「何もなくて豊かな島」として有名なフィリピン離島、カオハガン島。人口わずか650人前後のとても静かでのどかな島です。カオハガン島はセブ島人気アクティビティである アイランドホッピングの行き先としても人気です。
この記事では、カオハガン島の詳細や行き方、宿泊施設やアクティビティを含めた宿泊ツアーの内容についてご紹介します。
また、合わせて「シュノーケリング、ロッジ、食事、ツアー料金、申込み方法、体験できるアクティビティ、ボランティア」の情報も掲載しています。
CONTENTS
カオハガン島の全体。左上がビーチエリア、左下が宿泊エリア、右上が居住区となっている。
https://maps.app.goo.gl/QSsRQUNLkytBzhqA8
カオハガン島の場所はこちら。マクタン島のビーチエリアから船で30〜40分の距離にあります。周りにはヒルトゥガン島やナルスアン島など、アイランドホッピングで行く有名な島がいくつもあります。
カオハガン島もアイランドホッピングでよく行く島の一つです。しかし、アイランドホッピングで数時間立ち寄るだけではなく、ここには宿泊施設もあり泊まることもできます。
カオハガン島は有人の島です。2020年3月現在では島民は約650名ほどいると言われています。島の広さは5万平米、約東京ドーム一個分の広さです。
島には住民が暮らす居住区、私たち観光客が宿泊できるカオハガンハウスエリア、アイランドホッピングで利用できるビーチエリアと分かれています。
アイランドホッピングでは居住区・宿泊エリアの立ち入りは禁止されており、ビーチエリアのみとなっています。
(真ん中が島のオーナーの崎山克彦氏)
島のオーナーはなんと日本人!1991年に日本人の崎山克彦氏がカオハガン島を購入。それ以来、前から島に住んでいる島民と共に30年以上暮らしているとのことです。
崎山オーナーは出版社の講談社に勤めていて、世界各国を周ったり本を出版したりしていました。カオハガン島の書籍も出ています。
もともと海や自然が好きだった崎山オーナーがカオハガン島に初めて降り立ち、そこでこの島が売りに出されていることを知り即決で購入したとのこと。
学校がなかった島に学校を作り、収入源がなかった島でキルトを作り販売できるようにし、カオハガン島の発展に尽力を尽くしています。しかし、経済成長よりも自然と共にある島民の暮らしを守り、雨水を溜めてそれを利用し、日中は電気を使わない生活を現在でもしています。
手付かずのような美しい自然、島民たちの幸せな暮らしをカオハガン島では感じ取ることができます。
説明した通り、アイランドホッピングで参加するカオハガン島はビーチエリアのみの利用です。泊まったり、居住区エリアに立ち入ったり、島の暮らし・生活を垣間見るためには日帰りor宿泊ツアーorスタディツアー(ボランティア)に参加する必要があります。
ビーチだけでも綺麗ですし満足できますが、日帰りで気軽に行けるツアーもあるので是非参加してみてください。
実際に筆者が1泊2日のカオハガン島ツアーに参加してきたので、その内容をご紹介したいと思います。
今回は日帰りではなく、1泊2日4食付きのツアーに参加してきました。宿泊施設はマスタールームです。ツアーの流れや内容、体験したアクティビティや感想を交えて紹介します。
■9時、マリゴンドンポート集合からカオハガン島へ
送迎を頼んでいない場合は直接マリゴンドンポートに集合です。港に着くとすぐにわかるのか、スタッフが声をかけてきてくれました。
https://maps.app.goo.gl/QjB1AJC81r4cgKPt9
港の地図はこちら。プランテーションベイ、パシフィックセブリゾート近くです。タクシーにはマリゴンドンポートで通じます。
時間的に潮が引いていたので小舟に乗って船まで移動します。この船でカオハガン島に行くわけではありませんので、ご安心してください(苦笑)。
港からカオハガン島までは30〜40分ほど。カオハガン島が見えてきました。
潮の満ち引きの関係でまたも小舟に乗り換えです。この小舟でカオハガン島へ!
カオハガン島到着です!
