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カナダ留学のメリット・デメリット11選|データをもとに解説

更新日2025.02.12

カナダ留学のメリット・デメリット11選|データをもとに解説

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スマ留編集部

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カナダの国勢調査によるとカナダ人口の75%以上が英語を第一言語とするため、英語を学びたい人にはぴったりな留学先です。

「カナダってどんなところ?」
「なぜ留学におすすめなの?」

本記事はカナダに留学経験のある筆者が、カナダ留学のメリットとデメリットをまとめます。これから留学を考えてる方はご覧ください。

カナダ留学のメリット8選

まずは、カナダ留学のメリットを8つ紹介します。

日本人にとって英語が聞き取りやすい

ほとんどのカナダ人が話している英語はアメリカ英語(*1)です。

日本人は義務教育でアメリカ英語の発音を学んでいます。(*2)そのため 日本人にとっては聞き取りやすい英語となっているようです。

発音が聞き取れれば、語学習得がしやすくなります。馴染みのある英語の発音で、学習できるのがカナダ留学のメリットです。

*1 THE CANADIAN ENCYCLOPEDIA「Canadian English」
*2 光村図書「教科書では、アメリカの英語と、イギリスの英語のどちらを使っているのですか。」

多文化共生社会で生活ができる

カナダは様々な国からの移民が多いため、多文化が共生する社会になっています。

2021年にはカナダの住民のうち23%が移民と、150年の歴史の中で移民比率が最大となりました。(*)ちなみに、日本の移民比率は1.7%程度です。

多数の文化が交わっているため、

        カナダに滞在している間、各国の衣食住における文化を体験できることも魅力です。

* Statistics Canada 「Immigrants make up the largest share of the population in over 150 years and continue to shape who we are as Canadians」

都市によっては東京よりも治安が良い

ある調査(*1)では、安全な都市ランキングで、カナダのケベック州が6位。東京は22位なので、場所によっては日本より安全であると言えます。

犯罪指数では、ケベック(指数22)、オークビル(指数26.1)、オタワ(31.5)、モントリオール(32)、東京は(24.1)と、犯罪レベルは日本と同じく低い数値なことがわかります。(*2)

なお犯罪指数の評価については、以下のとおりです。
・20 未満:非常に低い
・20 ~ 40:低い
・40 ~ 60:中程度
・60 ~ 80:高い
・80:非常に高い

ただし、海外生活では、自分の身は自分で守ることが基本です。

*1 Safety Index by City 2023
*2 Crime Index 2023 by City 2024

教育水準が高い

ある調査(*1)によると、カナダの教育水準は2024年で世界11位で、日本の27位と比較すると高いことがわかります。

カナダの大学やカレッジで高い水準の教育が提供されていることはもちろん、語学学校でもLanguages Canada (LC) Standard(*2)という認証制度が設けられています。

LC Standardでは、加盟校が有能な講師陣、設備の整った学習施設、学生に効果的な学習経験を提供するプログラムを確保する要件が規定されています。

*1 Education Rankings by Country

*2 LANGUAGES CANADA QUALITY ASSURANCE STANDARD

英語・フランス語のどちらも学べる

カナダでは、英語とフランス語の2か国語が共用語として使われています。

このため、英語だけでなくフランス語も学ぶことができます。

語学学校の中には、英語クラスとフランス語クラスを選択できるカリキュラムがあり、どちらも学びたいという方にも適しています。

街中の道路標識やレストランのメニューにも、英語とフランス語の表記があるため、2か国語表記に自然と慣れるでしょう。

観光地・自然が豊富

カナダにある世界遺産の数は22箇所。世界で13番目の世界遺産保有国です。

観光地やランドマークが豊富で、旅行者にも人気の国です。

また、カナダは自然が豊かです。

観光庁によると、世界の森林の約10%がカナダで生育しており、カナダ人口の3分の1が天然資源や環境関連の仕事に就いています。(*)

自然の中でゆっくりと留学生活を送りたい人にはぴったりの場所です。

* 観光庁「海外教育旅行のすすめ カナダ」

ワーホリ、co-opなど長期滞在がしやすい

ワーキングホリデー(ワーホリ)は、期間限定で現地で働くことができる期限付きの就労ビザ。年齢制限は30歳まで、取得は1人1回までという制限があります。

co-opはカレッジ(専門学校)に通いながら、働くことができるビザです。
Co-opでは、学びたい分野を選択し、その学習内容を活かせる仕事に付くことが条件になるため、即戦力として職を探せて、仕事の獲得に繋がりやすくなります。ワーホリと違い、滞在可能期間はカレッジのカリキュラム次第です。

