海外留学の一つの手段として、現地で働きながら留学ができるワーキングホリデーがあります。
費用を抑えて留学をすることのできるワーホリはとても人気な留学スタイルとなっており、その中でもイギリスワーホリは人気が高く例年倍率が10倍以上にもなるといわれています。
今回はイギリスワーホリの魅力と申請条件や申請の流れなど2022年の最新ビザ情報を紹介していきます。イギリスワーホリについて興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね!
また、イギリスワーホリの概要についてはこちらの記事でまとめていますので、ワーキングホリデーでの渡航をご検討の方はぜひ合わせてご覧ください。
※2023年イギリスワーホリの概要は、2023年1月頃に発表の見込みです。
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イギリスのワーホリビザは例年倍率が10倍以上になるほどワーホリに行く国としてとても人気な国です。どうしてそんなに人気なのでしょうか?
イギリスワーホリの魅力について3つのポイントにわけて紹介しますね!
イギリスワーホリが人気な理由はなんといってもイギリスの国自体に魅力がつまっていることがあげられます。
『ハリー・ポッター』の舞台としても知られるイギリスは、ヨーロッパならではの古い建物が並ぶ美しい街並みが多く観光スポットとしても有名な国です。歴史的建造物や伝統的な文化を大切にする一方で、常に流行の最先端を行きファッション・アート・音楽などを発信しています。
他にも多国籍国家なので国際色が豊かなことや、公共交通機関が充実しているため移動が便利であることなど、イギリスという国自体が旅行・ワーホリ・留学問わず人気な理由はたくさんあります。
また、イギリスはヨーロッパの中程に位置しているため、留学中に気軽に他のヨーロッパの国に旅行に行けちゃうのも魅力の一つです。
イギリスは世界的にもトップレベルの教育環境が整っているため言語を習得するのにはとても向いています。その理由はイギリス政府が基礎学力の徹底に力をいれているためです。大学や大学院留学など長期留学の選択肢も多く、語学学校も充実しているので安心して学校を選ぶことができます。
また、イギリスの標準英語であり、もともと上流階級で使われていた「クイーンズイングリッシュ」を本場で学ぶことができるので、上品な英語を身につけることができるのも魅力です。
他国と比べてイギリスはワーホリ制度が比較的自由です。
例えば他国のワーホリの期限は1年間と決められていることが多い中、イギリスは2年間なのでより長期でワーホリすることが可能です。
また、他国のワーホリ制度は学校に通える期間も上限が定められていることが多いですが、イギリスワーホリでは滞在できる2年間の期間中はいくらでも学校に通うことができるので、働きながらたくさん勉強することもできます。
そんな魅力たっぷりのイギリスワーホリに行くためには、イギリスワーホリビザ、通称Youth Mobility Scheme (YMS) が必要になります。申請するためにはさまざまな情報を満たす必要がありますが、まず最初のステップは年に2回行われる抽選に当たること。2022年は1回目が1月17日(月)~1月19日(水)、2回目の抽選申請期間は7月25日(月)~7月27日(水)です。
ここからはイギリスワーホリビザの申請条件や申請の方法、必要書類などについて詳しく見ていきたいと思います。
イギリスワーホリは人気で倍率が高い分、とても魅力的ですので、迷っている人はぜひこの記事を参考にしてチャレンジしてみてください!
※2022年7月22日現在
まずはイギリスワーホリビザの申請条件・募集概要について分かりやすくまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。イギリス大使館の公式ページにも情報が載っているのでそちらも一緒に参考にしてみてください。
Youth Mobility Scheme 2022 (日本国籍者)イギリス大使館公式ページはこちら
イギリスワーホリビザは、下記の6つの条件を満たしていれば、ビザを申請することができます。
①日本国籍であること
②申請時の年齢が18~30歳であること
(申請時の年齢が30歳であれば31歳で入国可能)
③扶養義務のある子どもを同伴しないこと
④以前に「日英ユース・エクスチェンジ・スキーム」または「ユース・モビリティ・スキーム」にて渡英した経験がないこと
⑤自己資金が£2,530(日本円で約41万円)以上あること
⑥ビザ申請から6ヶ月以内に渡英すること
対象年齢 | 申請時18~30歳 |
定員 | 1,500名(1月に800名、7月に700名) |
ビザ期間 | 2年間有効 |
就学期間 | ビザ期間内なら制限なし |
就労期間 | ビザ期間内なら制限なし |
申請期間 | ▼第1回 日本時間2022年1月17日(月)12:00~2022年1月19日(水)12:00 ▼第2回 日本時間2022年7月25日(月)12:00~2022年7月27日(水)12:00 |
抽選結果発表日 | ▼第1回 2022年1月28日(金)までにメールで通知 ▼第2回 2022年7月29日(金)までにメールで通知 |
申請から発給までの期間 | 当選から2~3ヶ月が目安 |
費用 | £244(約40,085円) |
以上がイギリスワーホリビザの募集概要になります。
申請期間は48時間以内ととても短いので、忘れないようにしっかりチェックしておきましょう…!
