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高校留学を通して大きな成長を!留学の種類や、将来について解説

更新日2024.01.23

高校留学を通して大きな成長を!留学の種類や、将来について解説

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スマ留編集部

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高校留学というと、「早すぎるんじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。しかし高校留学には、若い時期に留学することで、語学力が向上しやすいことや進路が広がるという大きなメリットがあります。

この記事では、高校留学の種類や、留学先を決めるときに考えてほしいポイントについてふれています。高校留学に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

また、高校留学でおすすめの渡航先などについてはこちらの記事でまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

1.【目的別】高校留学 4種類

高校留学は4つの種類に分けることができます。
ここでは、それぞれの留学形態の特徴をピックアップしてお伝えしていきます。
あなたが留学したいと思った目的とあわせて、どんな留学の形態がいいか、考えてみましょう。

交換留学

交換留学は、日本と海外の提携高校の間で、お互いの生徒を行き来させる学習プログラムの1つです。交換留学生は、学校内の希望者からいくつかの選考ステップを経て選ばれます。

交換留学生になるためには成績が良いことや、選考に受からなくてはなりませんが、そのぶん留学先の 学費が免除・割引されるという費用面でのメリットがあります。また、日本の高校に在学したまま留学できるので、留年しなくてもいいのです。

私費留学

私費留学は、留学先や留学期間・時期を自分で自由に選ぶことができます。この点が、交換留学にはない大きな魅力でしょう。

しかし、留学費用は全額を負担しなくてはなりません。また、高校によって、留学中は休学扱いとなるため、帰国後に留年となってしまうことがデメリットとしてあげられます。

卒業留学

卒業留学では、高校生活の1年目を日本で、その後2年間を編入として留学するというケースが主流です。
留学後は、英語力向上のための留学生向け講座を受けながら、現地の学生と一緒に勉強して高校卒業を目指します。

卒業留学の強みは、海外の高校卒業資格を得られるため、そのまま海外の大学に進学する道も開かれる点です。

短期留学

短期留学は、高校の長期休暇を利用して1か月ほど留学するパターンが多いそうです。
留学期間が短いため、英語力の大きな向上はないかもしれませんが、「お試し」として費用をおさえて気軽に留学を経験できます。

2.高校留学のメリット

高校生で留学と聞くと、「早すぎるんじゃないか」「まだ未成年なのに大丈夫なのか」と心配される方も多いかもしれません。しかし、まだ年齢が若い時期だからこそ、留学によって得られるメリットもあるのです。そんな高校留学のメリットをご紹介しましょう。

吸収が早い

吸収できる知識量は、若ければ若いほど多く、効率がいいといわれています。とりわけ、外国語の「リスニング」「スピーキング」といった感覚的な分野は、年齢によって習得に大きな差がでてくるでしょう。

精神面の成長

高校留学は英語力や学習面だけではく、精神的に大きく成長できるきっかけにもなります。知らないことばかりの環境で新しく生活を始めることで勇気強くなったり、すぐに頼れる家族がいないため、 自分で問題を解決しようとする自立心が高まるでしょう。

また、まだ物事の吸収能力が高い若い時期に、日本以外の国で生活することで、違う文化を受け入れやすくなる点があります。若いうちに国際感覚が身につくことで視野が広まり、将来の目標を持ちやすくなったり、生涯を通して経験できることも増えるでしょう。

進学に有利

高校生のうちに留学することで、進路の選択肢が広くなります。例えば長期間留学したのち、日本の高校を卒業すると、日本の大学入試では「留学経験者枠」「帰国子女枠」に応募できるようになるのです。

また、海外の高校を卒業すると、そのまま現地の大学に進学する道も開かれます。さらに海外の大学を卒業することで、海外企業に就職もしやすくなるのです。

若いからこそ語学力が身につく!高校留学のメリット

3.高校留学のデメリット

先述したように、高校留学には高校生ならではのメリットがあります。
その反面、デメリットもあることを知っておきましょう。ここでは、3つのデメリットをご紹介します。

費用がかかる

高校生の留学では現地で通う学校の学費だけでなく、何か起こった時のためのサポートの費用も必要となります。すぐには駆け付けられない分、現地でのサポートに関しては 慎重に選んだほうが良いでしょう。
そのため、高校生の留学を考える場合は学費等のほかにサポート費用もかかることを確認しておきましょう。

進学に影響を与えるリスクがある

短期留学であればそこまで影響を与えることはないですが、長期留学の場合、留学期間が大学入試などの進学準備に重なってしまい、高校卒業後の進路に影響を与えるリスクがあります。

そのため、長期で留学を考えている場合は高校1年生のうちに出発するのが望ましいでしょう。高校2年生以降でももちろん行くことはできますが、進路への影響を十分に考えて決断する必要があります。

ホームシックになる可能性がある

長期間親元を離れたことがない高校生にとって、言語も文化も違う異国の地で生活するのは大変なことでしょう。なかなか現地の生活になじめず、ホームシックになってしまうことも考えられます。

