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母親がフィリピン人ということもあり幼少期にフィリピンにいたことから、異文化へ興味がありました。中学時代からアメリカの音楽や映画にはまり、趣味は歌詞カードを翻訳することでした。
母の知り合いにアメリカ在住の家族がいたことをきっかけに、20代前半にアメリカのL.Aでホームステイをしました。知り合いの家には5人の子供がいて、ベビーシッターや家事をしながら3ヶ月滞在しました。その間に友達の紹介で、近所のコミュニティカレッジの日本語クラスにゲストとして呼んでもらえることとなり、日本の文化や日本語を教えていました。はじめのうちは聞き取りも全くできず、単語も知らないため、悔しい毎日でしたが帰国する頃には何を聞いても英語に聞こえるように。そのレベルを崩したくなかったため、その後そのファミリーの家に半年間滞在しました。
母の知り合いにアメリカ在住の家族が住んでいたという理由で、必然的にアメリカになりました。
長く滞在する分、より様々な価値観の人に出会います。そのため、いい意味でも悪い意味でも考えが磨かれていき、自分の視野が広くなります。
なんといってもその広大さです。アメリカは、物も考え方も大きいです。自分は外国人として日本に来たので、主張することはよくないと思いながら過ごしていましたが、アメリカに行って感じたのはいろいろな考えをもってもいいということです。何も恥ずかしくないし、むしろ自分の意見を主張しないとやっていけません。アメリカは本当に人種のるつぼで混血なんてまったく普通だったので、自分がもっていた劣等感がなくなり、強みだと肯定できるようになりました。
ハロウィン時期のLongbeachと、ベニスビーチが大好きでした。日本では考えられない光景や人を見ることが刺激になります。あと、夜に行くLAの工業地帯のライトアップの夜景はすごく綺麗で記憶に残ってます。
英語のベースははあった状態でも、耳が慣れるのに1ヶ月程度かかりました。文法などの間違いはあるものの、日常会話に抵抗を感じなくなるまでには半年程度かかった印象があります。
アメリカのホームステイの経験後、自主学習を続けたこと、そしてイギリスに3ヶ月間留学したおかげもあり、英語勉強期間トータル15年程度にして、ネイティブレベルからはまだ遠いにしろ仕事で抵抗なく使用できるレベルになりました。
TOEIC点数にして700点程度でした。ただ、筆記はできても、はじめのうちは現地で全く通用しませんでした。とにかくリスニングで苦労しました。
リスニング力が上がり、発音も綺麗になりました。また、考えるために会話が止まるということがなくなりました。留学した際に単語力の弱さでぶつかったので、とにかく単語をたくさん勉強したところ、どんどん話せるようになりました。他にも大きな収穫として、文化を知り、経験することで語学の解釈は格段に上がることを知りました。私は楽しく勉強を続けられるように映画と歌を取り入れて勉強をしてきましたが、同時にそれらの背景を学ぶこともできるようになり、もっと楽しくなりました。
英語漬けの環境に身を置き耳を鍛えること、普段目にするものの英語での言い方などを常に興味を持って調べること、とにかくたくさん経験し自分なりの解釈を持つことです。留学すると必然的に英語を話すことにはなりますが、学校の勉強以外でも、積極的に地元のイベントや交流会に参加したほうがいいと思います。あとは自分の英語の弱点を知ること、飽きずに勉強をするために自分は何を教材にしたらいいかなどの工夫も大事だと思います。
とにかく視界が広がったこと、いい意味で開き直りができるようになったこと、人に対して寛大になれたこと、映画、音楽に対しての理解が変わり何倍も楽しめるようになったこと、よりたくさんの人と関わり合えたこと、今まで自信がなくて踏み出せなかった国に行けたこと、仕事の幅が広がり就活にも非常に大きな強みになったこと、考える癖がついたこと…たくさんです!(笑)
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。