高校生の留学を検討中の方必見!語学留学から正規留学まで、4つの留学タイプと各国の費用相場を徹底解説します。

短期プログラムなら約10万円から、長期の正規留学なら年間数百万円まで、目的や予算に合わせた留学プランが見つかります。英語力向上、異文化体験、海外大学進学など、あなたの目標達成をサポートする留学情報を一挙にご紹介。奨学金制度や実際の留学体験談も参考にしながら、理想の留学計画を立てましょう。

この記事はこんな人におすすめ!
✓留学を検討しはじめたけれど、まず何から始めたらいいか知りたい
✓どんな留学スタイルが自分に合うか知りたい
✓留学してみたいと思っていて、まずは情報を集めたい

 

目次

高校生の留学とは?

まずは高校生でできる留学の種類をご紹介します。高校生は、短期のものから長期のものまで幅広い留学のプランがあるので、目的や期間に合わせて選ぶことができます。

語学留学

語学留学とは、語学を習得するために海外に滞在して現地の語学学校に通いながら勉強するプログラムです。海外大学への進学や高校への入学が目的ではなく、 語学学習に重点を置いている点が特徴です。

期間は1週間から1年以上までと様々で、習得したい英語力や予算に応じて適切な機関を決めることができます。一般的にはアメリカやカナダ、オーストラリアなどの英語圏への留学を指しますが、フランス語、スペイン語、韓国語など様々な言語を学ぶための語学学校も存在します。

団体留学プログラム(長期休み利用)

学校の長期休暇を利用した団体留学プログラムも人気の留学プランの一つです。代表的なののは夏休み期間に行われる「海外サマースクール」や「サマーキャンプ」と呼ばれるものです。一般的には引率のスタッフがつき、団体で行動するようなプログラムです。

プログラムのテーマは様々で、語学習得はもちろん、国際交流や社会貢献を目的にしたものなどもあります。期間は2週間~8週間程度まで幅広くあります。費用は、プログラム内容や期間、国によって大きく異なりますが、2週間程度で30万円~100万円程度のものが多いです。

交換留学

交換留学とは、一定期間海外の高校に通いながら現地の一般家庭にホームステイして学ぶプログラムです。また、名前の通り日本から海外と海外から日本の双方向で学生を派遣・受入れする形式のプログラムです。

交換留学は公的機関や学校間の姉妹校提携によって運営されることが多く、中には奨学金制度があるものも含まれます。 応募から出発まで半年から1年程度かかるため、 参加したい場合は計画的な準備が必要です。

現地高校への留学

現地高校への留学は海外の高校に入学し、現地の学生と同じように学び、卒業資格(高校卒業資格)を取得することを目指すプログラムです。上記の交換留学との主な違いは下記のとおりです。

また、今まで解説してきたプログラムと違い、 海外の大学進学を目指す際に選ばれることが多いという特徴があります。

海外の高校に正規生として入学するため、他のプログラムに比べ求められる条件が厳しく、必然的に留学期間が長くなることから費用も高額です。

目的別で選ぶ留学プラン

ここからは、先に紹介した留学プランの中から、目的にあわせた最適なプランをご紹介していきます。

語学力向上を目指すなら語学留学

語学力の向上が主な目的なら語学留学がおすすめです。語学学校では「英語で何かを学ぶ」のではなく英語で英語を学びます。単語や文法だけでなく、英会話力をつける授業も行われているため、幅広い語学スキルを鍛えることができます。

また、期間を1週間単位で決めることができたり、最初の英語力に応じてレベル分けされたりするため、他の留学プランに比べ自由度が高いことが特徴です。

異文化体験・生活体験を重視するならサマースクール・交換留学

海外での異文化体験や生活体験を重視するならサマースクール・交換留学が最適な留学プランです。まず、サマースクールは短期間のカリキュラムの中で、語学学習に加え現地ならではのアクティビティがたくさん詰まっています。そのため、限られた期間であっても現地の人々や文化を体験する機会が多くあります。

