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カナダ留学中に働きたい!仕事の探し方や、就労ビザについて解説

更新日2022.03.07

カナダ留学中に働きたい!仕事の探し方や、就労ビザについて解説

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スマ留編集部

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カナダに留学や旅行をしたことがある方は、「カナダで働いてみたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。カナダには、日系企業はもちろん、日本食レストランや旅行会社など、日本人が働ける場所がたくさんあります。

この記事では、カナダで仕事を探す手段や、働くのに必要な労働ビザについて取り上げていきます。日本とは違う環境で働くのは大きなチャレンジですが、この記事を読んでカナダでの仕事に興味を持っていただけたら幸いです。

 

【2022年】カナダのワーホリ最新情報


2021年5月現在、カナダではビザの発給について条件が設けられています。

ワーホリビザを発給するには、事前に現地での仕事先が決まっていることを証明するジョブオファーを取得している、かつ隔離後すぐに就労開始できることが条件となっています。

つまり、現地での仕事先が決まっていないとワーホリビザの発給が行われません。
そんな中、今人気を集めている留学スタイルがCo-opプログラムです。
Co-opプログラムとは、カナダで学生ビザで就労することができるプログラムで、学校で学んだ専門的な知識やスキルを有給インターンシップを通して実践することができます。

現状カナダワーホリビザの審査が休止されていますが、このプログラムを使えば学生ビザでフルタイムで働くことが可能です。また、現地でのインターンシップ体験は帰国後の就職活動に役立てることもできます。

Co-opプログラムの詳細についてはこちらの記事でまとめておりますので、ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

 

日本人ができるカナダの仕事と収入の目安

日本人がカナダで仕事をする場合、どんな職種があるのでしょうか。ここでは、カナダで働く日本人がよく勤務している職種と、月収の目安をご紹介します。

日本食レストランの店員

日本食レストランの店員の仕事は、求人数が多く就きやすい職種であり、日本文化がある環境なので、働きやすい職場でしょう。

カナダにある日本食レストランの時給は高めである場合が多く、1時間あたり$17(カナダドル)くらいだそうです。1日8時間、週5日働くとすると、1ヶ月の収入は$3,000(カナダドル)程度となります。さらにカナダにはチップ文化があるので、がんばり次第ではそれ以上の収入が期待できるかもしれません。

日本人向けの現地ツアー会社職員

日本人が多い観光地では、日本人客をターゲットにしたツアーを企画している旅行会社があります。海外旅行で、日本人ガイドとして働いている日本人を見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

現地ツアーの職員は基本的に会社員となりますが、あまり高くないという情報もあります。会社によっては、月給$2,000(カナダドル)程度となるそうです。

日系大手企業の総合職

日本の大企業で、海外支社を展開している会社は増え続けています。日本国内ではそういった一流企業への就職は難しいですが、現地で日本人を採用しようとした場合、求人倍率はそんなに高くないかもしれません。

募集している職種は、営業や技術などさまざまで、給料に違いはありますが、平均的なカナダ人の年収$65,000(カナダドル)と同じくらいになるそうです。月収で考えると、$4,000(カナダドル)程度となるでしょう。専門性や業績によっては、それ以上が期待できることがあるかもしれません。

日本人ができるカナダの仕事と収入の目安

インターネットでも探せる!仕事の探し方

日本での就職活動と似ていて、カナダで仕事を探す際には、インターネットサイトや求人広告をチェックする手段があります。

インターネットで、カナダの求人を集めている人材マッチングサービスのホームページをのぞいてみましょう。なかには、日本の人材派遣会社が運営している、日本企業の現地採用求人を多く取り扱っているものもあります。

また、インターネット以外にも、生活のなかで求人広告を目にすることもあるでしょう。レストランやスーパーマーケットの店舗でよく張り出されているようですし、新聞やタウン雑誌の求人広告欄に掲載されています。

生活のなかで日本人が働いているのをみかけたら、どうやって仕事を見つけたのか聞いてみるのもいいでしょう。運がよかったら、日本人同士のコミュニティを通して日本人職員を探しているお店や会社に出会えるかもしれません。

