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ハワイ留学を考えている方は、留学にかかる費用をきちんと計算しているでしょうか?ハワイは観光スポットとしても人気があるため物価が高く、何かと費用がかかるイメージがあります。
特に留学の場合には学費だけではなく、滞在中の生活費や交通費なども必要です。
そこで、必要とされる費用の詳細を詳しく知っておくことで、ハワイ留学中の生活やコストを具体的に把握することができ、必要な費用を前もって準備できます。
ハワイ留学を検討している方に向けて、費用目安や詳しい内訳、滞在におすすめの場所を紹介します。ハワイ留学を実現させるために、ここで的確な情報を集めましょう。
留学期間 | 費用相場 |
1週間 | 約20~30万円 |
1ヶ月 | 約30~50万円 |
3ヶ月 | 約80~130万円 |
ハワイ留学の大まかな目安を把握しておきましょう。期間によって費用が異なりますが、どれほどの金額の差が出るのかも確認しておくとよいです。
ハワイは1週間から短期留学プログラムが豊富にあり、長期でまとまった休みが取れない方や、気軽に海外留学を体験したい方におすすめの場所です。
ハワイには日本人はもちろんのこと移民者が多く、英語が苦手で留学することに不安を感じている方にも最適な場所です。1週間の短期留学の場合の費用は20~30万円とされ、その内訳はほぼ航空費用が占めると考えておくとよいでしょう。
まずは、初めての留学として、海外での生活を経験をしてみたい人におすすめの期間です。留学というよりは旅行の感覚に近くなるので、期間を無駄にしないためにも、学びたいことを集中して学ぶ期間にできるよう計画を立てることが大切です。
1ヶ月の短期留学の場合の費用は30万円~50万円必要とされます。1週間短期留学の場合とあまり変わりませんが、どの語学学校に行くかで金額に幅が出ます。
たとえば「スマ留」はどの語学学校も一律料金なので、費用が不安な人にも安心できておすすめです。
長期留学をしてみたいものの予算の都合であまり長く滞在できないという人や、時間がないため長期の留学は難しい人に最適な期間です。スマ留は留学をサポートしてくれる会社なので、経済的に留学を考えている方はぜひ利用してみて下さい。
3ヶ月の中期留学の場合の費用は80~130万円が必要です。3ヶ月は長期留学というには短い期間ですが、英語に触れるには十分な留学期間です。
3ヶ月以上の留学はフルタイムで学校に通うことができ、英語を集中して学ぶことができます。3ケ月となると、学校だけではなく生活の中からも語学を学ぶ環境を維持できるため、しっかり語学を学びたい方に最適な期間です。
ハワイでの留学費用内訳 |
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ハワイ留学に必要な費用の内訳を把握しておきましょう。かかる費用を明確にしておくことで、留学の計画や必要な費用を準備することが出来ます。
ハワイ留学に必要なビザは、レッスンや授業の時間数によって変わるのが特徴です。90日以内の滞在で週18時間以内のレッスンの場合はビザの申請が必要ありませんが、ESTA(電子渡航認証システム)を申請する必要があります。申請料は約1,400円で、インターネットから申し込みが可能です。
パスポートは有効期限によって発行費用が変わります。5年有効の物で11,000円になります。
また、健康診断を受けていない場合は、ビザ発行時に健康診断を受けなければいけなくなります。スムーズなビザの手続きのためには、事前に受けておくことをおすすめします。
アメリカの留学生管理システムをSEIVISといい、留学生は必ず登録しておく必要があります。申請費用は日本円で2万円です。
また、週18時間を越える就学の場合、学生ビザを取得する必要があります。申請料は日本円で16,000円です。支払いをしたら、大使館に面接の予約をしましょう。面接の当日は、入学許可証、財政証明、英語の成績証明を用意して提出します。
