「海外に留学して外国語を勉強したい」「海外のさまざまな文化に触れてみたい」など、そんな希望を叶えてくれるのが語学留学です。特に3ヶ月以内の短期留学は、 手軽さや費用の安さといったメリット も多く、「いずれは長期留学」と考えている人にとっても参考になるポイントがたくさんあります。
一方で「短期留学で語学力は身につくのか」「単なる旅行感覚になってしまわないか」という疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、短期留学を考えている人に向けて 短期語学留学の特徴やメリット について詳しく解説します。
このガイドで分かること
✓短期留学でできることとメリット
✓期間ごとの必要な費用と準備の流れ
✓短期留学におすすめの国と経験者の声
THING短期留学とは
短期留学とは、1週間〜6ヶ月程度の比較的に短い期間での留学を指します。多くの国で90日間までは観光ビザで滞在ができるため、このビザを取得して留学をする方が多いです。
短期留学でも、語学の勉強はもちろん、他国からの留学生たちとの異文化交流や旅行など、海外でなければできない体験ができます。さまざまな人との交流を通して、日本では味わえない経験や 将来に活きる自信をつけることが可能 です。
こんな方におすすめ!
語学留学
短期間の留学でも、英語のスキル向上を目的とし語学留学をすることが可能です。日本で英会話を習うのとはまた違い、普段の生活から 外国語が飛び交う環境に身を置くことができるので、集中して勉強することが可能です。
語学&インターンシップ
現地企業で就労体験ができるインターンシップも短期留学で体験できます。英語を必然的に使う環境に身を置くことで、活きた国際感覚やビジネス英語を身につけることができます。
ただし、 インターンシップにはある程度の英語力が必要になる場合もあるので、事前にしっかり確認しましょう。
観光
現地の観光は、短期留学の醍醐味です。学校に通って英語を学びながら、休日にはその国の有名な観光地を観たり、独自の文化に触れたりすることができます。
また語学学校によっては、 短期留学生向けに「英語+観光」のプログラムを用意しているので、興味のある方は確認してみましょう。
目次に戻る
MERIT短期留学のメリット
学生であれば、夏休みなどを利用して長期間の留学も可能ですが、多くの社会人は仕事の関係でなかなか長期間の休みをとることが難しいのではないかと思います。また 「短期間の留学で何ができるのか」 と不安に思う方も少なくないでしょう。
ここでは、短期留学のメリットについてご紹介していきます。
費用を抑えられる
留学期間が短いと、長期留学よりも滞在費や学費を抑えることが出来ます。旅行や観光に費用を充てることもできるので、 観光も楽しみたいという方にもおすすめです。
行く国や留学のプランによっては海外旅行よりも安くなることもあります!
ただし、航空券などの渡航費は期間に関わらず変わりません。渡航費の割合を考えると割高になることもあるので、渡航の時期などにも注意しましょう。
手続きが少ない
![ワーホリ出発前にする役所手続き①:海外転出届](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20640%20427'%3E%3C/svg%3E)
1週間から3ヶ月ほどの短期の留学の場合、国によって異なりますが、 ビザ不要で入国ができます。
学生ビザやワーキングホリデービザは、申請から取得まで時間がかかりますが、短期留学であればそれらの手続き無しで渡航することが可能です。ただし、都市や学校の選定、パスポート、航空券などの準備は必要となりますので、短期留学であっても余裕を持って準備するようにしましょう。
長期留学への自信になる
短期留学の目的には、語学習得も1つですが、その国の雰囲気を体感したい、海外の文化に触れたいなどの、体験や経験を求める方もいます。
短期間でも海外での生活を体験することで、英語の抵抗感がなくなったり、目的意識がより明確になったりするので、長期留学を検討している方はぜひ短期留学から挑戦してみてください。
初めての留学でも安心して渡航できる
「英語が話せない」「留学する費用がない」と留学を断念する方も多いのではないでしょうか。
しかし短期留学でも英語に自信のない 初心者向けのプログラムや 奨学金を利用して留学できるプログラムなど、様々な種類が用意されています。また各国で留学生を受け入れやすいよう環境を整えているので、はじめての人でも安心して留学ができるようになっています。
世界中の友達を作るチャンスがある