イギリスワーホリビザを申請するにはさまざまな手続きをしなくてはなりません。ここからはビザ申請方法と申請に必要な書類などを紹介していきます。
まずは申請期間内に下記応募用のメールアドレスにEメールを送り申請します。
この時、送信できるメールは1通のみなので何度も送らないように注意しましょう。
▼応募用メールアドレス
japan.YMS2022@fcdo.gov.uk
申請期間
第1回 | 日本時間2022年1月17日(月)12:00~2022年1月19日(水)12:00 |
第2回 | 日本時間2022年7月25日(月)12:00~2022年7月27日(水)12:00 |
メールの件名について
メールの件名には必ずパスポートと同じ表記の申請者氏名、生年月日およびパスポート番号を明記してください。
メールの本文について
本文には以下の必要事項を記載してください。
・Name(氏名)
・Date of birth(生年月日)
・Passport number(パスポート番号)
・Home and mobile phone number(自宅電話番号、携帯電話番号)
上記Eメールでの受付期間は48時間のみなので忘れないように注意しましょう。
メールが送信されると確認の自動返信メールが来るので、そちらもしっかりチェックしましょう。
受付期間終了後、当選者宛にビザの申請案内メールが届きます。
2022年の1回目の申請は800名が抽選で選ばれ、2022年1月28日(金)までに当選の連絡と申請案内メールが届きます。
2022年の2回目の申請は700名が抽選で選ばれ、2022年7月29日(金)までに当選の連絡と申請案内メールが届きます。
申請案内メールは、申請可能通知に加えて、予約方法やビザ申請に必要な書類に関する内容が記載してあるのでしっかりチェックして準備しましょう。
当選者は、指定の期日までにオンライン申請、オンラインでの申請料金の支払いを済ませましょう。
2022年第1回の手続き期日は2022年2月28日、第2回目の手続き期日は2022年8月30日。期日までに支払いを完了しないとせっかくの当選が取り消しになってしまうので、注意してください。
オンライン申請と申請料金の支払いは、当選メールにURLが記載されているイギリス移民局のホームページにて行います。
その際、氏名や連絡先、パスワードなどを入力してアカウントを作成する必要があるので作成しましょう。アカウント作成後、オンラインにて以下の作業を行ってください。
①ビザ申請書の作成
②イギリスビザ申請センターへの来館予約
③イギリス健康保険料(NHS)の支払い (2年間で£300。日本円で約42,900円)
④ビザ申請料の支払い(£244。日本円で約40,085円)
⑤ビザ申請書と予約票の印刷
※各種料金の支払いにはクレジットカードが必要になるので用意しておきましょう。
イギリスビザ申請センターへ行き必要書類を提出しましょう。必要書類を準備し、先ほどオンラインで予約した予約日にイギリスビザ申請センターへ行き提出します。
なお、必要書類の提出はビザ申請料を支払った90日以内に行う必要があるので注意しましょう。
イギリスビザ申請センターは東京と大阪にあるので自分が行きやすいほうを予約しておきましょう。業務時間や休館日は以下の通りです。
イギリスビザ申請センターでは、指紋認証や顔写真撮影などの生体認証を行ったり、必要書類の提出を行います。必要書類の内容は以下に記載しますので参考にしてください。
必要書類 | 概要 |
パスポート | 有効期限が6ヶ月以上、2ページ以上の空白があるもの ※古いパスポートを持っている場合は、一緒に持って行く。 |
パスポートのコピー | 顔写真ページのA4カラーコピー |
資金証明書 | 本人名義の ・貯金通帳 ・英文残高証明 ・英文取引明細書(バンクステートメント) いずれかに最低£2,530以上(日本円で約36万円以上)の資金が「口座に最低28日間以上入っている」状態が維持されたことを証明。 |
メールのコピー | 抽選当選の際に届いたメールのコピー |
オンラインビザ申請書 | オンラインで作成したビザ申請書を印刷して用意。 |
以上が提出する必要書類になります。
なお、書類のサイズはA4に統一して、提出する際はホッチキスの針などは取り除いておく必要があります。揃えるものが多いので忘れずに用意しましょう。
手続きが完了すると、イギリス大使館から審査完了のメールが来るので、パスポートを受け取りに行きましょう。
パスポートを受け取る際は、イギリスビザ申請センターのスタンプが押されたパスポート顔写真ページのコピーを持っていく必要があります。代理人が受け取ることも可能です。
その場合は委任状と、代理人が受け取る場合には申請時に受け取るレシートの原本、申請者の署名がある委任状、申請者のパスポートコピー、代理人の写真付身分証明書のコピーが必要です。
ビザは日本では発行されません。一時的に、Vignette(ヴィネット)という30日間の滞在許可証を利用して入国することになります。
入国後に、イギリス国内の郵便局にてビザを受け取るかたちになります。入国後10日以内に受け取る必要がありますので、忘れずに手続きするようにしてください…!
こちらでイギリスワーホリビザの申請は完了となります。
今回はイギリスワーキングホリデーのビザ情報についてご紹介しました。
ワーキングホリデービザは国ごとに条件が異なり、年によっても内容が変更になることがあるので、実際に申請する際は必ず各国の大使館ホームページを確認してから申請してくださいね。手順をしっかり落ち着いて進めば、難しくなくワーキングホリデービザ取得できますので期日には余裕をもって準備を進めてみてください。
留学費用を従来の最大半額で実現したスマ留を利用すると、クオリティはそのままに費用はリーズナブルにワーホリをすることができます。プロのカウンセラーが多数在籍しており、イギリスの語学学校を探しているという方だけでなく、そもそもワーホリは行きたいけどどの国が自分に合っているか分からない…という方や、ワーホリ中のサポートサービスを探している方などでもそれぞれに合った国やプランをカウンセリングでご提案しています。
Q&AまとめQ&A
歴史ある文化や伝統が色濃く残るイギリスは、古い伝統も守りながらも、 常に流行の発信地としてファッション・アート・音楽・考え方や技術などを生み出し世界中に発信している国としても有名。 英語教育にも古い歴史をもち、語学学校の質や教育レベルも世界的に高いです。 英語発祥の地として、上品なクイーンズイングリッシュを学ぶことができることが魅力。 多国籍国家でもあるため国際色豊かで留学生でも住みやすい雰囲気があります。 ヨーロッパ各国へ小旅行を楽しむこともできる、ヨーロッパの魅力たっぷりの国です。