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留学するなら知っておきたいカナダのお金事情|会計のルールや持ち込む方法をご紹介

更新日2025.06.27

留学するなら知っておきたいカナダのお金事情|会計のルールや持ち込む方法をご紹介

カナダに留学や旅行の予定がある方は、カナダのお金を用意しなくてはいけませんよね。それには日本やカナダで両替する方法だけでなく、クレジットカードやキャッシュカードを使ってカナダで引き出すという方法もあります。

この記事では、カナダの紙幣や硬貨の種類という基本的なことから、実際にカナダでお金を支払う場面であらかじめ知っておくといいポイントについても説明していきます。カナダへ行く前に、ここでカナダのお金事情を理解しておきましょう。

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1.カナダのお金は紙幣と硬貨!お金の種類や見分け方について

カナダの通貨単位は「カナダドル」で、ドルに満たない金額には「セント」を使用します。カナダのお金を使おうとする際に戸惑うことがないよう、まずはカナダのお金の種類をあらかじめ復習しておきましょう。

紙幣

日常的に使用されている紙幣の種類は、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの5つです。それぞれに歴代の大統領やイギリス女王の姿がプリントされていています。また、日本のお札とは違って、カラー印刷でプラスチックのような紙質(ポリマー紙幣)なので、新鮮に感じる方もいらっしゃるでしょう。

ポリマー紙幣は耐久性が高く、水に強く、偽造防止にも優れた特長を持ちます。紙幣には透かしや透明ウィンドウ、ホログラム、視覚障がい者向けのタクティルマークなど最新のセキュリティ技術が採用されています。

お札の角に金額の数字が大きくプリントされており、デザインも異なるので、お札の見分け方は簡単です。5ドル札には宇宙技術を象徴する「カナダーム2」と元首相ウィルフリッド・ローリエが描かれ、10ドル札には人権活動家ヴィオラ・デズモンドが登場。20ドル札にはエリザベス女王の肖像があり、今後はチャールズ国王への変更が予定されています。50ドル札には元首相マッケンジー・キング、100ドル札にはインスリンの共同発見者であるバンティング博士が描かれています。カナダでの生活に慣れてきた方は、財布からちらっと見たときに、お札の色で判別できるようになるかもしれません。

硬貨

カナダの硬貨は、5セント(ニッケル)、10セント(ダイム)、25セント(クォーター)、1ドル(ルーニー)、2ドル(トゥーニー)などがあり、50セント硬貨も存在しますが流通は稀です。ニッケルにはビーバー、ダイムには帆船、クォーターにはカリブー、ルーニーにはルーンという鳥、トゥーニーにはホッキョクグマがデザインされています。硬貨のサイズや色は多様で、特にダイムとニッケルはサイズが逆転しているため、旅行者は混同しやすい点に注意が必要です。また、1セント硬貨(ペニー)は2013年に廃止されており、現金支払い時には金額が5セント単位に繰り上げ・切り下げされることがあります。硬貨を見分けるには、硬貨の表面に書かれている金額の数字を確認します。数字は小さい文字で書かれているので、慣れないうちはお会計の際に小銭をスムーズに使うのが難しいかもしれません。

カナダドルの歴史と最新のセキュリティ機能

カナダドルの歴史は19世紀に始まり、2011年以降はすべての紙幣がポリマー素材へと切り替わりました。これにより、偽造防止技術も飛躍的に向上し、透かしやホログラム、マイクロプリントなど高度な機能が搭載されています。旅行者でも、紙幣の透明ウィンドウや凹凸のある印刷をチェックすることで、簡易的な真贋判別が可能です。

カナダではキャッシュレス化が急速に進んでおり、都市部ではほとんどの支払いがカードやスマホで完結します。しかし、現金が今もなお重宝される場面もあります。たとえば、小規模店舗やローカルなファーマーズマーケット、一部の公共交通機関、そしてホテルやレストランでのチップなどでは現金が便利です。地方に行くほど現金を使う機会が増える傾向があるため、滞在先や行動範囲によって現金の持参額を調整するとよいでしょう。

