メニューボタン

留学するなら知っておくべき!留学にベストな時期やタイミング

更新日2022.05.20

留学するなら知っておくべき!留学にベストな時期やタイミング

post by

スマ留編集部

記事一覧を見る
"Make The World Your Stage ."をビジョンに、世界11カ国への英語留学を年間8,000人以上の留学生をサポート。これまでの留学サポートの実績で得られた情報をもとに、皆さんが安心して海外留学を楽しめる役立つコンテンツを配信中!

キャリアアップのため、語学のため、留学を考える人は多いでしょう。しかし、そうなると重要なのは留学のタイミングです。とりわけ、留学に向いたシーズンというのは大事になってきます。ハイシーズンに当たってしまうと受け入れ口が多い反面、競争率が高くなります。オフシーズンの場合は競争率が低い反面、休みがとりにくい時期だったり、留学先の国の気候が過ごしにくい時期だったりするでしょう。どちらがいいのかは人によるため、やはりシーズンを見極めることが大事なのです。

今回は、留学のハイシーズンやオフシーズンの時期や、留学の準備を始めるタイミングについて説明します。

夏休みはハイシーズン!


留学のハイシーズンは、夏休みです。夏休みは各国から留学生が英語圏に集まります。この夏休みとは、具体的には6~8月です。やはり、学校が長期休業する夏の時期に留学を考える人が多いのでしょう。このため、英語圏への留学は夏休みの時期は定員オーバーになりやすいことが考えられます。

逆に、英語圏以外を留学先に考えているなら意外とこの時期が狙い目かもしれません。なぜなら、英語圏に人が集まっている分、それ以外の言語圏に留学する人が少なくなり、留学生の受け入れ枠が空く可能性があるからです。

また、国によって気候も違います。留学をするのなら一定期間その国で暮らすことになるのですから、その国ではどの時期が一番気候がいいのかも調べておくといいでしょう。日本のように安定した四季がある国はそうないうえ、時期によっては台風・スコールなど災害クラスの気象現象が起きる土地もあるので、事前調べは重要となります。なお、気候がいい時期はやはり留学生が集まりやすい傾向があるので、気候からその国の留学シーズンを予測することも可能です。自分が行きたい国の気候も考えて、ベストシーズンを探しておくといいでしょう。

たとえば、フィリピンの場合は、7~9月頃がもっとも留学生の数が多くなります。そのため、この時期は多くの学校が学生募集を行います。ハイシーズンでは競争率が高くなる反面、このように学校側も学生を受け入れる態勢を作っていることが多いのです。これが高い競争率と長期間の準備を要してもなおハイシーズンに人が集まる理由のひとつでしょう。ちなみに、この時期のフィリピンは雨季にあり、日本の梅雨とは違ったスコール(一瞬だけ大量の雨が降る現象)が降るうえ、9月・10月は台風シーズンでもあります。夏の時期にフィリピンへ留学するなら、気象現象やそれによる災害には注意したいところです。

また、マルタも6~8月がハイシーズンです。南ヨーロッパに位置するマルタは治安がよく、気候が1年を通して温暖で、かつ他の国に比べて学費や生活費などの必要経費が安い傾向にあります。ヨーロッパの留学生が多い土地なので「留学したけど日本人とばかり話してしまって英語の勉強ができない」という状況に陥る可能性は低いでしょう。

日本人の場合は春もハイシーズンになる


日本人の場合は、春の時期も留学ハイシーズンとなります。これは、高校など学校を卒業した人が留学するタイミングだからです。具体的な時期は4月頃となります。ただし、この場合留学先の国によっては、新学期のタイミングとかみ合わないこともあるでしょう。

たとえば、カナダは4月ではなく9月に新学期が始まります。このため、日本人の場合3月に卒業して入学を9月までずらす場合がありますが、これはあまりおすすめできません。なかには新学期のタイミングを気にせず4月に入学する人もおり、9月に入学する人と比べると実に5カ月の差が出ます。英語力向上を目指すのであれば、5カ月の差は大きいどころではありません。そのため、4月に行けるならば行った方がいいでしょう。

私立の語学学校の場合は、毎月もしくは毎週入学できるところもあります。入学が新学期に限定されるのは有名大学など一部の学校です。多くの大学・カレッジは、学期ごとに入学が可能となっています。ちなみに、9月に新学期が始まるのはカナダだけでなくアメリカも同じです。春の卒業後に留学を考えるなら、留学先の新学期などはあまり気にする必要はないでしょう。

ハイシーズンに留学するなら早めの準備を!