次に、交換留学はサマースクールに比べ長期間現地に滞在することが多いです。また、ホームステイでの滞在となるためより深く現地の生活や文化に触れることができるでしょう。しかし、交換留学は通っている学校や周りの公的機関がプログラムを運営していることが前提で、応募に条件があることもありサマースクールに比べるとハードルは高めです。
応募する際にはしっかりと情報を調べるようにしましょう。

将来の大学進学や就職を目指すなら現地高校への留学

「海外の大学に進学したい」「海外の企業で就職したい」という目標を持っている場合は、現地高校への正規留学がおすすめです。海外の高校で学び、そのまま現地の大学への進学を目指すことができます。

他の留学プランと違い、卒業資格を取ることが目標の留学となるため、2~3年ほどは現地に滞在する必要があります。その分費用も大幅にかかるため、計画的な準備が必要です。

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スマ留でできる高校生の留学

語学留学

語学学校の空き時間や空き場所を活用した留学スタイルで、大幅に費用を抑えて留学することができるスマ留オリジナルのプランをご提案。留学する国と期間を決めれば留学費用がわかる、シンプルな料金体系も魅力です。

留学できる国と費用(1週間)

国・地域 スマ留ジュニア ライト スマ留ジュニア スタンダード
オーストラリア ¥110,000〜 ¥149,000〜
カナダ ¥155,000〜 ¥194,000〜
フィリピン 最低保証価格
アメリカ(西海岸) ¥168,000〜 ¥207,000〜
アメリカ(東海岸) ¥149,000〜 ¥188,000〜
ハワイ ¥156,000〜 ¥195,000〜
ニュージーランド ¥91,000〜 ¥130,000〜
マルタ ¥79,800〜 ¥118,800〜
イギリス ¥131,000〜 ¥170,000〜
アイルランド ¥90,700〜 ¥129,700〜
ドバイ ¥133,000〜 ¥172,000〜
南アフリカ ¥76,780〜 ¥115,780〜

※通常プランに未成年追加費⽤を含めた⾦額です。

スマ留の料金シミュレーションはこちら

団体留学プログラム

スマ留では中高生向け団体留学プログラムを、春休み・夏休みの期間に開催しています。期間は1週間から2週間程度で、渡航先の国やテーマはさまざまです。詳しくは、下記のページからご覧ください。
2025年開催の中高生留学プログラムについて詳しく見る

海外大学見学ツアー

海外大学見学ツアーは将来海外大学への進学を目指している方向けに、実際に現地大学の見学に行くことができるプランです。語学留学とは違いますが、なかなか自分の目で見ることができない現地の大学に行き、現地での学生生活の解像度を大幅に上げることができます。詳しくは、下記のページからご覧ください。
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人気留学先国の特徴とメリット・デメリット

アメリカ

アメリカは世界中から多くの留学生を受け入れている国であり、高校生の留学先としても高い人気を誇ります。多様な文化が共存する環境で、世界トップレベルの教育を受けることができます。

メリット

デメリット

~おすすめポイント!~
✔︎大都市から郊外まで、好みの環境を選べる多様性
✔︎スポーツや芸術などの課外活動が充実

オーストラリア

オーストラリアは、温暖な気候と開放的な国民性が特徴で、高校生に限らず留学先として常に人気の高い国です。日本とは季節が逆なので、夏休みを利用した「サマースクール」は現地では冬のプログラムになります。

メリット

デメリット

~おすすめポイント!~
✔︎充実した学生サポート体制
✔︎学生ビザでもアルバイトすることができる(制限あり)

フィリピン

留学費用や生活費が安く、滞在しやすいことから人気を集めているフィリピン。価格面だけでなく、 マンツーマンレッスンを基本とした授業形態のため短期間でも英語力向上を期待できることも人気の理由の一つです。「できる限り費用を抑えて、短期間で英語力を身につけたい」という方にはピッタリのプログラムです。

メリット

デメリット

~おすすめポイント!~
✔︎他の国にはないマンツーマンレッスン形式での授業
✔︎圧倒的に費用を抑えて留学できる

カナダ

カナダは広大な自然と都市が共存する国で、留学だけでなくワーホリ先としても高い人気を誇ります。多国籍な人々で形成されている都市が多く、海外初心者でも安心して生活することができます。