カナダでの現金・カード利用の実態

カナダで広く使われているクレジットカードには、VISA、Mastercard、American Expressがあります。VISAとMastercardはほとんどの店舗で利用可能ですが、American Expressは一部の加盟店でのみ対応していることがあるため、注意が必要です。また、Interac(インタラック)というカナダ独自のデビットネットワークも普及しており、カナダの銀行口座と連動したカードでの決済が主流です。レストランではチップ込みでカード決済が可能であり、タッチ決済(Tap to Pay)も急速に浸透しています。

電子決済・モバイル決済サービス

電子決済についても、Apple Pay、Google Pay、Samsung Payといったモバイル決済が広く対応しており、スーパーやカフェ、公共交通機関などでスムーズに利用できます。日本のクレジットカードをこれらのサービスに連携させて使うことも可能ですが、すべてのカードが海外利用やモバイル決済に対応しているわけではないため、渡航前に発行元に確認しておくと安心です。留学生であれば、現地の銀行口座を開設してカナダ発行のカードと紐づけることで、さらに利便性が高まります。

現金が必要な場面と場所

カナダで現金が必要な場面としては、前述のようにローカル店舗や交通機関、チップの支払いなどが挙げられます。留学生の場合、到着初日に備えて100〜200カナダドル程度を現金で持参するのがおすすめです。その後は基本的にカードやスマホ決済で生活することができるでしょう。両替は日本国内でも可能ですが、カナダの空港や市内の両替所、ATMを利用した方が為替レートが良い場合もあります。

カナダでの銀行口座開設と管理

カナダで留学生活を送るにあたり、現地の銀行口座を開設することは非常に重要です。学費や生活費の管理、バイト代の受け取り、家賃や光熱費の支払いなど、日常的なお金のやり取りに欠かせない存在となるからです。多くの銀行では留学生向けに特別なサポートや手数料無料の口座を提供しており、条件を満たせば月額の基本料金が免除される場合もあります。

主要銀行の特徴と学生向けサービス

カナダの主要銀行には、Royal Bank of Canada(RBC)、TD Canada Trust、Scotiabank(スコシアバンク)、Canadian Imperial Bank of Commerce(CIBC)、Bank of Montreal(BMO)などがあり、それぞれに特徴と強みがあります。たとえばRBCは全国に支店とATMのネットワークが広がっており、留学生にも人気があります。TDはオンラインバンキングの使いやすさに定評があり、Scotiabankは特に国際送金サービスが充実している点が魅力です。CIBCは学生向けの無料口座の条件が緩やかで、BMOは長期滞在者向けに特化した特典が多い傾向があります。銀行を選ぶ際には、自宅や学校の近くにATMがあるか、オンラインやモバイルアプリの使い勝手、学生向けの特典内容などを比較し、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

銀行口座開設に必要な書類と手続き

銀行口座の開設には、いくつかの書類が必要です。通常、パスポート、学生ビザ(Study Permit)、入学許可証(Letter of Acceptance)、そして現地での住所を証明できる書類(家の契約書や公共料金の請求書など)の提示が求められます。多くの銀行では、来店時に担当者との面談を通じて手続きを行いますが、最近では事前にオンラインで申込情報を入力できる場合も増えており、来店時の待ち時間を短縮できます。所要時間は30分〜1時間程度が一般的ですが、混雑状況や書類不備があるとさらに時間がかかることもあるため、余裕を持ったスケジュールで臨むことが大切です。事前にオンラインで予約を入れておくとスムーズです。

e-transfer(電子送金)サービスの利用方法

口座を開設すると、カナダで広く使われている「Interac e-Transfer(インタラック・イートランスファー)」という電子送金サービスを利用できるようになります。これは、カナダ国内であれば相手のメールアドレスまたは電話番号さえ分かっていれば、簡単に送金ができる便利な機能です。家賃の支払いやルームメイトとの割り勘、友人間の送金、フリーマーケットでの支払いなど、さまざまな場面で活用されています。送金時にはセキュリティ質問と答えを設定する必要があり、受取人は正しい答えを入力することで入金を完了できます。一部の銀行では一定の条件下で無料で送金できる場合もあり、手数料の有無は銀行によって異なります。

