ワーキングホリデー(ワーホリ)をどこの国でするか滞在国を迷う人も少なくないでしょう。たしかに、 気候、経済、国民性などさまざまな基準にすべき項目があります。
そしてワーホリは一般的な留学とは異なり、語学学習はもちろんその国で一定期間働くこともできるので、自分にとって暮らしやすい国を選ぶこともポイントです。たとえば、自然を好むタイプの人が人口が多い大都市に住んだ場合、ストレスを感じワーホリを楽しめないかもしれません。国選びを決して失敗しないためには十分な情報収集がキーとなります。
そこで、今回はワーホリにおすすめな国を厳選して5ヵ国ご紹介していきます。
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ワーキングホリデー制度とは、18歳~30歳を対象に2カ国間の異文化交流や相互理解の促進を目的に生まれた、自由度の高い海外留学制度です。
2022年12月現在、日本は26ヵ国とワーホリ協定を結んでおり、協定国ごとに制限は異なりますが、現地でさまざまなことにチャレンジすることができます。
中でもワーホリ最大の魅力は、現地でアルバイトをして収入を得ながら生活ができることでしょう。
現地での仕事は、あくまで休暇を有意義に過ごすために許可されているので仕事がメインになってはいけませんが、語学学習だけではなく現地での就業を経験してみたい方にはぴったりな制度です。
ワーホリビザは非常に自由度の高いビザですが、誰でも取得できるわけではありません。
国によって少しずつ異なりますが、外務省が定める大まかなワーホリビザの申請条件は下記の通りとなりますのでご確認ください。
2022年現在、日本は26ヵ国とワーホリ協定を結んでいます。
特徴や文化など国によって大きく異なりますので、自分の目的にあった国を選ぶようにしましょう。
下記、ワーホリができる国一覧となります。
観光・就学・就労すべてを経験できることから人気が高く、年間1.8万人を超える人が利用するワーホリビザ。
しかし、ワーホリビザで具体的に何ができるのか、自分に向いているのかが明確になっていない方もいらっしゃるかと思います。
そこでここからは、実際にワーホリビザでできることやワーホリビザのメリットなどをご紹介いたします。
ワーホリビザを取得すると、ほとんどの国で1年間滞在することができるようになります。
オーストラリアやイギリスなどでは、条件を満たすことで1年間以上滞在することも可能です。
長い期間その国の言語や英語に触れることができるので、必然的に語学力のアップが期待できます。
もちろん長期滞在をするだけでは英語力は伸びませんので、英語力を伸ばしたい方は積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
ワーホリビザは、現地で働きながら生活をすることができます。学校で学ぶ形式的な英語だけはなく、現地ならではの言い回しやより多くの現地文化に触れることができるので感性が磨かれます。
また、現地の人だけではなく多くの国から集まる留学生と交流することもできるので自然と価値観が広がり、国際的な考え方も身に付けることができます。
ワーホリビザ最大の特長は現地での就労許可ですが、語学力やスキルによってできる仕事が大きく異なります。
滞在する国や地域によって仕事の種類や探しやすさなどが異なりますが、語学力を活かしたい方や高いお給料を得たい方は、ある程度英語を勉強してから渡航するようにしましょう。
また国によっては働ける期間が決まっていることもあるのでしっかり確認しておくことが大切です。
現地で仕事ができることと並ぶワーホリビザの魅力は、語学学校に通うことができることです。
国によって通える期間などに差はありますが、例えばオーストラリアの場合、最長17週間語学学校に通うことができます。
さらに英語力によっては、一般英語コースだけではなく、バリスタコースや試験対策コースなど様々なコースを受講することも可能です。
語学学校で基礎英語力を身に付けてから現地でお仕事を始めるという方も多くいます。
先述の通り、ワーキングホリデーは日本とワーホリ協定を結んでいる協定国でできます。
