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マレーシア留学は予防接種が重要!費用相場や現地での注意点もご紹介

更新日2025.01.29

マレーシア留学は予防接種が重要!費用相場や現地での注意点もご紹介

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スマ留編集部

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マレーシアでは、さまざまな感染症が1年を通じて発生しています。現地生活で病気になると、医療機関の探し方などさまざまな不安があるでしょう。感染症にならないためにも、渡航の前には予防接種をして、あらかじめ自分の身を守っておくことが必要です。

感染症などの病気は、郊外だけで流行しているものと思われるかもしれませんが、都市部でも感染事例がないというわけではありません。たとえ自分が都市部にしか足を運ばないとしても、郊外から都市部へ来ている現地の人は数多くいるので油断は禁物です。

こちらのコラムでは、マレーシア留学で予防接種するべきワクチンの種類をはじめ、現地生活での注意点や対策などについてご紹介していきます。渡航前に必要な予防接種を済ませ、現地で病気をしないよう安全に生活するための方法を身につけておきましょう。

1.マレーシア留学にむけて打っておきたい予防接種・費用相場

予防接種はワクチンによって価格も違い、接種回数が異なるうえ、それぞれ免疫効力を維持できる期間があります。1度打ったワクチンも一定期間を過ぎてしまうと追加接種が必要な場合があることも覚えておかなくてはいけません。ここでは、マレーシア留学で予防接種しておいたほうがよいワクチンをご紹介します。

破傷風……3,000円前後×3回接種

ケガをしたときの切り傷などから菌が体内に入って、けいれんや呼吸困難を引き起こす病気です。一般的にどこの土壌にも存在する菌によって引き起こされるため、都市部でも発症するおそれは十分にあります。

A型肝炎……6,000円前後×3回接種で約5年維持

おもに経口感染によって、A型肝炎ウィルスが感染して発症します。原因となるのは汚染された水や氷なので、現地で摂取する食事には注意しておきましょう。

B型肝炎……6,000円前後×3回接種で約5年維持

B型肝炎は血液や体液などがおもな感染の原因です。輸血や注射針での感染もあるため、場合によってはケガなどの治療でも注意しなくてはいけません。病院などではウィルス検査がおこなわれているので、心配はほとんどないとされています。

日本脳炎……8,000円前後×3回接種で約4年維持

日本脳炎ウィルスは蚊によって媒介され、重度の場合は死に至る危険もあるほか、精神障害などの後遺症も残りやすい病気です。マレーシアでは、1年を通してさまざまな地域で感染事例があります。

狂犬病……15,000円前後×3回接種で約2年維持

野生の犬やコウモリなどにかまれることで感染し、発症すると致死率が高いため、予防接種しておくことがおすすめです。マレーシアでは、野生動物との接触は避けておいたほうがよいでしょう。

腸チフス……10,000円前後×1回接種で約3年維持

感染経路はおもに食事で、保菌者が触れて汚染されたものを摂取することで発症します。首都クアラルンプールでも流行したことがある病気です。

2.スケジュール管理が大切!予防接種を受けるには

マレーシアへの渡航前には、自分にはどの免疫があって、これから打つべき予防接種はなんなのかをしっかりと把握しておく必要があります。また、ひとつの医療機関にすべてのワクチンがあるわけではないので、まず予防接種を受ける場所を探さなくてはいけません。

予防接種機関の探し方

厚生労働省検疫所の公式サイトには、海外渡航者向けにワクチン接種できる検疫所のリストがあり、各機関の診療情報を参照することができます。また、予防接種をおこなっている医療機関のデータベースもあるので活用してみるとよいでしょう。

国立感染症研究所の公式サイトでは、全年齢の定期予防接種一覧が参照できます。ワクチンによっては一定期間が経過すると追加接種しなくてはならないこともあるため、渡航前には必要なワクチンの接種がすべて完了しているか確認することをおすすめします。

予防接種スケジュールは早めに立てよう!

マレーシア留学で予防接種する場合には、重要な注意点があります。予防接種のワクチンは種類が多く、なかには1種類につき2~3回接種しなくてはいけないこともあるのです。

A型肝炎とB型肝炎は、混合ワクチンにより2種類を1度に打つことができます。しかし、もし同時に打てないワクチンがある場合は、時期をずらさなければいけません。

打つワクチンの種類が多いほど、それだけ時間がかかってしまいます。免疫をしっかりつけた状態で渡航するためには、出発の2ヵ月前には予防接種を済ましておきましょう。

免疫の維持期間が過ぎていたり、必要な接種回数が足りなかったりすれば、本来の効果が得られずに現地で感染症にかかってしまうおそれも十分にあります。もし渡航日程が決まったら、ビザ申請などと一緒に予防接種のスケジュールも立てておくことが大切です。

2.スケジュール管理が大切!予防接種を受けるには

3.特に注意!病気の媒体「蚊」の対策方法

マレーシアでは雨期にあたる10月~12月に、蚊が媒介するウィルス性の感染症が多発します。デング熱やチクングニア熱、地域によってはマラリアなど、これらすべてが蚊に刺されることで引き起こされます。

また、マレーシアでは予防接種をすれば、すべての感染症から身を守れるというわけでもないのです。

蚊に刺されない服装を!