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20768%20512'%3E%3C/svg%3E)
短期留学でも、さまざまな国から集まってくる留学生と交流し、関係を築くことができます。
日本とは全く異なる文化や習慣、価値観を持つ人々と交流することで、日本とは違う価値観を知ることができ、 視野や見分を広げることができるでしょう。
渡航の時期や期間を自由に決められる
語学学校の多くは、基本的に月曜日から入学することができ、1〜2週間から受講できるところが数多くあります。そのため、 自分の英語力や費用などに合わせて渡航時期や期間を選ぶことができます。
「大学を休学したくない」という学生や「休暇を利用して留学したい」という 社会人の方でも、気軽に留学することができるのが短期留学です。
目次に戻る
COST短期留学に必要な費用
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20640%20420'%3E%3C/svg%3E)
短期留学にかかる費用として大きく分けると「渡航前に必要な語学学校の授業料やパスポートなどの費用」と「現地での生活に必要な滞在費や生活費」などがあります。
ご自身の留学期間や希望のプログラムにあわせて、出発する前にどのくらいの費用が必要かを確認して、しっかり準備しましょう。
1週間の短期留学
まず最も短い1週間の短期留学の場合、学費や滞在費、渡航費として 15〜30万円ほどの費用がかかります。その他、保険料や現地での交際費は別途必要となりますので、余裕を持って準備することをおすすめします。
1週間の短期留学にかかる費用一例
1週間の留学費用 |
オーストラリア |
カナダ |
アメリカ |
イギリス |
マルタ |
フィリピン |
ドバイ |
スマ留ライトプラン |
98,000円 |
137,000円 |
145,000円 |
127,000円 |
79,800円 |
最低価格保証 |
102,000円 |
渡航費 |
6~14万円 |
10~20万円 |
9~14万円 |
10~20万円 |
8~20万円 |
4~6万円 |
10〜15万円 |
保険料 |
1万円 |
1万円 |
1万円 |
1万円 |
1万円 |
1万円 |
1万円 |
ビザ申請料 |
20ドル |
7ドル |
14ドル |
なし |
なし |
なし |
なし |
生活費(食費、交通費、交際費) |
約2~5万円 |
約3~6万円 |
2~5万円 |
4〜9万円 |
2~5万円 |
2万円 |
3~6万円 |
合計 |
19~40万円 |
28~49万円 |
23~35万円 |
28~43万円 |
19~34万円 |
15~20万円 |
24~32万円 |
1ヶ月(4週間)の短期留学
1ヶ月の短期留学の場合では、20〜70万円ほどが必要です。
短期留学の場合、 渡航費の占める割合が大きいため1週間と1ヶ月ではそれほど費用に差がありません。自分の目的に応じて渡航する期間を決めることができます。
1ヶ月(4週間)の短期留学にかかる費用一例
1ヶ月の留学費用 |
オーストラリア |
カナダ |
アメリカ |
イギリス |
マルタ |
フィリピン |
ドバイ |
スマ留ライトプラン |
304,000円 |
313,000円 |
370,000円 |
350,000円 |
234,000円 |
最低価格保証 |
322,000円 |
渡航費 |
6~14万円 |
10~20万円 |
9~14万円 |
10~20万円 |
8~20万円 |
4~6万円 |
10〜15万円 |
保険料 |
1~3万円 |
1~3万円 |
1~3万円 |
1~3万円 |
1~3万円 |
1~2万円 |
2〜3万円 |
ビザ申請料 |
20ドル |
7ドル |
14ドル |
なし |
なし |
無料 |
なし |
生活費(食費、交通費、交際費) |
5~7万円 |
4~6万円 |
6~8万円 |
6~10万円 |
5~11万円 |
4万円 |
5〜10万円 |
合計 |
約43~55万円 |
約46~60万円 |
約53~62万円 |
約52~68万円 |
約38~58万円 |
20~35万円 |
49~61万円 |
3ヶ月(12週間)の短期留学
3ヶ月の短期留学の場合、50〜120万円ほどが必要です。
語学学校によっては学生寮を提供している場合がありますので、ホームステイなどよりもさらに費用を抑えることが可能です。
勉強や観光などある程度のことは一通りできる期間ですので、時間を無駄にしないためにも、しっかりと事前準備を行いましょう。
