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日本人の英語圏の留学先として人気の高いカナダですが、日本の約26倍も国土の広大なカナダには様々な都市があり、場所によって街の雰囲気などもかなり異なります。この記事ではカナダへの留学に興味がある、または既にカナダへの留学を決めている人の自分に合った留学先選びの参考としてカナダでおすすめの5つの都市についてご紹介していきます。
それぞれの街の特徴をおさえて、自分にとってのメリットやデメリットを比較したうえで納得のいく留学先を選んでみてください。
土地が広いため料理の種類も様々で、いわゆるカナダ料理というものはほとんどなく、国内でも色々な味を楽しむことができます。多国籍料理のレストランも多く、日本からの移住者や日本人留学生の多い街では日本食スーパーや日本食レストランの多い地区もあるため安心して暮らすことができます。
カナダは先住民だけではなく移民を多く受け入れることによって発展してきた国でもあるため、人種差別に対して非常に厳しい国です。
留学に対して日本人が不安になってしまったり留学中に最もストレスを抱えてしまう原因は、英語力への自信のなさや、それが理由によって人種差別を受けてしまうのではないかという心配によるものです。
しかしカナダには国全体の風土として留学生を受け入れる体勢があり、初めて留学するという日本人にとっても居心地がよいと感じられる環境があります。
カナダには世界遺産に登録されている場所が2019年11月現在で17ヶ所あります。ケベック歴史地区やルーネンバーグ旧市街をはじめとした古き良き時代の面影を残す文化遺産が8ヶ所、カナディアン・リッキー山脈自然公園群やナハニ国立公園などの豊かで広大な自然遺産が9ヶ所もあります。
留学期間を通してこれらの世界遺産への国内旅行に出かけてリフレッシュすることもできますし、旅行を通じて留学先の友人たちとの関係を深めるきっかけにすることもできます。
そんな魅力たっぷりのカナダに留学することを考えているという人も、広大な国土をもつカナダの中にある様々な都市の中から留学先を選ぶにはどうしたらいいのか悩んでいるのではないでしょうか。
東西南北に主要な都市が散在しているカナダでは、街によって特徴や雰囲気も異なっているため、学びたい内容や留学の目的、自分の性格に合わせて自分に適した留学先のチョイスをすることが重要になってきます。
ここではそんなあなたに留学先としておすすめな5つのカナダの都市をおすすめポイントと併せてご紹介していきます。
バンクーバーはカナダ留学の中でも非常に人気の高い都市です。おしゃれな街並みと緑豊かな風景が特徴の都市で、都会であるにもかかわらず広大な自然を感じながら勉強に集中できる環境が整っています。
アジア系移民が多く、日本人向けの食料品や飲料品、雑貨店なども多く存在しています。日本人向けの情報が入手しやすい都市なので初めての語学留学で不安なことが多いという人に特におすすめの都市です。
ただしオリンピック開催後から物価が高騰気味なので、懸念点としては他の都市と比較して全体的に物価が高いということがあげられます。留学に際しては奨学金を活用できる場合もあるので、学費だけではなく生活費も計算したうえで無理のない留学計画を立てましょう。
トロントは綺麗に整備された街並みが特徴の治安がよい都市です。カナダ国内の最大都市であり、経済の中心地とも言われています。
ショッピングセンターや若者向けのストリートが栄えているので、年代の若い留学生にも人気がある都市です。トロントは世界中からの移民が多いため、街では約14ヵ国の言語を耳にすることができます。
留学中に楽しめる充実したエンターテイメントが人気を集めている都市だといえます。活気のある都市で留学生活を送りたい人、様々なバックグラウンドを持つ人の集まる環境で異文化を学び、より国際人としての視座を得たいという人におすすめの都市だといえます。
モントリオールはフランス文化の影響でできた異国的な街並みが特徴です。フランス系カナダ人が非常に多いため、フランス語を耳にすることも多い都市になります。
モントリオールの語学留学では英語と共にフランス語を学ぶことができるというメリットもあるため、英語以外の言語の習得、特にフランス語やフランス文化にも興味があるという人に向けては非常におすすめの都市です。
またモントリオールはトロントに次ぐカナダ国内第2位の経済都市です。芸術性が高く、芸術の勉強を目的として留学する留学生も居るほどです。アートに囲まれた街でインスピレーションを受けながら留学したいという人にぴったりの留学先と言えるでしょう。
カウボーイの町としても知られるカルガリーは、ここ数年で急成長している都市でもあります。州税が0%であるため、生活費を低コストで抑えられるという魅力があります。また、年間300日以上が晴れという天気のよさが観光で人気を集めています。
カルガリーは他の都市と比較して日本人留学生が少ないという特徴もあります。情報を共有できる日本人が少ないと不安だという人にはあまりおすすめはできませんが、逆に日本人の少ない環境で英語力を向上させたいという意識の強い人にとってはメリットの多い都市です。
町全体がおだやかな雰囲気で、住民はフレンドリーでのんびりとした人が多い街でもあるため、現地の人の生活に溶け込みながらのんびりと英語を学びたい人に特におすすめの都市だと言えます。
ビクトリアはバンクーバー島の南に位置しているブリティッシュコロンビア州の州都になります。元はイギリスの植民地だったこともあり、町の中心地周辺にはイギリス調の建物が多いのが特徴です。
カナダ国内の中でも気温が高く雪がほとんど降らないため、寒さが苦手な人にもおすすめの留学先です。町全体がおだやかな雰囲気で治安がよく、事件がほとんどないので安心できます。あまり都会的な場所ではなくおだやかな街で語学を学びたいという人には非常におすすめの都市です。
