留学をしようと思ったきっかけを教えてください。
大学3年生になってしまうと就職活動やゼミが始まり、大学生活に影響してしまうため、行くとしたら今しかないと思ったので決めました。実を言うとこの他にも、大学から出る山のような課題とアルバイト先から逃避したいという気持ちもありました。課題とアルバイトがとても辛かったのですが、留学をする背中を押してくれたきっかけと考えれば感謝です。
日本人とは違う国民性の人の中に混じって生活する中で留学前の自分は、なぜちっぽけなことでクヨクヨ悩んでいたのだろうと感じるようになりました。
PROFILE
名前 | ぽて |
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ご職業 | 大学生 |
留学先 | マルタ留学 (セントジュリアン) |
留学期間 | 6週間 |
語学学校 | English Path Malta |
渡航時期 | 2025年2月 |
INTERVIEW
大学3年生になってしまうと就職活動やゼミが始まり、大学生活に影響してしまうため、行くとしたら今しかないと思ったので決めました。実を言うとこの他にも、大学から出る山のような課題とアルバイト先から逃避したいという気持ちもありました。課題とアルバイトがとても辛かったのですが、留学をする背中を押してくれたきっかけと考えれば感謝です。
留学方法を考える際に学校のプログラムも考えていたため、大学の国際交流センターに足を運びました。その際、スマ留のパンフレットを見つけました。スマ留自体はそのパンフレットで知り、インターネットで調べてみたところ学校や他社と比べて安価に留学できそうだったため選びました。
ヨーロッパが好きで、ヨーロッパで過ごしたいと考えたためです。また、治安が良いという点や気候が良い、他の国に比べると安価であるという点にも魅力を感じたためマルタに決めました。
英語は通じるか、友達はできるか、ホームシックにならないか、体調を崩さないか、食生活は合うか、そもそもマルタにたどり着けるかなど、不安なことしかありませんでした。それでも留学を決意したのは、あの時留学しておけば良かったと後悔したくなかったからです。また、大量の課題やアルバイト先から逃避したいという気持ちも背中を押してくれました。
他のヨーロッパの国が近いため、休日に海外旅行に行きやすいという点だと思います。また、海や街並みが本当に綺麗なところも良かったです。風景が綺麗で歩くだけでも楽しいため、知らないうちに毎日10,000歩以上、20,000歩近く歩いていました。その他にも、温暖で過ごしやすい点や、屋台グルメが安価で美味しくお腹にもたまるという点、スーパーに売っている野菜や果物が美味しいため自炊をしやすい点などたくさんの魅力を感じました。
どの場所も綺麗で素敵な場所ですが、コミノ島がおすすめです。私が訪れたのは冬だったため海には入りませんでした。また、天気も曇っていました。そんな中でもコミノ島の海は透き通っていて本当に綺麗で感動しました。冬のオフシーズンで人が少なかったということもあり、ゆっくりと散歩と景色を楽しむことができ満喫できました。
7時/8時〜 起床、朝食、支度
10時〜 日による(洗濯、自炊、買い物 または 観光)
13時45分〜17時 学校
17時〜 日による(学校から直帰してシャワーや夕食を済ませ、リラックスしたり授業の復習をしたりする。または、友達と遊びに行ったりイングリッシュカフェに参加したりする。)
23〜24時 就寝
休日は平日の学校前に行けないようなマルタの中でも遠い場所(マルサスロック、メリーハ、イムディーナ、ゴゾ島、コミノ島)に行ったり、スペイン・オーストリア・イタリアに行ったりしました。友達と行くこともあれば、1人で行くこともありました。
日本人比率が低かった点が良かったです。私のクラスは日本人が多くても8〜10人中3人程度、少ない時は8〜10人中日本人は私だけという週もありました。日本の春休みの期間は日本人比率が高くなる可能性があると聞いていたので驚きました。また、職員の方や先生、クラスメイトも明るくて優しく、私のカタコトな英語を笑顔で頷きながら聞き、理解しようとしてくれました。クラスメイトは30代の人が多く、年齢層は高めでした。
学校から近かった点と、住宅街にあるため夜は静かという点が良かったです。日本人だけの空間だったので落ち着きました。日本人とはいえ、初めて会う人と一緒に生活するのはとても不安でした。しかし過ごすうちに仲が深まり、会話をしたり、一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったりすることができました。みんなでお好み焼きを作って食べたことも思い出に残っています。フラットメイトのおかげでレジデンスにいる時間も充実させることができました。
少しですがリスニング力とスピーキング力は上がったような気がします。授業ではグループで会話をする機会が多くありました。また、授業以外にも、イングリッシュカフェというものに参加しました。そこでは、マルタで英語を学ぶ様々な人が集まって会話をするため、英語力を向上させるとても良い機会でした。
毎日が充実しすぎていて、本当に楽しかったので選ぶことができません。強いて挙げるとしたら、カーニバルが印象に残っています。多くの観光客や地元の人が集まりとても賑わっていました。団体ごとに制作する山車が個性豊かで、見ていて楽しかったです。物事を楽観的に考えることができるようになった気がします。私は色々なことを真面目に考えすぎてしまう性格だったのですが、マルタでは忙しい中でもゆったりと時間が流れていました。バスは時間通りに来なくてもそれが当たり前で、誰も文句を言っている人はいませんでした。また、買い物をした際に店員さんは必ずと言っていいほど「Have a nice day!」や「Enjoy!」と声をかけてくれました。日本人とは違う国民性の人の中に混じって生活する中で留学前の自分自身のことを、なぜちっぽけなことでクヨクヨ悩んでいたのだろうと感じるようになりました。
私自身、英語力に自信がなくても不安なことしかなくても、行ってみたらとても楽しく、充実した6週間を過ごすことができました。帰国した今では、心の底から行って良かったと思っています。迷っているならぜひ行ってみてください。