協定国を具体的に見ていくと、アジアでは隣国である韓国や、台湾、香港があります。アジアは時差も少なく飛行時間が他国より圧倒的に少ないことが魅力でしょう。
ヨーロッパには公用語が英語であるイギリスやアイルランドをはじめ、フランス、ドイツ、ノルウェー、デンマークなどの協定国があります。ヨーロッパは近隣している国も多いので、電車やバスを利用してさまざまな国への旅行なども楽しめるでしょう。
それ以外には、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど、四季折々の美しい自然や多国籍な一面を持つ国もあります。
これらのワーホリ協定国の中から厳選した5ヵ国についてこれから詳しくご説明していきます。それぞれの国の特徴をチェックしてワーホリ渡航の国選びの参考にしてください。
オーストラリアは多国籍な国でありアジア人をルーツに持つ人も多く、日本人にとって馴染みやすい国といえます。オーストラリアは南半球に位置しており1年を通して温暖な気候で暮らしやすい国といわれています。
また、一定条件を満たせば2年間の長期滞在できることも、オーストラリアの魅力でしょう。延長する方法として、「ファーム」と呼ばれる農作業や農産物加工の仕事をする方法があります。具体的には、1年目にオーストラリア政府が指定した地域で「ファーム」として88日間以上働くと、2年目のワーキングホリデービザを取得できます。
オーストラリアは日本との時差も1時間(サマータイム期間は2時間)と少なく比較的治安も良いといわれているので、女性でも安心して働けます。ただし、あまり治安が良くない地域もありますので、事前に住むエリアの情報をリサーチしておくようにしましょう。
治安が良いといわれているエリアでも、明るい大通りを歩くようにして夜の1人歩きはできるだけ避けることが大切です。もし、事件や事故にあった場合は、国内共通の緊急電話先である「000」に速やかに連絡しましょう。
そして、オーストラリアは治安面だけでなく、衛生面においても安心できる国です。たとえば、オーストラリアでは水道水をそのまま飲むことができますが、これは世界的にみても大変珍しいことです。
日本人にとってオーストラリアが働きやすい国であるもう1つの理由は、オーストラリアに親日家が多いことです。日本は経済的にも輸出入貿易相手国として常に上位に入る関係として知られています。
また、世界的に見てもオーストラリアの日本語学習者数は非常に多く、日本を良く理解してくれている国民といえるでしょう。その1例として、オーストラリアに生活している外国人向けのサービスである「無料通訳サービス」があります。たとえば、国共通の緊急連絡先である「000」の番号も、英語に自信がない人にはオペレーターに日本語の通訳が必要なことを伝えると通訳サービスを受けられます。
日本語が話せる医師が常駐する病院も多く、万が一のトラブル時にも安心して対応が受けられることもこの国の大きな魅力でしょう。
カナダの公用語は英語ですがオーストラリアやニュージーランドと違い発音がきれいで聞き取りやすいという特徴があります。モントリオールなどではフランス語もポピュラーなので、英語とフランス語を両方学びたい人にはピッタリでしょう。
また、カナダではロッキー山脈をはじめ、30以上の国立公園など多くの自然を楽しめるスポットがあります。特に、ウインタースポーツは高い人気があり、大自然の中でスキーやスノーボードなどさまざまなアクティビティを楽しむのも良いかもしれません。
多国籍な文化を持つカナダでは多くの日系企業やレストランが進出しています。日系人向けの多彩な仕事があるので海外生活が初めての人でも働きやすいでしょう。具体的な仕事としては、接客業の仕事が多い傾向にあり、ウェイターや、ウェイトレス、お土産屋、ホテルの仕事などがあります。日系人向けの求人が多いことは日本人にとって大きなメリットですが、日系人向けの仕事は相場よりも時給が低いというデメリットもあるので注意しましょう。
しっかり稼ぎたい人はできるだけ英語の使用頻度が高い仕事を選ぶことがポイントです。たとえば、ホテルの仕事なら、英語の使用頻度が少ないルームサービスなどの仕事よりも、ポーターなどのお客様と会話する機会の多い仕事のほうが基本時給は高めとなっています。また、「英語+フランス語」のバイリンガル力を活かした求人は、高時給のケースも少なくないので語学力のある人はぜひ挑戦してみると良いでしょう。
