール

北米のパリとも呼ばれるモントリオールは人口が170万人を超えるケベック州最大の都市です。英語だけでなく公用語としてフランス語も使用されているので、フランス語が話せるとさらに仕事の幅も広がります。カナダの首都オタワやアメリカのバーモント州が近隣にあるため、ワーホリ滞在期間に観光や旅行も楽しみたいという人には最適な街です。また日本人が少ない環境なので、集中して言語を学びたい人におすすめです。
WHATSワーホリでできること
ワーキングホリデービザでは、学校で学ぶだけではなく働いてお金を稼いだり、旅行やアクティビティなどを楽しんだりと現地で自由に生活することができます。そのため、自分の目的に合わせて事前にしっかりとプランを立ててから渡航することが大切になります。ここではワーキングホリデーで滞在中にできる、”STUDY”(学ぶ)、”WORK”(働く)、”LIFE”(生活する)の3つについて紹介していきます。
STUDY学ぶ
カナダのワーキングホリデーでは最長6ヶ月の就学ができます。カナダはアメリカに近い立地で、訛りも少ない国なので英語を学ぶことにも向いている環境です。特にバンクーバーやトロントは世界中から留学生が集まるため、語学学校やコースの選択肢が多いことが魅力です。
SCHOOL INFOカナダの語学学校
STUDENT VOICEカナダの体験談
WORK働く
ワーキングホリデーの一番の特徴は働きながら自由に過ごせることです。
現地で仕事に就くとなるとやはり、想定される仕事にはどのようなものがあるのか、
給料はどのくらいもらえるのか気になると思います。それぞれ語学レベルに分けて解説していきます。
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- 英語が初級レベルの場合
- 英語での挨拶や簡単な日常会話程度しか話せない初級レベルの場合は、ネイティブ環境での仕事に就くのは基本的に難しいです。この場合は、現地で人気の高い日本食のレストラン等で働くことをおすすめします。困った時には一緒に働いている日本人に助けてもらうこともできるうえ、ホールスタッフとして接客業をこなす中でお客さんと会話することで英語力向上が見込めます。中級・初級レベルは先に語学学校に行き、力をつけてから仕事を探すのがおすすめです。
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- 英語が中級レベルの場合
- ネイティブの会話を聞きとることができ、流ちょうではなくても自分の言いたいことを正しく英語で伝えられる中級レベルでは、ネイティブ環境での仕事にチャレンジできるでしょう。初級と比べて職種の幅も広がり、例えば美容室等のサロンでお客様の要望に応えることが可能になります。ただし、高度なコミュニケーションを必要とする仕事はまだ難しいので、地元のカフェやレストランなどの仕事に就くことをおすすめします。ネイティブの同僚との会話やお客さんとの接客の中で英語力が必須となるので、更なる語学力のレベルアップも期待できます。
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- 英語が上級レベルの場合
- ネイティブとの会話も問題なく英語が流ちょうに話せる上級レベルの場合は、ネイティブと一緒の環境での仕事にチャレンジできます。日本食レストラン等では周囲に自分以外の日本人がいたりするかもしれませんが、上級レベルになると職場に日本人は自分1人というケースも多々あります。しかし、そうした環境でも十分に仕事をこなしていけるレベルの英語力なので、高収入を目指すことも可能です。
職種 |
必要な英語レベル |
時給※目安 |
日本食レストランのホールスタッフ |
初級レベル以上 |
C$16.75 |
現地レストランのホールスタッフ |
初級レベル以上 |
C$16.75 |
アパレルショップ店員 |
初級レベル以上 |
C$27.26 |
ネイリスト及び美容師 |
中級レベル以上 |
C$18.75 |
キッチンスタッフ |
上級レベル |
C$17 |
ベビーシッター |
上級レベル |
C$16.75 |
※最低基本時給:C$16.75 ドル(2023年10月現在)
※州によって異なります
※talent.com 平均時給に基づく
JOURNEY旅する
ワーキングホリデー中は授業や仕事の時間以外は、自由に過ごすことができます。
せっかく現地に訪れたなら、渡航先の観光も忘れてはなりません!