カナダには留学先として様々な魅力の詰まった都市が多くあるということがよく分かりました。さらに留学先としてカナダがおすすめな理由を詳しくまとめてみました。
カナダ留学の費用はアメリカやヨーロッパなど人気の留学先と比較して低価格です。航空券や授業料を含めても1ヶ月の留学費用が50万円前後とコストを抑えられることが人気の理由のひとつになっています。
カナダの中でも都会よりも田舎の都市を選択すればコストはさらに抑えることができます。一方で英語圏の国でもあり留学先の教育水準もかなり高いので、カナダはコストパフォーマンスの面で最強の留学先と言えます。
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カナダの英語の発音はアメリカ寄りの発音であるため、アメリカ英語に慣れている日本人にとってはイギリス英語やオーストラリア英語と比較すると、耳馴染みがあり聞き取りやすいという特徴があります。
カナダの英語は訛りがなく、発音がクリアで聞き取りやすいので日本人の留学生にも優しいと一般的には言われています。
カナダは治安が良い国として世界平和度指数の上位にもランクインしている国です。日本人の初めての留学にも選ばれやすく、修学旅行の行き先としても人気が高い国になっています。観光地も多いため語学留学のためだけではなく、カナダの歴史や文化を知る機会にもなります。
より自分の視野を広げられる様々な出会いやチャンスの多い場所だと言えるのです。
カナダは非常に広い国であるため、カナダ国内に複数の留学先の候補が考えられます。そのため色々な都市を比較して最も興味のある都市に留学することができます。より自分のニーズにあった都市を選ぶことができれば、留学の満足度を上げることができます。
またビザを取り直す必要がないので、1度の留学期間内に複数の都市で滞在することも可能です。国土が広いことからもわかるように、都市によってその雰囲気もかなり異なるのがカナダの特徴ですので複数の都市に滞在するのも良い経験となるでしょう。
ここまではカナダ留学がおすすめな理由について深堀りしてきました。そうは言っても見知らぬ土地で長期間滞在しながら学校に通うため、不安はつきものです。ここではカナダに留学する際に注意すべきポイントについてご紹介していきます。
カナダは治安がよく観光にも向いているということから日本人留学生がとても多い国です。安心して留学できるという点ではメリットになりますが、語学留学目的ではデメリットになってしまうことも考えられます。
より日本人の少ない環境で英語力の向上に努めたい人は、カナダの中でも都会ではなく日本人の割合が比較的少ない田舎の都市を留学先に選ぶと良いでしょう。
カナダは1年間のうちの半分が寒く、特に1月から3月にかけて極寒の日が続きます。北海道よりも緯度が高い場所が大半なので寒さもかなり厳しいものになります。カナダに留学する場合は必ず寒さ対策が必要になります。実際に留学を決めたら、渡航前に事前の準備をしっかりと行いましょう。
カナダに留学することを決めたら、何を準備する必要があるのでしょうか。ここでは主要なものを紹介していきます。
カナダ留学に必要なもの
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カナダまでの往復で必要になるのでこれらの3点は必ず用意しましょう。特に長期留学の場合は、パスポートの残存期間に注意しましょう。
また航空券に関しては帰国日が定まっていなくても、往路の日付だけ指定されて復路は後からでも変更可能なセミフレックスのものもあるので活用しましょう。
学生ビザやワーキングホリデービザを使用する場合は、印刷したVISA発給許可証が入国審査で必要になるため用意しておきましょう。
語学学校入学先が決まっている場合は印刷したものを持参するようにしましょう。学校で手続きをする場合だけではなく入国審査で提示が求められる場合もあります。
海外旅行保険証は必ず携行する。病気やケガ以外にも盗難にあったり他人のものを壊してしまった場合など様々な場面で保険に助けられることがあるため、必ず加入は日本で行っておきましょう。保険の証書は、持っていないと海外保険の適応外になってしまう場合があるため注意が必要です。
現地で生活するための生活費も準備しておきましょう。カナダではほとんどの店舗でクレジットカードが使えますが、カナダドルと日本円を現金で用意しておくと安心です。
カナダではクレジットカードが使える店舗が多いため持っておくと便利です。国際キャッシュカードを持っておくと、現地での出金が可能になるのでおすすめです。
日本よりも遥かに国土が広大なカナダには、異なる魅力をもつ留学先がたくさんあります。留学先として、英語圏の国の中でも馴染みやすいお国柄ではありますが、どの都市を選択するかによって留学先で得られる経験も全く異なってきます。
自分の留学の目的や、留学を通して自分がどのように成長したいのかということを考慮に入れて、カナダの中でも自分に最適な留学先の都市を探してみましょう。実際に留学経験のある人に話を聞いたり、自分で積極的に情報収集することによってより満足度の高いカナダ留学ライフを送ってください。
世界2番目の国土を誇る広大な大地と雄大な自然が特徴のカナダは、都市ごとに雰囲気や気候が異なり、 冬にウィンタースポーツが楽しめる都市があるなど四季折々の魅力が溢れています。 多民族国家で移民が多く協調性を大切にする温かい国民性から、異文化の様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国としても有名。 留学生が受け入れられやすい環境や雰囲気があり、訛りの少ないニュートラルな英語を話すため、 英語初心者も安心して留学することができます。