語学力に自信がないとカナダで働くのは難しい、と思う人は多いのではないでしょうか。しかし、カナダではチップを払う習慣があるため、接客業なら時給が低くてもトータルで稼ぐことが可能です。カナダのレストランでは料金の10%~20%にあたるチップを支払うのが一般的といわれており、客単価が高い接客業のほうがチップも高い傾向にあります。
ただし、ファーストフードやセルフサービスのお店ではチップはありませんので気を付けましょう。
イギリスはブリティッシュイングリッシュが好みの人や最先端の情報を吸収したい人にはおすすめの国でしょう。
イギリスは近代的な文化と伝統ある歴史が調和しており、ファッションをはじめ、アロマテラピーやガーデニングなどさまざまな流行の発信地でもあります。そのため、本場でファッションなどを学ぶためにイギリスを選ぶ人も多くいます。
フランスやブリュッセルなどヨーロッパの隣国とも距離的に近いため、ユーロスターを利用して遠出するのも良いかもしれません。
ワーホリでイギリスにて働くためには、通称YMSと呼ばれる「ユース・モビリティ・スキームビザ」が人気です。通常、ワーキングホリデーの滞在期間は1年間の国が多いですが、このビザは正規就労ビザで最長2年間の滞在・就労することができます。
また、就学期間や就労期間も制限がありませんのでぜひ取得すると良いでしょう。イギリスの仕事はロンドンのような大都市のほうが仕事の種類や数も豊富です。就労期間がないので、英語力のある人はネイティブ相手のオフィスワークやキッチンアシスタントなどの仕事に挑戦するのも良いかもしれません。
語学力に自信がない人は、一定期間語学学校に通い英語をブラッシュアップさせてから働くと良いでしょう。
イギリスで働く際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。まず、イギリスは物価が高い国として有名ですので、家賃・食費・光熱費などはあらかじめ多めに準備しておく必要があります。特に、人口の多いロンドンは世界的に見ても家賃が高い都市なので、家賃を抑えたい人は「フラットシェア(アパート)」を利用するのも1つの方法です。
その他にも、なるべく普段から外食を控え自炊をすることで節約にもつながります。格安のスーパーとして有名な「TESCO(テスコ)」や「Sainsbury’s(セインズベリー)」は、滞在中の力強い味方になってくれるはずです。
もう1つ気を付けておきたい点はイギリスの治安面です。一般的にイギリスはヨーロッパの中では治安が良い国といわれています。しかし、2017年6月にはロンドン地下鉄テロも発生していますので、ワーホリ滞在中は十分に気を付けるようにしましょう。
ヨーロッパの中でも治安がよいアイルランドは穴場の留学先といえます。アイルランドの第一公用語はゲール語ですが、日常的に使用されている言語は英語であるため、英語の語学留学先として不足はまったく感じられない国です。
都会でありながらのんびりとした風情があり、穏やかな気持ちで勉強に励むことができるアイルランドは、少し足をのばすと美しい自然もありるため、気分転換をする場所に不自由することもありません。
また、日本人の留学生が少なく、ヨーロッパ圏の留学生が多いため、日本語を使用する機会が少ないという点もアイルランド留学をするメリットです。
英語だけしか話すことができない環境の中にどっぷりと浸かって、日本語に逃げることなく、しっかりと英語を学ぶことができます。勉強の成績によっては落ち込むことがあったり、旅行とは異なり、ある程度の期間を生活して過ごしたりする留学では、現地の人たちの温かさは大きな支えとなります。
さらにアイルランドはEU加盟国ということもあり、近隣のヨーロッパ各国へ手軽に旅行することができます。RyanAirなどの格安航空会社を利用すれば航空券も片道数千円程度に抑えることができるうえ、アイルランドからロンドンまで約1時間、パリまで約2時間、バルセロナまで約2時間30分と移動時間も少ないので週末などの空いた時間を使って行くことができます。