3ヶ月(12週間)の短期留学にかかる費用一例
3ヶ月の留学費用 |
オーストラリア |
カナダ |
アメリカ |
イギリス |
マルタ |
フィリピン |
ドバイ |
スマ留ライトプラン |
619,000円 |
706,000円 |
770,000円 |
742,000円 |
597,000円 |
最低価格保証 |
815,000円 |
渡航費 |
14~18万円 |
10~20万円 |
9~23万円 |
10~20万円 |
8~20万円 |
4~6万円 |
10〜15万円 |
保険料 |
2万円 |
3〜9万円 |
3〜10万円 |
3〜9万円 |
3~9万円 |
6~9万円 |
6〜9万円 |
ビザ申請料 |
20ドル |
7ドル |
14ドル |
なし |
66ユーロ |
2万円 |
800~1,000AED |
生活費(食費、交通費、交際費) |
15~24万円 |
19〜39万円 |
17〜34万円 |
32〜68万円 |
16~31万円 |
9~13万円 |
15〜31万円 |
合計 |
93~106万円 |
102~140万円 |
106~145万円 |
120~170万円 |
88~120万円 |
50~68万円 |
116~140万円 |
6ヶ月(24週間)の短期留学
6ヶ月の留学となると、80〜320万円ほどが必要となるでしょう。
また、多くの国で学生ビザやワーホリビザなど、ビザの取得が必要となる期間です。それらも渡航前に準備をする必要がありますので、費用と合わせて、ある程度時間にも余裕を持って準備する必要があります。
6ヶ月(24週間)の短期留学にかかる費用一例
国 |
費用 |
マルタ |
180~270万円 |
ドバイ |
180~270万円 |
アメリカ |
150~620万円 |
カナダ |
200~450万円 |
オーストラリア |
220~435万円 |
ニュージーランド |
200~300万円 |
フィリピン |
190~300万円 |
STEP短期留学をする手順
留学することを決めても、渡航先や語学学校、航空券など準備しなければならないことがたくさんあります。短期留学は長期留学と比較して手続きが少ないですが、初めての留学だとどの順番で何を準備すればいいかわからず不安を感じますよね。
そこで 留学前にやるべきこと を整理しました。これから留学に行く人はぜひ参考にしてみてください。
STEP1.何を重要視するかを考えよう
まずは何を重要視するのかを考えましょう。何の勉強をしたいのか、予算はどれくらいか、渡航の時期はいつか、どの国に行きたいかなどによって選択できる国や期間が異なってきます。
スムーズに準備を進めるためにもしっかりと明確にしておきましょう。
STEP2.留学する国や予算を決めよう
まずはネットの写真や動画などである程度雰囲気を感じ取ってみましょう。ある程度候補が決まったら「どの国が自分の目的に適しているか?」などを留学エージェントに相談してみましょう。的確なアドバイスをしてくれます。
ネットの情報とカウンセリングなどを活用して情報を集めることで、その国の姿がより見えやすくなります。
STEP3.留学の手配方法を決めよう
予算や行きたい国、プランが決まったらいよいよ手配です。留学を手配する方法としては、
✓留学エージェントを利用する
✓個人で手配をする
✓語学学校のプログラムに参加する
などの方法があります。
留学エージェントであれば相談をしながらプランを決めることが可能です。手配も代行してくれるので、不安な方は相談をしてみましょう。
STEP4.短期留学に必要なものを準備しよう
上記の流れに沿って留学することが決まったら、留学に必要なものを確認しましょう。留学に必要なものとしては、
✓パスポート
✓ビザ(国によって異なる)
✓航空券
✓海外保険
✓クレジットカード
などが挙げられます。また、
✓パスポートのコピー
✓スマホやパソコン
✓常備薬
✓変換プラグや変圧器
などがあるとより便利ですので、自分は何が必要かをしっかり調べて準備しましょう。
目次に戻る
RECOMMEND COUNTRY短期留学におすすめの国
予算や渡航時期、留学する目的が決まっていざ留学しようと思っても、どこの国に行けばいいのかと疑問に感じてしまう方もいらっしゃるかと思います。
ここからは、短期留学にもおすすめな国とその理由をご紹介します。
アメリカ
![3.短期留学におすすめの国は?](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%201200%20800'%3E%3C/svg%3E)
アメリカ留学はこんな方におすすめ!
