この記事では ヒルトゥガン島のアイランドホッピングツアーやダイビングについてご紹介します。
セブの マクタン島から船で30分ほどの離島。
ヒルトゥガン島の行き方(自力やパッケージツアー)やアイランドホッピングの内容、体験ダイビングやファンダイビング、シュノーケルやヒルトゥガン島に上陸したら何があるかまで全てご紹介!
アイランドホッピングでよくヒルトゥガン島って耳にするけど、どんな島?と思っている方は是非、お読みください。
CONTENTS
(上空から見たヒルトゥガン島)
ヒルトゥガン島は、マクタン島から船で約30分のところにある島です。
特徴としては…
・ アイランドホッピングで寄ることが多い
・ シュノーケルポイントで海洋保護区である
・ ダイビングスポットとしても有名
上記の3つが挙げられます。
セブ島人気アクティビティであるアイランドホッピングツアーで、シュノーケルポイントとして訪れることが多いです。海洋保護区に指定されているので、魚の数も多いのが特徴です。
シュノーケルだけではなく、スキューバダイビングのポイントとしても有名な場所です。
また、ヒルトゥガン島だけで遊ぶというより、アイランドホッピングで2つか3つ島々を巡るのがおすすめです。
ヒルトゥガン島の場所はこちらです。マクタン島の海沿いにある港からはだいたい30分ちょっとで着くことができます。
他の島との位置関係は地図の通りです。ヒルトゥガン・ナルスアン・カオハガン島がお互い近い距離にあり、パンダノン島がマクタン島から最も離れた位置にあります。
■アイランドホッピングやダイビングツアーに参加
ヒルトゥガン島に行きたい場合、1番手軽なのは アイランドホッピングのツアーか、ダイバーであればダイビングでヒルトゥガン島をポイント指定することです。
様々なツアー会社から「ヒルトゥガン島&○○島アイランドホッピングツアー」という風にツアーを出しています。それに参加すれば1番手軽にヒルトゥガン島に行くことができます。
船は相乗りになる場合がほとんどですが、ツアー会社によっては貸し切りプランに変更可能です。
■自力で行く場合
(港には多くの船が停船しているので、そこで交渉することができる)
アイランドホッピングのツアーではなく、あくまで個人で行きたい!という場合は、自力で行く方法もあるのですが、全くおすすめできません。
一応自力で行く方法としては…
・ ヒルトンポート(モーベンピックホテルの隣)やマリゴンドンポートなど、船が待機しているエリアに直接行って交渉する
・ 港周辺に「アイランドホッピング?」と声を掛けてくる人がいるのでそこで交渉する
この二つの方法があります。基本的にどの港からでもOKですが、位置的にヒルトンポートだとヒルトゥガン島まで少し遠いです。
ツアー会社を通さないで船を利用すると、ライセンスを持っていない船がほとんどのため、盗難の恐れ、海上での遭難、漂流の危険性があります。一番怖いのが安全性の保証が確保されていない点です。万が一の際に、補償もなにもない可能性があるため、必ずツアー会社を利用してください。
また、2019年9月ぐらいからコーストガード(沿岸警備隊)の監視が厳しくなっているようです。つまり、ツアー会社を通さずに自力交渉はできにくくなっているということになります。
現地へ行って結局船が見つからず行けなかった・・・ということにもなりますので、ツアー会社を通して手配した方がいいです。
ヒルトゥガン島でできるアクティビティを紹介します。
■シュノーケル
ヒルトゥガン島の周りは海洋保護区となっており、シュノーケルに適した場所です。島の周りはだいたい水深5メートルほどあり、ライフジャケットを着てシュノーケルを楽しめます。
美しいサンゴ礁、カラフルな魚たちが出迎えてくれますよ!
■ダイビング(ファンダイビング&体験ダイビング)
ヒルトゥガン島は ダイビングスポットとしても有名です。島の周りは水深5メートルほどなので、体験ダイビングにも適しています。
また、島から少し離れるとドロップオフになっているので、初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポットとなっています。ヒルトゥガン島ではロウニンアジの群れやバラクーダ、カラフルな魚やウミウシ、クマノミなどが楽しめます。
■マリンスポーツ(パラセーリング)
ヒルトゥガン島ではマリンスポーツとしてパラセーリングができます。基本的にヒルトゥガン島に着いてから追加するというよりは、ツアーでマリンスポーツ追加オプションがあるので、そこで事前にリクエストしておきます。
上空からヒルトゥガン島の全景やみんなが遊んでいる姿を眺めたり、綺麗な海を眺めることができます。時間はだいたい15分で高さは3段階選べるところが多いです。特にセブではマグナムフライトと呼ばれる高さがあり、なんと約170mまで高くなるようです。チャレンジしてみたい人は是非、体験してみてください!