大自然をおもいっきり満喫したい人にはニュージーランドをおすすめします。ニュージーランドは、オークランドやタウランガなどのある「北島」と、クライストチャーチやクィーンズタウンなどがある「南島」があります。
オーストラリアと同じく南半球に位置しており、日本との時差が少なく通年を通して温暖な気候が大きな特徴でしょう。また、自然豊かな環境であることもこの国の魅力です。人よりも羊の数のほうが多いともいわれており、国内に多くの自然保護地区や国立公園があります。
マリンスポーツをはじめ、ハイキングやトレッキングを楽しむ人も多いので、アウトドアが趣味の人にも向いている国かもしれません。
ニュージーランドは英語、生活文化などイギリスの影響を強く受けている国です。そのため、クイーンズ・イングリッシュに近い英語を学ぶことができるでしょう。オークランドなどの大きな都市では世界各国の生徒と一緒に学べる学校も多く、留学中にグローバルな交流を持ちたい人にも向いているでしょう。
そして、留学をする際にはできるだけ費用を抑えたい、と考える人は多いのではないでしょうか。ニュージーランドでは他国よりも留学費用が比較的安く抑えられる国として知られています。その理由は、主要英語圏であるアメリカやイギリス、オーストラリアなどよりも、ニュージーランドの方が物価が安いからです。北島・南島とで物価の差はそれほどないので1番大きな費用となる「授業料」に関してはどの都市の学校を選んでも大差はないでしょう。
ただし、「住居費」に関しては、オークランドやクライストチャーチなどの大都市のほうが若干費用はかかりますので注意が必要です。
ニュージーランドでは他国からの移民や留学生の受け入れを積極的に推進しており、ビザ申請は日本国籍の場合無料となっています。日本より時給が高い傾向があるので、自分の努力次第でしっかり稼ぐこともできるでしょう。
ニュージーランドのワーキングホリデーでの仕事は、農場スタッフである「フルーツピッキング」や、「カフェスタッフ」「日本語ツアーガイド」などが人気です。
ワーキングホリデー対象国は、ビザの条件をはじめ生活水準、文化などさまざまです。
やりたいことやその国でできること、自分の予算、働きやすさなどを考慮してワーキングホリデーの行き先を考えてみましょう。
ここではワーホリができる国の中でも特に人気の高い国をご紹介します。
南半球に位置し、主要都市が「世界で最も住みやすい都市ランキング」で、毎年上位10位内にランクインするほど住みやすい国として知られています。
ワーホリビザだけでも年間1万人以上が渡豪していることからその人気の高さが伺えます。
世界有数の自然遺産や世界遺産も多く、勉強や仕事だけではなく、観光も楽しめることも人気の理由です。
世界第2位の国土を誇るカナダは、自然と都会が絶妙に融合している多様な魅力を持つ国です。カナダの中でも最も大きな都市であるトロントは、北米でも有数の都市で世界中から人々が集います。
カナダにワーホリビザで渡航できる人数は、年間6,500人(2020年時点)ですが、例年定員数に達するほど人気です。
ニュージーランドは、人の数より羊の数が多いと言われるのどかな国です。人種のるつぼと言われ、多種多様な民族が暮らしていることから寛容な人が多く、非常に温かい国です。
年間のビザ発給数は約2,000人ほどで、協定国の中でも人気の高い国1つです。
現地で働けるワーホリとはいえ、1年間海外で生活するとなるとそれなりに費用がかかります。
ワーキングホリデーに必要な費用は、その国の物価などにも大きく左右されます。
ここからはワーキングホリデーの費用が安い国ついてご紹介します。
韓国のワーキングホリデーは、就労と就学期間が無制限であることが特徴で、自分に合ったプランを立てることができます。
また、韓国料理は日本人に馴染み深く、食生活の心配もありません。
日本から一番近いワーホリ協定国であることから渡航費を抑えることができます。さらに、コシウォンやコシテル、食事つきのハスク(下宿)など滞在方法が豊富なので予算に合わせて選ぶことが可能です。
日系サイトである「KONESTコミュニティ」や「Seoul Navi」には住居だけでなく便利な情報も掲載されています。
