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高校生のための留学先とプラン選び完全ガイド|高校留学で失敗しないために

更新日2024.12.23

高校生のための留学先とプラン選び完全ガイド|高校留学で失敗しないために

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スマ留編集部

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「高校生のうちに留学したいけど、留学先やプランをどのように決めればいいのかわからない」という不安を持っていませんか。確かに、高校生が家族や友人と離れて違う文化・言語の国で生活するのはハードルが高いです。

しかし、留学で得られるメリットは多く、将来に影響を与えるでしょう。そこで、この記事では高校生が留学するメリット・デメリットと高校留学で失敗しないために知っておくべき留学のタイプ・おすすめの留学先をご紹介します。
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高校生が留学するメリット5選

まずは高校生が留学するメリットを5つ紹介します。

語学力の向上

まず挙げられるのが「語学力の向上」。現地で日常的に外国語を使うことで、自然な言語習得が可能です。また、教室での勉強だけでなく日常生活でも外国語を使うため、より生活に近い言語の理解やリスニング・スピーキング能力の飛躍的な向上が期待できます。

教室内での勉強に限らず、日常生活まで外国語を使うことは 日本にいたらほとんど不可能です。「その国の言語を使うしかない」という環境に身を置くことで、語学力が向上するでしょう。

異文化理解が深まる

留学先では必ず現地の学生や留学生との交流が生まれます。お互いの国の文化や習慣について話し合うことで、異文化に対する理解が深まり、多様性を受け入れる力が育まれます。他国の文化に触れることで日本の文化や習慣を見つめなおす機会にもなり、より広い視野を持つことができるようになるでしょう。

自主性・自立心が育まれる

留学中は新しい環境に適応していかなければいけないため、思い通りにいかないことや悩むことは出てくるでしょう。困難に自力で立ち向かう経験を通じて、自主性や自立心が育まれます。

また、身の回りのことを自分でやらなければいけないため、自己管理能力が身につきます。

将来性が広がる

留学で培った語学力や異文化理解は、グローバル化が進む現代社会において重宝されるスキルです。
トビタテ!留学JAPANが行った「派遣留学生の就職活動調査」では、企業の採用担当者の62.1%が「日本人の留学経験者を積極的に採用していきたい」と回答しています。

また、就職活動を経験した留学帰国生に、「留学経験が就職活動に良い影響を与えたか」調査したところ、約9割となる89.2%の学生が「良い影響を与えた」と回答。この点からも、キャリアにおいて留学経験が重宝されることがわかります。

特別な体験が得られる

異国での生活を高校生という時期に経験することは、 人生における特別な経験となります。若くして留学という大きな決断をすること自体簡単ではありません。その決断をすることがその後の人生でも役立つはずです。

高校生が留学するデメリット5選

メリットが多い高校留学ですが、デメリットもあります。解決策も一緒に紹介していきます。

言語に慣れるまでが大変

留学先の言語に慣れるまでは、授業や日常生活で苦労を強いられるでしょう。これは留学生にとって避けては通れない道です。しかし、入学したばかりの学校までの道をいつの間にか覚えたり、クラスの人の名前をいつの間にか覚えていたりするように、いつの間にか慣れるものです。

事前に必要な単語やフレーズ(特に日常生活で使う機会の多いもの)を予習しておくと困る機会を減らせるでしょう。現地では、わからなかったら積極的に質問する姿勢を大切にすると、慣れるまでの時間が短くなります。

ホームシックになる可能性がある

一人暮らし経験のある 20〜39歳の男女 1,240 名を対象に行った『「ホームシック」実態調査』では、男性は30.7%、女性は52.2%の人がホームシックを経験したことがあると回答しています。女性は2人に1人はホームシックを経験しているということになります。

また、ホームシック経験がある人の44.4%が一人暮らしを始めて1週間以内になっていると回答しており、比較的早い段階でホームシックになっている人が多いようです。留学で海外に行くとなると、普通に一人暮らしをするときよりもホームシックになりやすいかもしれません。

「どのようにホームシックを克服したか」という質問には、男女ともに約半数の人が「時間とともに解決」と回答しています。それに次いで「友人ができた」や「家族と頻繁に連絡を取った」という回答が多いです。

このことから、最初はホームシックになっても、徐々に現地での生活に慣れたりやることが増えてきたりして 自然に解消するケースが多いと考えられます。
ただ、ホームシックでつらくなってしまった時には我慢せずに家族や友人と連絡を取り合ったり、現地のアクティビティやイベントに参加して友人を作ったりすると良いでしょう。

