イギリスのワーホリにはいくらかかる?必要費用の目安や仕事、資格のことまで | スマ留

イギリスのワーホリにはいくらかかる?必要費用の目安や仕事、資格のことまで

イギリスのワーホリにはいくらかかる?必要費用の目安や仕事、資格のことまで

抽選制で競争率の高いイギリスのワーホリ

自身の力だけで海外留学をしようとすると、留学に伴い、航空券や授業料、生活費など多額の費用がかかります。そこで少しでも費用を抑えて留学したい人に注目されるのは「ワーキングホリデー」。現地で合法的に働くことができるワーホリは、滞在中に資金の確保ができるという観点から、人気の留学手段です。

日本からワーホリが可能な英語圏は、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アイルランドの5カ国のみ。その中でもイギリスは、他の4カ国に比べてワーホリビザの取得に必要な条件が緩く、当選倍率が10倍以上とも言われています。

教育レベルが高く、歴史的見物や文化がありながら、最先端のアートが楽しめるイギリス。不安なくワーホリ留学に挑むために必要となる費用や、節約術、注目の資格をわかりやすく紹介します。

項目 内容
募集人数 年間1,000名

(2019年1月 800名

2019年7月 200名)

年齢 18歳以上31歳未満(申請時は30歳)
パスポート 有効期限が6か月以上かつ2ページ以上の空白があるもの
滞在賃金 最低1,890ポンドを所有していることが条件
必要なもの ・日本への往復航空チケットまたは日本への航空券購入資金

・環境税 35ドル

・ビザ申請後の健康診断受診

過去のワーホリビザについて 過去にイギリスのワーキングホリデービザを取得していない人が対象
申請可能時期 例年では年2回、通常2日間の募集期間
ビザ申請方法 駐日英国大使館指定のメールアドレスにメールを送付
ビザ申請料金 244ポンド
滞在可能期間 2年間
就学可能期間 制限なし
就労可能期間 制限なし

期間別イギリスでのワーホリ生活にかかる費用

イギリスでのワーキングホリデーの場合、無条件で最長2年間の滞在が可能です。ここでは、6ヶ月と12ヶ月の期間に区切り、渡航・滞在に必要となる費用を紹介します。

6ヵ月間の場合は約130万円~250万円

多くのワーホリ取得者は滞在期間を1年から2年に設定している人が多いですが、中には3ヶ月や6ヶ月の短期希望の人もいるでしょう。また、長期で予定している人でも、現地の状況をつかめていない最初の6ヶ月と、その後の生活に変化が出てきます。

6ヶ月の短期留学としてイギリスのワーホリ生活を送る場合、帰国日をあらかじめ決めて、往復航空券を購入する方が安く済むことが多いです。費用はだいたい7万円から15万円。

宿泊費や生活費、学費も短期留学期間中は変更したり変動することは少なく、「1ヶ月のワーホリ生活に必要な費用の内訳」を参考に計算すると、6ヶ月で合計130万円から250万円の費用がかかります。

1年間の場合は約200万円~300万円

1年間の長期留学をしていると、現地の生活に慣れてきたり、知り合った人からの情報などから、節約術を学ぶことができ、出費を抑えるようになることができるでしょう。

特に節約を大きく助けるのは「フラットシェア」と呼ばれる滞在方法です。フラットシェアというのは友達と家やアパートをシェアして住むことです。1人でアパートを借りるよりも家賃を節約できるだけでなく、みんなでご飯を食べることが増えると食費の節約にもなります。

そのため、6ヶ月単位で見る費用と1年単位で見る費用は単に倍になる訳ではなく、200万円から300万円程度です。最初の6ヶ月よりも節約できる計算をしても良いかもしれません。

イギリスでのワーホリにかかる費用

まずは最大の懸念事項になるであろう、ワーキングホリデーに必要な費用について説明していきます。

費用の内訳
  • パスポートなどビザの取得・申請費用
  • 航空券
  • 居住費
  • 生活費
  • 必要に応じて学費
  • 保険料(英国健康保険料は必須。その他任意保険)

イギリスへのワーホリ出発前に用意するべき費用

上記一覧が、イギリスのワーキングホリデーで必要となる費用項目です。はじめに、渡航前に必要となる費用について詳しくみていきましょう。

ワーキングホリデービザの取得費用

イギリスのワーキングホリデービザ申請にあたり、まず申請条件を確認しておきましょう。

申請の条件は下記の5つです。

  • ビザ申請時に18歳〜30歳であること
  • 心身ともに健康であること
  • 扶養義務のある子供を同伴しないこと
  • 最低1,890ポンド(約244,000円:2019年8月現在、以下省略)の資金を有していること
  • 過去にイギリスのワーキングホリデービザを取得していないこと

ビザは抽選制で年に2回抽選が行われ、年間のビザ発給人数は1,000人と限られています。

2018年度の場合、約10,000人の公募の中から、1月に行われた1回目の抽選で800人が選ばれ、7月に行われた2回目の抽選で200人が選ばれました。

当選した人にはビザ申請可能通知が届き、オンライン申請やクレジットカード申請により、決められた期日までにビザの申請料として244ポンド(約31,000円)の支払いが必要となります。

