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海外の大学に進学したい方必見!短大を経由して海外の大学に編入する方法

更新日2025.02.12

海外の大学に進学したい方必見!短大を経由して海外の大学に編入する方法

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スマ留編集部

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海外の大学の多くは編入制度をそなえています。編入するには、必ずしも4年制の大学に通っている必要はなく、短大からでも進学することは可能です。現地の短大を経由して編入することには、費用や入学審査の面で大きなメリットがあります。

今回は、留学生にとって人気のあるアメリカなどを例にあげ、短大を経由して海外の大学に編入する方法とそのメリットをご紹介していきます。海外の大学に進学したいと考えている方は、ぜひ短大への留学を検討してみてください

合わせて、大学留学の概要についてはこちらでまとめておりますので、海外での進学をお考えの方は、ぜひこちらもご覧ください。

 

アメリカでは短大経由で大学に編入するのが一般的

アメリカでは短大経由で大学に編入するのが一般的
海外に留学を希望する際に、いわゆる交換留学や短期留学などではなく、現地の人と同じような進路で4年制の大学を目指したい方もいらっしゃるでしょう。この章では、アメリカでの編入に対する一般的なイメージや、短大を経由して編入するメリットを見ていきましょう。

編入に対するイメージ

アメリカでは、4年制の大学を卒業した学生のおよそ3割が、短大からの編入生です。
4年制の大学に進学するために、短大から編入するのが一般的な方法として認知されています。日本の短大とは少し印象が異なっており、4年制の大学へ進むステップの立ち位置となっています。

短大を経由するメリット

大きなメリットは、短大を経由してアメリカの大学に編入すると、直接4年制の大学に留学するよりも比較的安い学費で通えることです。短大にかかる学費は、4年制の大学に比べ、半分程度の金額になっています。そのため、まず2年間、短大に留学することで学費を節約できるのです。

また、大学に比べアットホームな雰囲気のなかで学べることが、短大の大きな特徴です。そのような環境に身を置きながら、基礎的な知識や英語を勉強できます。こうして短大を経由して自身の学力が伸ばしておければ、進学できる4年制大学の選択肢が増える可能性もあるのです。

各国の編入システム

一度地方の学校や短大に進み、そこから大学へ編入するという方法は海外ではよくあります。ただし、義務教育や大学の制度が異なっているため、4年制大学への編入のしかたは、国ごとにそれぞれ違っているようです。この章では、いくつかの国ごとに大学の編入システムをご紹介していきます。

アメリカ、カナダ

アメリカやカナダには、単位の互換制度があります。国内全土で単位の扱い方を統一することで、どこで取得した単位でも基本的に持ち越せるようになっているのです。また、日本の大学や短大の留学した場合でも、単位が認められる場合があります。

イギリス、アイルランド

日本やアメリカなどと異なり、基本的に大学は3年制です。入学した直後から専門的な学習がスタートするため、日本の高校を卒業したあとすぐの留学はできません。編入するには、まず現地の短大に通い、ある程度の語学力や基礎知識が身についている、という証明を受ける必要があります。

オーストラリア、ニュージーランド

大学は一部の学部を除き、3年制をとっています。編入するには、日本の大学で一般教養の科目を十分に履修するか、現地の短大で大学進学用のコースを修了する、といった方法があります。大学では専門的な勉強をする、という認識が一般的なため、基礎的な学力や知識が身についていないと4年制への編入が認められない場合もあります。

短大などで取得した単位は、互換制度によって、大学に持ち越すことが可能です。修了した単位を4年制の大学に持ち越せば、2年次や3年次から編入できる場合もあります。

日本の短大や大学から編入することもできる

日本で取得した単位は海外でも認められます。認められる単位には上限があり、なかには60単位まで持ち越せる学校もあります。おもに、数学や歴史などの一般教養に該当する単位が持ち越せる傾向にあり、日本で十分な成績をおさめておけば、海外の大学に2年次から編入できます。

認定してもらえる単位は国ごとにさまざまです。たとえばアメリカで認められる単位は、一般的な大学レベルの内容で、専門性の高すぎない科目などです。これは、編入先として希望する大学にもよりますが、この順に単位を履修すべき、としたルールが決められている場合があるためです。

単位の取得する順序が決まっているため、あまりに専門性の高い科目については、海外の大学に編入したあとに修了する必要があります。短大から留学・編入を希望している方は、まず一般教養の科目を優先して取得してみるといいかもしれません。

大学編入のメリット、デメリット

 大学編入のメリット、デメリット
海外の大学や短大に留学して、日本では経験できないような学生生活に期待を持っている方も多いでしょう。しかし、海外生活や海外の大学事情をきちんと理解しておかないと、ギャップを感じてしまうかもしれません。海外の大学へ編入するにあたって、どのようなメリットやデメリットがあるのか把握しておくことをおすすめします。

メリット

・広く交流関係を作れる
海外の短大や専門学校に留学し、さらに4年制の大学に編入すれば、さまざまな人と出会うことでしょう。そのため、さまざまなバックボーンのある学生と交流を深められ、自身の価値観などにも幅広い変化を期待できるのではないでしょうか。

・語学力の向上
短大や専門学校への進学は、大学と比べて入学の基準があまり高くなく、直接4年制に留学するよりも難易度が低いといえます。少人数制の授業をとおして、語学力を着実に伸ばしながら、編入を希望する大学の選択肢を増やすこともできるのです。

デメリット

・卒業と編入の難易度
海外の大学に編入するにあたってデメリットとしてあげられるのは、短大卒業の難易度でしょう。多くの学生は短大の勉強を2年間で終わらせることができず、予定より在籍期間を延長しています。海外の学校の多くは、入学するよりも卒業するほうが大変といわれているのです。

・想定外の事情が起こることも
各国の環境や経済事情により、生活のしやすさが大きく変動することも考えておかなくてはいけません。また、留学費用を節約するために編入留学しても、スムーズに卒業できなかった場合、予想より学費がふくらむおそれもあります。

まとめ

海外へ進学する際には、現地の短大を卒業後、留学先の4年制の大学に編入するのも選択肢のひとつです。海外の短大に対する考え方は、日本と大きく異なっています。日本では、短大を卒業してからすぐに就職するという方が多いですが、海外では、大学へ進学するためのひとつのルートとして存在しています。

各国でそれぞれの教育制度にあわせて、編入システムが存在しており、さまざまな特徴を持っています。そのため、希望する留学先がどのような編入システムをとっているのか、きちんと確認しておくことが重要です。

また、日本から編入する際には、自身の取得した単位がどのくらい認定されるのかも考えておく必要があるといえるでしょう。編入を希望する方は、比較的専門性が高すぎない一般教養の科目を履修しておくとよいかもしれません。各国の生活や諸事情をよく調べ、編入の利点などもきちんと理解して短大への留学を目指しましょう。

今回は、海外の大学への編入の方法や各国の編入システムについてご紹介いたしました。
海外の大学編入のメリットなどについてはこちらの記事でまとめていますので、海外への進学を考えている方は、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

 

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