【大学院留学】アメリカの大学院に入学する前に知っておきたいこと | スマ留

【大学院留学】アメリカの大学院に入学する前に知っておきたいこと

【大学院留学】アメリカの大学院に入学する前に知っておきたいこと

より専門性の高い学問を追究したい人にとって、アメリカの大学院は魅力的な場所です。世界中から多くの留学生が集まり、とても刺激的でアカデミックな環境で学ぶことができるでしょう。

特に、アメリカの大学院は人気が高いため、入学するために必要とされる基準も高い傾向にあります。アメリカでしっかりと学んで帰国したら、留学経験を就職や転職活動に活かすことが十分可能です。大学院留学という選択肢で世界を広げてみませんか?

ここでは、アメリカの大学院の概要や学べる分野、入学に必要な書類や経歴、気になる費用などについてご紹介します。

大学院留学の立ち位置


アメリカの大学院は、日本における大学院よりも学生にとって身近な存在です。大学を卒業した後、大学の延長という感覚で学業を続ける人も多くいます。年齢や国籍、学びの目的などは人さまざまで、自分なりのペースで学ぶことができます。大学と同様に、単位を取得し試験に合格して、論文を完成させることで修士課程を取得することが可能です。大学院は専門的な分野をより狭く深く掘り下げ、プロフェッショナルなスキルを身につけることができる場所です。

大学院に進む人には主に3つのタイプが挙げられます。まずは、自身のキャリアゴールが明確に見えている人です。

このタイプは、医学やMBAなど、より専門性を極めるために大学院へ進む人たちです。大学院で実践的なスキルを身につけ、それを社会で活かすことができます。また、一度社会に出た後、キャリアチェンジを狙う人にも大学院へ戻る人は多くいるようです。

2つ目はとにかく勉強を続けたいという人たちです。将来のキャリア目標が明確ではないが、特定の分野を極めることに喜びを見出す人たちといえるでしょう。彼らの多くは博士課程まで進み、学位を取得するようです。

3つ目は、将来の目標がまだ定まっていない人たちです。まだ自分が何をしたいかはっきりとは分からず、とりあえず勉強を続けながらゆっくり考えるというタイプに分類できます。たとえ、直接的なキャリアに繋がらなくても、教養を増し人生を豊かにしてくれる学びができる場所です。

どんなことを学べる?大学院でしか専攻できない分野


アメリカの大学院ならではの学部として代表的なものが「医学部(メディカルスクール」でしょう。

日本では大学から医学部で勉強することができますが、アメリカでは大学を卒業後に初めて医学部に進むことが可能です。学部では理系・文系のどちらを専攻していても大丈夫ですが、全員MCAT(Medical College Admission Test)と呼ばれる試験のスコアを提出する必要があります。こちらは化学・物理系、生物系、読解、小論文の4つから構成されており、能力をバランスよく図ることができる試験です。歯学も大学院で学ぶ専門学部のひとつです。

アメリカでは歯科医師の専門分業制が確立しているため、個人の希望によって幅広いコースからクラスを選択することができます。他にも、獣医学やカウンセリングなどの専門医学系は、やはり大学院で学ぶ傾向にあります。

法学先進国アメリカのロースクールに留学したいという人も多いでしょう。ロースクールへ出願するためには、大学を卒業していることが必要となります。ロースクールには主に、J.D、LL.M、S.J.Dの3つのコースがあり、自身のバックグラウンドによって選択することができます。J.Dは、大学で法学部以外の学部を卒業した人を対象に、3年間みっちりと基礎から学ぶことができるコースです。国が変われば法律も変わるので、日本で法学を学んだ経験がある人でも、こちらのコースへ進むとより深く知識を身につけることができるでしょう。

LL.Mは1年間のプログラムで、学部で法律の知識を身につけている人を対象とし、法学博士号にあたるS.J.Dは、研究を目的に学びを続ける人が対象となります。

準備しておこう!大学院入学に必要なもの


アメリカの大学院は、日本の大学院と異なり入学試験がなく、すべて書類専攻によって合否が決定されます。

書類には主に2種類あり、一つは学力や英語力を評価するもの、もう一つは自己PRをする書類です。学力を示すものとしてはGPAやGRE、GMATなどが挙げられます。GPA(Grand Point Average)とは、大学におけるA、B、Cなどの成績をポイント化し、それに単位数をかけて総数で割ることで算出されます。