観光やビジネスなどが目的で多くの人が集まる台湾は、家賃や食費、交通費などが安く、ワーホリ中の生活費を抑えることができます。
また、日本と距離が近く渡航費用も抑えることができます。
市内のバスやメトロには数十円から乗れるので、観光やグルメなども存分に楽しむことができるでしょう。
オーストラリアの物価は年々上がり続けていると言われていますが、イギリス、アイルランドよりは費用を抑えることができます。
また、オーストラリアの最低賃金は世界最高水準ですので、仕事が決まれば生活費を賄うことが可能です。
英語力次第でより時給や条件の良い仕事を見つけることもできますので、現地の人に対して接客ができるくらいの英語力を身につけておくことが重要です。
1年間のワーキングホリデーには、約100万円から150万円の費用が必要といわれます。
現地で仕事ができると言っても渡航後すぐに見つかるとは限らないため、ある程度の費用は渡航前に準備しておきましょう。
ここからは「渡航前に必要な費用」「滞在中にかかる費用」に分けて必要な費用をご紹介します。
費用は国・地域によっても異なりますので、相場を知り余裕を持って準備するようにしましょう。
まずは留学前に必要となるものとその費用をご紹介します。中には無ければ渡航できないものもあるので忘れずに準備をしましょう。
パスポートは国際的な身分証明書であり、これがなければ海外に渡航することはできません。
一般旅券の有効期限は5年間または10年間と選ぶことができます。それぞれ費用が異なりますので、自身の目的や予算に合わせて取得しましょう。
ワーホリには専用のビザが必要になります。国によって申請方法や有効期限などに違いがあるので、渡航する国に合わせて取得しましょう。
ワーホリで利用できる航空券には、片道航空券、FIX航空券、OPEN航空券などがあります。
国によって大きく異なりますが、
などによって費用を抑えることが可能です。
滞在中に必要な費用として下記のようなものが挙げられます。
費用を抑えたい方は、シェアハウスを利用する、外食をなるべく控えて自炊するなどを心がけましょう。
また、滞在する国や都市などによって大きく異なりますので、滞在する国が決まったら事前に相場を確認しましょう。
現地で資金不足になってしまうことを防ぐためにも、計画的に予算を立てておくことが必要です。ここでは各国の1年間のワーキングホリデーにかかる費用相場を解説していきます。
滞在費や生活費など、現地でかかる費用の不足分は現地で働きながら稼ぐことができますが、余裕を持って費用を準備するようにしましょう。
国 | 費用の目安 |
オーストラリア | 100~130万円 |
ニュージーランド | 100~130万円 |
カナダ | 120~140万円 |
イギリス | 180~200万円 |
アイルランド | 150~180万円 |
スマ留なら料金体系がシンプルで、気軽に手間なく明確な留学費用を知ることも可能です。また、24時間365日のサポート体制、オンライン授業などのサービスや英語の基礎的な学習ができる環境などを整っており、渡航前に語学学習ができるので、現地に留学してから困りません。
国 | 4週間 | 8週間 | 12週間 | 24週間 |
オーストラリア | 255,000円 | 417,000円 | 535,000円 | 785,000円 |
ニュージーランド | 265,000円 | 472,000円 | 589,000円 | 820,000円 |
カナダ | 234,000円 | 439,000円 | 528,000円 | 820,000円 |
イギリス | 260,000円 | 505,000円 | 580,000円 | 799,300円 |
アイルランド | 205,600円 | 361,000円 | 427,000円 | 600,000円 |
ここからはワーホリで働くことができる仕事の中でも、人気な職種をご紹介します。
滞在する国や地域によって仕事の種類や見つけやすさは異なりますが、語学力やスキルがあればいろんな仕事に挑戦することができますので、根気強く探してみましょう。
