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オーストラリア留学をする前に!病気になった時の対処法や医療費を知っておこう!

更新日2021.05.31

オーストラリア留学をする前に!病気になった時の対処法や医療費を知っておこう!

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スマ留編集部

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オーストラリア留学中に病気になってしまったらどうしたらいいのでしょう。「英語で病状を正しく伝えられるか不安だ」「どこの病院にかかればいいのだろう」病気の時は嫌な考えが次々浮かんでしまうものです。

日本からオーストラリアという、北半球から南半球への移動となります。環境の変化が大きいですから、体調を崩すかもしれません。ここでは、幅広く存在するサービスたちを紹介していきます。

1.日本とは違う病気になったときには

オーストラリア留学中に病気になってしまったら、どうしたらいいのでしょうか。日本ですと、目が痛いから眼科へ、鼻が痛いから耳鼻科へ、皮膚が痛いから皮膚科へ、などそれぞれの専門医に診察してもらいます。しかし、オーストラリアでは違います。

オーストラリアではGPと呼ばれる一般開業医のもとへと行きます。GPでは広範囲な分野、風邪や湿疹にアトピー、鼻炎に中耳炎、胃炎に喘息、高血圧や骨折などの診察を受けることが可能です。GPは予約制のところもあれば、当日に順番を待つシステムが用意されているところもあります。病気になってから探すのではなく、滞在地周辺のGPは事前に調べておきましょう。

またGPは前もって登録などをする必要はありませんし、セカンドオピニオンとして医師を変えるのも自由です。オーストラリアではホームドクターとしてひいきのGPがいる方が多く、ホームステイなどをしている方ならば、ホームステイ先の家族にGPをすすめてもらうのも手になります。

GPにかかる費用の目安は、20分以内の診療で70ドル前後となります。日本人向けのGPでは割引をしているところもあり、費用はかわるのでその都度GPへと問い合わせをしてください。

日本とは違う病気になったときには

2.急に専門医は訪れることができない?

血液検査やX線、超音波検査などの結果から、一般開業医であるGPよりも専門的な治療が必要だと判明した場合に、初めて専門医へと紹介状を書いていただけます。しかし検査結果が出るまでにも時間がかかるため紹介状まで1週間かかる場合もあるのです。だからといって最初から専門医のところにいっても、紹介状がない場合は診察してもらえませんので、まずはGPに診察をお願いしましょう。

GPの診察を受け、紹介状を介することで専門医へと、診察の予約を行うことができます。緊急を要する容体以外では、翌日などに予約が取れることは滅多になく、2~3週間先になることが多いようです。

専門医の治療が終わり、容体が安定している場合には、再びGPにかかり診療を続けることがほとんどとなります。薬は日本と同じく処方せんなどを受け取り、薬局に行って買うことになります。

せっかくのオーストラリア留学を、病気でつぶされたくありません。すぐに治すために専門医にかかろうとしても、オーストラリアでは遠回りとなってしまいます。まずはGPに診察を受けましょう。

3.オーストラリアでの医療費は?

オーストラリアに学生ビザで滞在する学生は、OSHCと呼ばれる海外学生健康保険に加入することが義務づけられています。オーストラリア留学中の病気やケガなどの治療費、救急車の費用などをカバーしてもらえる便利なものとなります。学生ビザと留学コースの期間に差があった場合には、学生ビザの期間分加入する必要があります。

またオーストラリアにはMBSという医療費がありますが、その基準額を超えていない範囲について病院以外の場所では85%が最低カバーされます。病院での治療費は100%カバーされます。MBSを超えている範囲は本人負担になるようです。

救急車の費用もカバーしてくれるOSHCですが、すべての医療費をカバーするわけではありません。歯科治療やコンタクトレンズやメガネなどは対象外となっております。またオーストラリアに留学する前からの持病の場合にはOSHCではカバーされません。

オーストラリア留学中に病気にかかっても安心できるようにOSHCについて理解を深めておきましょう。

オーストラリアでの医療費は?

4.日本語で対応は可能なの?

オーストラリア留学後すぐ病気になってしまい、英語に自信がない場合や、病状を表現する言葉がわからないときには日本語で医療を受ける選択肢もあります。

シドニーなどの主要都市には日本語通訳ができる看護師やスタッフのサポートや診療を行ってもらえる病院があり、英語では病気をうまく説明できない場合でも医師に伝えることができます。

日本の保険会社の提携クリニックであれば、キャッシュレスサービスを利用することも可能です。キャッシュレスサービスとは、保険証を見せるだけで、保険会社から診察料金を支払う仕組みです。保険請求の手続きを省きつつ治療を受けられるとなると、とくに海外では頼もしいですよね。しかし、専門医や手術の場合にはキャッシュレスサービスを利用することは難しく、一時的に治療費用を払い、後から保険会社へと請求する必要があります。

キャッシュレスサービスを利用した際には、診療費がいくら請求されたかの確認をしておきましょう。また翻訳費用も請求されることがあり、高額となってしまった場合には保険の更新を保険会社から断られてしまうことになります。保険会社と随時相談しましょう。

5.まとめ

オーストラリア留学で病気になっても学生は加入が義務づけられているOSHCのおかげで、あまり費用はかかりません。日本と違い救急車を呼ぶのに費用がかかりますが、それもOSHCのカバー範囲内なので安心できます。

日本語で治療を受けやすい主要都市ならば、比較的安心できます。病状もきちんと伝えることができたら、適切な治療へと至ることができるでしょう。

専門医にすぐかかれないのは日本と違いとまどいますが、一般開業医であるGPの診断から、自分の病気を勘違いしていたのがわかるかもしれません。

オーストラリアでは専門的な検査まで時間がかかってしまいますので、生活リズムを整えて、オーストラリアへの留学中に病気にならないように日々の健康を維持していきましょう。

オーストラリア留学ついて

オーストラリア留学は、海外渡航経験の少ない方にも自信を持っておすすめできます。 気さくでフレンドリーな人柄が魅力のオーストラリアは、多文化・多民族国家であるゆえ、外から来た人も馴染みやすく、何度も訪れたくなる心地よさがあります。 他の国に比べて留学生に対する制度が充実していて、国を挙げて手厚くサポートする体制が出来上がっているため、不安が多い海外生活も安心して送ることができるでしょう。 期間や渡航スタイルの選択肢が広く、短期留学やワーキングホリデーなど自分に合った形を選ぶことができるのもオーストラリア留学の大きなメリットです。

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