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費用は抑えられる!海外大学留学にかかる費用

更新日2021.03.08

費用は抑えられる!海外大学留学にかかる費用

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スマ留編集部

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海外大学留学は、人生のなかでも大きな学びができるチャンスです。語学をしっかりと学べるだけでなく、現地の生活や文化、歴史や風習など、日本では学べないことをしっかりと経験することができるでしょう。しかし、海外で大学生活を送るということは、想像しただけでもかなりの費用が掛かりそうです。

日本の大学でさえ授業料が高いといわれているのに、海外の大学ではさらに、渡航費や滞在費、授業料や生活費など、ありとあらゆる費用が必要になるでしょう。しかし、比較的留学費用の安い国を選んだり、渡航時期を選んだりすることで、大学留学の費用を抑えることは可能です。

ここでは、海外大学留学に必要な費用についての紹介と、大学留学に必要な費用や費用を抑えるポイントについて詳しく説明します。

合わせて、大学留学の概要についてはこちらでまとめておりますので、海外での進学をお考えの方は、ぜひこちらもご覧ください。

 

何にお金が掛かる?大学留学費用項目


大学留学に必要な費用は実にさまざまありますが、大きく分けて7つの費用が必要になるでしょう。それは、「授業料・教材費・滞在費・航空券・現地交通費・保険料・お小遣い」といった項目です。

まず、大学留学で最も費用が掛かると言って良いのが「授業料」です。これは、4年制大学か短大か、私立か公立か、または授業時間などによっても変わってきます。そのため、一概にいくら掛かるとは言いにくいのですが、年間100万~300万円弱掛かることが多いでしょう。国によって学校の授業料にも違いがあり、先進国であるイギリスやアメリカの大学は比較的高いことが多いです。

逆に、物価が安いアジア圏の留学先なら、授業料が抑えられることもあります。「教材費」も同様であり、授業料が高い学校ほど教材費も高い傾向にあります。

そして「滞在費」は現地で生活するための、いわば宿泊費です。大学留学の場合は数年に渡るため、ホテルに泊まるといったことはまずありません。多くの場合、大学が用意している学生寮に入寮するか、現地の民家にお世話になるホームステイを選択する人が多いでしょう。

どちらかと言えば、ホームステイよりも学生寮の方が滞在費は掛かる傾向にあります。また、4年制大学と言った長期に渡る滞在の場合は、アパートを借りて友人とルームシェアをするという方法もあるでしょう。

次に「航空券」は、留学際への渡航費です。これはもちろん国によって値段が変わりますが、出発の時期によっても値段は左右されるでしょう。リゾートシーズンといった時期に渡航すると非常にコストが掛かるため、一般的に旅行の閑散期と呼ばれるオフシーズンに出発したほうが、航空券の値段をとても抑えることができます。さらに「現地交通費」は、主に自分が住む場所から大学までの通学費用です。

しかし、学校のない週末や放課後に観光目的で出かけることもあるでしょう。現地で楽しめば楽しむほど、この交通費が必要になってきます。

また、安全面のことを思えば保険への加入は必須ですから「保険料」は出し惜しみせずにしっかりと加入しておきましょう。保険内容にもよるものの、安心して滞在したいのであれば、年間の保険料はおよそ11万程度掛かるといわれています。

最後に「お小遣い」です。これは食費以外の日用品を買ったり、娯楽のためのお金だったりします。滞在する国にもよりますが、月に2万円~3万円あった方が何かと楽しむことはできるでしょう。

国別費用!大学留学にかかるお金


大学留学に掛かるお金は、国によって実に違いがあります。欧米かアジア圏か、大都市なのか島国なのか、その国の立地や歴史などでも変わってきます。ここでは、大学留学で最も人気の高い「欧米」を中心に具体的な費用について見ていきましょう。

まず、世界的に見ても留学先の国として人気の高いアメリカです。アメリカの1年間における留学費用は200万円~500万円であり、世界的に見ても高くなっています。アメリカの留学費用が高い理由としては、そもそも物価が高い、大学が都市部を中心にある、といったことがあげられます。名門校も多く、語学留学だけでなく専門分野を学べることも多いため、大学の授業料や教材費も高い傾向にあるでしょう。