海外は日本に比べて医療費が高いため、万が一の時に備えて海外健康保険に加入しておく必要があります。海外健康保険料の目安は1ヶ月に1~3万円程度が必要です。短期留学の場合は、クレジットカード付帯の海外旅行保険も活用できます。
たとえば「自動付帯」なのか「カード利用条件付帯」なのかを確認しましょう。自動付帯は、カードを所有しているだけで適用されますが、カード利用条件付帯になると旅費をカードで支払い現地でカードを使うという条件が発生します。条件を理解していないと万が一の時に保険が適用されない場合があります。
自分のクレジットカードの保険条件をきちんと確認しておきましょう。
ハワイは観光の人気も高いため、航空費用は往復で13~30万円見積もっておきましょう。シーズンとシーズンオフでは費用に差があるため、短期留学の時期がまだ決まっていない場合は、旅行シーズンをずらし早めに予約することで、航空費用を大幅に抑えることができます。この時期を間違えただけでも大きな出費となるため、オフシーズンを留学の狙い目として計画を立てましょう。
滞在費用は1ヶ月10~15万円が相場にります。ワンルームを借りての生活は家賃プラス光熱費がかかるので生活状況によって費用が変わります。
シェアハウスやアパートという選択肢もありますが、短期間で現地の生活を満喫したいならホームステイが断然おすすめです。
語学学校に留学する場合は、ホストファミリーを紹介してくれる学校もあります。ホームステイの費用は条件や滞在する期間によってことなります。
1ヶ月の相場は15万円と日本よりもだいぶ高額ですが、集中して語学を学べる環境を構築でき、コミュニケーション力も身に付きます。
ハワイが物価が高いので、1ヶ月あたりの生活費は9万円程度必要です。ホームステイでは食事が付いている場合がありますが、自炊が希望の場合はホームステイの料金や食費も変動します。
ハワイを含むアメリカのレストランでは、チップを支払う習慣があるので、外食は高くつくというイメージを持っておきましょう。1回の食事には、最低1,000円用意しておきましょう。
交通費は1ヶ月で3~6万円を目安にしましょう。
その他にも、放課後や週末に使う娯楽の費用も用意しておくと安心です。帰国の際、お土産が思った以上に出費となる方も多いので、お土産代も用意しておくなど留学期間を見直しながら計画を立てていきましょう。
ハワイの短期留学には、さまざまなプログラムがあります。語学学校短期コースの場合だと、最短1週間から留学することができます。授業料は語学学校によって異なりますが、ホノルルだと3.5~4万円になります。
より語学力を高めたい場合は、大学の夏期講習を受ける方も多いです。2~4週間と集中的に行われ、オアフ島の地方短大で3単位のクラスを受講する場合、12万円の授業料になります。
その他にもボランティア留学もあります。語学だけではなく、語学を踏まえ別の経験をしてみたい方は、ボランティアというオプションもあります。
参加が認められれば、活動をしながら公園にある宿泊所を利用できるため、食費と渡航費のみ必要になります。
その他にも、習い事やおけいこもできます。何を習うかにもよりますが、語学留学に加えてフラダンスやヨガ、ウクレレ、ネイルなどもあり、習う場合は1ヶ月13~25万円が相場になります。宿泊と食事付きだと20~135万円が相場です。
おけいこの無料レッスンなどを実施しているところもあるので、事前に調べておくとをおすすめします。
ハワイ留学をする方の中には、趣味も一緒に満喫したいという方も多くいます。留学と趣味を一緒にした趣味留学の費用も把握しておきましょう。趣味留学の中でも人気のあるものをピックアップしてお伝えします。
ハワイでは、留学中にヨガ資格を取得することができます。公認インストラクターの資格を取り、後にレッスンやスタジオで教える人もいます。
ヨガを楽しむだけという人と、インストラクターを目指す人と分けられます。
講師として目指す方は、認定講師200時間コースと500時間コースがあり、より専門的な知識とテクニックを習得できます。
ヨガ留学の費用相場は、おおよそ50万円が授業料で、往復渡航、滞在費、保険料、食費は別途必要です。