アメリカ留学の詳細はこちら
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴です。
「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まっているので、非常に多国籍な環境の中で生活することができます。
多国籍な環境ですが、アメリカ英語は世界的に使われているスタンダードな英語です。そのためアメリカ英語を身につけておけば、ほとんどの国で通じることができます!また、世界的にみてもレベルが高い学校が多く、教育システムが充実しているアメリカは英語を学ぶのにぴったりな国です。
様々な分野で最先端を走るアメリカにはビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。英語だけでなく、ビジネスやIT、アート、ファッション、音楽、映像など様々な分野で最先端の技術を学びながら滞在することができるでしょう。
さらに、アメリカ50番目の州であり、南国の誰もが憧れる場所ハワイも近年では留学先として人気を高めています。日本語が通じる場所も多く初めの留学で不安という人におすすめです。点在する美しいビーチリゾート、ハワイアン雑貨店やパンケーキのカフェなど、どこを切り取ってもフォトジェニックなスポットがたっぷりあるので、トレンドに敏感な方にはたまらない場所です。
ドバイ
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%201200%20859'%3E%3C/svg%3E)
ドバイ留学はこんな方におすすめ!
ドバイ留学の詳細はこちら
アラブ首長国連邦を構成する首長国の1つであり、アブダビに次ぐ第二の都市としても知られるドバイは「中東政治の中心地」として知られています。
政府主導で国内の美化や治安維持など外国人が生活しやすい環境作りを積極的に行っており、インフラも整っているため初めての留学でも安心して生活することができます。
亜熱帯気候に属するドバイは日本のような四季はなく、4月から10月が夏季、11月から3月が冬季と大きく分けられています。年間を通して暖かいことが特徴的で、夏季の気温は30~50℃と大変暑いです。しかし、時期によっては朝晩で寒暖差があるので羽織るものを準備しましょう。
中東の中でも群を抜いて治安が良いと言われ、インフラも整っているので、留学生も安心して生活ができます。また、ゴミのポイ捨て禁止などの法律がありますので、街は非常に清潔です。
世界屈指の観光都市であることから物価が高いイメージのあるドバイですが、平均的には日本と同じくらいです。また、エリアによっても物価が変わります。シティエリアの物価は比較的安いですが、ダウンタウンやマリーナのような観光客が多く集まるエリアの物価は少し高めですので注意しましょう。
世界各国から様々な国籍の人が集まるドバイでは、近隣諸国の影響を強く受けた多国籍料理を楽しむことができます。特に有名な料理として、トルコ料理やアラブ料理が挙げられます。日本ではなかなか味わうことのできない、香り豊かなグルメを楽しみましょう。
「世界一高いビル」「世界最大のショー」「世界最高の7つ星ホテル」など、を体現し続けるエネルギーを肌で感じながら、人口80%以上が外国人という多国籍な環境の中で国際感覚を養える国です。
フィリピン
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20640%20359'%3E%3C/svg%3E)
フィリピン留学はこんな方におすすめ!