そしてアメリカに隣接しているカナダも留学先としては人気の高い国です。カナダの1年間における留学費用は240万円~400万円であり、若干アメリカよりも抑えられる傾向にあります。生活費全般は高いカナダですが、州によって学校の授業料が違うことが多く、田舎の地域に行けばだいぶ抑えることも可能です。

しかし、カナダの場合、留学生は現地の学生よりも授業料が高めに設定されていることが多く、その差は2倍以上にもなります。そのため、奨学金や学費減免プログラムを利用した留学方法が良いでしょう。

そして、大自然に囲まれた、治安の良いオーストラリアも留学先として人気があります。オーストラリアの1年間における留学費用は300万円~400万円です。観光やビーチリゾートも楽しめる国とあって、日本のみならずアジア諸国からの留学生が多いです。オーストラリア政府が提供している奨学金制度もあり、じっくり学べる国として人気があります。しかし、オーストラリアは物価が高い国としても有名です。学費は抑えられても、生活費の面でコストが掛かるかもしれません。

最後にニュージーランドも人気の留学先です。ニュージーランドの1年間における留学費用は270万円~350万円となっており、欧米諸国のなかでは比較的安いと言えるでしょう。

ニュージーランドは留学できる大学の数は少ないものの、世界的に見ても教育水準レベルは高いです。また、政府がサポートしている留学生制度もあり、初めての海外留学でも安心して過ごすことができる国でしょう。

またこちらの記事では、国別の進学費用だけではなく、海外進学のメリットやデメリットについてもまとめていますので、海外の大学への進学にご興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

 

費用を抑えるポイント1.編入する


4年制大学よりも、2年制大学のほうが、海外留学の費用は掛かりません。当然ながら、海外留学においては滞在期間が長ければ長いほどコストが掛かります。期間だけを見ても、4年より2年間だけの留学期間の方が費用は安く、2年制大学は4年制に比べると授業料が安いです。その大学や地域によっても違いはありますが、4年制大学と比べ、およそ半分の費用で済む学校もあります。

そして、2年制大学のメリットは、4年制に比べると入学時に要求される学力レベルも低いこともあげられます。たとえば、英語力を判断するTOEFLのスコアでも、4年制の要求スコアは600以上を求められることが多いのに対し、2年制大学の場合は500~550程度が多いです。そのため、あまり語学に自信がない人でも、2年制であれば入りやすいでしょう。

ただ、2年制だと4年制に比べてあまり勉強ができないのではと不安に思うかもしれません。たしかに、日本の2年制大学だと短期大学といったイメージがあり、大学よりも学ぶ内容は少なく、習得できる資格なども少ないイメージがあります。しかし、海外の2年制大学は日本の短大とは少々違います。たとえば、アメリカの2年制大学には「アカデミックコース」と「職業訓練コース」があり、短期間ではあるものの、就職のための技術をしっかりと学ぶことが可能です。

将来就きたい職種や分野か決まっているならば、2年制大学を選び、短期間で効率的に専門的な知識を身につけるのも良いでしょう。そして、多くの2年制大学の場合、もっと学びたい場合は4年制大学へ編入することも可能です。

2年制から4年制大学への編入連携をしている学校もあるため、まずは入学しやすい2年制からの留学スタートを検討しても良さそうです。

海外の大学への編入やメリットなどについてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、海外での進学を考えている方は、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

 

費用を抑えるポイント2.渡航先の選定


大学留学の費用を最も抑える方法として「渡航先の選定」があります。留学費用は国によって実に大きな違いがあります。

たとえば、フィリピンなら欧米諸国のおよそ半分の費用で留学できます。理由としてフィリピンは世界的に見ても「物価が安い」国であり、授業料や生活費、娯楽費や交通費など、すべてにおいてコストを抑えることができるからです。

また、フィジーやマルタ島といった島国も、大国である欧米諸国に比べると物価は安く、大学留学のトータルコストを抑えることが可能です。このように、留学先を「物価が安い国」に選定することにより、大きく費用を抑えることができるでしょう。

しかし、どうしてもアメリカやカナダといったメジャーな留学先に行きたい場合はどうすれば良いでしょうか。アメリカやカナダといった世界的にも人気のある留学先は、アジア圏の留学先に比べると留学費用は絶対的に高くなります。そうした国を選ぶ際は「都心より田舎」の大学を選ぶようにしましょう。