■9時半、カオハガン島到着、村案内
カオハガン島に到着したら、まずは拠点となる母屋へ移動します。こちらの建物が母屋です。
こちらがカオハガン島の手作りマップです。
母屋にはスタッフルーム、今回宿泊したマスタールーム、日本人スタッフの部屋、お土産販売、そして真ん中のテーブルで毎食ご飯を食べます。
ウォーターボトルが備えつけられており、自由に飲むことができました。
母屋の目の前は海!夜になればここで満点の星空も眺められます。
まず最初に必要事項に記入。
その後、スタッフによる島の注意事項・案内があります。 皆さん日本語がお上手!
説明が終わると実際に島を歩きながら、島の紹介をしてくれます。
まずはカオハガンキルトハウスの見学。日本を中心に、世界各国で販売しているそうです。
この建物がカオハガンキルトハウスです。
作っている途中のキルトを広げて見せてくれます。一つ一つ丹精に作られています。
皆さん自分のペースでのんびりとした時間の中、キルトを制作していました。
こちらは島にある教会です。月に一回、オランゴ島の神父さんが来てミサをするそうです。
島にある闘鶏場。
島を歩いているとやけに鶏が多く、卵のために飼育しているのかと思っていましたが、ほぼ全て闘鶏用の鶏だそうです!すごい!!そう言われるとどこか顔立ちがしっかりしているような・・・(笑)
こちらはクラフトハウスです。
販売もしています。お皿やコップ、置物など様々です。
こちらの建物は島唯一の図書館。
中にはたくさんの本が並べられていました。
居住区エリアも案内してもらいました。サリサリストア(ミニコンビニ)もありますね。
お菓子や飲み物以外にも、新鮮な野菜まで!
住民の皆さんはとっても気さく。日本人オーナーの島だけあって、日本人が歩いていると皆、オーナーの友達と思って明るく接してくれるんだとか。
こちらは小学校です。もともと島には学校はなく、教育を受ける子供もほとんどいなかったカオハガン島。崎山オーナーになってから学校を作り、大学を出ている島民もいるそうです。
ちょうど休憩時間のようで、子供たちは掃除をしたり遊んだりしていました。
子供たちの笑顔が素敵!
次にビーチエリアにやってきました。ここはアイランドホッピングでも行けるエリアです。
アクセサリーや置物、ウクレレなどのお土産のほか、採りたての新鮮な海鮮物まで。特にシャコ貝は美味しくておすすめです。
カオハガン島のビーチエリアは遠浅なので、シュノーケルではなく砂浜で遊んだり、海鮮を食べたりハンモックでのんびりする向けのビーチです。
真っ白い砂浜と青い海と空がとっても綺麗!
エントランスフィー(入島料)は大人200ペソ、子供100ペソです。ツアーの場合は含まれています。
海鮮を食べたりのんびりするテーブルもたくさんあります。
ハンモックも!屋根があるので日焼けする心配もありません。
カオハガン島は周りを珊瑚で囲まれているため、波がでないようになっているそうです。台風でもほとんど波が来ないとか!すごい!波や流れがないので小さいお子さんでも安心です。
■11時、海洋保護区シュノーケリング
村案内が終わると、海洋保護区シュノーケルに出発です。船で5分ほど移動します。
見てくださいこのエメラルドグリーンの海!カオハガン島周りの透き通ったビーチとはまた違った色ですね。海洋保護区というのも納得の透明度です。
マスクとシュノーケルを付けていざ海の中へ。フィンは珊瑚保護のため禁止しているそうです。日焼け止めも環境保護用の日焼け止めを貸してくれるのでそれを使いましょう。
30分ほどシュノーケルを堪能!
ここまで綺麗な海はなかなかありません!天気も良かったのでキラキラ輝いていました。ここの保護区は日本の海洋系大学教授も足繁く通うほどの場所なんだとか。
美しい珊瑚やカラフルな魚でとっても癒されました。
■12時に昼食
シュノーケルが終わるとちょうどお昼時です。ご飯は母屋のテーブルで、基本的にツアー参加者全員+日本人スタッフ全員一緒にご飯を食べます。
ランチョンマットやコースターがとっても可愛いですね。
ご飯時には毎回選べるドリンクが付きます(無料・有料あり)。そして毎回デザートも!