ワーホリ初心者の方や語学力に自信のない方におすすめなのが「ジャパレス」と呼ばれる日本食レストランのスタッフです。
接客を行うウェイター・ウェイトレスであればある程度の英語力が必要ですが、裏方の作業を担当するキッチンハンドなどの仕事であれば英語力が無くても働くことができます。
また、ジャパレスは日本人の同僚がいることも多く、困ったときのサポートを得やすいこともおすすめな点です。
語学力が付いてきたら、現地のショップやカフェ、オフィスなどのローカルジョブがおすすめです。
現地の人と交流を深めることができることはもちろん、ジャパレスよりも高い給料であることが多いので、ジャパレスからのスキルアップの場としてぴったりです。
また、実務経験があると採用されやすいので、明確な目標があれば渡航前に経験を積んでおくのもよいでしょう。
オーペアとは、住み込みで子どものお世話や家事のサポートを行う仕事のことで、滞在費や食費が不要であることがほとんどです。
オーペアをするには専用のビザが必要な国もありますが、オーストラリア・カナダなどはワーホリビザでも働くことが可能です。
現地の家庭で過ごすことで語学力も鍛えられるので、次の仕事にも繋げやすくなります。
ファームジョブは農作物を収穫したり箱詰めしたりする仕事のことで、オーストラリアやニュージーランドでは一定以上の期間働くことで、ワーホリ期間を延長できるようになります。
ただし、ワーホリ期間を延長するためには申請時には証明書など細かな規定を満たす必要がありますので、事前に確認してからファームジョブに挑戦するようにしましょう。
行きたい国や予算が決まったら、渡航に向けての準備を進めましょう。
ここからは、ワーホリで渡航するのに必要な物や渡航までの準備を順を追ってご説明します。
まずは情報を収集することから始めましょう。ビザに関する情報や各国の渡航状況は毎年更新されるので最新のものを確認する必要があります。同時に渡航する国についてもビザの条件や自分の目的に合わせて決定し、必要になる費用を準備しておきましょう。
パスポート
パスポートはワーキングホリデービザを取得する際に必ず必要になるので、早めに用意しておきましょう。国やワーキングホリデー滞在期間によって申請に必要なパスポートの有効期限が設定されているので、既に取得している場合も有効期限を確認しておきましょう。
ビザ
ビザ申請は申請から取得までにかかる目安期間よりも少し長い期間を見積もって、早めに手続きを進めるようにするといいでしょう。国によって申請方法や必要になる書類に違いがあるので、しっかりと理解しておきましょう。また申請するにはそれぞれ設定されている条件を満たしている必要があります。自分が条件を満たしているのか必ず確認しておきましょう。
航空券・保険
航空券の購入、保険の加入も余裕を持って早めに済ませておきましょう。航空券はのちの予定変更や滞在延長の備えて片道航空券のみを用意しておくことをおすすめします。保険は現地でトラブルが起きたときのために必ず加入しておきましょう。
在留届提出
ワーキングホリデーに限らず、外国に3ヵ月以上滞在する場合は、現地の日本大使館か総領事館に「在留届」を提出することが法律で義務付けられています。在留届を提出することにより、緊急事態の際、日本大使館や総領事館が、安否確認や緊急連絡がしやすくなります。現地に到着したら必ず在留届を提出しましょう。
銀行口座開設
銀行口座を開設しないと給料の受け取りや家賃の支払い、日本からの送金をすることができません。到着してから3ヶ月を過ぎると開設に必要になる書類が増える場合があるので到着後早めに手続きをすることをおすすめします。
仕事探し
現地で働くためには仕事探しをしなくてはなりません。仕事の探し方は友人紹介やインターネットの求人サイト、掲示板などがあります。その中でも一番効率的な方法は友人紹介です。少しでも信用できる人を雇いたい雇用主からすると、紹介というだけで信用度が上がり採用される確率が高くなります。そのため、最初は語学学校に通って人脈を広げることをおすすめします。
ワーホリで渡航をするのに語学力は問われません。例えば、英語を全く話せなくてもオーストラリアにワーホリをすることは可能です。