■上陸(レストラン・バー・ビーチバレー)
ヒルトゥガン島は基本的に島の周りでシュノーケルをしたりダイビングをしたりする島です。上陸は基本的にしないことが多いですが、上陸することは可能です。
島にはレストランやバー、ビーチバレーができるスペースがあります。特にレストラン・バーは眺めもよく、どこに座っても特等席!上陸する人もあまりいないので人が観光客がほとんどいないため、のんびりできます。
ヒルトゥガン島でのシュノーケル・ダイビング・上陸の様子を写真や動画で紹介します!ヒルトゥガン島がどんな島なのか、イメージできると思います。
■シュノーケル
船でヒルトゥガンに到着したら、マスクとシュノーケル、フィンを付けてシュノーケル開始!足がつかない深さなので、心配な人はライフジャケットはつけたままにしましょう。
天気がいいと海の中も明るく、綺麗なエメラルドグリーンで感動します!カラフルな魚が多く、パンくずや米を撒くと魚がたくさん寄ってきて圧巻です!
スマホ用の防水ケースでも十分撮影可能です。Goproがあるともっとダイナミックな水中写真が撮れます!
ヒルトゥガン島は珊瑚も多く、その周りにはたくさんの魚たちが住処にしています。素潜りができる人は十分珊瑚の近くまで行けます。ただし、珊瑚や岩などで手を怪我しないようにしましょう!
アイランドホッピングなどのツアーではおおむね30分前後のシュノーケル時間があります。自由に泳いだり、餌をあげたりできますよ。
■ダイビング
ヒルトゥガン島でのダイビングの様子です。ファンダイビングはもちろん、 ダイビングのCカードを持っていなくても体験ダイビングができます。
多くのアイランドホッピングツアーでは、オプションで体験ダイビングを付けることができます。是非、リクエストしてみてください。
体験ダイビングの様子です。ヒルトゥガン島はだいたい水深が5メートル前後ですので、初めての人でも安心してダイビングできます。
海底に膝をつけて魚と同じ目線で餌をあげることができます。魚がたくさん寄ってくるのでとても楽しいです!体験ダイビングは基本20分ほどです。
Cカードを持っている人はファンダイビングができます。ヒルトゥガン島ではロウニンアジやギンガメアジの群れ、バラクーダが有名です。
必ず見られるものではありませんが、運がいいと写真のように群れになって泳いでいるギンガメアジを見ることができます!
群れに突っ込む!ギンガメアジは群れでいること、写真のように目の近くに黒い点があるのが特徴。
ギンガメアジと一緒に撮影。シュノーケルでは味わえないですね!
ちなみにこちらがロウニンアジです。ロウニンという名の通り、個体でいることが多いですけど群れを発見!
写真で見るとそこまで大きくないように思えますが、かなりでかいです。アジの中でも最も大きくなる魚で、1メートルを超えます。
ギンガメアジの時は群れに突っ込んだ写真を撮っていましたが、ロウニンアジは獰猛な魚です。肉食性の魚で、小魚などを捕食するようです。体当たりされると痛いどころではないので近づいてはダメです(撮影に夢中でロウニンアジに近づいたら全力で連れ戻されました)。
その他、バラクーダにも遭遇できますし、ツバメウオの群れやクマノミ系、ウミウシも豊富です!
■上陸の様子
ヒルトゥガン島に上陸したら何があるのか!?実際に上陸して来たのでご紹介します!
ヒルトゥガン島には、ナルスアン島に似た長い桟橋があります。ナルスアンには負けますが、白く細長く、青い海と空に映えます。
いい撮影スポットにもなりそう!
ヒルトゥガン島の周辺は遠浅となっているので、シュノーケルは船からした方が良さそうです。ビーチで少し遊ぶ、という感じですね。
島にあるバーを紹介します。レストランは写真がありませんが、シーフードを売りにしたフィリピン料理です。
こちらがヒルトゥガン島のバーです。ビーチ沿いに建っており、眺め抜群です!
