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魅力的なイギリスでのワーホリを成功させるためのお役立ち情報

更新日2021.03.19

魅力的なイギリスでのワーホリを成功させるためのお役立ち情報

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スマ留編集部

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ヨーロッパの島国、イギリスのワーホリはワーキングホリデーを実施しているほかの国とは少し違います。特徴として滞在期間が2年間認められていることと、申請の資格を得るために抽選で当選する必要があることです。また、イギリスは物価が高く滞在費用も必然的にかかってしまいます。イギリスでワーホリを実現するには、どうビザを取得して生活していけばいいのか、さまざまな情報をお届けします。

合わせて、イギリスワーホリの概要についてはこちらの記事でもまとめていますので、ワーキングホリデーでの渡航をご検討の方はぜひこちらもご覧ください。

 

1.伝統のある国イギリスの基本的な情報

イギリスは伝統と歴史に彩られたヨーロッパの島国です。日本との時差は-9時間ですが、サマータイムの導入 により4月から10月の期間は-8時間に変わります。日本からの移動時間は、ロンドン行きの直行便で約12時間です。ここからはイギリスの主な都市をご紹介します。

主な都市

・ロンドン

イギリスの首都であり中心です。教育機関が充実し、さまざまな国の留学生が訪れます。また、ウェストミンスター宮殿をはじめとした観光名所も豊富なため、観光客でにぎわっています。イギリスのワーホリの滞在先としては物価が高いため生活費はかさみますが、仕事の種類や数が多いのも特徴です。エリアによっては日本人や日本食のお店が集まっています。また、交通機関が発達しているのでバスや地下鉄を利用した移動が容易です。ロンドン以外のエリアへの移動も各地方に路線が張り巡らされ、電車で移動できます。

・オックスフォード

オックスフォード大学で有名な学園都市です。小規模な街ですが学生向けのお店がそろい、比較的治安が良い場所なので過ごしやすいといえます。

・ケンブリッジ

ケンブリッジ大学で知られるオックスフォードと同じ学園都市です。街の規模はオックスフォードよりも小さいですが、金融や先端産業がそろっています。電車を使えば約1時間でロンドンにいける立地です。また、ロンドンと比べて日本人は少ないとされています。

・ブライトン

ロンドンからそれほど離れていない海沿いのリゾート地であり、海水浴でにぎわいます。街も大きいですが、滞在する日本人の数は少なくさまざまな国からの留学生が多く集まっています。

・ボーンマス

他のエリアに比べ暖かいのが特徴です。ブライトンと同じように海沿いのリゾート地ですが、落ち着いた雰囲気があります。ロンドンの次に教育機関がそろい、ロンドンからは2時間ほどでいくことができます。

・マンチェスター

産業都市として栄えたマンチェスターは、今やイギリスの第3都市とされています。都会であり、学生が集まるため娯楽施設も豊富です。地理的にも周囲の観光地に足を運びやすく、リバプールなどとのアクセスが良好です。

気候

イギリスは高緯度に位置し、北海道より北ですが氷点下を下回ることはめったにありません。特徴として、1日で天気が変化することがあげられます。イギリスは1日に四季があるといわれるほど天気や気温が移り変わります。持ち歩ける雨具や上着があると便利です。また、ロンドンは夏が涼しく23℃前後と比較的過ごしやすいですが、朝晩は冷え込みます。ケンブリッジやオックスフォードは冬もそこまで冷えず、ボーンマスは1年中温暖な気候です。

治安

イギリスの治安は場所によるといえます。ケンブリッジ、オックスフォードなどは学園都市で治安がよいといわれています。しかし観光客など外国人を狙った軽犯罪は多く、とくにスリが多発しています。前に抱えこめるカバンでチャックを閉める、リュックは避けるなど荷物に気を配りましょう。とくに観光地や人の多いロンドンは要注意です。また、夜間の一人歩きは場所を問わず控えるべきです。

伝統のある国イギリスの基本的な情報

2.イギリスでワーホリをするメリットとデメリット

イギリスのワーホリで必要になるビザはYMS(Youth Mobility Scheme)ビザが正式名称です。イギリスではワーキングホリデービザとはいいません。他の国との違いとして、滞在できる期間や滞在中に課せられる制限があります。