「絶対にこの大学で専門分野を学ぶ」といった確固たる目的がない限り、留学先の大学では都会でも田舎でも質の良い授業を受けられます。日本でも東京に大学は集中しているものの、地方でも国立大学を中心に権威のある大学はたくさん存在しているのと同じです。田舎にある大学でもしっかりと学ぶことは可能であり、コスト的に見ても授業料や教材費は抑えられます。

また、商業施設も少ないことから、食費や娯楽費といった無駄遣いは減り、出費を抑えることができるでしょう。人気諸国での留学費用を抑えたい場合は、メジャーな観光地ではなく、田舎の地域を選んだほうが良いでしょう。

費用を抑えるポイント3.渡航時期


海外大学留学での渡航費は、いつ行くかによってだいぶコストが変わってきます。年末年始、夏休み、ゴールデンウイークといった、いわゆる海外旅行のピーク時は、当然ながら渡航費が非常に高くなります。その値段はオフシーズンの2倍になることもあり、なるべく出発帰国は避けたい時期と言えるでしょう。オフシーズンは国によって違いがありますが、夏休み期間や春休みと呼ばれる時期は、どこもオンシーズンであることが多いです。

大学によっては入学時期をずらすことができず、どうしてもオンシーズンでの渡航が必要になるかもしれません。それでも、土日出発は避けたり、一般的な長期休みの時期から1日でもずらしたりすれば、多少なりとも渡航費を抑えることが可能です。また、語学留学が目的の場合、入学時期が選べることもあるでしょう。閑散期と呼ばれるオフシーズンに渡航をすれば渡航費用の大きな軽減にもなります。

そして「格安航空券」と呼ばれる飛行機の利用は、渡航費用を抑えられる大きなポイントです。格安航空券は夏休みやゴールデンウイークなどは利用できないことが多いですが、オフシーズンならばほぼ確実に利用することができるでしょう。一度予約をするとキャンセルができないといったデメリットもありますが、入学時期や渡航時期をしっかりと計画し、早めに格安航空券の予約をして渡航費用を抑えましょう。

費用を抑えるポイント4.奨学金の利用


海外大学留学は、奨学金制度を利用して費用を抑えられることが多いです。奨学金にはたくさんの種類がありますが、まずは渡航前に日本で行われている奨学金制度と、すでに留学した後でも現地の学校や団体がサポートしてくれる制度があります。

奨学金制度は留学先の国によって条件が違うことも多く、また学力や年齢、成績や語学力といった出願条件があります。そのため、海外大学留学を希望しているすべての人が奨学金制度を利用できるわけではありません。応募者も多いため、その制度が条件としている学力などをクリアする必要があるでしょう。

それから、語学留学よりも大学留学が優先されたり、大学留学よりも専門的な学力をつけるための大学院留学が優先されたりします。日本で募集している奨学金のなかには「返済不要」といわれる給付型制度があり、渡航前に申し込む必要があります。留学開始の1年以上前には応募が締め切られることもあるため、海外留学を検討した時点で、奨学金を申し込むことを検討したほうが良いでしょう。

また、渡航したあとの海外で募集している奨学金は、留学先の学校がおこなっている奨学金制度や、現地の民間団体などがおこなっている制度があります。こちらも希望者全員が利用できるわけではなく、ある程度の成績をクリアした人が対象といった細かい条件があります。

また、経済状況に応じて給付される制度もありますが、こちらは現地の学生か、発展途上国の留学生が優先されることが多いです。

費用を抑えた大学留学で夢への第一歩を!


海外大学留学の費用は、決して安いとは言えません。しかし、留学費用が高い国でも田舎の地域を選んだり、渡航時期をオフシーズンにずらしたりと、少しの工夫で費用を抑えることは可能でしょう。

また、現地で自炊をする努力をしたり、学力をつけて奨学金を利用したりと、自分の努力次第でさらに費用を抑えることもできます。「お金が掛かるから海外留学は辞めておこう」という安易な考えで夢を諦めてしまうのは非常にもったいないです。

自分なりに留学費用を抑える工夫をして夢をあきらめず、ぜひ海外の大学留学をかなえましょう。

合わせて、大学卒業後の進路として人気な大学院留学についてはこちらの記事でまとめていますので、アメリカでの進学を考えている方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

 

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