一般的に、大学院に入学するためには3.0以上が必要だといわれています。もし、ポイントが足りない場合でも、推薦状やエッセイなどで補うことは可能です。ただし、GPAは世界共通の評価方法ではないので、卒業した日本の大学で発行してもらう「英文成績証明書」で代用することもできます。

GRE(Graduate Record Examination)は、大学を卒業した大学生を対象に提出が求められる基礎学力証明書、GMAT(Graduate Management Admission Test)は、MBAなどビジネス系の大学院留学の際に提出を求められる学力証明書です。留学生の語学力を証明する書類としては、TOEFLiBTとIELTSが挙げられます。TOEFLiBT(Test of English as a foreign language internet Based Test)は、インターネット上で受験することができる英語能力判定試験で、世界中の大学で使用することができるものです。一方のIELTS(International English Language Testing System)は、主にイギリスやオーストラリアなどの大学院で提出が求められる試験です。これらの学力・英語力を証明する書類は、試験の結果を数値で表しているので、客観的な評価ができると重要視されています。

大学院出願の際には試験がないので、自己PRをしっかりと行うことも大切です。なぜその大学院を目指すのか、出願までの流れ、キャリアとして目指すところなどを盛り込んだ英文エッセイには、自分が今までに何をしてきたのかも簡単に入れておくといいでしょう。職歴がある人は、英文の履歴書も用意します。海外の履歴書は基本的にフォーマットが決まっていないので、自由に自分の経歴やスキルをアピールすることができます。また、日本ではあまり馴染みがありませんが、英文の推薦状(Recommendation)も大切な提出物です。

学生なら教授、社会人なら上司に頼んで作成してもらいましょう。

どのくらい必要?入学に必要な学歴


アメリカの大学院で学ぶためには、大学学部程度の基礎知識を持っていることが必要です。各大学では学部ごとに、出願者が最低限満たしていなければならない「出願条件」を毎年発表しています。出願条件には試験のスコアや学歴、職歴などが含まれますが、中でも学歴、職歴は試験スコアのように短期間で変更することができないため、重要視される傾向にあります。

言い換えれば、どんなに試験のスコアが良くても、学歴が満たされていないと合格することは難しいということです。実は、各大学が出す出願条件には、明確な履修コース名などの記載がないケースもあります。これは、各大学によってコース名が異なり、世界共通のものでないためといえるでしょう。

たとえば、大学院で心理学を専攻したい場合、大学において心理学部を終了していることが義務付けられているとします。日本の大学では、人間関係学部や人間科学部などでも心理学部と同様のコースを履修することが可能です。しかし、この場合学部名や専攻名が異なることによって、出願条件を満たしていないことになります。

そのため、具体的にどのようなクラスを履修してきたかが問われることになるのです。また、大学院の学部によっては、心理学系の一定のコースのみを終了していれば出願基準を満たしているとするところもあり、学部聴講生でも出願できるケースもあります。

出願時に失敗しないためにも、各大学院のホームページで最新の情報をしっかりチェックしておきます。もし、自分で判断できない場合には、入学を希望する学部の担当者に直接問い合わせることが必要です。その際には、大学に作成してもらった英文成績証明書を用意しておきましょう。大学院で博士課程を履修したい場合は、修士号を取得しておくことが必要です。

教えて!学費の相場


留学したい人にとって、留学費用がいくらくらいかかるのかはとても気になるところです。

まずは、アメリカの大学院における州立と私立の違いについてご紹介します。州立大学はその名の通り、各州が運営している大学です。基本的には地元の人に広く門戸を開き、望む人には誰にでも学ぶ機会を与えることを目的に設立されています。州の予算で運営されているため、州民は安い費用で学ぶことができるのが特徴です。州立大学には1万人以上の学生数を誇るマンモス大学も多く、学生個々に対するサポート体制や施設の充実度が低い傾向にあります。ただし、UC系などの超難関有名大学はその例ではありません。留学生は地元の人に比べて学費は高くなりますが、それでも私立と比べると安く学ぶことができます。学費は、文系の学部で50〜150万円程度が大体の目安で、理系になるとさらに高くなります。ただし、UCLAなどの超難関大学では、学費が私立とそれほど変わらないので注意が必要です。

