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小学生の留学にはどんなメリットがある?親が気をつけることとは

更新日2025.02.13

小学生の留学にはどんなメリットがある?親が気をつけることとは

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スマ留編集部

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日本では、小学校から英語が必修科目になったり、インターナショナルスクールに通う子どもが増えたり、英語や国際感覚に関する意識が高まっています。そして、吸収力が高い小学生のうちに、海外留学を経験させるケースが増えていることをご存じですか。

小学生留学と聞いて、「小学生で留学するなんて大丈夫なの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。この記事では小学生で留学することで得られるメリットや、小学生留学ならではの注意点、どんな留学ができるのかを解説していきます。

1.自立心を養う。小学生留学のメリット


小学生留学で得られるメリットはさまざまですが、なかでも大きいのが精神面の成長でしょう。小学生留学では、親元を離れてホームステイ先の家族と暮らすケースが多いです。そこでは、ホストファミリーの生活サポートがありながらも、基本的には身の回りのことは自分ですることになります。

留学中はホストファミリーの食事や就寝時間に合わせて生活リズムを整えたり、自室を掃除したり、時間通りに通学をしたり、こういった生活全般の管理を自分で行おうと努力することで自立心が養われます。

また、自己表現力がみがかれるのも小学生留学の大きなメリットです。日本の教育では、授業中に自分の意見や疑問を発する機会があまりなく、自分のことをよく知っている家庭や友人は、自然気持ちを察して動くことが多いでしょう。

しかし、海外の教育では、授業中に議論や発表をする場が多く、自分のことを知らない人が多い環境のため、自分を紹介する機会も増えるでしょう。留学ではこうした環境で、「自分のことを周囲に理解してもらおう」「自分はこう考えている」、という姿勢が芽生えるようになるのです。

また、物事の吸収力が優れて高い小学生という時期に留学することで、外国語の語学力が向上しやすかったり、新しい環境に適応する能力が備わったりすることも、小学生留学のメリットといえます。

2.小学生留学で親が注意すること

小学生留学について、子どもの安全面や精神面を心配しない保護者は少ないでしょう。いくら小学生留学で得られるメリットが多くても、留学することで子どもが危険な目にあったり、精神的に傷ついたりしてしまうことは避けなければなりません。この章では、小学生留学を検討している保護者に注意していただきたいポイントをご紹介していきます。

まず、1つ目のポイントは、 子どもが本当に留学を望んでいるのか確認することです。なぜなら、子どもに留学の意思がなければ、留学先で寂しさを感じたり困ったことに直面したりした時に、気持ちを前向きにすることがむずかしいからです。

子どもが、留学先の環境やメリット・デメリットを深く理解することは、むずかしいかもしれません。しかし、できるかぎり留学について説明をし、最終的には子ども自ら「留学をしたい」と思ってもらえるのが理想です。

つぎに、2つ目のポイントが、 安全で信頼できる留学先を選ぶことです。留学先を選ぶ際には、治安の良さ、学校のサポート体制、ホームステイ先の環境など、子どもを信頼して送り出せる留学環境を選択しましょう。

そして、最後にご紹介するポイントが、子どもの能力にあった留学をさせることです。能力とは具体的に、外国語の習熟度や、整理整頓や通学の準備といった生活行動、保護者がいない環境で暮らせるかという精神の強さです。

小学生留学で日本では学べないことを経験させたいという目的がありますが、それが子どもにとって、乗り越えられない試練とならないように気をつける必要があります。子どもが試練を乗り越えられずに自信を失わないように、子どもの能力にあった留学プランを選択しましょう。

3.留学できる年齢は?学年ごとの特徴

子どもが留学できる年齢は国ごとに違い、条件もさまざまです。参考情報として、家族を伴わない子どものみの留学は、アメリカとオーストラリアでは10歳、イギリスでは8歳から許可されています。しかし、親が付き添う親子留学では、さらに低い年齢が許可されるケースもあります。

子どもの留学は、年齢によって得られる効果や将来の進路が違ってきます。小学生の留学については、外国語をネイティブレベルで習得する目的なら小学校低学年から留学することが効果的だと考えられています。

その理由は、外国語の習得は若ければ若いほど習熟度が高いからです。とくにリスニングやスピーキングといった感覚的な部分は、年齢を重ねるにつれ身につけることがむずかしいといわれています。そのため、若いうちに外国語環境で暮らすことで外国語を高いレベルで使いこなせるようになるのです。

しかし、同時に低学年の子どもは、日本語の基礎がしっかり固まっていない時期でもあるため、長期留学が日本語の習熟度に影響が出ることもあるかもしれません。

また、小学校高学年での留学は、日本語の基礎や社会のルールも身についている時期であるため、留学先の環境や言語が日本とどう違うのかを理解することができます。そのため、広い価値観を身につけたり、日本語と外国語のニュアンスの使い分けができるようになったりするのです。

そして、高学年では小学校留学後にそのまま現地の中学に進学するという進路も考えられる点も大きなポイントです。

4.低学年なら親子留学が安心。小学生留学の種類


小学生留学にはいくつか種類があり、もっとも気軽に留学できるのは「グループツアー」です。グループツアーは小学生が団体で留学するプログラムで、渡航中や現地ではガイドが子どもたちをサポートします。

グループツアーでは、子どもはそれぞれのホームステイ先に滞在し、学校で一緒に勉強したり、バーベキューや観光といったイベントを経験したりします。集団で行動することや、ガイドのサポートがあることがグループツアーの安心感です。

そして、グループツアーによく似た種類の留学が、サマースクールのような「短期留学」です。日本の学校の夏休みや春休みを利用した短期間の留学プログラムでは、子どもが個人単位で参加するという点がグループツアーと大きく異なる点です。

短期留学では現地の小学校での授業だけでなく、スポーツやキャンプといった学校以外の活動を得て海外の語学や文化を学ぶことができます。また、留学先によっては日本以外からの留学生が多いこともあり、多文化にふれる機会にもなります。

グループツアーと短期留学では、基本的に保護者の同伴がありません。そのため、子どもの留学を現地で見守りたい方には、「親子留学」がおすすめです。親子留学はプログラムによって形態はさまざまです。たとえば、親と子どもが一緒に語学学校に通い別のクラスで勉強したり、親が語学学校に通っている間に子どもを幼稚園に預けたりするケースなどがあります。

滞在方法もプログラムごとに異なり、親子で一緒にホームステイできたり、現地で暮らすアパートを契約したりするようです。小学校低学年の留学では、親が同行できる親子留学が安心でしょう。

5.まとめ

小学校での留学体験は語学力の向上だけでなく、自立心や自己表現力が養えるというメリットがあります。しかし、小学校留学では注意しなければならないこともあり、留学先が安全な場所であるか、留学先の学校やホームステイ先のサポート体制がしっかり整っているか、ということも重要なポイントです。

そして、なにより子ども自身が留学を希望しているかが大切で、留学に対する意識が強くないと、留学中の寂しさや困難を乗り越えることはできないでしょう。

子どもが留学できる年齢は国ごとに異なりますが、外国語をネイティブレベルで習得しようとするなら、小学校低学年から留学することが効果的です。高学年での留学は、日本語や社会ルールを通して海外の言語や文化を学べます。また、現地の中学に進学する進路を検討できるのも、高学年留学のポイントです。

小学生留学には団体で参加するグループツアー、個人で参加する短期留学、親子で留学する親子留学があります。それぞれの留学で目的が異なるので、子どもの年齢や成長にあわせて留学スタイルを検討してみてはいかがでしょうか。

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