また、まだ現地の生活に慣れていなければその悩みを相談できる相手もおらず、どうすればいいかわからなくなってしまうということもあります。
そんな時は日本にいる友達や家族と電話するなど、一旦安心できる環境に身を置いてみるとよいでしょう。

4.高校留学の費用

ここでは、語学留学やサマースクールなどの留学の目的と、国や期間によってどのくらい費用が違うのかを表にまとめました。
あくまで一例ですが、留学プランや留学先で迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

目的別の高校留学費用

目的別の高校留学費用は下記のとおりです。

留学の目的 期間 費用
高校留学 1年間 約300~310万円
団体留学
(春休みや
夏休み)
1~4週 約35~60
万円
語学留学 4~8週 約25~60
万円

国・期間別の高校留学費用

国・期間別の高校留学費用は下記の通りです。

1週間 1ヶ月 半年(6ヶ月) 1年
カナダ 13~17万円 29~40万円 95~110万円 200~450万円
アメリカ 14~18万円 34~45万円 105~120万円 200~600万円
オーストラリア 9.8~15万円 29~35万円 90~110万円 200~450万円
ニュージーランド 8.5~13万円 23~30万円 87~105万円 200~500万円
イギリス 13~17万円 34~45万円 100~115万円 300~600万円

学費以外の費用の内訳

学費だけじゃない!高校留学にかかる費用の内訳
高校留学では、やはり日本の高校に通うよりも費用が高くなります。留学先の学費以外で発生する費用の内訳をあげてみました。

生活費

生活費はいろいろな項目に分けられますが、出費が大きいのは交通費と交際費でしょう。交通費は地域によっては学生割引を利用できることもあります。
しかし、交際費については、イギリスやアメリカのように、日本よりも物価が高い地域では想像以上に高額になります。
また、携帯電話やパソコンの通信費も海外の通信会社で新たに契約しなくてはなりません。
ホームステイ先によっては家庭でインターネットを契約していても、利用するには別途料金が必要となることもあるようです。

家賃

高校留学の場合、滞在方法はホームステイ学生寮のどちらかになるでしょう。どちらにもぞれぞれの良い点があります。
ホームステイでは、ホストファミリーが生活の面倒をみてくれる安心感が大きなポイントです。学校生活や身の回りで困ったことがあるときに、外国人の受け入れに慣れているホストファミリーなら、気軽に相談できるでしょう。

学生寮については、同年代の生徒たちと過ごす時間が多くなるので、学生生活がより楽しくなるのではないでしょうか。また、洗濯や買い物など自分で自分のことをする機会も多いので、自立心が高まることも期待できます。

留学保険

日本で使用している健康保険書は海外では使うことができず、さらに国によっては治療費が高額になることがあるので、留学中は留学保険に加入しなくてはなりません。
補償内容は保険プランにもよりますが、目安として1年間で15万から20万ほどかかるそうです。

渡航費

日本と現地への往復航空券の値段は、航空会社や渡航時期によって大きく差がでます。
格安航空会社は確かに安いのが魅力ですが、トラブル時の対応やフォローがしっかりしている大手航空会社のほうが、金額が高くても安心感・信頼性はあります。

5.将来を視野に入れよう!留学先の選び方

高校留学先を選ぶ際には、将来の明確な目標を持って、その目標が実現できる条件の留学先を見つけることで、より効果的な留学となります。ここでは、留学目標にあわせた留学先を選ぶヒントをご紹介します。

専門的に学びたい分野がある

高校のカリキュラム内容は国や地域によって差がありますが、専門的に学びたい分野がある方は、その分野を学べる高校を選ぶといいでしょう。

例えばアメリカの高校では、必修科目のほかにも、選択科目として設計やエンジニアのような専門的なカリキュラムを提供している高校もあるそうです。

海外で進学・就職したい

将来海外で働きたいと考える方は、留学生が就職しやすい国や地域を選ぶと、より目標実現の可能性が上がるかもしれません。

アメリカの場合ですと、Optional Practical Training (OPT)というシステムがあり、アメリカの理系大学を卒業した人は、その後現地で最長3年間働くことができます。

また、海外に進出している日本企業は、現地支店で働く日本人留学生を多く採用する傾向にあります。英語の語学留学として留学生が増えている、フィリピンや香港がその例です。現地の高校・大学を卒業していることが、その地域の日本企業の求人にエントリーする際に強みとなるかもしれません。

5.まとめ

高校生の間に留学することは、心配が多いかもしれませんが、その分得られるものが多いです。語学の習得は 若ければ若いほど吸収が早いですし、さらに精神面でも若いうちに自立心や広い視野が身につくのです。

高校留学の形態は4つあります。日本の高校に在籍したまま留学する場合は、交換留学や短期留学、私費留学から選択できますが、私費留学では休学扱いになることがあります。

いっぽう海外の高校に転入という形になる卒業留学は、海外の高校を卒業するということになります。そのため、そのまま現地の大学に進学、さらには就職できるという可能性が広がるのです。

高校留学は若いゆえに心配することも多く、費用面での負担も大きいかもしれませんが、挑戦してみることで将来の選択肢がぐんと広がるでしょう。

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