カナダはアメリカに隣接する国で、アメリカ旅行の際に訪れる方も多くいるなど日本人にも人気の渡航先です。そんなカナダに興味があるという方にも、カナダの通貨についてまでくわしく知っている方は、少ないのが実情でしょう。
そこで、このコラムではカナダの通貨について紹介します。お金についての知識はくわしく知っておかないとトラブルにもなりかねないので、しっかり確認しておきましょう。
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カナダの通貨は紙幣が「ドル」、硬貨が「セント」と呼び分けされており、総称してカナダドルと呼ばれています。紙幣と硬貨は両方とも5種類ずつあり、紙幣は100ドル、50ドル、20ドル、10ドル、5ドル、硬貨は2ドル、1ドル、25セント、10セント、5セントがあります。カナダの紙幣は「ポリマー紙幣」というプラスチックでできている紙幣で、とても丈夫なことが特徴です。
以前は1セント硬貨がありましたが、2013年に廃止されてしまいました。そのためカナダでは、現金払いの場合5セント以下の単位でおつりが支払われることはありません。5セント以下である場合は、切り上げもしくは切り下げになることがあるので注意が必要でしょう。
カナダドルのレートはほかの通貨と同じで、毎日変動しています。そのためレートの情報は常に最新のものをチェックしましょう。
両替方法はさまざまなものがあります。カナダの通貨に限らずあらゆる国で共通する方法が多いです。それぞれレート、手数料、手間などが異なっていますので、自分にもっとも合っているものを選ぶ必要が出てくるでしょう。それぞれの方法を以下で紹介していきます。
文字通り宅配で両替をすることのできるものです。さまざまな会社がおこなっています。会社にもよりますが、店頭やインターネット、電話などのあらゆる方法で受け付けをしてくれます。その後指定された専用口座に両替したい金額を振り込み、自宅もしくは現地の滞在先に外貨が宅配される仕組みです。
この方法は一般的によりたくさんのカナダドルに両替してもらえる場合が多いです。また、利用する人もたくさんおり、人気な外貨宅配業者は何日も待つ場合もあります。そのため、利用する場合は日数に余裕を持って申し込みをしましょう。
日本の銀行はもちろん、カナダの銀行もそれぞれ外貨両替をおこなっています。銀行は手続きも安心しておこなえることが多いので、安心感を得たい方にはおすすめです。銀行窓口だけではなく、外貨両替専用の窓口や銀行ATMでも両替できます。
こちらも日本とカナダの両方にあり、個人経営でおこなっているところもあれば、会社が経営している場合もあります。おもに駅の近くなどの便利なところにある場合が多く、緊急時などには利用しやすいでしょう。
カナダは、通貨を使うよりはクレジットカードを利用することのほうが多いです。クレジットカードの利用率が高いイメージがあるため、アメリカにも引けを取らないといわれています。
クレジットカードはポイントが貯まり、キャッシュバックがあります。そのため、クレジットカードが使われることが多い理由です。クレジットカードは身分証明になることも多いですし、現金をたくさん持ち歩く必要がなくなります。
たくさんの現金を持ち歩いていると盗難の被害にあうことも考えられます。しかし、クレジットカードであれば、盗難されてもすぐに停止できたり保証がついていたりするため、トラブルのリスクが減るでしょう。クレジットカードは持っていて損はないので、持っていない場合は作ってから渡航することをおすすめします。
カナダはアメリカの隣の国です。アメリカから労働や旅行のため来たりする人も大勢います。それにより、アメリカで流通しているアメリカドルがよく混ざっています。見た目もそっくりなので、混ざっていても気づかれにくいです。
アメリカドルは基本的にカナダの通貨と区別されています。しかし、使用することができるお店も少なくありません。アメリカドルで支払いすることができるお店もあります。
アメリカドルで支払うお客さんも多いため、おつりもアメリカドルで返ってくることがあります。しかし、それは基本的に硬貨のみで、紙幣はカナダの通貨で返ってくることが多いです。硬貨はアメリカドルと見た目が似ているため、店員さんも気づきにくいのかもしれません。
カナダで流通している通貨は「カナダドル」と呼ばれていて、お札は「ドル」、硬貨は「セント」と呼び分けがされています。紙幣と硬貨はそれぞれ5種類ずつあります。
日本円をカナダドルに両替する方法はいくつかあります。それぞれの方法によってレートも違いますし、手数料や手間などが異なっています。自分にもっとも合っているものを選びましょう。
しかし、カナダは現金よりクレジットカードを使うことが多いといわれています。だいたいの施設でクレジットカードを利用できるので、持っていない人はクレジットカードを発行してから渡航することをおすすめします。
このコラムではカナダの通貨について紹介しました。しっかり予習し現地で困らないようにしましょう。
Q&AまとめQ&A
世界2番目の国土を誇る広大な大地と雄大な自然が特徴のカナダは、都市ごとに雰囲気や気候が異なり、 冬にウィンタースポーツが楽しめる都市があるなど四季折々の魅力が溢れています。 多民族国家で移民が多く協調性を大切にする温かい国民性から、異文化の様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国としても有名。 留学生が受け入れられやすい環境や雰囲気があり、訛りの少ないニュートラルな英語を話すため、 英語初心者も安心して留学することができます。