カナダには壮大な大自然を満喫できる観光スポットがたくさんあります。
ここではカナダの人気観光スポットをご紹介します。
RECOMMEND SPOTSカナダのおすすめスポット
PRICE INFOカナダワーホリの費用
実際にワーホリに行くうえで1番気になるのが費用なのではないでしょうか。
現地で資金不足になってしまうことを防ぐためにも、計画的に予算を立てておくことが必要です。
ここではカナダで1年間ワーホリをした場合にかかる費用相場を、支出と収入に分けて詳しく解説していきます。
- 収入合計
- 約103万円
- 支出合計
- 約169-248万円
収入目安
内訳 |
概算金額 |
給料 |
約121万円※期間:9ヶ月間 |
税金 |
約18万円※税率15% |
※収入は、就労期間:9ヶ月間、稼働時間:1日6時間×週5日間、時給:最低賃金の場合です。
支出目安
内訳 |
かかる費用 |
滞在費※宿泊形態により異なる |
60~90万円 |
生活費 |
45~60万円 |
語学学校費用 |
24~48万円※3ヶ月~最大就学期間6ヶ月の場合 |
その他諸経費(渡航費・保険料・ビザ費用) |
40~50万円 |
- 1年間のワーホリで必要な金額
(支出合計ー収入合計)
- 約106万円
費用を節約する方法
1年間カナダへワーホリに行く目安の金額になりますが、
滞在形態や外食の量によって費用は大きく変わってきます。
ここからはさらに費用を抑えたい方のために節約方法をご紹介します!
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- シーズンオフや早割で渡航費を節約する
- 留学の初期費用を減らすためには、渡航費を節約するのが得策です。ANA・JALの公式サイトから航空券を購入するよりも、格安航空券検索サイトで航空券を探した方が断然お得。また、ゴールデンウィークやお正月、お盆などのシーズンを避けて予約することによって、通常より安く航空券を入手できます。
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- 費用を抑えられる学校を選択する
- 語学学校選びをする際、なるべく費用が安い語学学校を選択すれば同じ期間でもかなり節約することができます。語学学校の選択肢は狭まりますが、費用が安い学校だからといって授業の質が落ちることはないので安心してください。それぞれの学校にそれぞれの特色があるので、自分の費用やプランに合わせて選びましょう。
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- シェアハウスに滞在する
- 滞在費の中で大きく差が出るのが宿泊費です。シェアハウスならホームステイや自分で部屋を借りるよりも費用を抑えられます。例えばシェアハウスに3人で暮らせば、10万円の部屋でも1人3.5万円ほどで住むことができます。また家具付きの物件を探せば、新たに家具や家電を購入するための費用を減らすことが可能です。日本にいながらでもインターネットでシェアハウスを探せるのでぜひ利用してみましょう。
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- 自炊を心がける
- 毎日の食事を自炊することで費用が抑えられます。外食と比べるとやはり自炊のほうが圧倒的に費用をおさえることができます。自炊するにはどこで食材を調達するかも重要なポイントです。自分の住んでいるエリアのスーパーをいくつか利用してみて、安いところを探してみましょう。
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- 事前に英語力をアップさせて給料の高い職業に就く
- 英語を話せるスキルを持っていれば、最低賃金ではなく現地の人と同等の時給計算で収入を得ることができます。日本人が経営しているお店や日系企業も多く進出していますが、現地のファストフードやカフェでのアルバイトにあえてチャレンジするのもおすすめです。
COUNTRY INFOカナダワーホリの基本情報
正式名称 |
カナダ(CANADA) |
大陸 |
北アメリカ大陸 |
首都 |
オタワ |
面積 |
9,984,670km² |
人口 |
約3,878万人 |
年間気温(夏/冬) |
都市によって異なる |
主な宗教 |
キリスト教,イスラム教 |
公用語 |
英語,フランス語 |
英語環境(英語のアクセント) |
アメリカ英語 |
通貨/レート |
カナダドル/1ドル=約109円 (2023年10月現在) |
電圧/電源プラグ |
110V‐120V / A型 日本と同じ型のプラグ |
日本との時差 |
-16時間・-14時間 |