一方の私立大学には、長い歴史を持つ学校が多く、学生一人一人に合わせたきめ細やかなサポートや充実した設備などが特徴です。授業も少人数制で行われることが多いため、留学生にとっては学びやすい環境といえるでしょう。アメリカの私立大学は、州立大学のように元々地元民を対象にした大学ではないので、世界中から優秀な学生が集まってくるとてもアカデミックな環境です。教育のレベルもとても高く、有名私立大学への入学は超難関とされています。私立大学の学費は、文系で150〜300万円程度と、州立大学よりは高い傾向にあります。さらに、トップクラスの私立大学になると、年間400〜600万円程度、MBAコースでは1千万円以上になることも少なくありません。

費用を抑えるためのポイント


アメリカの大学院は、大学と同様に単位制を採用しているところが多くあります。修士課程の場合、一般的に30〜40単位を履修することになるので、1〜2年程度で終了する人が多いでしょう。

博士課程の場合は、90単位程度取得する必要があります。学費を少しでも安くしたい人は、早めに単位を取得して卒業することをおすすめします。中には履修期間が短いコースもあるので、それらを選択するのもいいでしょう。各大学院では夏休みの間に集中して学ぶことができるサマーコースが開講されています。サマースクールで取得した単位も加算されるので、ぜひ積極的に参加してみましょう。

また、他の大学院のサマースクールのクラスに参加した場合にも、単位取得が認められるケースがあります。事前に確認が必要ですが、新しい環境で学び、新しい人間関係を築くチャンスにもなります。

留学費用には学費の他に、現地での滞在費、食費、往復の航空券などが含まれます。一般的に、都心と地方では物価が異なり、地方で生活することで滞在費を大きく節約することが可能です。滞在期間が長くなればなるほどこの差も大きくなるので、事前にどこの大学院を選ぶかは慎重に検討したいものです。アメリカの家やアパートを借りるのは高くつくため、友人とのハウスシェアや大学内の寮、ホームステイなどを選ぶといいでしょう。アメリカの大学院には、各大学が支給する奨学金制度が充実しており、そのほとんどが返済不要となっています。留学生でも応募することができるので、ぜひチェックしてみましょう。奨学金は主に、「メリット型奨学金」と「ニード型奨学金」の2つに分類されます。

メリット型奨学金とは、成績が優秀な人や芸術・スポーツの分野で実力を発揮する人を対象に支給されるものです。中には、過去にリーダーシップを発揮して活躍した、ボランティアで地域に貢献したなどといった経験が、奨学金支給の対象となる大学もあります。

一方のニード型奨学金は、経済的に困難な学生に、学費の不足分を支給することが目的の奨学金です。留学生の場合、州立大学よりも私立大学の方が、支給されやすいという特徴があります。ニード型奨学金に応募するためには、銀行の預金残高や収入、ローンの有無など、自身の経済状況を明らかにし、金融機関で英文の証明書を作成してもらうことが必要です。

アメリカの大学院でさらなる能力向上を


留学生へも広く門戸を開いているアメリカの大学院では、世界中から集まる学生たちに刺激を受け、専門的な学問を学ぶことができるのが特徴です。

大学で学んだ内容をさらに極めたい、一度社会に出た後で大学院に戻りキャリアアップを図りたいなど、人それぞれ目標とするところは異なるでしょう。アメリカの大学院では、日本の大学で学んだ専攻とは異なるものを選んで、自身の可能性を広げることも可能です。

個人の可能性を最大限に引き出してくれるアメリカの大学院。将来的なキャリアを念頭に置いた上で、留学を検討してみてはいかがでしょうか。

言わずと知れた経済・ファッション・グルメ・エンタメなどあらゆる分野で世界をリードしている国「アメリカ」

日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。

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