■13時〜、フリータイム
お昼ご飯を食べ終えたらフリータイムです。日帰りの人は16時の船の出港まで、泊まりの場合は夜ご飯の18時半までフリータイムとなっています。
時期的に他のお客さんが少なかったため、1人で自撮りをして遊んでました(笑)ちょくちょく人懐っこい犬に邪魔をされます。
遠浅&青い海と空で写真映えもバッチリ!
その後はハンモックに揺られてのんびり。おだやかな島時間が流れていました。泊まりだったので時間を気にせずのんびりできるのもいいですね!
カオハガンカフェ「ヒーナイ・ヒーナイ」
営業時間:14時〜18時
ドリンク:ジンジャーエル・カラマンシー・マンゴージュース・ニーム茶・ホットショコラーテ・サンミゲル・ラムコーク等
お菓子:パンケーキ、ドロップバナナドーナッツ、モリンガドーナッツ、チョコバナナ春巻き
ビーチエリアには島カフェ「ヒーナイ・ヒーナイ」があります。14時から営業しており、アイランドホッピング時でも利用できます。ちなみにヒーナイはビザヤ語でゆっくりという意味だそうです。
海側に向かってカウンター席が並んでいるので眺めが抜群です!
珊瑚のテーブルも。
抜群の眺めです!
おすすめのホットショコラーテとラム&カラマンシーです。
こちらはドロップバナナトーナッツ。熱々でボリューム満点!とっても美味しかったです。
オーナーとのんびりお茶タイムでした。
カオハガン島の夕暮れ
ビーチエリアでは夕暮れを眺めることができます。16時にアイランドホッピングもお客さんが帰るので、16時以降は島民だけとなりのんびりとした時間が遠ずれます。
18時を過ぎるとだんだんと日が落ちてきました。誰もいないビーチ&夕暮れは最高です!
カオハガン島の夕暮れは泊まりでなければ見られないので、是非泊まりで訪れてみてくださいね。
■18時半、夕飯
夕暮れを見終わったらちょうど夕飯時です。
夕飯もボリューム満点!しかもどれも美味しく満足です。
■19時、フリータイム&就寝
夜ご飯後から就寝までフリータイムです。日も完全に落ちているので、星空を眺める人がほとんどです。母屋の前にあるこの椅子で眺める星空が私的にはおすすめです!
スマホの写真でもしっかりと星空を収めることができました。セブ市内では見れない本当に綺麗な星空でした。ロッジ宿泊の人はロッジで寝っ転がりながら眺めることもできます。
■8時、朝食
2日目です。朝食は朝8時から母屋で皆さんと一緒に食べます。
■9時、フリータイム(磯歩き)
ご飯後はアクティビティに参加してきました。ツアーに来た人ほとんどが参加する磯歩きです。磯歩きは潮の満ち引きの関係で時間はずれますが、ご飯後でも潮が引いていたので9時頃に参加しました。
島民がガイドとなって磯にいる生物を観察したり、食べられる生物を取ったりします。写真はちょうど「サルポ」と呼ばれる生物を取っているところです。サルポは茎の下に隠れているそうです。
このピンク色の細長いのがサルポ。見た目はちょっとグロいです(笑)
磯歩きが終わると島民の人が調理してくれます。あざやかな手つきで取ったサルポを次々と捌いていきます。
サルポとナマコ、緑色のは海藻です。これに特製ピリ辛タレをつけていただきます!おつまみといった感覚で、お酒がほしくなるお味ですね。取れたてなので新鮮でコリコリしていて、タレがとても美味しく大満足です。
■12時、昼食
12時にお昼ご飯。島でみんなで食べる食事もこれで最後です。
■13時、フリータイム(ココナッツオイル作り・マッサージ)
13時から帰の16時までフリータイムです。この時間でココナッツオイル作りとマッサージを体験してきました。まずはココナッツ作りです。
ココナッツの身を割って中身を取り出すところから始まります。先端に歯がついた道具にこすり合わせてひたすら身を削り出します。これが結構重労働!
