ファッションのことについて学んでいると、自然と留学にも興味がわいてくる方も多いのではないでしょうか。ファッションの学校は日本よりも海外の方が多く存在しており、学習にはうってつけです。
しかし留学するといってもどの国に留学すればいいのか、また留学するにあたっての費用や手続きがわからないという方もおられるでしょう。そんな方々のために、今回はファッション留学におすすめの国や、留学時の役立つ情報などをご紹介します。
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ファッションは実際日本でも学習することはできます。しかし、ファッションを学ぶ方にとって、海外では日本で学ぶ以上に得られるものが多くあります。
ファッションの本場はほとんどが海外に位置しています。そのため、海外でファッションの学習をすることで、日本では見られない技術や、新たなインスピレーションを感じることができるでしょう。
海外でファッション留学をして本場の知識を吸収することで、日本では得られないクリエイティブな発想や技術を得ることができます。また、海外でも通用する語学力を身につけることで、キャリアアップにつながる可能性もあります。
そのほか、海外での人脈を手に入れることも、将来のキャリアアップの大きな手助けになります。日本で仕事をする際に海外とのコネクションがあれば、大きなプロジェクトにつながる可能性もあるでしょう。
また、ファッション業界で働くということはクリエイティビティが必要になります。海外で手に入れた多種多様な想像力や発想力は、自身のスキル向上にもつながるはずです。
ファッションと一口にいっても、その分野は多岐にわたります。例えば、ファッションデザイン、コスチュームデザイン、ファッションスタイリング、ジュエリーデザイン、メイクアップなどがあり、ファッション留学ではこれらを学ぶことが可能です。
これらの分野の中でも、英語とファッションの掛け合わせで人気のある職業には、バイヤーやスタイリスト、メイクアップアーティストなどがあげられます。
バイヤーは日本または海外でヒット商品を誕生させることが仕事です。ヒット商品を生み出すことは生半可な覚悟ではできないでしょう。ファッションの知識についてはもちろんのことマーケティングにも精通していなくてはなりません。
スタイリストは非常にクリエイティブな職です。どのようなデザインや服が流行っているのかの知識や、どのようにきれいに見せるかなどの技術が問われるでしょう。
メイクアップアーティストはさまざまな場所で活躍しています。テレビや映画、写真などで出演される方や一般の人など多種多様な方にあわせてメイクをしなければなりません。高い技術はもちろんのこと、相応のコミュニケーション能力も求められるでしょう。
これらすべての業種にいえることですが、これらの職業スキルに加え、英語力があると活躍の幅は広がります。日本にとどまることなく活躍したいのであれば、留学は必須といえるかもしれません。
ファッション留学の期間は短期から長期まで、その方の都合によって変えることが可能です。もともと英語ができる状態であれば、最初からファッションの専門学校や大学に通うことが可能ですが、そうでない場合はまず語学学校に通うことになるでしょう。
留学期間は人によってさまざまであるため、一概に何か月留学が可能で、どれくらいの費用が必要かということはいえません。目安として費用をあげるとすれば、約130万円~500万円となっています。これは期間によっても変わりますし、受けるコースやカリキュラムによっても大きく違います。
例えばイギリスでファッションデザインを勉強したい場合、期間によっても異なりますが、大体20万円~200万円以上の費用が必要になるでしょう。留学前に何が学びたいかしっかりと再確認して、いきたい国を決めることをおすすめします。
ファッション留学をするにあたって、国によってどのような違いがあるものなのでしょうか。ここでは留学におすすめの国と人気の学校をご紹介します。
アメリカといえば、ファッションの聖地といっても過言ではないでしょう。そのため、最先端のファッションや流行を学ぶことが可能です。
その中でもニューヨークには、数多くの有名デザイナーを排出している学校があります。その学校こそがParsons School of Design(パーソンズ・スクール・オブ・デザイン)です。
この学校はファッション・アートの専門の大学で、世界の中でもトップクラスの規模を誇っています。この学校には総勢700名以上の講師が在籍しており、有名アーティストや実力のあるデザイナーが講師として教鞭をとっています。
この大学に入るにはTOEFLスコアが必要になり、そのほかにもビザなどの準備物が必要になります。また、プログラムによっては正規の学生でなくてもうけることができる授業があるため、一度調べてみることをおすすめします。
カナダにファッション留学というイメージはないかもしれませんが、質の高い学校はいくつもあります。今回はその中でもLaSalle College Vancouver(ラ・サール・カレッジ・バンクーバー)を取り上げたいと思います。この大学は北米では大変有名な大学です。
カナダだけでなくアメリカにもキャンパスがあり、デザインからファッションメディアアートなどの専攻が可能となっています。この大学の魅力の1つとして、ESLプログラムを開講している点があります。
ESLは英語を第1言語として話さない方に向けたプログラムとなっており、英語に不安がある方は、まず始めにこのプログラムを受講することが可能です。留学での不安を少しでも解消できるプログラムが用意されているのは、非常にありがたいことですね。
イギリスは数多くの芸術家やアーティストを排出しており、ファッションやアートを学ぶ環境として非常によいといえます。これらの技術を学ぶことができるおすすめの学校があります。それがUniversity of the Arts London(ロンドン芸術大学)です。この大学では、さまざまな分野の芸術やファッションなどを専攻することが可能です。
大学と聞くと試験を受けて長期間学ばなければいけない印象ですが、ここはそうではありません。この大学では数日から数週間で修了できるコースが用意されており、短い期間での受講が可能となっています。
すでにファッション業界で働いているうえで、さらなるスキルアップを目指す方にとっては非常に魅力的なのではないでしょうか。ただし、希望する期間のコースが開講されているかどうかは、事前に確かめておいたほうがよいでしょう。
ファッション留学をすることで、さまざまな効果を得ることが可能だということは理解していただけたかと思います。しかし、留学で試練として立ちはだかるものに準備があります。留学には情報収集や学校への手続き、パスポート取得、ビザの手続き、滞在場所の確保などのさまざまな準備があり、あげていくとキリがありません。
面倒なこれらの手間を手助けしてくれるのが、留学エージェントです。転職エージェントは手間のかかる手続きの多くを代行してくれるほか、実際に留学先を決める際の情報収集の手助けもしてくれます。
留学先を決めかねていたり、留学の際の準備に困っている場合は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。さまざまな留学生の事情を知っているエージェントが、きっと力になってくれることでしょう。
一口にファッションといっても多くの分野があり、場合によってはファッションに付随して習得しなければならないスキルもあります。ファッション留学をすることで、多くの分野に活かせる語学力だけでなく、日本よりも優れた技術や、キャリアップにつながる人脈が手に入る可能性があります。
留学にかかる費用は期間やコースによって変わるため確実な費用は提示することはできませんが、大まかな費用として約130万円~500万円以上が必要になるでしょう。
ファッション留学におすすめの国としてアメリカ、カナダ、イギリスがあげられます。これらの国ではハイレベルな技術を習得することが可能でしょう。もし留学先を決めかねていたり、手続きが思うようにすすめられない場合は、留学エージェントに相談してみるのもよいかもしれません。
※当社では、ファッション・スポーツ・アート等の専門留学はご紹介できかねます。 あらかじめご了承ください。