みなさんこんにちは、ライターのスペッキオです。
突然ですが、海外でお仕事したくないですか?
例えば、 憧れの海外でホテルのスタッフとして働いてみたり、スケールの桁違いの大自然の中でフルーツピッキングをしてみたり。いずれにせよ、日本では中々経験することのできない仕事をしてみたい!という方々は、非常に多いことでしょう。
しかし、あなたの周りに海外で仕事経験のある人間がいったい何人いるでしょうか?
恐らく、そのような人間はごく少数だと思います。
それもそのはず。
「いや、英語話せないし、海外で仕事するなんて夢のまた夢・・・」
「日本人なんかが海外で働いても、大して稼げなくない?」
「そもそも海外で仕事していいの?ビザは?」
憧れはあっても、こんな不安や疑問によって諦めざるをえないからです。
しかし。
もし 明確な方法が存在し、それを実践することで、ごく少数である「海外で仕事できる」人間になれるのだとしたら・・・?
先に結論からお伝えしますね。
「ワーキングホリデーで、日本人でもしっかりお金を稼ぐことが出来ます!」
本当です。
筆者である私は、ワーキングホリデー渡航初期にて一文無しになりましたが、働いて収入を得ることで1年3か月間海外に滞在することが出来ました。
その成功の鍵は、フィリピン留学が握っています。
本記事では、「ワーキングホリデーでの仕事」と「ワーキングホリデーを成功させるためのフィリピン留学」にフォーカスして情報をお届けします。
フィリピン留学からニュージーランドでのワーキングホリデーの経験を持つ筆者である私が、実体験をもとにリアルにお話していきますね。
・ワーキングホリデーで、おおよそどれくらいの収入を得ることが出来るのか
・ワーキングホリデーで、どのような仕事ができるのか
・フィリピン留学することで、どれほどワーキングホリデーの質が向上するのか
本記事を読めば、上記のことが深く理解できます。
ワーキングホリデーに関心のある方は、この記事を読んでストレスフリーなワーキングホリデーライフを送って頂きたいですね。
また、ワーキングホリデーに関心がない方でも、この記事で少しでもワーキングホリデーに興味を持って頂ければ嬉しいです。
CONTENTS
そもそも何故、出稼ぎのように海外で仕事をして収入を得ることにここまで注目が高まっているのか。
単純に海外で働く経験そのもの以外にも、ちゃんと理由はあるんです。
それがこちら。
実は今すごい勢いで日本円の価値が下がっているんです。
円安によって、我々の通貨である 日本円が他国の通貨に比べて安くなってきているんですね。
理由は多数ありますが、記憶に新しい2022年3月のアメリカの金利の引き上げに起因するところが大きいでしょう。
にもかかわらず、日本は相変わらず低金利政策です。
私はファイナンスのアナリストでもなんでもないただのライターなので、詳細は理解できません。
しかし、このまま日本紙幣の価値が下がり続ければどうなってしまうのかは、ぼんやりと想像できます。輸入品は高くなり、海外旅行のハードルはさらに上がり、国全体に「貧乏」の足音が近づいていく・・・。
一方、海外の人からしたら日本はオイシイ観光国になりますよね。
だってオトクに低コストで観光できる国なんですから、近年の日本への海外旅行の人気の高さも頷けます。
まあ、純粋に我らが日本という国のポテンシャルの高さにも理由はあると思いますが。
さて、そろそろ聡明な方ならお気付きでしょう。
「なら、日本人にとって海外が逆にオトクなのでは?」
その通りです。
だからこそ、海外での仕事をするという選択肢に多くの注目が集まっているという訳ですね。
しかしながら、本記事で私は 「円安だからワーキングホリデーで今だけのバイト感覚で稼ぐのがオトクだよ」と言っている訳ではありません。
確かにオトクですが、目先の千円札を拾いに行っていることと同義です。
今後の人生という長いスパンで、 仕事をする上で「海外」という選択肢を持つことが肝要だということを、お伝えしたいのです。
そのためには、海外で外貨を稼ぐ力、すなわち英語力ですね。
英語力を鍛えて、その上でお金も十分に稼ぐことが出来る。
そんな一石二鳥が、ワーキングホリデーなのです。
そもそもワーキングホリデーという単語は、定義が少々曖昧かもしれませんね。
ワーキングホリデーとは一言で言うと、 「1年間海外に滞在し、就労することができるビザ」のことです。