フィリピン留学の詳細はこちら
日本からの
直行便で5時間足らずで渡航できるフィリピンは、東アジア最大の英語国家として近年注目されている留学先です。フィリピン言語はアメリカ英語で、日本のみならず、韓国や台湾、ベトナム、中東からも、英語を勉強するために多くの人々が集まっています。
人気の理由は、高いビジネス英語能力。フィリピンの町並みを見てみると、数多くの外資系企業が軒を連ねています。それはフィリピン人の英語力に注目している外資系企業が多いことを現しているのです。「訛りが強い」ともいわれるフィリピン英語ですが、ビジネスの世界においてはまったく問題なく、むしろ高い評価を得ていることがわかります。
フィリピンの魅力は、なんといっても物価の安さです。欧米諸国への語学留学と比較しても、フィリピンの留学費用は半分以下に抑えられることも多く、費用面での不安がある人にも人気があります。生活していく中でも、外食や買い物など、物価の安さの恩恵を感じることは多々あるでしょう。また、物価が安いということは人件費が安いということでもあります。
そのため、英語のレッスンも費用を抑えながらも充実した内容になっているのです。
フィリピンの語学学校は、学費に滞在費と食費が含まれているケースが多いことも特徴です。何事も時間が限られている短期の語学留学においては、通学にかかる時間や交通費なども「もったいない」という現実があります。学校併設の寮で、食事や選択のお世話をしてもらうことで、勉強に集中できることはとても魅力的なメリットといえるでしょう。
中でもセブ島の語学学校は、マンツーマンレッスンに力を入れており、スピーキング力が向上すると評判です。
フィリピンの語学留学は、それだけ短期集中型であり厳しさがある反面、英語初心者が英語を習得するには欠かせない要素がたくさんつまっています。英語の勉強に疲れたら、東南アジア屈指のリゾート地としても知られるセブ島の青い海と空を楽しみましょう。休日はビーチサイドでのんびりと過ごすことも可能です。
フィリピンは、短期間で英語を習得したい人、南国リゾートの雰囲気が好きな人、アジア人が多くいる環境で英語を学びたい人に向いているといえるでしょう。
マルタ
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%201200%20799'%3E%3C/svg%3E)
マルタ留学はこんな方におすすめ!
マルタ留学の詳細はこちら
日本人からの知名度がまだ高くないマルタ共和国は「地中海のヘソ」ともいわれる小さな島国で、
シチリアの南、北アフリカのとの間に位置しています。
その立地でありながら公用語の1つが英語であり、マルタ島は英語留学の穴場スポットです。
また、イタリアの南に位置しているためヨーロッパ各地へのアクセスがしやすいことも魅力の一つです。LCC(格安航空)を利用することで、マルタからヨーロッパ各地へ格安で旅行に行くことができます。片道3時間程で行けるので週末や休日を使って気軽にヨーロッパ旅行ができます。
さらに重層的な歴史、紺碧の地中海、年間通して温暖な気候、海の幸をふんだんに使った地中海料理、マリンリゾート、のんびりとした時間、良好な治安など語りつくせないほどの魅力がつまったとっておきの島、それがマルタ島です。
これらの魅力に加えて、マルタは他のヨーロッパ諸国と比べ授業料や物価が安いため、全体的な留学費用を抑えることができます。
特に食材などの物価が安く、お店で売っているパンは日本円にして30円かからないものもあります。しかし、レストランなどでの外食は少し高めにつく場合もあります。なるべく費用を抑えたい方は自炊を心がけるようにしましょう。
日本人比率は、他の留学先と比較すると低い傾向にあります。日本人留学生よりもヨーロッパの国々からの留学生や旅行者が多いためです。語学学校の日本人比率も多いところで10%と比較的低いですが、春休みや夏休みになると日本から来る学生の数が多くなります。
治安も他のヨーロッパの国と比べるとスリやひったくり、置き引きなどが少ないです。治安が良く安全な国としても知られ、人々は温厚な人が多く、困ったことがあると優しく声をかけてくれることもあります。
ショッピングや活気あるナイトライフを楽しめる所も数多くありますので、勉強だけではなく観光も楽しみたい方にはぴったりです。
カナダ
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%201200%20859'%3E%3C/svg%3E)
カナダ留学はこんな方におすすめ!