身を取り出したら水と混ぜて絞ります。そして絞った部分を鍋で火にかけて温めます。約30分ほどひたすらくるくるかき混ぜました。これもかなり重労働です(笑)
ココナッツ作りって大変なんですね・・・。
これが全てオイルになるのかと思っていたのですが、30分経つと急に沸騰して透明になり、オイルになる部分だけ抽出されます。それがかなり少ない!
これだけ頑張っても少ししかオイルが作れないのを知ってびっくりです。
最後にココナッツオイル作りの最中に出たコゲ?の部分をいただきます。これまた香ばしくサクサクしていてスナック感覚でした。
最後にマッサージです。場所は母屋の前。
マッサージは基本的に着衣のまま行われます。ボディマッサージや肩・頭メインのマッサージ、フットマッサージなど様々です。
金額も200ペソから1,000ペソまで、手軽に受けられる20分からたっぷり時間をかけて行う90分までありました。帰りの船の時間調整としてマッサージを受けるのも良さそうです。
こんな感じで青空と自然の元、受けるマッサージは本当に癒されますし幸せです!
*体験できるアクティビティについては項目6で一覧にしてご紹介します。
■16時、マクタン島に向けて出発
16時前にすべてのお会計を終え、マクタン島に向けて出発です。のんびりとした1泊の島滞在、本当に素敵でした!
マリゴンドンポートに着いて、送迎を頼んでいる人は送迎車へ。そうでない人はそれぞれ帰宅します。 ポートには基本的にタクシーは待機していません。Grabアプリはタイミングがよければ呼べそうですが、基本的にはトライシクルで移動することになります。
こちらがトライシクルと呼ばれる乗り物。バイクの横にカゴがついた乗り物です。これでタクシー乗り場がある「ガイサノグランドモール」まで行き、そこからタクシーに乗り換えといった流れです。
トライシクルは走れる道路が決まっているので、このままセブ市内へ行くことはできません。マクタン内であれば行ける場所もあります。
ポートからガイサノグランドモールまで1人10ペソ(乗合)で行けます。
カオハガン島には3種類の部屋タイプがあります。
マスタールーム1部屋、コテージルーム1部屋、ロッジ5部屋の合計7室です。
料金詳細は泊まりのみで利用する場合のみです。宿泊ツアーで参加する場合は宿泊費・食事代を含んでいます。
伝統的なビヤサ地方の建築様式で建てられたコテージルームです。部屋には広めのバルコニーのほかに、専用のトイレ・シャワーもついています。家族連れや大人数での宿泊向きです。
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コテージ料金詳細
宿泊料金:
1名1室利用3,700ペソ
2名1室利用3,500ペソ
子供(3才~12才)3,000ペソ
食事代:朝食/お1人様350ペソ
昼食・夕食/お1人様450ペソ
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中心となる母屋の一角にある部屋です。母屋にあるので何をするにも便利です。こちらも専用のトイレ・シャワー付きです。
部屋はとても広くゆったりとした作りになっています。
テーブルや鏡も完備。
トイレ・シャワールームです。
母屋の一角にあり、スタッフルームや食事場所と同じなのでとても便利です。母屋にはチェアーやソファーがあり、のんびりくつろぐこともできます。
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マスタールーム料金詳細
宿泊料金:
1名1室利用3,700ペソ
2名1室利用3,500ペソ
子供(3才~12才)3,000ペソ
食事代:朝食/お1人様350ペソ
昼食・夕食/お1人様450ペソ
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高床式で、自然の素材のみで作られた暖かみのあるロッジです。海側に建てられているので眺めも抜群。トイレ・シャワーは共同、電気も引いていないので、夜はランプの灯で過ごします。
ロッジの入り口。
海側に建てられており、高床式で可愛らしいロッジです!
ロッジの目の前は海!ここで座りながらぼーっとすると最高です!
ロッジの窓は開けることができます。
部屋の中からでも外の景色を眺めることができます。なんて贅沢!
ロッジ宿泊の場合は、トイレ・シャワーは共同です。近くにあるこちらの建物がトイレ・シャワーとなっています。男女別になっており、しかも綺麗!
