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アメリカで看護師になることは厳しい?留学して英語力を身に着けよう!

更新日2021.04.07

アメリカで看護師になることは厳しい?留学して英語力を身に着けよう!

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スマ留編集部

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日本で看護師として働いていて、アメリカでの就業を考えたことがあるでしょうか。日本とアメリカの看護師は、大きく異なります。もしアメリカで看護師として働くことができれば、日本とは違う職場環境で心機一転して働けるかもしれませんね。

アメリカで看護師として働くのはとても難しいですが、努力次第では可能です。ここでは、どのようなプロセスを踏むとアメリカで看護師として働くことができるのかご紹介します。

 

給料や立場など、アメリカと日本の看護師はどう違う?

アメリカの看護師と日本の看護師の大きな違いは、専門的に患者を診ることができるかどうかという点です。アメリカの看護師は、自身の判断で処置や検査をおこなうことができます。日本の場合だと、看護師は処置や検査をする前に医師からの指示がなければ基本的に処置や検査をおこなうことはできません。

また、給料事情も大きく異なります。日本の看護師の平均給料は約500万円前後に対して、アメリカの看護師の平均給料は900万円前後といわれています。

アメリカの看護師は日本よりも専門性が高く、要求される知識や技量も高いです。また、医師と同じ処置や検査を自身の裁量でおこなう関係上、より責任も重くなるためそれに見合った給料が支給されています。

 

アメリカで看護師になる方法①:日本の看護師免許がある場合

アメリカで看護師になる方法①:日本の看護師免許がある場合
日本の看護師免許を持っていても、それだけではアメリカで看護師として働くことはできません。

アメリカで看護師として働くには最初に、CGFNSという試験に合格する必要があります。これは看護師に必要な専門的な知識と英語力の両方が必要になる試験です。

CGFNSに合格することによって、NCLEX-RNという試験を受けることができます。NCLEX-RNはアメリカで正看護師になるための試験で、これに合格しないとアメリカで看護師として働くことができません。

NCLEX-RNを受験するにはCGFNSに合格しているだけでなく、TOEICかTOEFL iBTで一定以上のスコアを取得して英語力を証明する必要があります。

 

アメリカで看護師になる方法②:日本の看護師免許がない場合

日本の看護師免許がない状態で、アメリカで看護師になる場合は2通りの方法があります。日本で看護師免許を取得するか、アメリカの大学で看護師課程を修了させる方法です。その後、CGFNSやNCLEXを取得するという流れになります。

アメリカの大学に留学して看護師課程を修了させるとなると、日本で看護師免許を取るのよりも費用がかかります。そのため試験対策や語学学習をするとともに、費用の準備も並行しておこなう必要があります。

いずれの場合にせよ、アメリカで看護師になるのは大変険しい道です。途中で看護師への道をあきらめることにならないように、しっかりとした計画を立てましょう。

 

語学力は必須!現地で看護師になるために必要な英語力

アメリカで看護師になるためには、高い英語力が必要になります。NCLEXを受ける際に必要な英語力の目安は、TOEIC725点/TOEFL iBT 76点以上のスコアです。

しかし、これはあくまでも試験に合格できる英語の目安であって、実際に看護師として働くのであればより高い英語力を求められます。現地で看護師として働く場合、日常的な英語はもちろんのこと専門的用語などもすべて英語でやり取りしなければなりません。

英語力が足りないと感じる場合は、語学留学をするのも1つの手です。語学留学をすれば、現地でつかえる英語力を効率よく身につけやすいです。実際に働きだしてから困らないように、前もって英語の学習をしっかりおこなっておくことをおすすめします。

 

海外で経験を積むなら「看護ボランティア」という手段も!

海外で看護経験を積んでみたいという場合は、看護ボランティアという手段があります。看護ボランティアとは、実際に海外にいってさまざまな活動を経験できるものです。例としてあげると、手術活動や術後管理といった業務に参加できます。

語学力やキャリアに関係なく参加できるボランティアもあるため、海外で看護師として活動するのはどんなものかと気になる方は検討してみてはいかがでしょうか。海外での看護経験は、アメリカで看護師になる際に役立つかもしれませんね。

まとめ

アメリカの看護師と日本の看護師は大きく異なります。日本の看護師は医師の指示なく診察や検査はできません。しかし、アメリカの看護師は医師と同等の権限があるため、医師の指示がなくても自分の判断で業務をおこなうことができます。

アメリカで看護師として働くには、日本の看護師免許を持っているかいないかで実際に看護師になるまでの流れが異なってきます。しかし、どちらの場合でも大変厳しい道のりといえます。

アメリカで看護師を目指す場合は医療の知識はもちろんのこと、英語力も並行して学習する必要があります。英語力に自信がない場合は、看護師を目指す前に語学留学をするのも1つの手です。

海外で看護師の経験をしてみたいという場合は、看護ボランティアをおすすめします。看護ボランティアの経験は、アメリカで看護師になる際の助けになってくれるかもしれません。

Q&AまとめQ&A

Qアメリカと日本の看護師の違いは何ですか?
大きな違いは、専門的に患者を診ることができるかどうかという点です。アメリカの看護師は、自身の判断で処置や検査を行うことができます。日本の場合だと、看護師は処置や検査をする前に医師からの指示がなければ基本的に処置や検査を行うことはできません。
Qアメリカで看護師になる方法はありますか?
看護師に必要な専門的な知識と英語力の両方が必要になる試験「CGFNS」が必要です。合格すると、「NCLEX-RN」という試験を受けることができます。NCLEX-RNはアメリカで正看護師になるための試験で、これに合格しないとアメリカで看護師として働くことができません。
Q日本の看護師免許が無くても働くことはできますか?
日本で看護師免許を取得するか、アメリカの大学で看護師課程を修了し、その後、CGFNSやNCLEXを取得する方法があります。しかし、アメリカの大学に留学して看護師課程を修了させるとなると、日本で看護師免許を取るのよりも費用がかかりますので注意が必要です。
Qどれくらいの英語力が必要ですか?
NCLEXを受ける際に必要な英語力の目安は、TOEIC725点/TOEFL iBT 76点以上のスコアです。しかし、実際に看護師として働くのであればより高い英語力を求められます。日常的な英語はもちろんのこと、専門的用語などもすべて英語でやり取りすることが求められます。
アメリカ留学ついて

日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。

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