カナダ留学の詳細はこちら
カナダは「留学の経験がない」「英語に不安がある」という
初心者におすすめです。カナダ英語は癖がなく、英語の基本を覚えるのにも適しています。特にトロントのあるオンタリオ州の英語は、北米のアナウンサーの標準語として用いられているほど聞き取りやすいといわれています。
カナダの英語は、標準的できれいな英語を学びたいというニーズにマッチしているのです。
生活環境においても、おすすめできるポイントがたくさんあります。トロントやモントリオール、バンクーバーなどの主要都市は、治安のいい国ランキングの常連都市としても名を連ねており、きれいで住みやすいと評判です。海外の治安に不安を抱える日本人にとっては、これだけでも選ぶ要素となるでしょう。カナダはさまざまな国から人々が集まる移民の国でもあるので、世界の文化や考え方を肌で感じる機会にも恵まれます。
トロントには祖国の特色を色濃く残した外国人街が数多くあり、ぶらりと歩いてみるだけでも食や娯楽などの異文化を楽しめます。留学生に対しても温かく受け入れてくれる空気があるので、異文化の中での生活にストレスを感じることも少ないでしょう。
カナダは、都市と大自然が共存しており、利便性や環境の美しさも随一です。その文化や建造物、自然の美しさが認められ、国内17カ所がユネスコの世界遺産に登録されています。イギリス植民地時代の都市のようすを残したルーネンバーグ市街地や、氷河期の氷河が残っているとされるカナディアンロッキーなど、見どころもたくさんあります。
どれも、一生に一度は見ておきたいと思えるような美しさで、短期の語学留学では回り切れないほどです。計画性をもって見て回れば、オフの楽しみもぐんと広がるでしょう。
広大な自然と冷涼な気候を生かして、ウィンタースポーツが盛んに行われているので、冬のアクティビティが大好きな人にもおすすめです。夏は涼しいので、夏休みの短期留学先としても人気です。
カナダは政府予算において、国民1人あたりに充てられる教育費が世界で最も高く、教育水準がとても高いことでも知られています。このことからも勉強する環境もとても優れているといえるでしょう。
オーストラリア
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%201200%20859'%3E%3C/svg%3E)
オーストラリア留学はこんな方におすすめ!
オーストラリア留学の詳細はこちら
オーストラリアは1980年代から外国人学生の受け入れに力を入れており、語学留学の環境が整っていることから、
留学先として安定した人気を誇っています。
2015年には延べ年間65万人を受け入れており、アメリカとイギリスに続き世界第3位です。教育制度も質が良く、留学生に対して幅広い選択肢を提供していることも人気の理由。このような充実した教育環境により、短期の語学留学でも満足できる確率が高いといえるでしょう。
オーストラリアは移民の受け入れにも寛容で、多文化・他民族国家として発展を遂げてきました。そのため、留学生に対しても受け入れる姿勢が整っており、オーストラリアの生活にスムーズに溶け込むことができるといわれています。多くの移民がいるということは、オーストラリアにいながらにして世界各国の文化と触れ合えるということです。
日常的な会話はもちろん、衣食住さまざまな文化に触れることによって、より広い視野で世の中を見ることができるようになるでしょう。
オーストラリアでは銃刀法により銃の所持が規制されているため、英語圏の中でも治安が良いとされています。犯罪件数や政治的不安定さなどを含む23項目を分析し、数値化した世界平和度指数で163カ国中第15位にランキング(2016年)していることからも、治安が良いことがわかるでしょう。
オーストラリア最大の魅力は、なんといっても固有の動植物が豊富であることです。コアラやカンガルーなどをはじめとするかわいい動物たちに会えるのは、オーストラリアならではのうれしいポイントになります。また、自然保護の意識も非常に高く、美しい自然との出会いも待っているのです。主要都市は海岸線に点在しており、少し足を延ばすだけで美しいビーチへ出ることもできます。
休日は、国立公園でぜいたくな時間を過ごすのもおすすめです。メルボルンから続くグレートオーシャンロードは、世界でも有数の美しい海岸道路といわれており、ドライブコースとして人気があります。海やサマースポーツが大好きな人には最適な環境といえるでしょう。
オーストラリアは、日本とは季節の巡りが異なることから時間の流れも違うと思われていますが、実は日本との時差は2時間以内です。日本にいる家族や友人と連絡が取りやすいことも人気の理由になっています。日本とは逆の南半球へ行くという特別感も魅力です。
ニュージーランド
![3.英語の語学留学におすすめの国](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%201200%20675'%3E%3C/svg%3E)
ニュージーランド留学はこんな方におすすめ!
