【withコロナ】留学を通して人生観を180度変えることができた

PROFILE

名前平松 優祈(ヒラマツ ユウキ)
ご職業アルバイト
留学先マルタ留学
留学期間10週間
語学学校BELS Malta
渡航時期2021年12月

INTERVIEW

留学のきっかけは何ですか?また留学エージェントとしてスマ留を選んだ理由を教えてください。

もともと海外旅行に興味があり「もっと英語が話せたら便利だろうな…」と考えていました。そんな中オーストラリア旅行に出かけたのですが、その旅行をきっかけに海外にハマってしまい、「今度は留学に行ってみたい」と真剣に思うようになりました。「英語を身につけたい!もっとアクティブになりたい!自分探しをしてみたい!」そんな思いから海外留学に踏み切りました。
 
スマ留を選んだ理由は、数社エージェントを回ったなかで最も費用が安かったためです。

渡航先をマルタに決めた理由を教えてください。

コロナの影響による規制のため、もともと予定していたフィリピン留学とニュージーランドのワーホリに行けなくなってしまいました。そんな中マルタとドバイならコロナ禍でも渡航ができると知り、特に興味を持ったマルタのことを自分で調べてみたところ、のどかな風景が広がっているマルタの景色にとても惹かれました。もともと私はのどかな風景が好きなんです!それが決め手となり、留学先をマルタに決めました。

実際に渡航してみて、マルタの魅力はどんな点だと感じましたか?

なんと言っても最も感動したのは、素晴らしい自然と海と太陽が組み合わさった絶景を、至る所で見られたことです。自然が好きでのどかな風景が好きな人にとって、これほど適した国はないと思います…!都会化された日本とは、同じ島国とは思えないほどにかけ離れています。
 
水回りは日本の方が発達していますが、基本的に生活面で困ることはありませんでした。物価も外食は高いものの、基本的な食材は日本と同じか、物によってはそれ以下のため、食費を抑えることができました。自炊をするだけで、費用はかなり節約できます。
 
また、マルタはおおらかな人柄の人が多く、国際交流やコミュニケーションが好きな人にとっては最高の国だと思います。私は自然・生活・人柄など全ての面において、マルタにハマりました。マルタに住み着かない理由が見当たりません。オフシーズンでこれだけ楽しめたことを考えると、夏などのマリンアクティビティを体験できる時期は、もっと楽しいことでしょう。

現地での生活はどうでしたか?

平日は朝7時半に起きて、9時から12時半まで学校で授業を受け、放課後は観光をしたり友達とご飯を食べたりして過ごしていました。
 
休日はマルタの自然を楽しむために、友人とトレッキングや観光に行っていました。バスだけで島のどこにでも移動できるため、アクティブに出かけることが可能です。

マルタでおすすめの観光スポットは、マルサスロックやブルーグロット、そしてゴゾ島です。マルサスロックは日曜市がとにかく楽しく、なんでも売っているので、買い物をしたい方におすすめです。また、マルタ特有のカラフルな船とともに、インスタ映えする写真も撮れます。
 
ブルーグロットはとにかく海が透き通っていて、とても青いです。それらを見ながらボートに乗って友人とはしゃぐ時間は「最高!」以外に言い表せません。
 
ゴゾ島は自然が大好きな人におすすめです。牧歌的な風景を至る所で見ることができ、リラックスしたりウォーキングにはもってこいの場所です。私は何回もゴゾ島を訪れました。物価も他に比べると本当に安いです。

語学学校や宿泊先はいかがでしたか?

学校はBELS Maltaに通ったのですが、少人数制で距離感が近い中、スピーキングとリスニングを重視した授業が行われ、楽しく英語を学べました。先生ごとに授業の組み立て方が異なり、かえって新鮮でした。先生が定期的に入れ替わることで常に刺激を感じながら、飽きることなく勉強に臨めたからです。

バレンタインやクリスマスのときは、学校側がレクリエーションを用意してくれたり、授業の内容もそれに則したものに変わったりしてとても楽しかったです。
 
他の学校の生徒や現地で会った人などを話していても、私の通っていたBELS Maltaの生徒たちの英語レベルは、周りに比べて高いと感じました。生活支援面でのサポートも強く、勉強と生活の両方において素晴らしい学校でした。この学校しか経験していませんが、マルタで1番の語学学校だと本気で思っています…!
 