18〜30歳まで、ワーキングホリデー協定を結んだ国のみ、など様々な条件はあるものの、海外での生活を人生の一部にすることが可能な夢のような制度ですね。
「海外で収入を得る」ということは、すなわち就労ビザを取得する、ということですよね。
意外と知られていないかも知れませんが、この就労ビザってメチャクチャ取得するのが難しいんです。
就労ビザ取得の条件は様々ですが、 確かな学歴や仕事の実績、高い固有スキルなどをかね揃えた限られた人間しか取得できないケースがほとんどです。
しかし、ワーキングホリデービザはその限りではありません。
前述した通り基本的には18〜30歳という年齢の条件のみで、誰でもワーキングホリデービザを取得し、海外で就労することが可能なんです。
本当に良い制度だと思います。
勿論、収入の下限上限などの制約もありません。1年間という長期間の滞在の中で、しっかりと仕事をしてお金を稼げるという訳ですね。
さて、いよいよ現実的な数字にもとづいて、どれくらい稼ぐことが可能なのか話していきましょう。
ワーキングホリデーの協定国は、2022年現在で20ヵ国を超えています。
ひとつひとつの国を密に話していては時間がいくらあっても足りません。
この場では、ワーキングホリデーにおいて圧倒的人気を誇る、カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの3国にフォーカスします。
ざっくり情報をまとめて、結論を言うと
「 平均的な時給は1500〜2000円」
といったところでしょうか?
当たり前ですが、業種や本人の英語力、その他のスキル、労働期間などでかなり金額は増減します。なので、あくまでワーキングホリデーでの仕事の平均的な指数としてみて頂ければと思います。
「あ〜、日本よりひとまわり割の良いバイトみたいな感じかな〜」ぐらいの認識で問題ありません。
実際その通りです。
カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの3国間でもそこまで大きな差はありません。
強いて言うなら、オーストラリアがやや時給の平均額が高めの印象ですが、その分オーストラリアは物価が高いので結局はトントンと言ってしまっていい範疇でしょう。
少なくとも、日本のバイトよりはしっかりと稼ぐことが可能ですね。
次は、実際にワーキングホリデーでどのような仕事が出来るのかについて話していきましょう。
とは言え、仕事の種類なんて星の数ほど存在する訳で、英語力に不安があるケースが多い日本人でも相当数の仕事があります。中でも、ワーキングホリデーで人気の高いオススメの仕事をいくつか紹介しましょう。
かなり身近でイメージしやすい仕事なのではないでしょうか?ウエイター・ウエイトレスと言ったフロントのポジションが大半だと思います。(※もちろん、調理を得意としている人は別です)
英語力を鍛えることが出来る、という点において他の仕事より頭ひとつ抜けている仕事ですね。ネイティブのお客様と直接的に接することがメインのこの仕事は、かなり良い修業になりますよ。
私見ですが、特にリスニング力に磨きがかかりそうですね。
しかしながら、ある程度は英語の基礎を理解していないと厳しいと言わざるをえません。
全く英語に馴染みのない人は、雇用のハードルは高くなってしまうでしょう。
ピーキング、要はお部屋を綺麗に整えるなどの家事のような作業が中心の仕事ですね。ホテルやモーテル、バックパッカーズなどの宿泊施設が求人を出しているケースが多いです。
この仕事は、飲食店の仕事のようにガッツリとネイティブのお客様と相対する機会が少ない為、英語に不安がある人でも比較的簡単に仕事は進むかも知れません。
そして、作業内容がストイックな日本人にマッチしていると個人的に思うんですよね。 黙々とタスクをこなしていく固めで根気の必要なこの仕事は、日本人におすすめかも知れません。
もちろん国や施設によっては、マルチな作業を要求されることも少なくないので、簡単な仕事だと軽視することは避けましょう。
これも非常に人気の高い仕事ですね。
ファームジョブと一口に言っても広い意味があるのですが、フルーツをピッキングするような農業を指すことが多いです。
大自然に囲まれながら、 農作物と土を相手にのびのびと晴れやかに仕事をしたい・・・!