ニュージーランド留学の詳細はこちら
ニュージーランドは、初めての留学に最適な国として人気です。厳しい銃規制でテロやデモも少なく、
世界で最も安全な国ランキングで5位以内にランクインしています。国民性はとてもフレンドリーで、治安の良さは英語圏の中でも群を抜いているといえるでしょう。
その昔、イギリス統治下にあったニュージーランドは、ネイティブイングリッシュを学べる地域として留学やワーキングホリデーを数多く受け入れてきました。そのため、短期語学留学のコースも充実しており、多くの留学生が英語を学ぶために集まっています。
気候は温暖でとても過ごしやすく、島国ならではのマリンスポーツも楽しめるでしょう。一方、広い面積を占める山岳地帯を利用したスキー場の数も多く、ウィンタースポーツも盛んという特徴もあります。休暇は、キャンプやバーベキュー、海水浴、サイクリングなどアウトドアを存分に楽しみましょう。
ニュージーランドは四季があることが当たり前の日本人にとって適応しやすく、大自然の中、勉強にも集中できる環境が整っています。勉強で溜まったストレスを発散できるアクティビティも豊富です。バンジージャンプやスカイダイビング、カヤックなど、ニュージーランドならではのアクティビティでリフレッシュしましょう。
経済的に発展している国でありながら、生活費や授業料などが他の英語圏と比較して安いことも魅力の一つです。そのため、費用が安いことにメリットを感じて短期の語学留学を選択する人にもおすすめです。ニュージーランドの人々は大らかで異文化交流を好む傾向があり、留学生にも温かく接してくれます。年齢や国籍、レベルなどにこだわらず交流を深めることを好むため、現地の生活に溶け込むことはそれほど難しくないでしょう。
一方で、現地の人々が話す英語は、英語圏の中では最も早口だといわれており、聞き取ることが困難であることも少なくありません。この早い英語に慣れることはリスニング力の向上にプラスに働くでしょう。
ニュージーランドは日本人からの人気が非常に高く、中には日本人の割合が30%を超える語学学校もあります。特に主要3都市であるオークランド、クライストチャーチ、ウェリントンの語学学校は日本人が占める割合が多く、日本食にも事欠きません。自然に囲まれて勉強に励みたい人や、安心・安全を第1に考える人におすすめの留学先です。
目次に戻る
SUMMARYまとめ
いかがでしょうか?このガイドでは短期留学について、網羅的に情報収集できるようにまとめました。さらに深めたいという方は記事内のリンクから国ごとのページなどを覗いてみてくださいね。
このガイドが「留学したいけど、何から決めればいいか分からない」「留学したいけどまず短期でいいのか不安」という方の力になっていれば幸いです。
短期留学について、もっと情報を収集したい、自分に合ったプランで費用感を知りたい、という方はぜひスマ留の無料留学カウンセリングで相談してみてください。また、スマ留では無料留学説明会も実施しております。「留学したいのはまだ先だけど、そろそろ情報収集し始めたい」という方には特におすすめです。
皆さんの留学が素敵な経験になりますように、応援しています!
目次に戻る
REASONスマ留が選ばれる理由
Q&A短期留学のよくある質問
Q.短期の語学留学はどんな人におすすめですか?
