
海外留学の一つの手段として今注目されているのが、現地で働きながら留学ができるワーキングホリデーです。
その中でもイギリスワーホリは人気が高く、例年倍率が10倍以上にもなるといわれています。また、2024年からイギリスワーキングホリデーの枠が 現在の4倍である6,000人に増枠されることもあり、今後ますます注目されるでしょう。
今回はそんな イギリスワーホリの魅力と申請条件や申請の流れなど2026年の最新ビザ情報を紹介していきます。イギリスワーホリについて興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね!
また、イギリスワーホリの概要についてはこちらの記事でまとめていますので、ワーキングホリデーでの渡航をご検討の方はぜひ合わせてご覧ください。
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イギリスでワーキングホリデーをするためには、イギリスワーホリビザ、通称Youth Mobility Scheme (YMS) が必要になります。今までは年に2回行われる抽選に当選することが必須条件でしたが、2024年1月31日の日本人枠の増枠に伴い、 抽選から従来の先着順に変更されることが発表されました。
これにより、日本人は 応募要件を満たしていれば2024年1月31日以降先着順でイギリスワーホリビザ(YMS)の申請を行うことができます。
情報は常に更新されるため、イギリス大使館のサイトをこまめにチェックしておきましょう。
イギリス大使館公式ページはこちら
ここからはイギリスワーホリビザの申請条件や申請の方法、必要書類などについて詳しく見ていきたいと思います。
イギリスワーホリは人気で倍率が高い分、とても魅力的ですので、迷っている人はぜひこの記事を参考にしてチャレンジしてみてください!
※2025年11月現在
2026年のイギリスワーホリビザの申請条件・募集概要について分かりやすくまとめました。最新の情報が気になる方はイギリス大使館の公式ページをこまめにチェックしておくと良いでしょう。
Youth Mobility Scheme(日本国籍者)イギリス大使館公式ページはこちら
イギリスワーホリビザは、下記の6つの条件を満たしていれば、ビザを申請することができます。
①日本国籍であること
②申請時の年齢が18~30歳であること
(申請時の年齢が30歳であれば31歳で入国可能)
③扶養義務のある子どもを同伴しないこと
④以前に「日英ユース・エクスチェンジ・スキーム」または「ユース・モビリティ・スキーム」にて渡英した経験がないこと
⑤自己資金が£2,530(日本円で約485,000円)以上あること
⑥ビザ申請から6ヶ月以内に渡英すること
| 対象年齢 | 申請時18~30歳 |
| 定員 | 年間6,000名 |
| ビザ期間 | 2年間有効 |
| 就学期間 | ビザ期間内なら制限なし |
| 就労期間 | ビザ期間内なら制限なし |
| 申請期間 | 先着順 |
| 申請から発給までの期間 | 申請+生体認証登録から3週間程度 |
| 費用 | ・ビザ申請料金:£319(約62,853円)
・英国国民健康保険:£1,552(年間£776×2年間)(約287,591円) ・指紋採取を大阪のビザ申請センターで行う場合:別途£76.5の支払いが必要(来館予約時)(約14,138円) |
以上がイギリスワーホリビザの募集概要になります。
イギリスワーホリについて、ビザ以外にかかるその他の費用については下記の記事でまとめているのでぜひご覧ください。
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※2024年及び2025年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく
イギリスワーホリビザを申請するにはさまざまな手続きをしなくてはなりません。ここからはビザ申請方法と申請に必要な書類などを紹介していきます。
2024年1月31日以降、日本人は抽選不要で先着順にいつでも申請可能です。以下の手順で申請を進めましょう。
①イギリス政府公式サイトからオンライン申請
公式サイト:https://www.gov.uk/youth-mobility/apply
②申請は渡英予定日の6ヶ月前から可能
例:7月15日に渡英予定の場合、1月16日から申請可能
③申請に必要な情報
・Name(氏名)
・Date of birth(生年月日)
・Passport number(パスポート番号)
・Contact information(連絡先)
具体的な申請内容と申請費用について解説します。申請費用の支払いはクレジットカード決済が可能です。
①UKVIアカウントの作成
・氏名、連絡先、パスワードなどを入力
②ビザ申請書の作成
オンラインフォームに必要事項を入力
③ビザ申請センターの予約
東京または大阪のビザ申請センターを選択
④料金の支払い
・ビザ申請料金:£319(約62,853円)
・英国国民健康保険:£1,552(年間£776×2年間)(約287,591円)
⑤申請書と予約票の保存
PDFで保存・印刷
オンラインで予約した予約日にイギリスビザ申請センターへ行き必要書類を提出します。
イギリスビザ申請センターは東京と大阪にあるので自分が行きやすいほうを予約しておきましょう。業務時間や休館日は以下の通りです。
