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ロンドン留学に必要なビザとは?ビザの種類や取得方法をご紹介します

更新日2021.03.05

ロンドン留学に必要なビザとは?ビザの種類や取得方法をご紹介します

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スマ留編集部

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ロンドン留学の際に、「ビザの取得は必要なのか」、「学生ビザの種類がいくつもあってよく分からない」、と悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。なぜなら、イギリスのビザは何種類もあって、必要書類や手続きも複雑なのです。

ここでは、ロンドン留学に必要なビザの種類と、ビザを取得するまでのステップを解説していきます。
ロンドン留学の概要についてはこちらの記事でまとめていますので、ロンドン留学にご興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

 

そもそもビザって何?どんなときに必要?

ビザとは簡単にいうと、国が出す「うちの国に入国してもいいよ」という許可のことです。入国される側の政府が、入国する人が正しい目的を持って自分の国に滞在する人物であるかを審査します。例えば、あなたがロンドンへ留学の際、ビザがイギリス政府から発行されてなくては、イギリスに入ることができないのです。

ここでかんちがいしやすいのが、パスポートとビザは違うものだということです。パスポートは、あなたが日本人であることを日本政府が証明するために発行します。いっぽうビザは、あなたが他の国に行く時にその国の政府が、あなたが国に立ち入ることを許可し、発行します。

渡航準備の際、パスポートを取得したところで安心してしまって、ビザの取得を忘れてしまわないように気を付けなくてはなりません。ビザの取得には時間がかかる場合があるので、余裕を持って申請しましょう。

目的や滞在期間によって違う!ビザの種類

ビザと一言でいっても、目的や滞在期間によって取得しなくてはならない種類が違います。ここでは、ロンドン留学での、ビザの種類を紹介します。

・短期学生ビザ(Short-term study Visa)
短期学生ビザは、滞在期間が6か月以内か、7か月から11か月間かで2種類に分かれます。語学学校で英語を勉強する方が一般的に取得するビザで、渡航前のビザ取得申請が必要です。どちらの種類も、イギリス国内でのアルバイトと滞在期間の延長はできません。

・学生ビザ(Tier 4 student visa)
学生ビザは、どの教育課程の留学をするかで2種類に分かれます。渡航前のビザ取得申請が必要です。大学や専門学校で学ぶ場合、ジェネラル(General)という学生ビザを取得します。なお、こちらのビザは就労が可能です。

私立の小中学校で学ぶ場合、チャイルド(Child)という学生ビザになります。滞在期間の延長は、どちらもイギリス滞在中に申請が可能です。

・観光ビザ
日本国籍を持つ人は、観光を目的とした6か月間の滞在にはビザの申請は不要です。そのため、30日間までの短期留学の場合、この観光ビザで滞在することができるのです。

目的や滞在期間によって違う!ビザの種類

ビザを取得するには

ロンドン留学のビザ申請は、現地での授業が始まる3か月を切った時点で申し込むことができます。ビザの申請に必要となる書類の準備と、どこにどう申請すればいいかを、ここで解説します。

・ビザ申請に必要なもの
必要となる書類はビザの種類によって少しずつ違うので、不足がないように注意しましょう。書類の一例として、パスポート、CAS Statementまたは入学許可証、滞在費用証明、カラー証明写真などがあります。

CAS Statement(CASとは、Confirmation of Acceptance for Studiesの略称)または入学許可証は、留学先の学校に合格したら発行してもらう書類です。CAS Statement の発行には、氏名やパスポートなど細かな情報を伝える必要があるので、受け取ったら情報に誤りがないかを念のため確認しておくといいです。

滞在費用証明は財政能力証明書とも呼ばれることがあります。留学に必要な資金額がイギリスの地域ごとに定められていて、その資金があることを証明できる預金通帳が必要となります。ここでポイントなのが、この証明書類は英語に翻訳されているものでなくてはならないことです。また翻訳は、翻訳会社に依頼する必要があるのです。

カラー証明写真は、シール台紙やコピー台紙のものはNGです。機械やお店で写真をとる時に、台紙の種類や大きさ、背景にも注意しましょう。

大学や専門学校に留学するのに必要なGeneralの学生ビザ場合、さらにIELTSという英語技能試験のスコア通知の書類が必要となります。IELTSの結果は捨てずに保管しておきましょう。

・取得手順
ビザ申請に必要な書類がそろったら、まず専用のウェブサイトでビザ申請を出します。そのサイトはすべて英語で記載されています。入力例を参考にしながら、誤りがないようにていねいに申請をしましょう。このときに、申請費用の支払いをクレジットカードで済ませます。

次に、東京か大阪の英国ビザ申請センターで直接手続きをするのですが、事前予約が必要となります。英国ビザ申請センターでの手続きは、必要書類の提出と、指紋の採取などです。

ここまでのステップを終え、あとは申請が通るのを待ちます。おおよそ2週間から4週間ほど審査に時間がかかるそうです。無事に申請が通りビザが発行されたら、英国ビザ申請センターか郵送で、預けていたパスポートを受け取ります。その際パスポートには、ビザが貼られています。

ビザ申請時に注意しておくべきこと

ビザの取得は上記の手順でおこないますが、その際注意しなければいけないことがありますので、ここでご紹介していきます。正しく申請しないとスムーズに入国できないおそれもありますので、注意して申請しましょう。

・正しい情報を確認する
ビザ申請に必要な書類や手順については、UK Visas and Immigrationのホームページで正しい情報を確認しましょう。突然内容が変わることもあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

・スケジュール管理
ロンドン留学までにビザの取得が間にあうよう、スケジュールを考えてビザの申請をしましょう。ビザの申請者が多く、審査に時間がかかってしまうことがあるようです。また、もし書類に不備があった場合には差し戻しとなり、手続きがさらに遅れてしまいます。

・証明書類の翻訳を依頼する
滞在費用証明などの書類で、日本語のものは英語に翻訳したものを提出しなくてはなりません。翻訳といっても、自分で翻訳するのではなく、翻訳専門会社に依頼する必要があります。こちらも入手するまでに時間がかかるかもしれないので、スケジュールに気を付けましょう。

ビザ申請時に注意しておくべきこと

まとめ

ロンドンへの留学には、ビザの取得が必要なことが多いです。自分の留学でどのビザが必要になるのかしっかり確認し、申請に臨むようにしましょう。申請の際はしっかり必要なものを準備して、申請の流れを事前に確認していてください。

ビザがうまく発行できないと予定した日に入国できなくなってしまうこともあります。ビザの申請は注意すべき点もしっかり確認したうえで、余裕を持っておこなうようにしましょう。また、ここに書いてある情報は現時点での情報です。申請の際は最新の情報をチェックしてください。

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