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イギリス留学する方必見!イギリス英語の歴史やアメリカ英語との違い

更新日2021.05.26

イギリス留学する方必見!イギリス英語の歴史やアメリカ英語との違い

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スマ留編集部

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イギリスの言語というと、英語を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、イギリスはイングランド、北アイルランド、ウェールズ、スコットランドが集まってできた国であるため、イギリスの言語は英語だけではないのです。

この記事では、イギリスの言語についてご紹介します。また、イギリス英語の歴史やアメリカ英語との違いについて解説していきます。イギリスの言語に興味のある方は、参考にしてみてください。

 

イギリスの公用語は英語だけではない!

イギリスの公用語は英語だけではない!
イギリスの公用語は、英語だけだと思っている方もいるかもしれません。しかし、イギリスの公用語は、4つあるといわれています。この章では、イギリスの言語について解説していきます。

イングランド以外の地域では英語以外の言葉も公用語に

イギリスは、イングランド、北アイルランド、ウェールズ、スコットランドが集まってできている連合国です。それぞれに国では、英語以外にもその国独自の言語が話されています。地域ごとの言語の特徴は次のとおりです。

地域の言語の特徴

ウェールズ語
ウェールズ語のアルファベットは、28文字で構成されています。また、名詞に性別がある言語です。ウェールズ語は、ウェールズがイングランドに統合された際に、話すことを禁止されていたためあまり知られていませんでした。しかし、近年ではウェールズ語を復活させようとする動きがあり、学校の授業で学ぶことが増えています。

スコットランド語
スコットランド語は、文法の形式が英語と同じ言語です。古い英語が元になった言語といわれており、英語に似た単語も数多く存在しています。

アイルランド語
アイルランド語のアルファベットは19文字しかありません。ウェールズ語と同様に、名詞に性別がある言語です。アイルランドでは、学校でアイルランド語を必須科目として学びます。

英語にも地域ごとの特徴が

イギリス国内では、同じ英語であっても地域によって特徴があります。イギリスで使われている英語には、クイーンズイングリッシュ、コックニー、エスチュリーイングリッシュなどがあげられます。それぞれアクセントが異なったり、独自の言い回しがあったりと種類が豊富です。

 

英語はフランス語の影響で変化した?英語の歴史について

イギリス言語の1つである英語は、フランス語の影響を受けて変化したといわれています。フランス語の影響を受けた理由には、フランス王家に支配されていたことがあげられます。イギリスはフランス軍に攻められ、約300年間支配されていました。フランスの統治下にあった間は英語を話すことが許されず、フランス語が公用語になっていたのです。

後に禁止令が解かれイギリスで英語を使用できるようになりましたが、長い間公用語がフランス語だったため、イギリス英語はフランス語から影響を多大に受けることになりました。フランス統治下の名残として、英語とフランス語でスペルが似ている単語が今でも多く存在しています。

イギリスの英語とアメリカの英語の違い

イギリスの英語とアメリカの英語の違い
英語はイギリスの言語ですが、世界的にみると英語にもいくつか種類があります。世界でおもに使われている英語は、イギリス英語とアメリカ英語です。この章では、イギリス英語とアメリカ英語の違いについて詳しくご紹介していきます。

イギリス英語とアメリカ英語の有名な違いは「r」の発音です。アメリカ英語の「r」は舌を
巻くような発音が特徴的です。日本語にはこの巻き舌発音がないため、苦手という方が多いのではないでしょうか。

しかし、イギリス英語の「r」は舌を巻くような発音ではないため、英語に慣れていない方でも発音しやすいといわれています。また、一部の単語では「r」を発音しないケースもあります。

同じ意味合いの言い回しでも、イギリス英語とアメリカ英語とで異なることがあります。

例えば、時間を聞いたときに「3時45分です」と答える場合、この2つの英語では言い回しが大きく異なります。アメリカ英語の場合は「It’s three forty-five.」と答えます。一方、イギリス英語の場合は「It’s quarter to four.」になるのです。

階数の言い方も大きく異なります。アメリカ英語では、一階を「first floor」二階を「second floor」三階が「third floor」といいます。それに対してイギリス英語では、一階が「ground floor」になり、二階が「first floor」三階が「second floor」という表現になります。

また、単語も同様に異なるケースがあります。同じ秋であってもアメリカ英語では「fall」。イギリス英語では「autumn」といいます。

 

 

まとめ

イギリスの言語は、英語だけではありません。イギリスという国は、イングランド、北アイルランド、ウェールズ、スコットランドが集まってできているため、地域によって英語以外にも公用語があります。

イギリス英語は、フランスに支配されていたという時代背景からフランス語の影響を強く受けているといわれています。そのため、イギリス英語にはフランス語に似ている単語が今でも存在します。

同じ英語ではありますが、イギリス英語とアメリカ英語はそれぞれ独自の進化をしているため、さまざまな点が異なります。例をあげると発音の違い、言い回しの違い、単語の違いなどがあります。

Q&AまとめQ&A

Qイギリスの公用語は英語ですか?
イギリスは、イングランド、北アイルランド、ウェールズ、スコットランドが集まってできている連合国ですので、英語以外にもその国独自の言語が話されています。地域ごとにアイルランド語、ウェールズ語、スコットランド語が話されています。
Qイギリスとアメリカの英語に違いはありますか?
世界で主に使われている英語は、イギリス英語とアメリカ英語に大きく分けられますが、フランス統治下の名残として、イギリス英語はフランス語から影響を多大に受けています。それぞれの有名な違いは「r」の発音と言われています。
Q普段の生活の中で違いを感じることはありますか?
アメリカ英語では、一階を「first floor」二階を「second floor」といいます。それに対してイギリス英語では、一階が「ground floor」になり、二階が「first floor」三階が「second floor」という表現になりますので、注意が必要です。
イギリス留学ついて

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