夏・春などのハイシーズンに留学するなら、早め早めの準備が必要となります。なぜなら、受け入れ先の学校側は定員が埋まり次第入学を締め切ることが多いからです。中には定員オーバーしたら試験を行って選別するところもありますが、それでも門が狭くなることは確実でしょう。そのため、希望の入学時期を逃さないよう注意して早めの準備をしなければなりません。

たとえば、高校卒業後に留学を考えるのであれば遅くとも高校3年に進級したとき、できれば高校2年に進級した時期には準備を始めておきたいところです。しかし、中には高校3年に進級した後に留学を考え出すこともあるでしょう。その場合は、留学プログラムを持っている大学に進学することで留学が可能です。

社会人留学というものもあるので「今からでは手遅れ」ということはありません。しかし、留学を考えるなら「どのシーズンに行くか」は必ず決める必要があります。ハイシーズンは留学先の学校でも受け入れ枠が多いので、その時期を選ぶメリットはあるでしょう。ただし、それならすぐにでも準備を始めなくてはなりません。

ハイシーズンは避けたい!留学のオフシーズンはいつ?


ハイシーズンは受け入れ口が多い一方、人が多く競争率も高いです。そのため、ハイシーズンを避けてオフシーズンの留学を選ぶ人もいます。

留学のオフシーズンは、夏休みや春以外の時期、具体的には秋から冬にかけてです。この時期は学校の長期休業がなく、まとまった時間をとりにくいのが理由でしょう。そのため、もし秋から冬にかけて長期の休みをとれるのであればそれを活かすこともいい選択肢です。

重要!学校選択は早めにしておく


留学を考えるなら、学校選択は早めに、できれば留学を思い至った段階で選択しておくべきです。なぜなら、なかには申し込み締め切りが入学の6カ月以上前に設定されている学校もあるからです。留学を思い至ったときに締め切りを過ぎていた場合は別ですが、以前から留学を考えていたにもかかわらず締め切りが過ぎてしまったとあればこれは残念としかいえません。

留学を思い至ったら、まずどこの国に行きたいかを決め、次にどの学校に行くかを必ず決めておきましょう。学校をあらかじめ決めておけば、留学生の受け入れ時期・申し込み締め切り・定員などの情報をチェックできますし、早い段階なら予定変更も比較的簡単に行えます。何であれ、早すぎて困るということはありません。

直前になって慌てることのないよう、余裕を持った調査・行動を心掛けるといいでしょう。

おしえて!いつから準備を始めるべきか


留学には早めの準備が必要です。専門課程、専門学校なら12カ月前から、大学なら12~24カ月ほど前から準備しておくといいでしょう。つまり、留学を考えるなら留学時期の1年前もしくは2年前から準備しておく必要があるということです。

留学の準備を段階別にすると、大きく3つに分けられます。その3つとは、考え・問い合わせ・申し込む、です。まずは、留学で自分が何をやりたいのか、なぜ留学したいのかを考え、計画書を作りましょう。計画書を作ってある程度目的などが固まったら、次は留学エージェント・留学会社などに問い合わせ、費用の見積りや資料集めを行います。最後に、ひとつひとつの申し込み手続きを進めます。
各段階をもっと詳しくみていきましょう。

留学を決めたら、まずは情報収集から始めます。もっとも行きたい国と他の候補の国を比較してみたり、なぜその国でなければならないのかを考えましょう。そして、渡航時期の目安などを具体的に記入する留学計画書を書き始めます。これが計画段階で、留学前の6カ月~1年前程度にするべきこととなります。

留学時期の4~6カ月前には、入国都市も決めておくといいです。都市と一口にいっても、大きな都市から小さな都市・日本人の数・環境など大きく違います。自分に合った場所を探しましょう。