このような憧れをもってワーキングホリデーに臨む人は少なくありません。
かく言う私も上記のような憧れを持って、ニュージーランドでフルーツピッキングの仕事を行いました。キウイフルーツに関わる農業だったのですが、本当に気持ち良くてオススメですよ。
肉体労働で土まみれになるハードな仕事であることは否めません。
しかし、日本でのコンクリートジャングルで仕事をすることに辟易としていた私には、自然を相手にするこの仕事は、メチャクチャ価値のある中身の詰まった仕事でした。
フルーツピッキングと言っても、仕事内容は収穫のみではありません。
各フルーツの収穫時期以外は、 求人ないんじゃないの?と思いがちですが、全然あるんです。
土台となる土を耕したり、枝打ちをして来シーズンに備えたり、など収穫以外でも常に働き手の需要はあります。
個人的ではありますが、いちばんオススメしたい仕事ですね。
ジャパニーズレストランやアジア系のお土産屋さんなどですね。こういった仕事も人気が高いです。
何故なら、「日本語が話せること」が大きな武器になる仕事だからです。
人によっては、
「海外まで来て日本語使う仕事してもな・・・」
なんて考えてしまう人は、意外と多かったりします。
確かに、 英語力を鍛えるという点に関して、前述した3つの仕事に比べて1段落ちてしまうことは確かです。
しかし、日本人であることを長所として武器にし、その武器で戦うことは間違ったことではありません。
アジアンスーパーで働いていた日本人の友人が言っていたのですが、 「日本語喋れるのって、外国でも凄い武器になるよ」と、しみじみ語っていました。
こういった割り切った考え方で稼ぐのも立派な一手ですね。
ワーキングホリデーでどのような仕事でどれくらい稼げるのか、というイメージの解像度はかなり高まったかと思います。
しかし、結局のところ根本的な不安は拭い切れませんよね?
英語が話せない読めないと、求人を探しようがない・・・
仕事が見つかっても、英語が不安で上手く作業できない・・・
そもそも海外経験ないし、海外怖い・・・
上記のような悩みは、多くの人が抱えていることでしょう。ストレスに大きく関わってくる内容のものばかりです。
では、どうしようもないのでしょうか?
現地でストレスを感じながら、とにかく慣れるしかないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません!
冒頭で少し言いましたが、 「フィリピン留学」がワーキングホリデーを成功させる大切な鍵となっています。
フィリピン留学で最低限の英語の基礎を固め、ワーキングホリデーに臨む人たちは非常に多いです。
フィリピン留学→ワーキングホリデーは、もはや定番と言って良いほどの黄金のバトンパスでしょう。
フィリピン留学を経験することで、ワーキングホリデーの「稼ぎやすさ」が恐ろしいまでに変わって来ます。
・実践での英語の勉強で、日常会話レベルの英会話力を身につけることが出来る
・海外で生きる、という慣れない環境での生活を経験出来る
乱暴に言えば、上記の2点によってワーキングホリデーでの成功がグッと近づきます。仕事を見つけやすく、そして仕事をやりやすくしてくれることは言うまでもありません。
個人的には、「ストレス」の有無に大きく影響すると考えます。フィリピン留学によって、確実にストレスフリーなワーキングホリデーが手に入りますよ。
ワーキングホリデー前にフィリピン留学することのメリットは別記事にて詳しく解説していますので、目を通してみることをお勧めします。
さて、本記事では「ワーキングホリデーでの仕事」と「ワーキングホリデーを成功させるためのフィリピン留学」について情報をお届けしました。
簡単ではありますが、まとめておきましょう。
・日本円の価値は下がり続けており、外貨を稼ぐことが重要になってくる
・ワーキングホリデーとは18~30歳の人間が、協定国に限り1年間の滞在と就労が可能になるビザ
・ざっくり平均で時給1500〜2000円ほど稼ぐことが出来る
・人気のある仕事は、「飲食店」「ホテルハウスピーキング」「ファームジョブ」「日本に関わる仕事」
・ワーキングホリデーを成功させる大切な鍵は、フィリピン留学が握っている
本記事で、ワーキングホリデーに向けてのロードマップが明瞭になった方がいらっしゃればこの上ない喜びです。また、ワーキングホリデーに新たに興味をお持ち頂けた方がいらっしゃれば、これも嬉しいです。
フィリピン留学、そしてワーキングホリデーが、あなたにとって素晴らしい経験になることを確信しています。
Q&AまとめQ&A
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。