学生寮はエアコンや乾燥機付きの洗濯機があり、設備がとても充実していました。文化の違いから現地の人たちは湯船に浸からないため、入浴時はシャワーのみです。最初は湯船がなくて不満でしたが、すぐに慣れ快適に過ごすことができました。たまにエアコンが故障することもありましたが、宿泊施設のトラブルは学校のレセプションに伝えることで、すぐに対応してもらえました。

マルタでは具体的にどのようなコロナ対策を行っていますか?

空港や機内ではスタッフはマスクと手袋を着用しており、消毒のための設備も至る所にありました。機内では各個人にマスクと消毒液が手渡されます。
 
現地はコロナだからといって、人手が少ないわけではありませんでした。お店も普通に開いていて、多くの人で賑わっていました。ですが感染対策はきちんとしています。基本的にワクチン接種証明と陰性証明がないとレストランにすら入れません。検温も消毒も全ての店にあります。
 
学校は、至る所に消毒のための設備があり、毎朝検温を行います。さらにマスクを外そうものならすぐに注意されます。感染対策は完璧だったと思います。

コロナ禍で留学してみて不便だと感じたこと、また反対に良かったと感じたことがありましたら教えてください。

不便と感じたのは、ルームメイトが濃厚接触者判定をされてしまい、フラットメイト全員が2週間隔離を余儀なくされたことです。外出はできないためオンライン授業を受けましたが、やはり対面授業に比べて面白さは半減しました。
 
第6波の感染拡大に合わせてルールが変わり、人によっては3回目のワクチンを現地で接種しなければなりませんでした。普通の時期の留学と比べると、コロナ禍での留学には、そうしたイレギュラーなことが多くありました。
しかし、そうしたトラブルを全て英語で解決せざるをえないため、行動力と英語力の向上に繋がったと考えています。それこそが、コロナ禍での留学の良いところだと思います。

留学中一番印象に残っている出来事を教えてください。

ひとつに絞りきれませんが、「English Cafe」で100人以上を前に英語でカラオケをしたことは良い思い出です。「English Cafe」は英語を学びたい語学学生や現地で働いてる人たちのためのイベントです。見ず知らずの人たちと英語で話しながら食事をしたりします。友人作りにはもってこいの場所です!
 
他にも曜日ごとにいろんなイベントが催されているため、飽きることなく楽しめます。日本では決してできない体験でした。

実際に留学して成長した点や変わった点はありますか?

英語力の向上はもちろんのこと、「English Cafe」や私生活でのトラブル解決など全てを英語で対処せざるを得なかったため、とにかく能動的に行動する癖が身につきました!
 
また広大な自然とおおらかな人柄の現地の人々、いろんな理由で留学している仲間に囲まれて生活したため、細かいことは本当に気にしなくなりました。自分の人生観を180度変えることができた気がします。
 
留学を通して国際交流の楽しさに気づき、英語の可能性を感じることができたので、今後は英語を使う仕事に就きたいと考えています。またチャンスがあれば、何度でも留学に行きたいと思っています。

今留学を検討している方へメッセージをお願いします。

コロナ禍での心配や、英語が話せなくても大丈夫かなど、頭の中で考えているといろんな不安がいっぱいで留学に踏み切れない方も多いかと思います。でも、とにかく踏み切ってください。
 
環境さえ変えてしまえば、あとは放っておいても人はどこまでもアクティブに慣れていくものです。どうしようもない悩みなども海外での生活を経験すると、本当に吹き飛びます。私は留学を通して人生観を180度変えることができました。だからあなたにも、きっとできます!
 
その先に必ず素敵な経験や出会いが待っています!