メリット

デメリット

~おすすめポイント!~
✔︎アウトドア活動や冬のスポーツを気軽に楽しめる
✔︎訛りのないアメリカ英語を学ぶことができる
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留学費用の目安

それぞれの国と留学プランでの費用を表にまとめました。

語学留学
(2週間/4週間)
団体留学(サマースクール)
(2〜4週間)
交換留学
(半年/1年)
正規留学
(年間)
アメリカ 40〜60万円/
60〜80万円
70〜120万円 150〜250万円/
250〜400万円
300〜800万円
オーストラリア 40〜55万円/
55〜75万円
65〜100万円 130〜220万円/
220〜350万円
250〜600万円
フィリピン 15〜25万円/
25〜35万円
20〜40万円 50〜80万円/
80〜130万円
70〜150万円
カナダ 35〜50万円/
50〜70万円
60〜100万円 120〜220万円/
200〜350万円
200〜500万円

※上記は授業料、滞在費、食費、渡航費、保険料、その他費用を合わせた金額です。
※ 上記の費用はあくまで目安であり、為替レート、プログラムの詳細内容、個人の生活スタイルなどによって変動します。

プランごとに内訳を見ていきましょう。
※ 語学留学と団体留学プログラム(サマースクール)は短期間のため週単位や月単位、交換留学と正規留学は長期間のため年単位での費用を表示しています。

国別・留学プラン別 費用比較表

【語学留学】費用内訳表 (4週間の場合)

項目 アメリカ オーストラリア フィリピン カナダ
授業料 40〜60万円 36〜52万円 8〜16万円 32〜48万円
滞在費 12〜20万円 12〜20万円 4〜8万円 12〜16万円
食費 8〜12万円 8〜12万円 2〜4万円 8〜12万円
渡航費 15〜20万円 15〜20万円 5〜8万円 12〜18万円
保険料 1〜2万円 1〜2万円 0.5〜1万円 1〜2万円
その他諸経費 5〜10万円 5〜8万円 3〜5万円 5〜8万円
合計 60〜80万円 55〜75万円 25〜35万円 50〜70万円

団体留学プログラム(2〜4週間の場合)

項目 アメリカ オーストラリア フィリピン カナダ
プログラム費用
(授業料・滞在費・
アクティビティ込)
50〜90万円 45〜75万円 15〜30万円 40〜75万円
渡航費 15〜20万円 15〜20万円 5〜8万円 12〜18万円
保険料 1〜2万円 1〜2万円 0.5〜1万円 1〜2万円
お小遣い・その他諸経費 10〜15万円 8〜12万円 3〜5万円 8〜12万円
合計 70〜120万円 65〜100万円 20〜40万円 60〜100万円

【交換留学】費用内訳表 (1年間の場合)

項目 アメリカ オーストラリア フィリピン カナダ
プログラム参加費 180〜250万円 150〜220万円 50〜80万円 150〜230万円
渡航費 15〜20万円 15〜20万円 5〜8万円 12〜18万円
保険料 15〜25万円 15〜20万円 5〜10万円 10〜20万円
お小遣い・その他諸経費 36〜60万円 36〜60万円 12〜24万円 36〜60万円
合計 250〜400万円 220〜350万円 80〜130万円 200〜350万円

【正規留学】費用内訳表 (年間)

項目 アメリカ オーストラリア フィリピン カナダ
授業料 200〜500万円 150〜350万円 30〜80万円 100〜300万円
滞在費 100〜200万円 100〜150万円 20〜40万円 80〜150万円
食費 50〜80万円 40〜70万円 10〜20万円 40〜70万円
渡航費 15〜20万円 15〜20万円 5〜8万円 12〜18万円
保険料 15〜25万円 15〜20万円 5〜10万円 10〜20万円
その他諸経費 30〜50万円 30〜40万円 10〜20万円 20〜40万円
合計 300〜800万円 250〜600万円 70〜150万円 200〜500万円