費用が高額

海外留学となると、渡航するための航空券や学校の授業料はもちろん、現地の滞在費や生活費もあるため、費用は高くなります。ホームステイや団体留学などのプログラムを探している場合は、交換留学や学校に通わないホームステイなど、なるべく費用の掛からないプログラムを中心に探すとよいでしょう。

その他にも、滞在先や留学期間を調整して予算内に収めたり、奨学金や助成金制度を活用したりするという方法もあります。

文化や生活習慣の違いへのストレス

海外で生活する以上、日本と全く同じ生活をするということは難しいでしょう。

毎日の食事がパン中心になったり、ユニットバスの家がほとんどであったりと 小さな部分でもたくさん文化の違いがあります。そのため、その国の文化に慣れるまでは戸惑うことも多いでしょう。

これも言語と同じで誰もが通る道ですが、なるべく早く馴染めるよう出発前に現地の文化や生活スタイルについて調べておくとよいでしょう。

また、せっかく海外で生活するわけですから、「文化の違いを楽しむ」という気持ちを持っておくのもおすすめです。

安全面での不安

留学先を選ぶときに必ず気にしなければいけないのが治安です。いくら治安が良いと言われている地域でも、日本ほど治安が良くないのが現実です。特に保護者は留学先の治安が心配という方が多いでしょう。

留学先を決めるときや決めた後、その地域の安全情報を調べ、あらかじめ危険なエリアを把握しておくようにしましょう。 文字文字現地の情報サイトや外務省の「海外安全ホームページ」で調べることができます。また、現地のホストファミリーや学校の先生に聞いてみるのも良いでしょう。現地で生活している人の情報が何よりも新しく、詳細であるためです。

万が一危険な目に遭った時の対策もしっかり練っておくようにしましょう。少なくとも渡航先の日本大使館や現地のサポート機関を把握しておくと安心です。
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高校生におすすめの留学タイプ5選

ここでは、高校生におすすめの留学スタイルをそれぞれの特徴やメリットにも触れながらご紹介していきます。

語学留学

語学留学とは、語学学校に通ってその国の言語について学ぶ留学のことをいいます。まだその国の言語に触れたことがなかったり、まずは言語を身につけるところから始めたりする場合には語学留学が適しています。

語学留学のメリットは、 予算や目的に応じて就学期間や滞在方法を選ぶことができる点です。最短で1週間から通うことができる語学学校もあるため、夏休みや春休みなどの期間で留学を考えている場合にも視野に入れやすいです。
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サマースクール

サマースクールは、夏休み期間を利用して短期で海外留学を体験できるプログラムのことをいいます。通常2~4週間のプログラムが多く、団体で行われることが多いのが特徴です。

サマースクールのメリットは、前述した通り2~4週間のプログラムが多いため、夏休みの期間で行ける点です。また、プログラムのため通常の語学留学では体験できないアクティビティや授業内容が組まれており、より内容の濃い留学体験ができるかもしれません。
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ホームステイ

ホームステイとは、現地の家庭に滞在しながら生活を共にする滞在方法のことをいいます。特に高校留学では人気の選択肢です。ホームステイだと学校に通わない場合もあり、英語をしっかり勉強するということはできませんが、ホストファミリーとの生活を通じて 現地の食文化やライフスタイルを直に学ぶことができます。

ホームステイのメリットは、上述した通り現地の食文化やライフスタイルを直に体験できるという点です。旅行でホテルに滞在したり、留学で学校の学生寮に滞在したりすることもできますが、実際にその土地で暮らす人の生活に入れてもらうという経験はホームステイでしかできません。

また、現地の生活を体験するというのは、海外に行く醍醐味の一つでもあると思います。ホームステイで現地の文化を知ることによって、より広い視野を持てるようになったり、日本の文化を見つめなおしたりする機会になるでしょう。

交換留学

交換留学とは、日本の学校が提携している海外の学校に一定期間通い、 現地の学生と同じ環境で学ぶことができる留学スタイルです。最初に紹介した語学留学やサマースクールとは違い、現地の中学校や高校に通って現地の学生と同じ環境で過ごすことができる点が特徴です。

交換留学のメリットは、学費の一部または全額が免除となる場合が多く、一般的な留学よりも経済的であることです。滞在費用についても現地の学校や提携家庭が負担してくれる場合があるようです。

また、学校提携のプログラムで留学中のサポートもしっかりしているため、安心して送り出すことができるでしょう。

正規留学

正規留学とは、海外の高校に正式に入学し、 現地学生と同じように卒業資格を取得することを目的とした留学スタイルのことをいいます。正規留学のメリットは、現地高校の卒業資格を取ることができますので、そのまま海外での大学進学がしやすくなります。