日本からカナダへの送金方法と為替

カナダへの留学を控えた学生にとって、日本からの送金方法を知っておくことはとても重要です。学費や生活費を現地の口座へスムーズに送るためには、手数料、送金速度、為替レートの違いを比較し、自分に合った方法を選ぶことが求められます。

銀行送金とオンライン送金サービスの比較

もっとも一般的な方法は、日本の銀行からカナダの銀行口座へ直接送金する「電信送金(海外送金)」です。三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行など大手銀行では対応しており、送金手続きは窓口またはオンラインで行えます。ただし、手数料が比較的高く、3,000円〜6,000円ほどかかるうえに、中継銀行経由となる場合は追加費用や日数(2〜5営業日)が発生することもあります。

一方で、近年多くの人が利用しているのがWiseやOFX、Revolutなどのオンライン送金サービスです。これらのサービスは中継銀行を通さずに現地通貨での送金を可能にし、為替レートも実勢レートに近いため、送金額に対して非常に経済的です。たとえば、Wiseでは少額でも送金ができ、手数料は送金額に応じて数百円〜数千円程度。送金時間も1〜2営業日と比較的早く、スマホやパソコンから簡単に手続きできます。PayPalも使えますが、為替手数料が高めなこと、受け取り側がPayPalアカウントを必要とする点がデメリットです。

為替レートを有利にする方法とタイミング

送金の際に注意したいのが「為替レートの変動」です。日本円とカナダドル(CAD)の為替は、経済情勢や金利の変動、国際情勢の影響を受けて日々変化します。為替が不利なタイミングで一度に全額を送ってしまうと、実際に受け取れる金額が少なくなってしまうこともあるため、分散して何度かに分けて送金する「分割送金」も一つの有効な方法です。為替の動きをチェックするには、「Yahoo!ファイナンス」「XE.com」「OANDA」などの為替情報サイトやアプリを活用すると便利です。特にレート通知機能を使えば、有利なレートになったときに知らせてくれるため、見逃しを防げます。

カナダでの両替と現金引き出しのコツ

カナダ到着後に現金が必要な場合もあります。たとえば家賃の初期支払いやデポジット、タクシー代、SIMカード購入など、カードが使えない場面で現金が役立ちます。空港の両替所は便利ですが、レートが悪く手数料も高めなので、利用は最低限にとどめ、必要最低限のカナダドルだけを両替しておくのがベターです。市内の銀行や専門両替所(Currency Exchange Centreなど)の方が比較的レートが良くなっています。また、日本で発行されたキャッシュカードやクレジットカードでも、PLUSやCirrusマーク付きのATMであれば現金を引き出すことが可能です。ただし、引き出しごとに手数料(100〜500円+為替手数料)が発生するので、まとめて引き出す方がお得になることもあります。

カナダの消費税システムと州による違い

カナダでの買い物やサービス利用の際、表示価格よりも高い金額を請求されて戸惑った経験がある方もいるかもしれません。その理由は、カナダの消費税が日本と異なり、価格に税金が含まれていない「外税表示」が一般的であるためです。カナダの消費税制度は少し複雑で、連邦政府による「GST(Goods and Services Tax)」と、州ごとに設定される「PST(Provincial Sales Tax)」または「HST(Harmonized Sales Tax)」、「QST(Quebec Sales Tax)」が組み合わさっているのが特徴です。

連邦消費税(GST)と州による消費税の違い

全国共通のGSTは、基本的に5%で、すべての州で適用されます。このGSTに加えて、州ごとに異なる税が課される仕組みになっており、これが最も混乱を招くポイントです。一部の州では、GSTとPSTを別々に徴収しています。たとえば、ブリティッシュコロンビア州ではGST(5%)とPST(7%)が課され、合計で12%の税率になります。一方、オンタリオ州やノバスコシア州などでは、GSTとPSTを統合したHST(13〜15%)が一括して課税されるため、レシート上では1つの税として表示されます。また、ケベック州は独自のQST制度を導入しており、GST(5%)に加えてQST(約9.975%)がかかり、合計で約14.975%になります。