※ 上記の費用はあくまで目安であり、為替レート、プログラム内容、滞在場所、学校の種類によって大きく変動します。
※ 語学留学と団体留学プログラム(サマースクール)は短期間のため週単位や月単位、交換留学と正規留学は長期間のため年単位での費用を表示しています。

活用できる奨学金・助成金制度

高校生が留学する際に利用できる奨学金や助成金制度は、主に下記の3種類です。

具体的な例も含めてみていきましょう。

国・公的機関の奨学金制度

トビタテ!留学JAPAN(高校生コース)

地方自治体による奨学金制度

東京都国際交流委員会(TIRF)

民間団体や企業の奨学金

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高校生の留学体験談

スマ留で留学した高校生の留学体験談をご紹介します。

Amiさん オーストラリア・ブリスベン留学

Q.留学前後で英語力はどのように変わりましたか?
A.留学先の授業が全て英語で難しく感じた為、日本に帰って最初の英語の授業が前より少し簡単に感じるようになりました。もう少し長く留学できていたらもっと英語力が上がっていたのかと思います。

mimiさん アメリカ・LA団体留学プログラム

Q.留学を通して自分が成長したと感じる点を教えてください。
A.英語しか使えない環境に置かれた上で自分のできるだけの知識を活用して現地の方とコミュニケーションを取ることができ、何でもできないではなく、やってみて結果はどうなのかと物事に対して挑戦的な姿勢を取ることができるようになったことが自分の成長だと感じました。

まとめ

今回は、高校生ができる留学プランや、それぞれのプランにかかる費用相場について解説し、利用できる奨学金や実際に留学した方の体験談をご紹介してきました。

留学を実現するためには、目的に合わせたプランの選択、必要な費用の把握、そして奨学金や助成金制度の活用が重要です。スマ留では、語学留学のほか、春休み・夏休みの団体留学プログラムや海外大学見学ツアーなど、高校生の様々なニーズに対応したプランをご用意しています。また、月々3,000円からの分割払いができる「スマートローン」も導入しており、留学の初期費用を抑えたい方をサポートしています。
高校生の間に得られる海外経験は、語学力だけでなく、異文化理解力やコミュニケーション能力、チャレンジ精神など、将来の可能性を広げる貴重な財産となるでしょう。あなたの目標に合った留学プランを、スマ留で見つけてみませんか?

よくある質問

Q.高校生の留学費用の相場はいくらですか?
留学タイプによって大きく異なります。語学留学(4週間)は25〜80万円程度、団体留学(2〜4週間)は20〜120万円程度、交換留学(1年間)は80〜400万円程度、正規留学(年間)は70〜800万円程度です。国や滞在方法によっても費用は変動するため、目的に合わせた選択が重要です。

Q.高校生でも参加できる短期留学はありますか?
はい、高校生向けの短期留学として、1週間〜数週間の語学留学や、夏休み・春休みを利用した団体留学プログラムがあります。スマ留では語学学校の空き時間を活用した費用を抑えたプランや、同行スタッフ付きの団体留学プログラムを提供しています。

Q.高校生の留学で奨学金は利用できますか?
はい、高校生でも利用できる奨学金制度があります。「トビタテ!留学JAPAN(高校生コース)」などの国の制度、地方自治体の奨学金、民間団体の支援制度があります。スマ留では月々3,000円からの分割払いができる「スマートローン」も提供しています。

Q.高校生の留学先として人気の国はどこですか?
英語圏ではアメリカ、カナダ、オーストラリアが人気です。費用を抑えたい場合はフィリピンも選択肢になります。アメリカは教育水準が高く多様な文化体験ができる反面、費用が高め。オーストラリアは時差が少なく留学生サポートが充実、カナダは治安の良さが魅力です。

Q.高校留学後に英語力はどれくらい伸びますか?
留学期間や学習環境によって個人差がありますが、多くの高校生は特にリスニング力と会話力が向上します。実際の体験談では「1ヶ月程度で翻訳機なしで会話できるようになった」「帰国後の英語の授業が簡単に感じた」などの声があります。語学習得が目的なら、語学学校での集中学習がおすすめです。

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