200時間コースなら、3~4週間で取得でき、ビザの申請も必要ないため、ヨガが好きな方はもちろんのこと、ヨガ講師を目指す方にもおすすめできます。
ハワイでは、ロミロミというマッサージ留学ができます。しっかりとしたカリキュラムを用意しており、セラピストとして活躍できる技術を身につけられます。
コースは、7日間コースと21日間コースがあります。授業料と食事と宿泊料がセットになり、7日間コースは27万円、21日間コースは57万円、28日間の場合は67万8千円の費用が必要になります。
日本語が話せなくても参加可能で、初心者スタートからでもセラピストとして活躍できます。
同じハワイでも、場所によって物価が異なります。ここでは、留学の滞在場所で人気のハワイ(ホノルル)とワイキキエリアの物価の違いを把握しておきましょう。
ワイキキエリアは高級ホテルや高級レストランが立ち並ぶ世界でも有名な観光スポットです。
そのエリアは特に物価が高いため、留学の滞在場所を検討する際の判断材料として、物価の違いを知っておくとよいでしょう。
【ハワイ全体の平均】
項目 | 費用相場 |
外食費 | 1,500円~2,500円 |
ホテル宿泊費 | 20,000円~50,000円/泊 |
1ヶ月の食費 | 45,000円~75,000円 |
【ワイキキエリアの平均】
項目 | 費用相場 |
外食費 | 2,000~2,800円 |
ホテル宿泊費 | 30,000円~70,000円/泊 |
1ヶ月の食費 | 60,000円~84,000円 |
できるだけコストを抑えて留学するためにも、節約ポイントを知っておくことが大切です。このポイントを知っているのと知っていないのとでは、留学費用に大きく差が開きます。
節約ポイントを押さえ、低コストで留学できる方法を知っておきましょう。
海外の観光地のなかでも人気の高いハワイは、長期休暇や大晦日、お正月などのシーズンはとくに渡航費が高額になりやすいです。
また、長期休暇中に短期留学をする人数も増えるため、航空券なども競争率が高くなるおそれがあります。できるだけ費用を抑えるためにも、このような留学や観光が増加するシーズンは外すようにするのが、滞在費を抑えるひとつのポイントです。
学生向けアパートなども滞在費の節約につながりますが、滞在期間が長いとその分費用がかさんでしまいます。
そのような場合には、現地ファミリーの家にホームステイしたり、シェアハウスを利用したりするのも節約方法のひとつです。
ホームステイであれば学校以外でも語学の向上につながるだけでなく、ハワイでの疑問や悩みなどを話すことができるメリットもあります。
さらに、シェアハウスはアパートを借りるよりも大幅に費用を節約できるうえ、さまざまなルームメイトと交流や情報交換などを楽しむことができます。
ハワイで移動をする際に活躍するのがバスです。回数券もありますが、移住者にとってバスは大切な移動手段になるため定期券の利用がおすすめです。
バスを乗りこなせれば、ハワイの移動は全く問題ありません。定期券は1ヶ月大人6,374円です。
ハワイでは、街中のいたるところで無料クーポン雑誌を配布しています。中でも有名なのが「アロハストリート」と「カウカウ」という雑誌です。
レストランのメニューが割引になるクーポンや、お土産店で購入金額によっておまけがもらえるクーポン、スパが割引になるクーポンなど、あらゆるジャンルの割引雑誌です。
無料なのに情報量が多く、割引も利用できるのでクーポン雑誌を活用して節約しましょう。
ハワイ留学はとても人気があり、1週間という短期から1ヶ月、3ケ月という期間に渡りさまざまな短期留学コースがあります。自分がどの語学を学びたいか、滞在する期間によっても費用が異なります。
また、渡航シーズンや滞在スタイル、活動場所が違ってもかかる費用に大きく差が出るため、低コストに抑えるためにも節約ポイントを確認することが大切です。
ハワイ留学を実現させるためにも、費用の項目と留学計画をじっくり立てていきましょう。
Q&AまとめQ&A
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。