アルバータ州のように州税(PSTやHST)を導入していない州もある点です。この州ではGSTの5%のみが課税されるため、同じ商品を購入する場合でも、他州に比べて支払額が少なくなることがあります。留学先の州によって生活コストが変わるというのは、実際に暮らしてみないと実感しにくいかもしれませんが、日常的な買い物の積み重ねが大きな差となって表れるため、知っておくと役立ちます。

出典:https://www2.gov.bc.ca/gov/content/taxes/sales-taxes/pst
https://www.revenuquebec.ca/en/businesses/consumption-taxes/

税金還付制度と留学生の申請方法

こうした消費税の一部については、「GST/HSTリベート」と呼ばれる還付制度の対象となる場合もあります。これは、一定の条件を満たす非居住者や低所得者に対して、納めた税金の一部を払い戻す制度です。留学生も条件を満たせば対象になり、カナダ滞在中に申請することが可能です。申請には、SIN(Social Insurance Number)の取得や、過去の納税状況の確認、収入の申告が必要で、通常は年に4回還付されます。例えば、アルバイトなどをしていて年収が一定額以下であれば、100ドル以上の還付を受けたという留学生の例もあります。
このように、カナダの消費税は州ごとに仕組みが異なり、生活に直接影響を与える重要な制度です。価格表示が税抜であることを前提に、レジでの支払額をあらかじめ計算しておく習慣を身につけると、日常のちょっとした驚きや戸惑いを防ぐことができます。また、還付制度の活用も視野に入れつつ、各州のルールを理解して、賢くカナダ生活を送りましょう。

カナダのチップ文化と支払いマナー

カナダではチップ(gratitude)はサービス業における重要なマナーとされており、特に日本から訪れる人にとっては戸惑いやすい習慣の一つです。基本的に、チップは受けたサービスに対する感謝の気持ちを示すものであり、従業員の給与の一部として計算されている場合もあります。レストランでの食事やタクシー利用、美容院やホテル滞在など、多くの場面でチップの支払いが期待されており、一般的には料金の15〜20%程度が相場とされています。サービスの質が非常に高いと感じた場合は20%以上を渡すこともあり、逆に満足できなかった場合は10%前後にとどめることもあります。

サービス業種別のチップ相場と計算方法

具体的な業種別のチップ相場については、フルサービスのレストランでは15〜20%、カフェのカウンター注文では任意、タクシーは乗車料金の10〜15%、美容室は15〜20%、ホテルではポーターに荷物1個あたり1〜2カナダドル、ベッドメイキングに1泊につき1〜2ドル程度が目安です。チップの計算は、レシートの税抜き金額に対して行うのが一般的ですが、税込み金額を基準にする人も少なくありません。支払い時には電卓を使うか、スマートフォンの計算機アプリを活用すると便利です。

チップの支払い方法と文化的背景

支払い方法は現金だけでなく、クレジットカードやデビットカードを利用する際にもPOS端末でチップ金額を入力できる仕組みが整っています。たとえば、支払い画面で「No Tip / 15% / 18% / 20% / Other」という選択肢が表示され、自分で金額を入力することも可能です。現金でチップを渡す場合は、テーブルに小銭ではなく紙幣(例:5ドル札など)を置くのがマナーとされています。

カナダにおけるチップ文化は、単なるマナーにとどまらず、サービス提供者の生活を支える制度として根づいています。多くの従業員は最低賃金で働いており、チップが収入の大きな割合を占めています。そのため、チップを省略することは失礼と受け取られる可能性があり、文化的な配慮が必要です。

チップを含めた予算計画の立て方

留学生や長期滞在者にとっては、チップを含めた予算計画を立てておくことが重要です。たとえば、1日の飲食費が40ドルであれば、15%のチップを加味して46ドル程度を見積もる必要があります。タクシーや美容室など他のサービスも含めると、1か月あたりのチップ支出はおおよそ100〜200ドル程度に達することがあります。こうした支出を前提に生活費を見積もることで、予算オーバーを防ぎ、安心してカナダでの生活を楽しむことができます。