鍵がついているので、宿泊者以外は利用できないようになっていて安心。
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ロッジの料金詳細
宿泊料金:
1名1室利用2,300ペソ
2名1室利用2,100ペソ
子供(3才~12才)1,600ペソ
食事代:
朝食/お1人様350ペソ
昼食・夕食/お1人様450ペソ
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送迎の料金
ツアーではなく個別で行く場合の送迎料金
空港〜カオハガン島
1名片道3,000ペソ
2名以上片道1,800ペソ(1人)
マリゴンドン〜カオハガン島
1名片道1,800ペソ
2名以上片道1,200ペソ(1人)
*3歳未満無料
*22:00〜7:00ピックアップ、チェックアウトは追加で300ペソ(1名の場合)、200ペソ(2名以上)かかります。
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カオハガン島の日帰り・宿泊ツアーで体験できるアクティビティを紹介します。 アクティビティは有料で、フリータイム中に好きに体験することができます。
所要時間:1時間
料金:入域料500ペソ+ボート代(1人参加400ペソ、2名以上1人200ペソ)
*ただし、シュノーケルは日帰り&宿泊共にツアーに含まれています。料金も含まれています。
所要時間:1時間
料金:300ペソ
潮が引いた時間限定のアクティビティ。カオハガン島はたくさんの生物に出会える島です。島民のガイドの元、様々な生物を観察しながらのんびりと散歩します。磯歩きごは取った生物を調理し食べることができます。
所要時間:1時間
料金:1人600ペソ、2人以上300ペソ
ボートから釣りができます。釣った魚は調理して食べることができます。
所要時間:1時間半
料金:400ペソ
昔ながらの作り方で作るココナッツオイル作り体験。ココナッツを割るところから、身を削り出し煮詰めていく作業まで。出来上がったオイル1瓶付きです。
所要時間:1時間
料金:300ペソ
天然素材のサンゴを使ったアクセサリー作り。お好みでカラフルな南国ビーズを合わせてオリジナルのネックレスやブレスレットを作成できます。
所要時間:1時間半〜2時間
料金:350ペソ
パンダナスという植物の葉を加工して作るコースター。カオハガンの伝統的な手仕事を体験したい人にぴったり!意外と難しいらしく、時間がかかります。
その他、ヨガレッスン(1レッスン350ペソ)や砂風呂(350ペソ)、マッサージを体験することができます。
カオハガン島周りにあるその他の島をご紹介します。 アイランドホッピングでは2〜3つの島を巡るため、カオハガン島以外にこれらの島と一緒に訪れることになります。
ヒルトゥガン島は シュノーケルポイントとして人気の高い島です。島の近くに船を停め、浅場と深場がちょうどわかれた場所あたりでシュノーケルをします。海洋保護区となっているので魚の種類も多く楽しめる島です。
上陸をすることもでき、島には小さなレストランとバーがあります。
ナルスアン島は細長い桟橋が有名な島です。橋の先にはシーフードレストラン、橋の左右でシュノーケル、島では写真ポイントや宿泊コテージ、ビーチがあります。
写真映えの撮影スポットがいくつかあるため、女性に人気の高い島です。
パンダノン島はマクタンから1番離れている島ですが、長い砂浜があるのが特徴で、天気や潮の満ち引きによってとても美しいビーチが現れる島です。 ジャケット撮影にもよく使われる島で、まさにリゾートの島!といった感じです。
遠浅が続くビーチなのでシュノーケルはできませんが、コテージがあるのでBBQをしたり、砂浜で遊んだりできます。
ソルパ島はマクタンから1番近い場所にある小さな小島です。レストランも施設もなにもない島ですが、潮が満ちているときは綺麗なビーチが姿を現し、とても綺麗です。
アイランドホッピングへ行きたいけど時間がないという場合は、ソルパ島へ行く場合が多いですね。
カオハガン島への行き方をご紹介します。自力で船の所有者と交渉して行く方法もありますが、ここでは割愛します(ライセンスを持っていない人が出す船は危険ですので、全くおすすめしません)。
まず1番手軽な方法が、アイランドホッピングのツアーに参加することです。アイランドホッピングで行く島はいくつかあります。
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アイランドホッピングで行く島
・ヒルトゥガン島
・ナルスアン島
・ソルパ島
・パンダノン島
・カオハガン島(今回紹介する島)
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アイランドホッピングに参加する際は、カオハガン島へ行くツアーに参加する必要があります。大抵の場合、2〜3つの島を巡るので、どこの島を巡るツアーなのか確認しましょう。
俺のセブ島留学でよく利用する「ベストオブセブアイランドホッピング」ではヒルトゥガン島とカオハガン島の組み合わせです。料金も安く、1,000ペソ追加で船の貸し切りも可、しかも前日の19時まで予約できるのでとてもおすすめです!