「語学留学したいけれど英語力が不安」「海外に行きたいけれど資金がない」など、長期留学のハードルの高さに悩んでいる人にこそ短期の語学留学はおすすめです。また、「長期留学の前に英語力をしっかり身につけて学んでおきたい」「海外に興味があり、行きたい国がある」など短期の語学留学なら、憧れの国で英語を勉強する貴重な経験になります。低コストで価値ある経験をしてみたいという人には、短期の語学留学はもってこいの選択肢です。
Q.短期で語学留学するメリットは何ですか?
短期の語学留学は長期留学に比べて費用が安く抑えられるメリットがあります。プランによっては海外旅行をするよりも安くなることもあります。また、国と期間によってはビザが必要ないこともあり、手間のかかる手続きを省けるのは大きなメリットでしょう。長期留学を考えている場合には、その予行練習として短期留学をしてみるのも海外を知るきっかけになるのでとても有益です。
Q.短期の語学留学ではどれくらいの語学力が身につきますか?
一般的に、言葉が話せない人が留学すると3ヶ月で周りの会話がわかるようになり、6ヶ月で会話ができるようになるといわれています。1週間~3ヶ月程度の期間が多い短期留学では、初心者が英語堪能にまでなるとは考えにくいでしょう。それでも、本場で英語漬けの環境に身をおくことでリスニング力が向上する効果は大いに期待できます。短期の語学留学であっても決して無駄ではなく、語学習得のためにはとてもいい経験になるでしょう。
Q.短期の語学留学で語学を成果を挙げるためにしたほうがいいことはありますか?
短期の語学留学では、限られた時間をいかに有効活用するかがポイントです。語学学校の予習復習は基本ですが、授業以外にもネイティブとコミュニケーションを取り、積極的に英語を話しましょう。わからない言葉は辞書で調べ、身の回りのものは英単語でいえるようにしておけばリスニング力が向上します。観光地などでは日本語が通じることもありますが、極力日本語に頼らないようにしましょう。買い物や食事なども英語が勉強できる機会だと考え、自ら楽しむことが英語上達の近道です。
Q.短期の語学留学中は勉強漬けの毎日でストレスがたまりませんか?
ずっと教科書とにらめっこをしているとストレスもたまります。留学を快適で実りあるものにするには、オリジナルの留学プランを考えてみるのもひとつの方法です。「語学+習い事」のプランなら、習い事を通して英語の理解を深めることができます。「語学+資格取得」なら、資格という目標があることで英語の習得もスピード感をもって進められるでしょう。現地の仲間と楽しくコミュニケーションを取りながら英語に親しみたいなら、「語学+アクティビティ」のプランもおすすめです。このように自分の興味と語学を組み合わせることで、義務感に支配されることなく短期の語学留学の楽しさを実感できるでしょう。
Q.短期の語学留学はどれくらいの期間がいいですか?
一般的には1週間~3ヶ月の留学が短期の語学留学と呼ばれますが、ベストな留学期間は人それぞれです。休暇を利用するなら、1~2週間くらいの短期間でも異文化を肌で感じられるのは有意義な経験になります。もっと長期の休暇を取れるのなら、1カ月ほどの留学にチャレンジしてみるのもいいでしょう。1ヶ月現地で過ごせばおおよその英単語は聞き取れるようになることが多いです。本格的に英語を勉強したいと考えるなら、期間いっぱいの3ヶ月をおすすめします。3ヶ月留学すれば簡単な英会話で意思疎通ができるくらい英語の知識を身につけることができるでしょう。
Q.短期の語学留学で大切なことは何ですか?
語学留学は、期間が長ければ長いほど語学力が身につくというものではありません。
短期の語学留学でも工夫次第でより有意義なものにすることができます。短期間だからこそ、現地でのスケジュールを綿密に立てることもできるのです。長期留学に比べてできることが限られている分「留学で何をどう学びたいか」という明確な目標を持つことがもっとも大切です。
目次に戻る