留学をしようと思ったきっかけを教えてください。
私が留学を決めた理由は他でもなく、「今しかない」と思ったからです。
この先の将来を考えた時に、学生の時代にしか留学はできません。
英語を勉強したいという理由ではなく、今の時期しかできないのだから、後悔しないように留学を決めました。
今の時期しかできないのだから、後悔しないように留学を決めました。
PROFILE
名前 | KRHR |
---|---|
ご職業 | 大学生 |
留学先 | オーストラリア留学 (メルボルン) |
留学期間 | 2週間 |
語学学校 | Albright Institute |
渡航時期 | 2024年8月 |
INTERVIEW
私が留学を決めた理由は他でもなく、「今しかない」と思ったからです。
この先の将来を考えた時に、学生の時代にしか留学はできません。
英語を勉強したいという理由ではなく、今の時期しかできないのだから、後悔しないように留学を決めました。
選んだ理由としてはそのリーズナブルさです。
私は私立大学の理系の4年生で大学院進学を決めており、大学院の学費と生活費を全て自分の貯金から賄う必要があります。
そのため留学に行く余裕などないのですが、そんな私でもお金を自ら出すことができるくらいお手頃価格で留学できました。
正直に言うと渡航先にあまりこだわりはありませんでした。
しかしオーストラリアだと比較的他の国よりも金銭的に厳しくないためメルボルンを選びました。
しかし、結果としてメルボルンはとても良い街だったので安く価値のある留学ができて完璧でした。
飛行機に乗ること自体が初めてだったので何かのミスで飛行機に乗り遅れたり、検問に引っかかったりしないかということが一番心配でした。
逆に現地についてからの心配はあまりありませんでした。
不安だったのでとにかく前々から準備をし、自ら飛行機の乗り方のマニュアルを作り何度もリハーサルをしました。
結果、行きで飛行機の乗り方には慣れ、帰りはなんの心配もなく帰ってこれました。
そのような努力ができることを覚悟した上で留学を決意しました。
それも含めて大きな成長だと思います。
まず、大きく感じたのはオーストラリアでは、第一次産業的な農作物を取ったり鉱物を掘ったりすること以外にサービス業態的なレストランやスーパーなどで人を働かせることに関して多くの報酬を支払っているということです。
つまりレストランで食事をした場合、それを調理する人、サーブする人などがいるためとても高額になります。
そのため外食は基本的に同じクオリティのものを食べて日本の倍の額を支払わなければなりません。
しかし、そのサービス業的な部分を自分でやれば話は別です。
食材もマーケットで買えば安く、野菜や果物、牛肉は日本よりも安いため自炊することでお金を節約できます。
その生活スタイルで暮らせば円安など無視して生活できました。
そういった点で、考えて動けば節約しつつ留学を満足にできるという魅力があります。
おすすめの観光スポットは街全体です。
ヨーロッパ風の歴史的建造物と高層ビルの調和が素晴らしく、歩いているだけで感動するような景色ばかりです。
動物園や博物館などもありますが、お金をかけてそのような場所に行くよりも街を散策する方が私は楽しかったです。
7時 起床、シャワー/7時30分 朝ごはん、身支度/8時 登校/8時30分 授業開始(ぴったりに始まることはなく20分近く遅れて始まる)/11時30分 お昼休憩で昼食/14時 授業終了/14時30分 カフェでコーヒーと軽食/16時 買い物に行く/17時 帰宅、自炊/18時 晩御飯、寮のみんなと談笑/21時 宿題/22時 次の日の昼食の準備、日記をつける/23時 就寝。
メルボルンは市街地から近い場所に動物園、博物館、美術館など観る場所がたくさんあったので休日は同じ寮の学生と観光しに行きました。
初回のクラス分けでいける限りの一番レベルの高いクラスに入りましたが、とにかく英語が聞き取りやすかったです。
オーストラリア英語の聞き取りに自信のない私ですが、その先生の英語はほぼ100%理解できました。
オーストラリア訛りのある方ではなくアルゼンチンにルーツのある先生で綺麗なアメリカ英語を話してくれたのでとても聞き取りやすかったです。
オーストラリア留学でも日本人にとって聞き取りやすいアメリカ英語で話せる先生がいることが良かった点でした。
スピーキングのテストなどでとても優しく話を聞いてくださったAlbright Institute の先生方にはとても感謝しております。
キッチン用品が比較的揃っていたのはありがたかったです。
私は毎日自炊していましたが、マッシャーや炊飯器などもあり不便なく使わせてもらいました。
ただ、フライパンの種類が少なかったのと、鍋が小さかったのでルームメイトとカレーなど一つの鍋で作ってシェアすることができなかったのが残念でした。
理系学生で研究室に所属しているため、英語で論文を読んだり外国の学生とディスカッションしたり、国際学会で発表したりなど英語は普段日本語よりも使う機会が多く、元々英語を聞き取ったり話したりする上で特に支障はありませんでした。
今回の留学では専門的な用語を使うというよりもどうやって生活していくかが問われたため、自分に欠けていた日常生活で必要な英語の能力は上がった気がします。
最も印象的だったのは一緒に過ごしていたルームメイトと別れる時でした。
みんなで仲良く協力して暮らしていたためその時がとても辛く感じました。
しかし、今考えるとこの留学を通して精神的にも社会的にも自分の中で大きなものを得たと感じています。
留学を経て、本格的に海外の化学系メーカーに研究職として就職をする決意が決まりました。
もちろん精神的に成長した点もあります。
しかし、それよりも海外がどういう場所か知って雰囲気をつかみ、海外でもやっていけるという決心がついたので、自分の将来の進路に迷いを無くすことができました。
留学という名目で海外に長いこといられるのは今しかありません。
仮に歳をとって留学をしたとしても周りは学生ばかりなので疎外感を感じてしまうと思います。
そういうことも含めて今の時期しかありません。