ワーホリ、co-opビザのさらに詳しい条件や、メリットは基本はこちらからもチェックしてみてください。

参考:【2024年】カナダワーキングホリデーの特徴!ビザ申請や費用、現地の仕事について解説
参考:カナダCo-op(コープ)留学完全ガイド【2024年最新】

永住権が取りやすい

カナダの永住権はは比較的に取得しやすいと考えられます。

カナダが実施する「2024-2026 Levels Plan」では、2024年に485,000人、2025年に500,000人の新たな永住権取得移民を増やす政策が計画されています。

このため、永住権取得がしやすい状況ではありますが、 2024-2026 Levels Plan」の目的の1つは重要な分野(保健、科学、技術、工学、数学(STEM)、貿易、運輸、農業など)における労働力不足解消です。

この点を解消できるスキルを持っている、もしくはco-opなどで取得する必要があります。

カナダ留学のデメリット3選

これまでカナダ留学のメリットをまとめましたが、デメリットも併せて紹介します。

大切な時間とお金を使って留学にいくならば、留学先として決める前にデメリットも把握しておきましょう。

物価が日本よりも高い

世界的にみても物価の上昇は深刻です。ある調査(*)によると、物価指数が日本は80.7に対し、カナダは95.3です。

指数が高いほど支出が多いことになるので、 日本よりもカナダの方が支出が多いことが分かります。

ただし、同調査では購買力指数もカナダの方が高いです。(カナダ 72.9、日本 68.6)

これは 日本よりもカナダの方が給与水準が高いという意味です。

物価が高いので、貯金のみで滞在するのは負担が大きいですが、現地で働くことでカナダの物価に合わせた収入を得ることができるでしょう。
* Comparison of worldwide cost of living

気候が日本と異なる

カナダは日本と同じく四季がありますが、夏は湿度が低くカラッと晴れている日が多いです。一方、冬は地域によっては日本よりも気温が大幅に低い場合があります。

大きな都市トロントでは、冬は最高気温が氷点下となることもありますが、西海岸側のバンクーバーは、夏は涼しく、冬は5℃~0℃ほどで、比較的過ごしやすい気候です。

都市によりますが、カナダは日本よりも気温が低い都市が多いので、服装に十分気を付けましょう。

参考:tenki.jp 「バンクーバーと日本の主要都市との天気比較」

日本人が多く、外国語を話す環境に身を置けない可能性がある

カナダは留学先として人気の高い国のひとつです。

ある調査(*1)では、日本から外国に渡航した留学生のうち11.7%がカナダに留学しています。

同調査(*2)では「日本人の多い場所だと英語が話せない」といったのコメントが多々見られます。

外国語を話す環境に身を置きたいのであれば、「日本語禁止」などのルールを自分に厳しく設けることが必要となります。

ただ、日本人から離れる必要はありません。日本人とも英語で話すなど、友達同士でもルールを作るといいでしょう。

*1 日本学生支援機構 「平成30年度海外留学経験者追跡調査 II. 調査結果詳細」
*2 日本学生支援機構「平成23年度 海外留学経験者追跡調査報告書 〜海外留学に関するアンケート〜 自由回答集」

まとめ

今回はカナダに留学するメリットとデメリットをまとめました。

せっかく留学にいくなら、楽しく有意義なものにしたいですよね。

メリット・デメリットを理解し、カナダ留学があなたの留学の目的に沿っているか確認しましょう。

カナダ留学ついて

世界2番目の国土を誇る広大な大地と雄大な自然が特徴のカナダは、都市ごとに雰囲気や気候が異なり、 冬にウィンタースポーツが楽しめる都市があるなど四季折々の魅力が溢れています。 多民族国家で移民が多く協調性を大切にする温かい国民性から、異文化の様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国としても有名。 留学生が受け入れられやすい環境や雰囲気があり、訛りの少ないニュートラルな英語を話すため、 英語初心者も安心して留学することができます。

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