カナダは治安が良く、住みやすい国のランキングでも上位に位置していることから留学先としてもとても人気が高いです。この記事を読んでいる方のなかにも、カナダを留学先として考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、カナダの留学のメリットやデメリット、カナダでの生活の注意点をまとめました。留学の際にはもちろん、カナダに旅行目的で行く際などにも役立つ情報が詰まっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
CONTENTS
カナダ留学をするにあたり、まずはメリットを知っていきましょう。以下でおもなカナダ留学のメリットをまとめました。
カナダには、魅力的な都市がたくさんあります。有名なところでいえば、バンクーバーやトロント、モントリオール、隠れた名所としてはウィスラーやビクトリアなどが留学先としてよく選ばれています。
カナダには、観光地は観光地でも世界的に見てもとにかく魅力が高い観光地が充実しています。たとえば、世界三大瀑布の1つである「ナイアガラの滝」、すばらしいオーロラを鑑賞できる「イエローナイフ」、自然遺産に登録されている「カナディアンロッキー」などでしょう。
カナダの英語は、ほかの英語圏に比べるとなまりがなく、とても聞き取りやすいです。留学では、各国のなまりや独特のアクセントがネックになり、英語習得のさまたげになることがよくあります。なまりがないカナダの英語は、留学での英語学習においてはとても合っているといえるでしょう。
カナダ留学のメリットについて紹介しましたので、次にデメリットを紹介します。デメリットをよく理解しておくことで、カナダでの留学が自分に合っているのかどうかが分かるでしょう。とはいえ、デメリットも人によってはメリットに変わることもあります。まずはどんなデメリットがあるのかをしっかり把握することが大切です。
カナダは日本からの距離が離れており、飛行機で10時間~13時間ほどかかります。また、日本との時差も大きく、16時間~17時間ほどです。時差の大きさにより始めのうちは体調を崩しやすかったり、生活リズムが乱れやすかったりするかもしれません。
カナダは、ほかの国に比べて日本人が多い傾向にあります。その理由には、カナダがワーキングホリデーの対象国に指定されていてワーキングホリデーに来る留学生がたくさんいること、留学大国で知られるアメリカに近く、アメリカに留学や旅行してカナダにも足を運ぶ日本人がたくさんいることなどが挙げられます。
日本人が多いと、つい日本人に頼ってしまったり、日本語ばかり話してしまって留学に来る意味がなくなってしまったりするので、注意が必要だといえるでしょう。
カナダの物価は、ものにより日本より安かったり高かったりします。生活に必要な日用品や食品は日本よりも比較的安い傾向にあります。ただ、カナダの物価は年々上昇傾向にあるため、今後日本の物価よりも高くなってしまうかもしれません。
また、外食などは高めな場合が多いです。メニュー自体の料金も割高ですが、カナダにはチップを支払う文化があるため、レストランやホテルなどのサービスを受けるお店では実際の料金よりは多めに支払わなければなりません。チップの分余計に出費がかさんでしまうことも多くなるでしょう。
カナダ留学のメリットとデメリットを紹介しましたが、留学に限らず、カナダは居住地としてもとても魅力的で、カナダに住むことにかんしてのメリットはたくさんあります。メリットを以下でまとめてみました。カナダに住むことを検討している方にも役立つ情報になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。カナダ留学のメリットを知ることと同時に、カナダの居住地としてのメリットを知っていきましょう。
カナダは、治安がとてもいいことで知られています。具体的な数字で見ましょう。イギリスの「エコノミスト」が発表している国の平和度を表した「世界平和度指数」では、カナダは2011年から2018年まで8年連続でトップ10入りしています。カナダという国が犯罪の少ない、平和度の高い国であることが分かるでしょう。
先にも少し触れましたが、カナダは移民が多い国として知られています。そのためさまざまな人種が入り乱れており、それぞれの国の文化を認め合うことにとても寛容です。わたしたち日本人がカナダに行く際にも、現地の人々の優しさに触れられることが多いかもしれませんね。
居住地として大切なのは、やはり「住みやすい」ということでしょう。カナダは、治安がいいことと同時に、住みやすさでもトップレベルです。世界的な調査機関による国の住みやすさの調査では、カナダは常に上位、バンクーバーに関しては1位を取ったこともあります。
カナダは、日本とは国の環境が大きく違います。そのため、日本での生活に比べれば注意点がたくさんあるでしょう。以下でカナダ生活の注意点をいくつか紹介しますので、留学の際に参考にしてみてください。
カナダは、都市によっては寒さがとても厳しくなります。たとえば、トロントやモントリオールは0℃を下回り、とくに寒いときにはマイナス10℃ほどになります。しっかりと防寒対策をすること、もしくは冬の寒い時期の留学は避けることが有効な対処法といえるかもしれません。
カナダは、基本的に治安がよくて住みやすいです。それはカナダ留学のメリットといえるでしょう。しかし、当然ですが治安が悪い場所もあります。例えばバンクーバーの場合、ダウンタウンのなかでも「ヘィスティングストリート」という地域は犯罪の発生率がとても高くなっています。こういった地域には近づかないようにすることが大切です。
カナダに留学することには、メリットやデメリットがあります。メリットには、留学先に適した土地が豊富なこと、魅力的な観光地が豊富なこと、きれいな英語が学べることなどが挙げられます。デメリットとしては、日本からの距離が離れていること、日本人が多いこと、物価が比較的高いことなどがあります。
カナダは、居住地としてもメリットがたくさんあります。たとえば、カナダは治安がとてもいいことで知られていて、国の平和度を表した「世界平和度指数」で、カナダは長年トップ10入りしていることがそれを象徴しているといえるでしょう。
カナダでの生活は、日本とはやはり違うので注意点もあります。たとえば冬の寒さが厳しい都市があること、治安の悪い場所があることです。防寒対策をしっかりする、治安の悪い場所には近づかないことが大切です。この記事で、カナダでの留学のメリットやデメリットなどのカナダ留学のいろはを学び、カナダでの留学を充実したものにしていただけたら幸いです。
合わせて、カナダ留学に必要な費用や留学期間による費用の違い、費用の抑え方についてはこちらの記事でまとめておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
世界2番目の国土を誇る広大な大地と雄大な自然が特徴のカナダは、都市ごとに雰囲気や気候が異なり、 冬にウィンタースポーツが楽しめる都市があるなど四季折々の魅力が溢れています。 地理的・文化的にはアメリカに似ている部分も多いが、「旧英連邦国家」でフランス語も公用語としており、 欧米2つの雰囲気を味わえることも魅力の一つ。 多民族国家で移民が多く協調性を大切にする温かい国民性から、異文化の様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国としても有名。 留学生が受け入れられやすい環境や雰囲気があり、強いなまりもないニュートラルな英語を話すため、 英語初心者も安心して留学することができます。