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イギリス留学のビザ取得に関する情報。ビザ審査がきびしいのはなぜ?

更新日2025.01.28

イギリス留学のビザ取得に関する情報。ビザ審査がきびしいのはなぜ?

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スマ留編集部

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海外に留学を決めたとき、まずどんな手続きが必要でしょうか。パスポートが用意できたら、ビザの申請が必要です。ビザとは入国査証のことで、簡単にいうと外国に入国・滞在するための許可証のようなものです。イギリスの場合、6ヶ月以上滞在するためには事前にビザ申請が必要になります。今回はイギリス留学のビザの種類や申請方法などをご紹介します。

 

イギリスのビザは下りない場合がある

イギリスのビザは下りない場合がある
イギリスは移民の数が多く、また不法滞在者を入国させないようにしているため、ビザを取得する審査が難しいとされています。

滞在理由を観光や留学として入国し、その後帰国せずに不法に就労しようとする人もたくさんいるようです。また数年前からイスラム過激派によるテロ事件が頻発するようになったのも、審査が厳しくなった原因のひとつといえるでしょう。

では厳しいイギリスのビザ審査をクリアするにはどうしたらいいのでしょうか。そのためには滞在する正当な理由があることを証明しなければなりません。照明するためには、自分の目的を証明する書類が必要になります。

留学目的の場合、語学学校からの入学許可証や、滞在中の資金の証明となる銀行残高証明書などを提出しなければなりません。また、日本語で書かれた文書類は翻訳証明をつけた英語訳が必要です。

 

イギリスのビザが下りなかった場合はどうしたらいいの?

イギリスのビザ申請が却下されてしまう理由の多くは、必要書類の不足や記入漏れなどが原因です。少しの記入漏れでも却下されるほど厳しく、また一度却下されると記録が残ってしまいます。そうなると次回からさらに審査が厳しくなってしまうことがあるので注意しましょう。

却下の通知には理由が書かれていますから、却下の原因をすべてクリアにして再申請にのぞみましょう。

しかし、提出書類に不備がないのに却下される場合もあるそうです。却下された理由に納得がいかなければ、不服を申し立てる(アピールする)という手段があります。不服申し立てに必要な書類を用意し、書類のみでの審査か、法廷で争うかどちらかを選びます。法廷で争う場合は裁判所に出廷して、ビザ審査をしている側と争うことになります。時間もお金もかかるので、留学生にはハードルが高い方法かもしれません。

 

イギリスのビザの種類を知ろう

イギリスのビザの種類を知ろう
イギリス留学のビザにもいくつかの種類があり、その種類によって条件が変わってきます。どのようなビザがあるか見ていきましょう。

学生ビザ

学生ビザにも複数種類があります。期間などに違いがあるので、事前にチェックしておきましょう。

【学生ビザ(Student VisaTier 4)】

こちらは主にイギリスの大学や専門学校に1年以上留学する人向けのビザです。滞在期間が12か月以上のときに取得でき、帰りの航空券がなくても取得できます。このビザでは滞在期間に就労をすることが可能ですが、語学学校の生徒は不可能なので注意が必要です。また渡英後に延長することも可能です。この学生ビザは渡航前に取得する必要があります。必要なものは以下の通りです。

  • 学校からの入学許可証
  • 英語力の証明書
  • 滞在資金力の証明書

※17歳以下の人はこのTier 4の子供用ビザ(Child visa)を申請してください。

 

【短期学生ビザ(Short-Term Study visa)】

Tier 4の学生ビザの他に、1年以内の短期学生ビザ、Short-Term Study visaがあります。7ヶ月以上11ヶ月以内の滞在用と、6ヶ月以内用にわかれます。Tier 4との違いは、どちらも就労はできないこと、家族のビザはおりないこと、ビザの延長ができないことです。

滞在期間が6ヶ月未満であれば基本的には事前のビザ申請は必要ないです。しかし留学の場合、入国審査の際に留学目的であることを証明しなければなりません。必要事項に不備があったり、英語での質疑応答がうまくできないと、入国許可がおりなくなる可能性もあります。そのため、事前にビザ申請をしておいたほうが安心です。

ワーキングホリデービザ

上記のビザの他に、ワーキングホリデービザというのもあります。これは18~30歳までの日本人を対象として2年間まで就労の機会が与えられるビザです。滞在中、語学学校などに通うことも可能です。しかしこれは毎年募集が1,000人までの抽選でしか当たらないビザで、取得できる確率も低いです。

このように、滞在期間が短期か長期か、また語学学生かそうでないかによって、帰りの航空券の有無や就労可能かなど条件が変わってきます。ほかにもさまざまな種類のビザがありますが、留学時に関係するのは以上のビザでしょう。

 

 

イギリスビザの申請方法とは

それでは実際にイギリスのビザを申請するにはどうしたらいいのでしょう。イギリスのビザはホームオフィス(内務省)という機関が取り仕切っています。そのなかのUK Visas and Immigrationという機関が民間機関であるVFS Global(ビザ申請センター)と提携しています。

日本でイギリスのビザを申請する手順は、以下のとおりです。

・UK Visas and Immigrationのウェブサイトからオンライン申請をおこなう
・ビザ申請センターのホームページからオンラインで申請予約をする
・ビザ申請センターのオフィス(東京か大阪)に出向いて申請する

オンラインで申請しただけでは、完全に申請したことになりません。必要書類を提出したり、指紋の採取や写真撮影など、身体的な特徴の登録も行う必要があるからです。そのため、必ず本人が出向かなくてはなりません。また18歳未満の人には大人の同伴者が付き添う必要があります。

ビザ申請センターのオフィスは東京と大阪の2カ所にあるので、予約した日にいずれかのオフィスに出向いて申請を行いますUK Visas and Immigrationやビザ申請センターのウェブサイトをよく読んで、必要なものを持参してください。

ビザの申請は渡英の3か月前から可能です。イギリスの留学ビザ発給までにかかる時間は、通常15営業日以内です。土日が休業日なのでそれを加算すると3週間前までに申請を開始しなければなりません。しかし書類に不備があり申請が却下になった場合、再申請にかかる時間を考慮して早めに申請をおこなうほうがいいでしょう。

どうしても時間がなくなった場合は5営業日以内でビザ発給してくれる優先ビザサービスがありますが、サービス料が約32,000円と高額です。

 

まとめ

イギリスは、テロや不正滞在者防止のために入国管理が厳しくなっています。イギリスで6か月以上の滞在についてはビザが必要です。ビザを取得するためには滞在目的や滞在中の資金力を証明しなければ、ビザが下りないことがあります。イギリスの留学ビザにはおもに3種類あり、滞在期間によって条件が違ってきます。ビザの申請はVFS Globalのウェブサイトからオンライン申請予約をしてから、東京か大阪のビザ申請センターで手続きをおこないましょう。

イギリス留学ついて

歴史ある文化や伝統が色濃く残るイギリスは、古い伝統も守りながらも、 常に流行の発信地としてファッション・アート・音楽・考え方や技術などを生み出し世界中に発信している国としても有名です。 英語教育にも長い歴史をもち、語学学校の質や教育レベルも世界的に高いです。 イギリス留学では、英語発祥の地として、上品なクイーンズイングリッシュを学ぶことができることが魅力。 多国籍国家でもあるため、国際色豊かで留学生でも住みやすい雰囲気があります。 ヨーロッパ各国へ小旅行を楽しむこともできる、ヨーロッパの魅力たっぷりの国です。

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