片道または往復の航空チケット代

ワーキングホリデーに行くにあたって、渡航の行き帰りの航空券代が必要です。押さえておきたいポイントは、「片道チケット」なのか「往復チケットなのか」。大雑把に言えば、イギリスの往復航空運賃は14〜17万円。振り幅があるため、片道にすれば最低約7万円の計算になります。早く帰る予定がない場合は、片道チケットがおすすめです。

海外留学保険への加入費用

海外留学保険加入者で1番多い加入費用が、1年あたり140,000円〜200,000円。留学保健の補償範囲は、保険会社によって大きな違いはないという点を押さえておきましょう。だいたいの留学保険のベースとなる補償範囲は下記の通りです。

  • 死亡補償
  • 後遺障害補償
  • 治療費・医療搬送費
  • 家族の渡航費

さらにこれにオプションを付帯することができるのが一般的です。

保険料が高いからと行って、手厚い補償がなされているとは限りません。どのようなオプションが、どれほどの補償金額で設定されているかが加入費用の差になってることが多いので、その点を吟味して商品を選ぶと良いでしょう。

語学学校の学費

ワーホリを使って語学学校に入学する場合、学費の負担が大きな出費になります。ワーホリで留学するにあたり、語学学校や専門学校などの学校に通うことは必須事項ではありません。しかし学校に通っていれば様々な学割を利用できることもあります。

語学学校によって学費には大きく差がありますが、入学申請料などの諸経費を含んで1ヶ月にかかる費用はおよそ15万円〜25万円です。学校や、その学校がある街によって、留学中の生活スタイルやそこで知り合う人々が異なります。語学学校については、地域の情報も踏まえて下調べをしておきましょう。

イギリスの国民健康保険(NHS)加入料

2015年4月6日以降のイギリスワーホリビザ申請から、現地に6ヶ月以上滞在する外国籍者は、ビザ申請時に国民健康保険(National Health Service)の加入が必須になりました。NHSはイギリス政府が運営している保健サービスで、加入すると滞在中の診察、入院、手術などがほとんどカバーされ、医薬品は一律約7ポンド(約900円)で購入が可能です。健康保険加入料は年間200ポンド(約25,000円)、学生の場合は年間150ポンド(約19,000円)をビザ申請時に支払います。

1カ月のワーホリ生活に必要な費用の内訳

渡航前に必要な費用とは別に、もちろん現地での生活費も必要です。どのような生活水準を求めるかは人それぞれなので必要な費用が異なりますが、ここでは最低〜平均金額を紹介していきたいと思います。

食費や交際費などの生活費

ワーホリで語学学校に通う場合は、学生寮かホームステイに滞在することができます。その場合、家賃と一緒に食費が請求されることがほとんどですが、現地でできた知り合いとの交際費なども合わせて生活費としての予算を組んでおくことが大切です。

キッチンが使える物件で自炊中心の食生活をする場合は、だいたい3万円から6万円の食費がかかると想定しておきましょう。イギリスは物価が高く、外食費が高いため、日本にいる感覚で外食をしていると、かなり食費がかさんでしまうことを忘れずに。

滞在するための宿泊費

学生寮の場合は朝食と夕食付きで、10万円〜20万円。ホームステイの場合は、朝食と夕食付きで9万円〜12万円が相場です。アパートを借りる場合は、ワンルームで9万円程度かかると思っておきましょう。また、シェアハウスの滞在もおすすめ。イギリスでは「フラットシェア」と言われていますが、家によっては宿泊費を大きく削減できる可能性もあります。

学校に通うための交通費

イギリス国内の移動は、電車やバスの利用が一般的。ロンドン中心部で生活するにあたり発生する交通費の平均は、約15,000円です。割引の効くICカードや、学生割引、1週間乗り放題チケットなどもあるので、購入前には交通機関について事前確認しておきましょう。

イギリスでのワーホリ費用を節約する方法

少しでも渡航・滞在の費用を抑えたい!そんな人におすすめの節約技を紹介します。

イギリス行きの格安航空券を探す

航空券の購入方法は、旅行代理店窓口かネットで予約する方法の2通りです。ネットで予約するにも、航空会社の公式サイトで予約するのと、格安航空券検索サイトで予約するのでは金額に差があります。さらに渡航時期やどれくらい事前にチケット予約できるかによってもかなり金額に変動があります。

入学する学校やホームステイ先に報告するという観点から、航空券は渡航日が決まってすぐの購入が理想です。ただし節約の観点からすると、渡航の2、3ヶ月前のほうが良いことがあります。航空会社にもよりますが、渡航日2、3ヶ月前になるとツアー客向けの航空券販売が終了するため、その時点で埋まっていない席は最大で定価の半額まで値下がりすることがあるからです。ただし、渡航日1ヶ月前より直近になると逆に高額になってしまうことがあるので難しいところです。