最短フライト時間※成田から直行便の場合 |
約9~12時間 |
航空券の費用※時期によって変動いたします |
片道5~12万円程度 |
ワーホリ可否 |
可能 |
LIFE INFO生活について
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- カナダの気候
- 西側・東側で大きく差がでます。
バンクーバーがある西側は冬でも気温がマイナスになることはありません。
逆に東側のトロントは冬はマイナス気温が平均になるぐらい寒くなります。
同じ国でも大きく気温差が生じます。
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- カナダの治安
- アメリカに近いことで心配をされることも多い国ですが、
カナダは銃規制をしっかり行っていますので、安心できます。
しかし、スリや置き引きなどは度々発生しているので、身の回りの管理はしっかりと行うように心がけてください。
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- カナダの日本人比率
- カナダは日本人留学生が多く行く国でもあるため、日本人は多めです。
語学学校の数も多くあるので、留学に行く日本人も分散をされますので、日本人しかいないというような事態はおきないです。
東側のトロントは寒いので日本人比率的には少ない傾向にはあります。
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- カナダの物価
- カナダの物価は日本と大きくは変わりません。
西側・東側でも州税影響で若干の差はありますが、
大きく変わることはありません。
外食の際にはチップが必要なので、日本で外食をするよりも高くなるので注意が必要です。
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- カナダの食文化
- カナダは移民大国なので、様々な国の料理を食べることができます。
レストランも多くあるので、その日の気分で様々な国の料理を食べることができます。
さらにスーパーの品ぞろえも充実しているので、食に困ることはないです。
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- カナダの交通機関
- バンクーバー・トロントともに交通機関で使えるカードがあります。
予めチャージをしておけば、現金がいらないので便利です。
現金で支払うとおつりがもらえないので、渡航してすぐカードを購入するのがオススメです。
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- カナダの豆知識
- コーヒーショップ「ティムホートンズ(Tim Hortons)」は、誰にでも好まれる美味しいコーヒーと甘いドーナツがカナダの地で長く愛されています。もともとドーナツ屋さんなのでドーナツの種類も豊富に取り揃えています。またスターバックスよりも店舗数が多いほど愛されています。是非一度行ってみてください!
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Q & Aよくある質問
- Qカナダワーホリに年齢制限はありますか?
- 申請時に18~30歳の年齢であることが条件になります。
- Q1年間のカナダワーホリにかかる費用の相場はどのくらいですか?
- 外食の回数や語学学校、滞在先等どのように過ごすのかで変動はありますが、最低100~150万円は見積もっておきましょう。現地でワーホリをして働きながら稼ぎ貯金することも可能ですが、余裕のある生活を望むのであれば予算はなるべく多くあったほうが好ましいです。
- Qカナダワーホリではどんな仕事ができますか?
- レストランのホールスタッフ、アパレル店員やネイリスト等の美容部員、ベビーシッター等、職種の幅が広く希望の仕事に就きやすいのがカナダでワーホリをする大きなメリットです。
- Qカナダワーホリのビザを取得するにはどのくらいの期間が必要ですか?
- 申請から取得までにかかる期間としては、2~3ヶ月と他国と比べ長くなっています。また例年定員数が6,500人と制限があるため、早めに手続きを進めることをおすすめします。
- Qカナダワーホリビザの倍率はどのくらいですか?
- 当選倍率は1.4倍程と言われています。倍率は低いですが、年間定員数に達すると申請が締め切られてしまうので注意しましょう。また、年によって倍率に変動があるのでワーホリを希望する人は早めに申請をしましょう。
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