また、高校に通うということは3年間ほどは海外で過ごすことになるので、短期の留学やプログラムに比べてしっかり語学力をつけることも可能でしょう。海外の高校や大学を卒業したという実績は、海外ではもちろん日本でも貴重な経験として重宝されるでしょう。

高校生におすすめの留学先5選

ここからは、高校生の留学でおすすめの渡航先を5つご紹介します。

アメリカ

アメリカの高校教育は日本とは大きく違い、個性や選択の自由に重きを置いています。例えば、必修科目のほかに選択科目でアートや音楽、スポーツ、キャリア指向の授業など、幅広い選択肢があります。

他にも、豊富な課外活動(スポーツ、演劇、ボランティアなど)を通じた体験型の学びが魅力でもあります。
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アメリカの教育制度は日本とどう違う?おすすめの留学スタイルも紹介
ここでご紹介した特徴から、アメリカは

  • 多様な文化や価値観に触れたい
  • 自主性やリーダーシップを育てたい

という方におすすめの留学先です。
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カナダ

カナダでも必修科目以外の授業の選択肢は多く、アメリカ寄りのカリキュラムとなっています。

また、カナダは多民族国家であるため、多文化的な視点で学生の個性を尊重する教育方針になっていたり、英語に加えフランス語も公用語になっていることから、バイリンガル教育にも力を入れていたりすることが特徴です。

ここでご紹介した特徴から、カナダは

  • 安全な環境で学びたい。
  • 英語ともう1つの言語(フランス語)に挑戦したい。
  • 自然も楽しみたい(スキー、キャンプなど)

という方におすすめの留学先です。
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オーストラリア

オーストラリアは穏やかな気候とフレンドリーな国民性が特徴です。また、Education Services for Overseas Students(ESOS)法という法律があり、留学生が適切な教育を受けられることを保証しているため、留学生へのサポートも手厚い国と言えるでしょう。

高校教育という観点では、大学進学だけでなく、専門資格取得に向けたカリキュラムなど、学生の多様な進路に柔軟に対応できる教育システムを備えています。

ここでご紹介した特徴から、オーストラリアは

  • 明るく開放的な環境で学びたい
  • 英語力を高めつつ、自然や動物と触れ合いたい
  • 学業とアウトドア活動を両立したい

という方におすすめの留学先です。
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イギリス

イギリスの高校教育は大きく分けて大学進学コースと職業資格コースの2つに分けられます。日本の高校では広い科目の基礎を学び大学進学や就職に備えますが、イギリスでは進路に合わせて 特定の科目について深く学ぶスタイルです。

特に大学進学で重要視されるのがA-Levelという試験資格の成績で、この資格はイギリスの大学だけでなく海外大学にも認められており、世界中で通用する資格になっています。

また、これまでご紹介してきた国と大きく違う点は「イギリス英語を学べる」という点です。

日本人が聞き慣れているのはアメリカ英語ですが、イギリス英語はアクセントや発音はもちろん日常的に使う単語も少し違う部分があるので、イギリス英語にこだわりがある方はイギリスに留学することをおすすめします。

ここでご紹介した特徴から、イギリスは

  • 伝統的な教育スタイルを体験したい
  • 芸術や文化に興味がある
  • イギリス英語を学びたい

という方におすすめの留学先です。
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フィリピン

フィリピンではタガログ語という国語が主に使われていますが、実は公用語として英語が使われている国なのです。そのため、学校教育でも英語教育に力を入れている傾向にあります。

フィリピンに留学するメリットは、語学学校でマンツーマンレッスンを受けられることです。語学留学に限定されてしまいますが、他国の語学学校が集団型の授業形態であるのに対し、フィリピンでは1対1のマンツーマンレッスンを主としています。

そのため自分の英語レベルに合わせて学習していくことができ、短期間でも英語力を向上させることができるでしょう。また日本から飛行機で4~5時間と比較的近く、時差も1時間しかないため家族や友人との連絡も取りやすいといえます。

ここでご紹介した特徴から、フィリピンは

  • 費用を抑えつつ、英語力を集中的に伸ばしたい。
  • 短期(1〜3ヶ月)の語学留学を希望する。
  • アジア文化を体験しながら、国際的な視野を広げたい。
  • という方におすすめの留学先です。
    フィリピン留学について詳しく見る

    まとめ

    この記事では、高校生で留学することのメリット・デメリットとおすすめの留学スタイル・留学先について解説してきました。

    高校生で留学することは、もちろん不安がつきまといますが その年代でしか得られない経験や思い出もたくさんあります。

    また、グローバル化が進むにつれて日本でも外国語話者や海外経験者を重宝されるようになってきており、今後もその傾向は続くでしょう。

    スマ留では、高校生を対象とした短期~長期の語学留学や夏休み・春休み期間の留学プログラム
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