留学や旅行でオーストラリアに渡るとき、「準備や手配が十分なのか心配…」なんてかたもいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、オーストラリアへの持ち物や手配、現地で買うものについてご紹介します。
さらに、オーストラリア入国の際の注意として、検疫についてもご説明します。オーストラリアに渡る前に、あらかじめ知っておくと役立つ内容となっています。
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オーストラリアへの持ち物や事前に手配することなど、日本での準備が必要なことをご紹介します。オーストラリアに留学するかたは、さらに追加で必要になるものもあるので特に注意が必要です。
パスポートは、申請してから取得までに1週間から2週間ほどかかります。航空券の手配や留学手続きなど、さまざまな場面でパスポートが必要となるので、まずはじめに用意するものです。
学生でクレジットカードを持っていないかたが多いかもしれませんが、オーストラリアへ旅行や留学する場合には、クレジットカードが必要になる場面が多くあります。クレジットカードはいろいろな会社が発行していますが、海外でも一般的に使えるものを選びましょう。
オーストラリアでは、日本よりも医療費が高額です。健康なかたでも、万が一にそなえて海外の健康保険に加入しておきましょう。
オーストラリアの最終目的地までの航空券を手配します。日本で航空会社のカウンターでチェックインする際に、インターネットで予約して取得したe-チケットの控えを印刷したものを提示すると、搭乗券が発券されます。
外国通貨への両替は現地でするとレートがいいといわれますが、現地に到着する時間や曜日によっては両替所が営業していないこともあります。数日間必要になる分のオーストラリアドルは、あらかじめ日本で用意しておくと安心です。
留学の手続きとして、入学手続き、学生ビザ申請、留学生の健康保険加入、ホームステイや寮などの滞在先の手配が必要となります。英語で複雑な手続きをしなくてはならないので、留学エージェントを利用して手続きを進めるとより安全でしょう。
ここでは、日本からオーストラリアへの持ち物について、日本から持って行くと便利なものをご紹介します。オーストラリアで手に入るものもあるかもしれませんが、「普段使い慣れたものがいい」、という類のものです。
生活に必要不可欠な携帯電話・スマートフォンですが、オーストラリアでSIMカードを入れ替えて使用できることが多いようです。日本であらかじめSIMロックを解除しておくことを忘れないようにしましょう。
薬や肌につけるものは、やはり自分の体質や肌質にあった、普段使っているものがいいでしょう。普段使い慣れているものを持っておくことで、オーストラリアに着いてから、ゆっくり自分にあった薬やスキンケア商品を探すことができます。
オーストラリアで販売されている電子機器は、日本よりも高額であまり品質がよくないものもあるそうです。荷物になるかもしれませんが、日本で使用しているものを持って行きましょう。
日本とオーストラリアでは、コンセントの形がちがいます。オーストラリアに着いてすぐに電子機器が使用できるよう、オーストラリアの変換プラグを用意しておきましょう。
ここでは、日本からオーストラリアへの持ち物とは別に、オーストラリアに着いてから購入したほうがいいものをご紹介します。
数日間分のオーストラリアドルはあらかじめ日本で用意したほうがいいですが、それ以降はオーストラリアの街中にある両替所で両替するとレートがいいといわれています。
オーストラリアに着いたら、空港や街中にある通信会社の店舗でSIMカードを購入できます。滞在期間やデータ使用量にあわせたプランを、店員さんに相談してみるといいでしょう。オーストラリアのSIMカードは1か月ごとのプリペイド式が多いそうなので、高額請求の心配はなさそうです。
オーストラリアには、日本や欧米で人気の安いアパレルショップが多くあるそうです。オーストラリアの季節は日本とはちがうので、現地でその土地の気候にあった服を買ったほうがいいでしょう。
オーストラリアの薬局やスーパーでも、シャンプー類や石けん類の品ぞろえは十分あります。日本でも人気のある商品を見つけられるでしょう。
オーストラリア入国の際に避けては通れないのが、検疫です。オーストラリアの検疫は、世界でもっとも厳しく検査されるといわれています。ここでは、オーストラリア検疫についてご説明していきます。
なぜオーストラリアの検疫がそんなに厳しいかというと、それはオーストラリア固有の生態系や自然を守るためなのです。日本でも外来種の問題が強まっていますが、オーストラリアはとくに、自国の環境を保護するために警戒を強くしています。
オーストラリアへの持ち物で、検疫の申告もれが発覚すると、その場で罰金や懲役刑が科されるケースがあります。「これくらいなら申告しなくていいかな」と考えずに、きちんと申告しましょう。
生ものや肉類は申告が必要なものとして周知されているかもしれませんが、そのほかにも食品には注意が必要です。インスタントヌードルやお茶の葉、お菓子でも申告が必要になります。さらに、市販薬や漢方薬も申告しなくてはならないので、検査官に薬の説明ができるようにしておくといいでしょう。
オーストラリアに渡る前にあらかじめ準備が必要なものとして、パスポートやクレジットカード、航空券の手配や海外保険の加入などがあります。留学をするかたはさらに、入学書類や学生ビザなどが必要となります。
オーストラリアへの持ち物として、普段から使い慣れている薬やスキンケア商品などは日本から持って行くといいでしょう。現地に着いてから買えばいいものとしては、携帯電話のSIMカードや衣類などがあります。
オーストラリアに入国する際に気をつけるべきポイントは、検疫検査です。とくに食品類の申告もれで罰金を払うことになってしまった……なんてケースもあるようなので、申告はきちんとしましょう。
また、こちらの記事で留学に必要な持ち物についてまとめていますので、持ち物にお悩みの方や、これから出発する方はおさらいとして、ぜひこちらもご覧ください。
オーストラリア留学は、海外渡航経験の少ない方にも自信を持っておすすめできます。 気さくでフレンドリーな人柄が魅力のオーストラリアは、多文化・多民族国家であるゆえ、外から来た人も馴染みやすく、何度も訪れたくなる心地よさがあります。 他の国に比べて留学生に対する制度が充実していて、国を挙げて手厚くサポートする体制が出来上がっているため、不安が多い海外生活も安心して送ることができるでしょう。 期間や渡航スタイルの選択肢が広く、短期留学やワーキングホリデーなど自分に合った形を選ぶことができるのもオーストラリア留学の大きなメリットです。