しかし、言葉が話せれば現地の友達を作ることも容易になり、さらに滞在先や仕事も探しやすくなります。
また、語学力によって仕事の内容も変わりますので、余裕があれば渡航前にしっかり勉強しておきましょう。
ここまでワーホリのメリットや必要な準備などをご紹介してきましたが、実際にワーホリをした人のリアルな声を聞いてみたいと思う人も多いかと思います。
そこでここからは実際にワーホリでの留学を経験した人の体験談をご紹介します。
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ワーキングホリデーを決めた経緯・目的を教えてください。
10年間チアリーディングに没頭してきた私は、就職活動を始めてから、挑戦したい!と思える仕事に出会えず悩んでいました。 『とりあえず』就職をしていく周りの生き方に納得ができず、自分が挑戦したいことを考えたときにでてきたのが留学でした。
英語ができればもっと自分の興味の幅が広がって、自分の挑戦したい!と思う仕事にも出会えるのではないかと考えました。 卒業や就職の遅れへの不安もありましたが、それ以上に留学が自分にとって挑戦したい!と思える道だったので、5年生で休学をして留学へ行く道を選びました。
ワーキングホリデーの魅力は何ですか?
何よりも様々な「挑戦」する機会で溢れていることです。 1年間という決められた時間の中で、学ぶ、働く、旅するの全てに挑戦することができます。その中で出会う価値観や人々との時間は格別で、人生で何にも変えられない経験となります。働くことができるので、予算の関係で留学が難しいと考えている人にもオススメです。
オーストラリアのワーホリ経験で得られたことを教えてください。
自分の価値観や世界観を広げてくれました。 これまでの自分にとっての「普通」や「当たり前」をいい意味で壊してくれました。 また、様々な人に出会えることは何よりもの財産だと思います。留学のおかげで世界中に友達や大切な人ができました。
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ワーキングホリデーを決めた経緯・目的を教えてください。
大学の卒業旅行で初めて海外に行ったことをきっかけに、海外に対して憧れを持ち始めました。その後、新卒として就職をしましたが、このまま仕事を続けて海外に行かなかったら絶対に後悔すると思い、ワーキングホリデーを決断しました。
元々洋画や洋楽は好きだったのですが、勉強の英語が大っ嫌いで、卒業のために泣く泣く下級生に交じりながら授業を受けるくらいの語学力でした。そのため、周囲からの反対も大いにありましたが、自分の人生に責任を持てるのは自分だけだと思い、一念発起して憧れだった海外での生活に飛び込みました。
ワーキングホリデーの魅力は何ですか?
とにかく安心して英語を学びたい方にオススメです。治安も良いですし、世界中から移民を受け入れているため、文化の多様性があるフレンドリーな国です。 英語もアメリカ英語なので、日本人が今まで習っていた発音で授業が進みます。
他にも、アメリカに近いので安く簡単にアメリカ旅行ができちゃいます。
カナダ/トロントのワーホリ経験で得られたことを教えてください。
日本での常識が当たり前ではないことを知り、視野が広がりました。
また、様々な国の留学生とお互いの国について話すことで、日本のありがたみも分かりますし、改善すべき点などにも気づくことができます。
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ワーキングホリデーを決めた経緯・目的を教えてください。
幼少の頃から国際交流等で外国の方と触れ合う機会があり、漠然と海外への興味がありました。一番の刺激となったのは、中学生の頃、地元の姉妹都市交流でホームステイ先に立候補し、アメリカ人の女の子を受け入れたことです。その後大学で英語を専攻したことで、将来海外で生活してみたい、外国の方と対等にコミュニケーションが取れるようになりたい、という思いがますます募りました。部活動に専念していたため在学中の留学は叶いませんでしたが、就職後、留学費用を貯め、満を持してのワーホリ挑戦でした。
ワーキングホリデーの魅力は何ですか?