次に志望校をリストアップします。このとき、留学エージェントなどを利用している場合は便利です。なぜなら、担当の留学カウンセラーなどが自分の目標に沿った学校・コースを数種類提案してくれるからです。こういった利点があるので、留学エージェントなどのサービスは積極的に利用しましょう。ちなみに、このとき紹介してもらった学校のホームページは必ず確認が必要となります。ホームページがきちんとしている学校は、やはり教育内容もきちんとしていることが多いからです。パンフレットがある場合は、留学カウンセラーに頼めば取り寄せてもらえるので、目を通しておくといいでしょう。

志望校の目途がある程度たったら、次は留学費用の見積りです。見積りは、ほとんどの留学会社で基本的に無料となります。ただし、必ず複数の留学会社に見積りを依頼しましょう。会社によって見積りの額が違うため、その会社がどういったサービスをどれくらいの費用で行っているのかを知ることができます。

次にパスポートの確認です。残り期間が1年未満の場合は、パスポートの切替申請ができるので、申請しておきましょう。とくに長期留学の場合、万が一にも滞在中にパスポートの期限が切れたということにならないよう、残存期間は余裕をもって確保しておくべきです。

IELTS・TOEICなどの各種試験を受ける必要がある場合は、この段階で受けておきましょう。こういった試験は、大学・大学院・専門学校への入学の場合に求められることが多いです。
留学の3カ月前には、学校・コースが決定します。いよいよ必要書類を揃えて出願し、入学の手続きを始めるのがこの時期です。このとき必要な書類などは留学目的・学校によって差異があるので、行きたい学校の募集要項を必ずしっかり確認しましょう。そして、手続きが終わり、無事入学許可が出たら、その学校から入学確認書と留学費用の請求書を受け取ります。

ホームステイ・宿泊先の手配申込もこの時期にやっておきましょう。これらは学校への申し込みと同じ時期にやっておくのが一般的です。ちなみに、空港出迎えのサービスを申し込む場合も、この時期にやっておきます。留学費用の支払いもこの時期です。

留学の2~3カ月前になると、学校から入学許可書が送られてきます。これを受け取ったら、海外留学生保険へ加入しましょう。海外留学生保険は、オーストラリア留学の場合など渡航先によっては義務付けられています。

以上が終わったら、学生ビザを申請します。これはオンラインで可能です。申請フォームを記入後、申請費用を支払い、必要書類のアップロードが申請の手順となります。

また、健康診断・航空券の手配もこの時期にやっておきましょう。健康診断は、日本人の場合は基本的に必要ありませんが、渡航の目的・本人の状態によっては求められることがあります。ちなみに、ホームステイでの宿泊を希望している場合、航空券は学校が始まる前日か、日曜日に到着する便を選ぶといいです。

留学の1~2カ月前になると、いよいよ準備も大詰めとなります。まず英語学習と現地の情報収集は継続しましょう。同時に、渡航のための荷物の準備を始めます。留学に必要な荷物リストがインターネット上にあるので、利用するといいでしょう。

留学の2週間~1カ月前になると、ホストファミリーの詳細の案内が届きます。どのような家、どのような家族の下に泊まるのか、よく確認しておきましょう。
また、留学プログラムによってはこの時期にオリエンテーションがあります。渡航前の最終準備確認・空港到着後の案内・到着後の生活オリエンテーションの案内・学校初日の案内など一通りの流れが説明されるので、必ず出席しましょう。

出発日、万が一飛行機の遅延などがあった場合は、現地スタッフへの連絡が必須です。そこに注意しつつ、いよいよ旅立ちとなります。

希望のタイミングで留学するためにも早めの行動を


留学をする場合、ハイシーズンはとくに早めの準備が必要です。具体的には、早ければ留学の2年前から、遅くとも1年前から準備をしておく必要があります。なぜなら、留学の準備はとても大変で、ひとつひとつしっかりこなしていくとどうしても半年は最低でもかかってしまうからです。そこである程度余裕を持つとなると、どうしても1年~2年前程度の時期から準備を始める必要があります。留学は社会人になってからでもできるとはいえ、やはり年齢が上がるほどハードルが高くなる事実は否めません。そのため、将来的に留学が必要になる見込みがあるのなら、できるだけ早い段階で計画を立てるといいです。

計画通りに、希望の時期にスムーズに留学をスタートさせるため、早めの準備を心掛けましょう。

無料オンライン相談も実施中!

スマ留学TOPへ

無料オンライン相談も実施中!