カナダへのお金の持ち込み方法と注意点

カナダに留学や長期滞在で渡航する際、お金の持ち込み方法や支払い手段の準備は非常に重要です。特に現金の持ち込みには制限があり、カナダ入国時に1万カナダドル(またはそれに相当する外貨)以上の現金や金券類(トラベラーズチェック、有価証券など)を携行している場合は、必ず税関(Canada Border Services Agency)に申告する義務があります。申告を怠った場合、金銭の没収や罰金、最悪の場合には刑事罰の対象となる可能性もあります。申告は税関申告書(Form E311)または入国時の電子キオスク端末を通じて行うことができ、実際の入国審査では「Do you carry more than 10,000 Canadian dollars in cash or equivalents?」と尋ねられるケースが多いため、正直に答えましょう。

現金の持ち込み制限と申告義務

現金を多額に持ち歩くのは防犯上のリスクもあるため、複数の支払い手段を分散して準備することが推奨されます。たとえば、現金は数百〜1,000カナダドル程度にとどめ、あとは日本で発行できるクレジットカード(VISAやMastercard)やデビットカード、あるいは海外対応のプリペイドカードを組み合わせて持参するのが一般的です。特にクレジットカードは、宿泊予約やオンラインショッピング、公共交通機関の支払いなど幅広く利用でき、身分証明書の代わりとして提示を求められることもあります。一方で、クレジットカードは使い過ぎのリスクや盗難・不正利用の懸念もあるため、利用明細の定期確認や限度額の設定など、セキュリティ対策も重要です。

渡航前に準備すべき支払い手段のバランス

留学生の間で人気が高いのが、国際キャッシュカードや海外対応プリペイドカードです。たとえば、新生銀行、ソニー銀行、楽天銀行などが提供する国際キャッシュカードは、カナダのATMでカナダドルを現地通貨で引き出すことが可能で、為替手数料やATM利用手数料を事前に把握しておけば、比較的安心して利用できます。また、Wise(旧TransferWise)やRevolutなどのマルチカレンシープリペイドカードは、日本円をチャージしてカナダドルに両替でき、クレジットカードのように店舗でも利用できます。通貨の切り替えや利用状況の確認がアプリ上で簡単にできる点も魅力です。事前に日本で作成・受け取りを済ませておくことで、現地到着後すぐに利用開始できるので、準備は早めに行いましょう。

留学生向け国際キャッシュカードとプリペイドカード

実際に初めて渡航した留学生の中には、「現金を多く持ち込みすぎて不安だった」「ATMの引き出し手数料を事前に調べておけばよかった」といった声も少なくありません。中には、クレジットカードの暗証番号を忘れて使えなかったり、国内専用カードしか持参しておらず、支払いに苦労した例もあります。こうしたトラブルを避けるためにも、渡航前には支払い手段の有効性や限度額、緊急連絡先、紛失時の対応方法などをしっかり確認しておくことが大切です。

カナダでは現金以外のキャッシュレス決済が主流であるため、現地での生活を快適に始めるためにも、多様な手段をバランスよく準備し、安心してスタートを切れるようにしておきましょう。

5.まとめ

カナダ留学では、銀行口座の開設や日本からの送金、消費税制度、入国時の現金管理など、お金に関する知識が欠かせません。

学生向けの手数料無料口座や、便利なe-transferの活用、Wiseなどのオンライン送金の利用で費用を抑えることが可能です。

州ごとの税制度や還付制度も把握し、現金・カードなど複数の支払い手段を用意して安心な留学生活を送りましょう。

カナダ留学ついて

世界2番目の国土を誇る広大な大地と雄大な自然が特徴のカナダは、都市ごとに雰囲気や気候が異なり、 冬にウィンタースポーツが楽しめる都市があるなど四季折々の魅力が溢れています。 多民族国家で移民が多く協調性を大切にする温かい国民性から、異文化の様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国としても有名。 留学生が受け入れられやすい環境や雰囲気があり、訛りの少ないニュートラルな英語を話すため、 英語初心者も安心して留学することができます。

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post by

スマ留編集部

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