カナダで仕事をする際のルールを確認しておこう

カナダで仕事をするにあたって、日本とは大きく違った点があるようです。ここで紹介する2つの違いをあらかじめ理解して、カナダの労働環境についての理解を深めましょう。

チップのあつかい

レストランやホテルで働くと、お客さんからチップをもらうことがあります。自分のサービスに対しての気持ちとしてお礼をもらったということになりますが、チップのあつかいルールはお店ごとのルールがあります。

従業員がその日もらったチップを集めて従業員みんなで分け合ったり、自分がもらったチップは全額自分のものとして持ち帰っていい、というようなさまざまなルールがあるようです。仕事に応募する際に、あらかじめ雇用主に確認するようにしましょう。

スタットホリデー(Statutory Holiday)

カナダでは、国が1年で10日の休日を定めています。その休日を「スタットホリデー(Statutory Holiday)」といいます。

スタットホリデーの日は、基本的に会社は休みとなりますが、休みでも給料が出るのが、日本の祝日と違います。会社や職場によってはスタットホリデーに出勤しなくてはならないかもしれませんが、その場合には特別手当が発生するそうです。

しかしここで注意しなくてはならないのが、スタットホリデーの対象とならない会社や職場もあるということです。年間休日が10日も差が出る問題なので、求人に応募する際にあらかじめ確認することが大切です。

カナダで仕事をするために必要なこと

カナダで仕事を得るために必要不可欠なのが、就労ビザです。就労ビザは、ワークパーミット(Work Permit)や就労許可証と呼ばれることもあります。就労ビザにもいくつか種類があるので、ここでは3つをピックアップしました。

ワーホリビザ

ワーホリビザを取得できる年齢は、18歳から30歳です。カナダで働ける期間は1年間で、勤務時間に上限があるので、学生や帰国後は日本で働く予定の若い人向けのビザといえます。

コープワークパーミット

コープワークパーミットは、教育機関で職業実習プログラムに参加している人が取得するビザです。働ける期間はまちまちで、参加プログラムによって違います。カナダで職業訓練を受けて、日本でもその分野で強みを発揮したい人に向いているでしょう。

ポスグラビザ

ポスグラビザは「Post Graduation Work Permit」という名称を略したものです。この就労ビザは、カナダの大学またはカレッジの卒業生が取得できるものです。ただし、ポスグラビザ制度の対象となっている教育期間でないと、このビザは発行されないので注意が必要です。

ポスグラビザは、指定の大学やカレッジで最低8か月以上勉強していることが、1つの条件となっています。そして働ける期間は、指定の教育機関で勉強した期間によって異なり、最短で8か月間から、最長3年間まで許可されるケースもあります。

また、就労ビザとは別に、SINというものも取得しなくてはなりません。SINがなければビザがあっても働けないので、注意してください。

SINとは、(Social Insurance Number)の略称で、直訳すると社会保険番号となります。日本と同じように、政府が労働者の社会保険や収入を管理するために使用している番号です。

SINは、就労ビザを得た後に取得できます。取得するには、「Service Canada」の事務所で手続きをする必要がありますが、その日に取得できることもあるそうで、そんなに時間がかかるものではありません。

カナダで仕事をするために必要なこと

まとめ

日本人がカナダで働こうとする場合、職種としては日本人レストランの店員や、日本人観光客向けの現地ツアー会社の職員などがあります。また、カナダに進出している日本企業に現地就職として入社する人もいます。

カナダで仕事を見つけるには、人材マッチングサービスのホームページを利用する方法が便利です。また、普段の生活のなかでも、新聞やお店の掲示板で求人広告を目にすることがあるでしょう。

カナダで働こうとする際には、日本とは違うルールがあるので、仕事に応募するときによく確認することをおすすめします。また、カナダで働くためには労働ビザとSIN(社会保険番号)が必要となります。労働ビザには種類がいくつもあるので、希望する労働期間や将来の計画を考えながら、選択しましょう。

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