マレーシアは1年を通して夏に近い気候ですが、蚊に刺されないようにするため、長袖や長ズボンを着用して肌の露出を避けなければいけません。

すべての蚊がウィルスを保持しているとはかぎりません。しかし、感染すると重症化することもあるため、マレーシアに渡航する前には対策しておくことが大切です。

特殊素材によって、蚊などの害虫を寄せつけない防虫ウェアもあります。もちろん、蚊取り線香や虫よけスプレーも効果的です。特にイカリジンやディートという成分は蚊に効果があるとされているので、購入するときは成分表示を見てみましょう。

ただし、海外で販売している薬には効果の低いものや、まったく効果のないニセの薬もあるため、できるだけ渡航前に購入することをおすすめします。防虫ウェアと虫よけスプレーなどを併用して、まず蚊に刺されないようにする工夫が必要です。

デング熱やチクングニア熱に注意!

日本脳炎やマラリアは都市部で感染することは少ない病気ですが、軽視は禁物です。また、デング熱やチクングニア熱においては、有効なワクチンや治療薬がありません。それぞれ発症すれば発熱や頭痛などが引き起こされ、デング熱が重症化した場合には死の危険もあります。

マレーシアでは、蚊に刺されて死亡する事例が数多く起きています。大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、自分の命を守るためには予防接種だけでなく、蚊の対策をして安全をしっかり確保しておくことが重要なのです。

4.現地生活で健康のために注意すること

マレーシアでは、予防接種のほかにも気をつけるべき点はあります。現地生活での注意点や、困ったときにサポートしてくれる留学エージェントについてご紹介します。

水や食べ物には要注意!

赤道に近いマレーシアの熱帯では細菌が繁殖しやすい環境にあり、食中毒や急性胃腸炎などにかかりやすく、食事の摂取には十分に注意しなくてはなりません。クアラルンプールなどの都市部ではインフラ整備も進んでいますが、郊外になると衛生面で不安なことも多くあります。

特に水道水は、十分な殺菌がされていないこともあります。感染症を予防するためにも摂取する水は、浄水器を通したものやミネラルウォーター、もしくは一度沸騰させるなどの工夫をしましょう。

新鮮に見える野菜や果物であっても、汚染された水で洗われていればウィルスが付着しているおそれがあるので、生では食べることは避けましょう。食事は、十分に加熱調理してあるものを選ぶようにしましょう。

マレーシアは屋台を見かけることもしばしばありますが、多くの屋台は衛生的によい環境とはいえません。都市部であっても食事の取り方には注意したいものです。

留学エージェントを活用しよう!

留学エージェントでは、渡航前に留学全般の相談ができます。エージェントによってサービス内容が異なり、留学プランを立てることやビザ申請などのサポートをしてもらえることもあります。

マレーシアに居住や留学の経験があり、現地ついて深い知識をもっているカウンセラーがいるような、信頼のおける留学エージェントを選ぶことが大切です。さらに現地にも留学エージェントのオフィスがあれば、滞在中のトラブルなどにも迅速な対応が見込める大きなメリットがあります。

病気やケガの場合でも、日本人医師のいる医療機関を紹介してくれるサポートなどがあれば、マレーシアでの生活を安心して健康に過ごすことができるでしょう。サポート内容や料金などを比較してみて、自分にあった留学エージェントを選んでみてください。

4.現地生活で健康のために注意すること

5.まとめ

感染症が起きやすいマレーシアでは、予防接種を渡航前に受けて対策しておくことも重要ですが、現地での生活にも気をつけなくてはいけません。特に蚊を媒介とする感染症の中には、ワクチンで対処しきれないものもいくつか存在します。

防虫ウェアなどで肌の露出は極力避けて、虫よけスプレーや蚊取り線香なども併用して蚊に刺されないよう身を守りましょう。現地での食事も生ものはできるだけ避けて、ミネラルウォーターを摂取するなど菌を体内に入れないようにすることも必要です。

また、留学エージェントを利用すれば、現地の医療機関を紹介など、さまざまなサポートを受けることができます。その他留学にまつわる手続きなども手伝ってもらえるので、渡航前に1度相談してみてはいかがでしょうか。

マレーシア留学ついて

ロングステイ人気No.1のマレーシア。主に3つの民族が混在する多民族国家ですが、 互いに尊重する国民性、東南アジアの中でも経済的にも豊かであることから治安も穏やかです。 多民族文化らしく、外食でも様々な国の料理をリーズナブルに味わうことができるのも魅力の一つ。 東南アジアの中心に位置するため、多くの国からのアクセスが良好で、様々な国から留学生や移民が集まっています。 そのような土地柄のため、共通言語としての英語の能力はトップレベルで語学留学にも最適な環境。 リーズナブルかつ住みやすい環境で、国際的な感覚を養うことができます。

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