ただし、カオハガン島のアイランドホッピング利用の場合は、ビーチエリアのみの利用です。ビーチで遊んだり、お土産を購入したり、海鮮を食べたりすることができますが、 島の内部へ入ることはできません。
カオハガン島では、アイランドホッピングだけではなく、日帰り・1泊ツアーを開催しています。こちらのツアーなら島の内部に入ることが可能です。
具体的なツアー内容は以下
■①日帰りツアーの内容と金額
9時:マリゴンドンポート集合
9時半〜10時:カオハガン島到着、カオハガン島の説明
10時30分:島のスタッフによる案内
11時:海洋保護区シュノーケル
12時:昼食
13時〜:フリータイム(散策したりアクティビティを受けたり)
16時:マクタン島に向けて出発
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日帰りツアー詳細
●金額
1名:4,900ペソ
2〜15名:3,400ペソ
16名〜:要相談
3〜12歳:2,400ペソ
3歳未満:無料(昼食希望は450ペソ)
●料金に含まれるもの
・マリゴンドンポート⇄カオハガン島往復ボート代
・昼食
・海洋保護区シュノーケル
・村案内ガイド
・サービス料
キャンセル規定:お客様都合による前日、または当日キャンセルはツアー代金の50%がかかります。
お支払い:現金のみ(フィリピンペソ・日本円・アメリカドル)
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■②1泊ツアーの内容と金額
●1日目
9時:マリゴンドンポート集合
9時半〜10時:カオハガン島到着、カオハガン島の説明
10時30分:島のスタッフによる案内
11時:海洋保護区シュノーケル
12時:昼食
13時〜:フリータイム(散策したりアクティビティを受けたり)
18時半:夕飯
19時〜:自由時間&就寝
●2日目
8時:朝食
9時〜:フリータイム(散策したりアクティビティを受けたり)
12時:昼食
13時〜:フリータイム(散策したりアクティビティを受けたり)
16時:マクタン島に向けて出発
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1泊ツアー詳細
●金額
1名:7,900ペソ
2〜15名:5,700ペソ
16名〜:要相談
3歳〜12歳:3,700ペソ
3歳未満:無料(食事希望の場合、朝食300ペソ、昼・夜450ペソ)
●料金に含まれるもの
・マリゴンドンポート⇄カオハガン島往復ボート代
・食事4回(昼食・夕食・朝食・昼食)
・海洋保護区シュノーケル
・施設利用料&ロッジ宿泊代(トイレ・シャワー共同)
・村案内ガイド
・サービス料
* ロッジ以外の宿泊施設(コテージ・マスタールーム)は、1名1,400ペソ、2〜4名800ペソの追加料金がかかります。
キャンセル規定:お客様都合による前日、または当日キャンセルはツアー代金の50%がかかります。
お支払い:現金のみ(フィリピンペソ・日本円・アメリカドル)
●送迎料金(1台料金)
マクタン島:1〜3名(セダン)1,200ペソ、4〜12名(バン)2,000ペソ
セブ市内:1〜3名(セダン)1,800ペソ、4〜12名(バン)2,600ペソ
*片道の値段
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アイランドホッピング、日帰りor1日ツアー、以外にも学生向けに「スタディツアー(ボランティア)」も開催されています。基本的に日本の高校や大学、セブ島の語学学校から申し込むという形になっています。スタディツアー(ボランティア)は通常のツアーとは異なり、より住民との関わりが深いツアーとなっています。
気になる人は留学中に学校側で申し込みをして参加してみてください。
Q&AまとめQ&A
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。