イギリスビザ申請センターでは、指紋認証や顔写真撮影などの生体認証を行ったり、必要書類の提出を行います。必要書類の内容は以下に記載しますので参考にしてください。
| 必要書類 | 概要 |
| パスポート | 有効期限が6ヶ月以上、2ページ以上の空白があるもの ※古いパスポートを持っている場合は、一緒に持って行く。 |
| パスポートのコピー | 顔写真ページのA4カラーコピー |
| 資金証明書 | 本人名義の ・貯金通帳 ・英文残高証明 ・英文取引明細書(バンクステートメント) 重要:£2,530(約51万円)以上の資金が「申請日の31日以内に終了する連続28日間、口座に入っていた」ことを証明 |
| オンラインビザ申請書 | オンラインで作成したビザ申請書を印刷して用意。 |
以上が提出する必要書類になります。
なお、書類のサイズはA4に統一して、提出する際はホッチキスの針などは取り除いておく必要があります。揃えるものが多いので忘れずに用意しましょう。
通常、生体認証登録から3週間以内に審査結果が通知されます。また、優先サービス(有料)で審査を早めることもできます。
①承認メールを受信
②UKVIアカウントを作成してeVISAにアクセス
③渡英前に必ずeVISA登録を完了
eVISAを取得しないと、イギリスへの入国や雇用主・家主への在留資格証明ができません。必ず済ませておくようにしましょう。
入国審査時にはeVISAが自動的に確認され、必要に応じてUKVIアカウントで在留資格を提示すれば大丈夫です。
こちらでイギリスワーホリビザの申請は完了となります。
スマ留では、イギリスワーホリ希望者向けにイギリスワーホリビザの申請代行も行っています。ビザ申請は難易度も高く、重要な手続きのため不安な方はぜひスマ留にご相談ください。
ここまでイギリスワーホリビザの申請方法などを紹介してきましたが、なぜイギリスのワーホリビザは例年倍率が1o倍以上になるほどワーホリに行く国としてとても人気な国なのでしょうか?
続いては、イギリスワーホリの魅力について3つのポイントにわけて紹介しますね!
イギリスワーホリが人気な理由はなんといってもイギリスの国自体に魅力がつまっていることがあげられます。
『ハリー・ポッター』の舞台としても知られるイギリスは、ヨーロッパならではの古い建物が並ぶ美しい街並みが多く観光スポットとしても有名な国です。歴史的建造物や伝統的な文化を大切にする一方で、常に流行の最先端を行きファッション・アート・音楽などを発信しています。
他にも多国籍国家なので国際色が豊かなことや、公共交通機関が充実しているため移動が便利であることなど、イギリスという国自体が旅行・ワーホリ・留学問わず人気な理由はたくさんあります。
またイギリスといえばパブ文化も有名ですよね。パブの利用方法について下記の記事で確認することで、イギリス文化をより楽しめます。
そして、イギリスはヨーロッパの中程に位置しているため、留学中に気軽に他のヨーロッパの国に旅行に行けちゃうのも魅力の一つです。
イギリスは世界的にもトップレベルの教育環境が整っているため言語を習得するのにはとても向いています。その理由はイギリス政府が基礎学力の徹底に力をいれているためです。大学や大学院留学など長期留学の選択肢も多く、語学学校も充実しているので安心して学校を選ぶことができます。
また、イギリスの標準英語であり、もともと上流階級で使われていた「クイーンズイングリッシュ」を本場で学ぶことができるので、上品な英語を身につけることができるのも魅力です。
他国と比べてイギリスはワーホリ制度が比較的自由です。
例えば他国のワーホリの期限は1年間と決められていることが多い中、イギリスは2年間なのでより長期でワーホリすることが可能です。
また、他国のワーホリ制度は学校に通える期間も上限が定められていることが多いですが、イギリスワーホリでは滞在できる2年間の期間中はいくらでも学校に通うことができるので、働きながらたくさん勉強することもできます。
イギリス留学でおすすめな語学学校について下記のページにまとめています。語学学校選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
>>都市別!イギリス留学のおすすめ語学学校
今回はイギリスワーキングホリデーのビザ情報についてご紹介しました。
2024年には年間1,500人だったところが6,000人に増枠されました。今までよりもぐっとチャンスが広がりますね。
このように、ワーキングホリデービザは国ごとに条件が異なり、年によっても内容が変更になることがあるので、実際に申請する際は必ず各国の大使館ホームページを確認してから申請してくださいね。手順をしっかり落ち着いて進めば、難しくなくワーキングホリデービザ取得できますので期日には余裕をもって準備を進めてみてください。
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*2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく
プロのカウンセラーが多数在籍しており、イギリスの語学学校を探しているという方だけでなく、そもそもワーホリは行きたいけどどの国が自分に合っているか分からない…という方や、ワーホリ中のサポートサービスを探している方などでもそれぞれに合った国やプランをカウンセリングでご提案しています。
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