メリット

YMSは最長2年間の就労が許可されます。1年間が通常の期間と設定されているオーストラリアの滞在ビザと異なり、2年間滞在できます。また、就学、就労の期間に制限がないため自分が納得するまで語学学校で学び続けることが可能です。観光面でもイギリスを拠点に他のヨーロッパへの旅行が容易です。

デメリット

イギリスは物価が高いため、留学費がかさみます。ロンドンなどの都会であればなおさらです。仕事の最低賃金も高くないため、留学前に資金の用意はしっかりとする必要があります。田舎のほうが生活費は安いですが、仕事を見つけにくくなります。

3.取得には運が必要!?イギリスのワーホリビザの申請方法について

YMSビザは発給枠に限りがあります。2017、2018年は1000名が定員です。年2回の抽選形式で2018年は1月と7月に抽選が行われました。当選しないとビザの申請はできず、競争率も毎年高いです。イギリスのワーホリはまず運が試されるといえます。

申請の条件として、申請時に18歳から30歳であること、1890ポンドの資金を証明できること、日本のパスポートを所有していることの3点があります。

①抽選への応募

最初にYMSビザの抽選に応募します。YMS抽選用として指定されたメールアドレスが用意されるので、受付期間中にメールを送信します。件名に「名前-生年月日-パスポート番号」、本文には「名前、生年月日、パスポート番号、YMSビザ申請手続きを行う国自宅電話番号と携帯番号」を英文で記入します。

②申請手続き

当選したら期間内にビザ申請料の支払いをしなければいけません。期間を過ぎると無効になるからです。まずオンラインで申請書を作成します。申請料金の支払いを終えたら必要書類を用意します。必要書類は以下の通りです。

・オンライン申請書を印刷したもの
・日本の有効なパスポート
・古いパスポート(過去10年間に使用したもの)
・資金証明が可能な書類(1890ポンド以上所有することを証明する預金通帳、取引明細、残高証明)
・YMS当選通知メールを印刷したもの
・ビザ申請センター予約票

これらを携えて東京か大阪のビザ申請センターに向かいます。審査には2~3週間かかるので余裕をもって行動しましょう。

4.イギリスでワーホリをするためにはどれくらい費用がかかるのか

イギリスは物価が高いのもあり生活を送るには費用がかさみます。語学学校費、航空費、海外学生保険費、ビザ申請費、生活費、交際費など出費はさまざまです。イギリスのワーホリは学費や生活費、アルバイト収入で個人差による増減はありますが、約100~300万円必要とされています。生活費は月平均約15万円を目安に、外食を控えて自炊を心がけるなど工夫してみましょう。

イギリスでワーホリをするためにはどれくらい費用がかかるのか

5.ホームステイかシェアハウスが基本!イギリスでの主な滞在方法

家賃を節約すれば滞在費用をおさえることが可能です。例えばシェアハウスは月約10万円、ホームステイは月約12万円かかるとされています。イギリスのワーホリでは、最初はホームステイで現地の生活に慣れてからシェアハウスに移動する方法があります。また、語学学校に通うのであれば、通学中は学校が用意する寮などに滞在できます。

ホームステイ以外であればイギリスでの滞在方法はシェアハウスが一般的です。シェアハウスはキッチンやトイレが共同なため、英語を使って住人と交流できます。国内外のサイトからシェアハウスの空き部屋情報を探せますが、トラブルを避けるためにも下見を忘れないようにしましょう。

6.イギリスワーホリでの仕事の給料と主な仕事について

イギリスの時給は約900円です。物価は高くなりますが都市部のほうが仕事の数が多く、種類も豊富です。主な仕事は日本食レストランや観光案内、ショップの店員などです。イギリスはヨーロッパからの移民が多いため仕事を得るには彼らとの競争にもなります。

そのため、どの仕事でもそれなりの英語力が求められます。イギリスでのワーホリを充実したものにするためにも、渡航前や渡航後の語学学校で英語の勉強は不可欠です。

7.まとめ

イギリスではヨーロッパからの移民や留学生が多く、仕事を探すうえでは英語の能力面から壁になるかもしれません。しかし、国際色豊かな環境で英語を身につけていくことができるのはイギリスの強みでもあります。

ビザの取得には抽選という運試しという点はありますが、留学費用を用意し英語の勉強をしておくなど日本でも準備できることはいくつもあります。各都市の特徴や滞在費から場所を選び、自分のイギリスでワーホリをする目標をしっかりと立てて挑戦してみませんか。

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