語学学校の割引プランを利用する

語学学校によっては、長期滞在者向けの割引プランが用意されています。大半の語学学校は1週間単位で受講することができますが、入学申し込み時に長期的な申し込みをすると割引適用される学校が多いです。

また、期間限定で入学金が無料になったり、授業の体験期間などを設けていたりすることもあります。語学学校を選ぶ際には、割引プランを含めた価格を比較・検討してください。

Student Oyster Cardを申請する

家から学校、または職場まで交通機関を利用する場合などは、Student Oyster Cardの利用がお得です。Student Oyster Cardは14週間以上、語学学校に通う生徒は誰でも申請が可能で、ロンドンの公共交通機関が30%オフになります。条件を満たさない場合でも通常料金よりもお得になるプリペイド式ICカードなので、渡航したら忘れずにゲットしましょう。

事前に英語力をアップさせて給料の高い職業に就く

英語を話せるスキルを持っていれば、最低賃金ではなく、現地の人と同等の時給計算で収入を得ることができます。日本人が経営しているお店や日系企業も多く進出していますが、現地のファストフードやカフェでのアルバイトにあえてチャレンジするのも挑戦的でおすすめです。

アルバイト収入の目安

ただし、イギリスでは最低賃金が値段によって定められているので、若ければ若いほど日本円換算で低額時給になってしまいます。例えば、23歳で1日4時間、週5日働いた場合は、1ヶ月で約8万円の収入が見込まれます。

年齢 最低賃金(時給) 日本円(時給)
18~20歳 5.6ポンド 約820円
21~24歳 7.0ポンド 約1,040円
25歳以上 7.5ポンド 約1,100円

イギリスでのワーホリ中に取得できる人気の資格

英語力を伸ばしたい、異国で生活してみたいなど、ワーキングホリデーに参加する理由は人それぞれです。せっかくの貴重な体験。帰国した後も留学経験が活かせるよう、イギリスだからこそ取得しておきたい、日本で注目される資格や専門分野について紹介します。

香りで心を癒すアロマセラピスト

日本でアロマセラピーといえば、アロマの香りを楽しみながらできるマッサージとして、趣味や息抜きの一環として親しまれていることが多いですが、イギリスでは民間療法のひとつとして医学的に注目される技術。看護師や助産師などの医療従事者がセラピストとしての資格を取得したり、セラピストとして開業し成功を収めている人もいます。

そのため、イギリス国内にはアロマセラピストの資格を取得するための専門学校も多数。日本ではまだ、医学的にはニッチな業種なので、留学経験を生かして日本で成功するのも夢じゃないかもしれません。

華やかで優雅なフラワーアレンジメント

日本でもフラワーアレンジメントのクラスは点在していて、わざわざイギリスで?と思う人もいるかもしれません。しかしイギリスはフラワーアレンジメント発祥の地。歴史的に続くフラワーアレンジメントの学校もあり、初心者からプロまでさまざまなレベルに対応した教育プログラムが用意されています。

日本人ならではの感性と手先の器用さ、そしてイギリスの流のフラワーアレンジメントを融合させることができれば、帰国後にも活用でき、現地でそのまま職につけることもあるかもしれません。

コーヒーの専門家・バリスタ

過去に2人のバリスタ 世界チャンピオンを輩出しているイギリス。街にはコーヒーショップやカフェが無数にあり、そこでパートタイムとして働くだけでもかなり経験値が上がるはず。2016年には、イギリス留学でバリスタとして経験を積んだ日本人の井上佑子さんがバリスタの世界チャンピオンに輝きました。現在はロンドンに3店舗ある「timberyard」というコーヒーショップのヘッドバリスタとして活躍しているそう。このように、イギリス留学経験を経た先輩の功績を調べてみると、よりモチベーションが高まりますよ。

日本でも人気のヨガインストラクター

イギリスに限らず、世界各国で活躍できるヨガインストラクター。英語を使ってヨガを教えられるようになれば、その後の活躍の場も広がります。日本でもヨガを習う人はとても増えましたが、イギリスでのヨガ人口は日本よりも多いです。ヨガの種類やスクールもとても多く、カフェなどが併設されているスタジオもたくさんあります。日本とは異なるスクール環境を体感するチャンスです。

まとめ

他国のワーキングホリデーよりも縛りが少なく、最長で2年間の滞在が可能なイギリス。ビザの申請、初期費用、航空券の手配、学校や職場探しなど、ワーホリに向けての準備には時間を要しますが、現地での経験はきっとあなたの視野を広げてくれるはずです。

この記事のポイント
・イギリスワーホリビザの抽選確率は10倍以上!

・ビザ申請費、航空券、海外留学保健等合わせた、渡航前に必要な金額はざっくり600,000円程度。

・生活費、宿泊費、交通費、学費等合わせた、渡航後の滞在中にかかる金額は6ヶ月でざっくり2,000,000円程度。

・イギリスワーホリなら、将来世界で活躍できたり、帰国してから役立つ経験・資格の取得が可能。

 

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