ワーキングホリデービザは、学生ビザや観光ビザに比べて渡航中の制限が少ないため、自分の好きなようにプランを組めることができます。勉強してもよし、旅行するもよし、しっかり働くもよしなので、海外での就労体験も旅行も楽しみたい人にとってはぴったりです。現地で働くことの厳しさもありますが、そこがまた魅力でもあります。
イギリスのワーホリ経験で得られたことを教えてください。
言葉や文化の違いを知ることで交流の幅が広がり、今まで見ていたものが違ったように見えるようになりました。また、外国だけでなく、日本の良さを改めて知ることができました。今はインターネットですぐに世界のニュースを調べたり、外国人と繋がることが出来ますが、やはり実際に現地に立ち暮らしてみなければ得られないことがたくさんあります。
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ワーキングホリデーを決めた経緯・目的を教えてください。
小学生の頃から英語が好きで、英会話教室に通ったり、高校の時に短期の留学プログラムに参加したりと、漠然と留学してみたいな…という気持ちはずっと持っていたのですが、費用や時間の面からなかなか行動に移せずにいました。そんな時、友人と行ったイタリア旅行で、言いたいことが思うように伝わらず「英語が話せたらもっと色々な人と会話ができるのに…」と悔しく思い、幼少期からの夢だった留学を決意しました。
ワーキングホリデーの魅力は何ですか?
英語を勉強しながら留学費用を稼ぐことができるので、最初の予算が少なくても長期の渡航に挑戦できることです。私の場合は少し特殊で、アイルランドは学生ビザだと8か月、ワーホリビザだと1年間の渡航が可能なので、「より長く留学したい!」と思ったのがワーホリを選んだきっかけでした。8か月間の語学留学に加え、現地で英語を使って働くことで、インプットとアウトプットを同時にでき、英語が身につくのも早かったように感じます。自分でお金を稼げることによって、滞在期間中の費用を気にしなくて良いので、貯金ができたら旅行して、旅行したらまた働いて…と自分の好きなペースで過ごすことができるのもワーホリの魅力だと思います。
アイルランドのワーホリ経験で得られたことを教えてください。
世界中に友人を作り、色々な価値観、ものの見方、文化に触れることができることです。全く違った環境で育ってきたクラスメイト達と話すことで、今までの自分の”当たり前”が一気に崩れ、新しい価値観に出会いました。それぞれの国の良さを知ると同時に日本の良さも再発見し、日本が改めて好きになりました。
歳が一回りも違うような異国の友人と二人で遊びに行ったり、日本にいたら絶対に経験できないようなことも沢山体験できました。そうやってできた友人は今でも大切な私の財産です。
また、日本では体験できないようなことを挑戦する機会や異国の文化に触れる機会も沢山あるので、色々なことに挑戦し、成長する機会も得ることができます。
ワーキングホリデーの国選びでは、自分の目的ややりたいことにあった国を選択することが重要です。また、予算や治安なども十分考慮することも忘れてはいけません。
ぜひ自分にあった国を選んで有意義なワーキングホリデーを過ごしましょう。
留学費用を従来の最大半額で実現したスマ留を利用すると、クオリティはそのままに費用はリーズナブルにワーホリをすることができます。プロのカウンセラーが多数在籍しており、ニーズに合わせた最適な国や期間を提案することができます。少しでもワーホリに興味がある方は、まずは無料カウンセリングを受けてみましょう。