コンセントは海外に行く際に心配になりやすいポイントのひとつです。どの国がどんな形状のコンセントをしているのかは、事前に調べておかないとわからないですし、事前に変圧器や変換プラグを購入する必要もあるでしょう。
そこで、このコラムではイギリスのコンセントの形状や変圧器や変換プラグのことについて、くわしく紹介します。イギリスへの渡航前にこのコラムを読んでいただき、間違えないように準備しましょう。
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イギリスのコンセントの形状は日本とは違います。日本は2つの穴が平行して並んでいますが、イギリスは穴が3つあります。日本の電化製品は当然そのままでは入りませんので、変換プラグを持って行く必要があります。
変換プラグは角型3ピンのBF型という名称のものがイギリスに対応しているものです。間違えないように購入することが大切です。日本では家電量販店や、旅行用グッズを販売しているお店などで購入することができます。事前に購入しておきましょう。
コンセントの形状だけではなく、イギリスのコンセントには電気を流すためのスイッチが付いていることが多いです。このスイッチがオフになっていると電気が流れませんので忘れずにオンにしましょう。
注意点はコンセントの形状だけではありません。もうひとつの注意点、それは電圧です。イギリスのコンセントの電圧は240Vです。日本は100Vなのでなんと倍以上あるのですね。
このため変換プラグを使ってこの電圧に対応していない電化製品を挿してしまうと、一気に高電圧が流れて故障の原因になってしまいます。最悪の場合発火して火災の原因にもなってしまいますので、そのまま挿すことのないようにしましょう。
日本の電化製品を海外の電圧に対応させるには、「変圧器」を使えばいいです。変圧器は日本でもあらゆるボルト数に対応したものが製造・販売されています。こちらも家電量販店や旅行グッズを扱っているお店などで購入することができます。
日本にも、対応する電圧の範囲が広い電化製品が数多くあります。電化製品の本体には必ず製品表示があり、そこに対応ボルト数が記載されています。240ボルトに対応しているものもたくさんありますので、そのまま使えるものかどうかは事前に確認しておきましょう。
イギリスはヨーロッパに含まれる国ですが、ほかのヨーロッパの国のコンセントの形状はイギリスのコンセントとは違います。ヨーロッパの国では、コンセントは「Cタイプ」と呼ばれる、丸い穴が2つ平行して並んでいるものがほとんどです。このためイギリス用の変換プラグではその他のヨーロッパ諸国に訪れたとき電化製品を挿し込むことができません。
日本からはアクセスしづらいヨーロッパの国も、イギリスからならアクセスしやすいためヨーロッパ旅行をする機会もあるかもしれません。イギリス以外へ渡航の予定のある方は対応した変換プラグを必ず準備しておきましょう。
変圧器や変換プラグは小さくこまごまとしているので忘れてしまいがちです。また挿したまま忘れてしまう、なんてことも起こりやすいでしょう。そのためイギリスはコンセントの変圧器や変換プラグを持って行くのを忘れてしまったときの対処法をここに紹介します。
変圧器や変換プラグは現地の空港や大きな駅でも販売されています。しかし、基本的に日本製のものは販売されていませんので、表示なども英語の場合がほとんどです。間違えてしまうことのないようにしっかり確認しましょう。
イギリスの街には無料でスマートフォンの充電ができる「チャージボックス」という設備があります。おもに百貨店などの整備されたショッピング施設にあることが多いです。
時間は30分までのものが多いので注意しましょう。また、これはあくまで緊急用と考えたほうがいいです。常にそこで充電するのは不可能なので、モバイルバッテリーを購入するなどして自分で充電できる環境を整えておくことが大切です。
イギリスのコンセントの形状は日本と違います。日本の電化製品はそのままでは挿し込むことができませんので、変換プラグを使用しましょう。
変換プラグだけでは電化製品は使用できません。なぜならイギリスの電圧は日本の倍以上あるからです。故障や発火などの事故につながるおそれがあるので、必ず変圧器を使用しましょう。
イギリスはほかのヨーロッパ諸国とコンセントの形が異なっています。イギリスからヨーロッパのほかの国を訪れようという方も多くいますが、その際にはヨーロッパのほかの国に対応した変換プラグが必要です。念のため持参しておくといいでしょう。
歴史ある文化や伝統が色濃く残るイギリスは、古い伝統も守りながらも、 常に流行の発信地としてファッション・アート・音楽・考え方や技術などを生み出し世界中に発信している国としても有名です。 英語教育にも長い歴史をもち、語学学校の質や教育レベルも世界的に高いです。 イギリス留学では、英語発祥の地として、上品なクイーンズイングリッシュを学ぶことができることが魅力。 多国籍国家でもあるため、国際色豊かで留学生でも住みやすい雰囲気があります。 ヨーロッパ各国へ小旅行を楽しむこともできる、ヨーロッパの魅力たっぷりの国です。