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大学生の留学費用はどれくらい?内訳や費用を抑える方法を解説

更新日2022.07.04

大学生の留学費用はどれくらい?内訳や費用を抑える方法を解説

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スマ留編集部

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大学生で留学することには、「英語力がアップする」「学生のうちにいろいろな経験ができる」「就活でアピールポイントになる」などのメリットがあります。そんな魅力的な留学ですが、やはりネックになるのが費用です。

この記事では、大学生の留学費用についての情報をまとめています。留学費用とは具体的にどんな場面でお金がかかるのか、留学の種類によって費用面でどんな差が出るのか、という疑問を考えてみましょう。また、留学費用を安くする方法もご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1.大学生の留学にかかる費用の内訳

大学生の留学費用を考える際に、どんな場面で出費が発生するのかが分かると参考となるでしょう。ここでは、留学費用の内訳として考えられる項目をあげていきます。

・留学先の授業料、入学金、教材費
留学先の授業料や入学金は、学校によって大きく差があります。具体的な金額は、学校の公式ホームページを確認すると正確な情報が分かるでしょう。また、受講するコースによっては教材の種類が多くなり、教材費がかさんでしまうこともあるかもしれません。

・渡航費用
留学先への渡航には、往復の航空券とパスポートが必須となります。航空券の価格は、フライト日程や航空会社によって違ってきます。長期休暇や連休を避けたり、格安航空会社を利用したりすることで、安く航空券を購入できるでしょう。

パスポートについては、新たに取得する場合、5年間パスポートでは約1万円、10年間パスポートでは約1万5千円の手数料がかかります。

・滞在費
家賃についてはその地域の家賃相場や、ホームステイや学生寮といった滞在方法からどれを選択するかによって、相場金額は異なります。

ほかにも、生活にかかる出費には食費や光熱費、インターネット料金などがあります。
また、留学中に現地の学生や留学生と積極的にコミュニケーションをとりたいと考える方が多いですが、同時に交際費がかさんでしまうケースも多くあります。

こういった費用はアメリカやイギリスのような、物価が高い国では高くなる傾向にあります。いっぽう物価が安いアジア地域などの留学先では、滞在費用をかなり抑えることができます。

・ビザ取得
学生ビザを取得する必要があるかどうかは、留学期間や留学先によって違ってきます。一般的に留学期間が3か月以上の場合、学生ビザを取得しなければならないケースが多いようです。

・健康診断、健康保険
国によっては、健康診断の受診を求められるケースがあります。そして、留学中の思わぬ事故や病気に備えて、健康保険には必ず加入しましょう。保険料は留学期間や補償内容によって異なります。

2.留学スタイルや留学先によってかかる費用はさまざま

さきほどの章では、大学生の留学費用を見積もるために、参考となる留学費用の内訳を解説してきました。この章では、「どんな留学の種類か」「どんな国・学校に留学するか」によって留学費用が大きく変わってくることを解説していきます。

留学の種類はさまざまですが、大きく「私費留学」と「交換留学」の2つに分けられます。まず、私費留学は、留学にかかる費用をすべて自己負担するため、留学費用は膨大なものになります。おもに、短期留学や認定留学が私費留学となります。

次に、交換留学は、提携している日本と海外の大学間で、生徒同士を交換する留学プログラムです。交換留学では留学先の授業料が減額されたり、免除となったりするため、留学費用を抑えることができます。

また、どの国・学校に留学するか、も留学費用に大きく差が出るポイントです。留学する国の物価は、生活費に大きく影響します。基本的に欧米やオーストラリア、ニュージーランドは、日本と同じくらい、もしくは、日本以上に物価が高い地域です。それに比べてアジアの国は物価が安く、留学費用をかなり抑えることができます。

大学へ留学する場合には私立か公立かで授業料が大幅に違います。語学学校に通う場合にも、学校によって設定している授業料が安いところもあれば高いところもあります。

この記事の最後で留学費用が安い国々をいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

留学スタイルや留学先によってかかる費用はさまざま

3.奨学金を活用しよう。留学費用を抑える方法

大学生の方で留学費用をどうにか抑えたいと考えている方にぜひ知っていただきたいのが、留学奨学金システムです。

一般的に留学奨学金には、補助としてもらったお金を返す必要がない「給付型」と、お金を返さなくてはならない「貸与型」に分けられます。この点は非常に重要なポイントなので、奨学金を検討する際には注意してください。

大学生の方は、在籍中の大学や留学先の大学に、奨学金の制度があるか確認してみてはいかがでしょうか。一般的に大学の奨学金システムは、長期留学の学生を対象としていることが多いようです。

奨学金を受けるには試験や審査などもありますが、奨学金があるのとないのでは費用がかなり違ってくるので、一度検討してみる価値はあるかもしれません。

また、大学でなくても国や地方自治体、あるいは民間機関が留学奨学金システムを提供している場合もあります。有名な例としては、文部科学省や日本学生支援機構(JASSO)が運営している留学奨学金システムなどがあげられます。

4.大学生の留学におすすめ。費用の安い国

留学先としてメジャーなアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドといった国では、どうしても留学費用が高くなってしまいます。

そこで、大学生の留学費用を抑えるために、留学費用が安い国を候補として考えてみてはいかがでしょうか。ここでは留学費用が安い国をいくつかピックアップしてみました。

・フィリピン
フィリピンは、日常的に英語を話す人が多く、授業料や全体的な物価が比較的低い国です。そのため、安い留学先として留学生が増えてきています。留学の質と価格、どちらのポイントも実現しているおすすめの留学先です。

・フィジー
フィジーと聞いてあまりピンとこない方もなかにはいらっしゃるかもしれません。フィジーは、オーストラリアの西側、ニュージーランドの北側にうかぶ島々からなる国です。

「フィジーの人は英語を話すの?」という疑問をもつかもしれませんが、じつはフィジーはイギリスに統治されていた時代があるため、国民の多くは英語教育を受けています。物価もかなり安く、アメリカやイギリス留学に比べて、かかる費用が3分の1程度になることもあるようです。

・アイルランド
アイルランドは、イギリスの東側にある国です。公用語はアイルランド語と英語とされていますが、基本的には英語が話されることが多いようです。

アイルランド留学の費用は、アジア地域の国に比べると高くなりますが、イギリスやアメリカに比べると安いといえます。そのため、ヨーロッパ方面の留学先として「穴場」な国なのです。

大学生の留学におすすめ。費用の安い国

5.まとめ

大学生の留学費用の内訳には、入学手続きや航空券といった留学前に発生する費用や、生活費や交際費など留学中に発生する費用があります。また、留学費用はどんな留学をするかで大きな差が出てきます。

たとえば、「私費留学か、交換留学か」「欧米か、アジアか」「私立か、公立か」という差があります。留学の目的や予算にあわせてどんな留学をするか考えてみましょう。

留学費用を安く抑えたい場合には、大学や公的・私的機関の留学奨学金システムを利用するという手があります。ほかにも、留学費用が安い国を留学先に選ぶという方法もあります。物価や授業料が安い留学先としては、アジアだけでなくオセアニアやヨーロッパにも穴場があるので、興味のある方は調べてみてください。

合わせて、語学留学の概要についてはこちらでまとめておりますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

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