四角になっているカウンターがあり、お酒はもちろんのこと、フルーツシェイクやコーヒー紅茶があります。
バーテンダーさん。
ウィスキー。
こちらがバーメニューです。カクテルの数も豊富です。200ペソほどで、高くありません。
フルーツシェイクは250ペソ、コーヒーは95ペソです。サンミゲルビールは少し高い125ペソです。
ココナッツであるBUKOジュース(ココナッツのフィリピン語はBUKO(ブコ)と呼ばれる)が100ペソで飲めるのはいいですね!栄養も抜群なので是非飲んでみてください。
カウンターには用意できるカクテル一覧が書いてありました。島なので売り切れもあると思うので、こちらでチェックしてください。
バーのすぐ近くは海で、その周りには寝そべることができるチェアーがありました。
なんとも贅沢な時間です。ここで仲間と一緒にお酒を飲みながら寝そべってグダグダすると良さそうです。
写真ではちょっとわかりにくいですが、ビーチバレーができるスペースがあります。
しっかりボールもあります!満潮時にはビーチバレーというより、海バレーになっていますが(笑)むしろ砂浜は暑いのでちょうどいいかもしれませんね!
ヒルトゥガン島はそこそこ広い島ですが、他のエリアは居住区となっているため、観光客がのんびりできるところは以上です。利用しなかったので紹介できませんでしたが、シーフードレストランもあります。
上陸するのでしたら、のんびり海を眺めながらお酒を飲むのがおすすめです!
ここではヒルトゥガン島上陸の際の注意点や、シュノーケル・ダイビング時の注意点を紹介します。
■飲食物の持ち込み禁止
ヒルトゥガン島に上陸する際の注意点として、飲食物の持ち込みの禁止が挙げられます。(カオハガン島、ナルスアン島も持ち込み禁止です)
ソルパ島やパンダノン島では上陸して持ち込んで食事ができますが、ヒルトゥガン島ではできません。
必ず島にあるレストランやバーを利用しましょう。
■エントランスフィー(入場料)がかかる
(エントランスフィー徴収のおじさん)
ヒルトゥガン島を利用するには、エントランスフィー(入場料)がかかります。これに関しては、ツアーの場合はあらかじめツアー代に含まれている場合もありますし、別途かかるところもあります。
基本的にその場で払うというより、ツアー代金と一緒にスタッフに渡すといった感じです。
【ヒルトゥガン島のエントランスフィー】
シュノーケリングエリア:100ペソ
ビーチエリア:150ペソ
両方行く場合は両方必要
基本的に船からシュノーケルのみでしたら、100Pペソみです。上陸・上陸してシュノーケルやビーチエリアに行く場合は別途それぞれかかります。これはグループではなく、一人一人にかかる料金です。
■海洋保護区でのダイビング時の手袋禁止
(ダイビング時は手袋禁止!)
ヒルトゥガン島でダイビングをする場合、海洋保護区となっているのでグローブ(手袋)が禁止となっています。ダイビングする人はグローブをはめる人も多いと思いますが、ここでは外すようにしてください。
これは、グローブにより色々なものに触れないようにするための対策と聞いています。
■基本は上陸しないツアーがほとんど
ヒルトゥガン島は基本的に上陸することはほとんどありません。シュノーケルポイントとして立ち寄る場合がほとんどです。どうしても上陸したい!という人は、上陸できるツアーを探すか、貸し切りツアーでリクエストする必要があります。
今回この記事で上陸の写真を撮った際は、「ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピング」の貸し切りプランを利用しています。
こちらのツアー会社で貸し切りにすると、島の滞在時間の調整や島の変更、上陸などのリクエスト等が可能です。
■ヒルトゥガン島の売り子
ヒルトゥガン島に着いて船を停船していると、たまに船に勝手にあがってきてシーフードやココナッツを売ってくる売り子がいます。基本的にガイドが断りますが、勝手にココナッツを渡して来たり、高いお金を要求してきたりします。
ココナッツは1つ300ペソします。(普通レストランだと80ペソぐらい、離島だと100ペソぐらい)
飲みたい場合はもちろん購入して構いませんが、高いのと、見せるときは大きいココナッツを見せて、実際に渡すときは小さいのをカットして渡してきます(笑)
ココナッツはセブやマクタンのレストランや、カオハガン島、ナルスアン島でも飲むことができるので、基本断って大丈夫です。
セブ島にあるアイランドホッピングを取り扱っているツアー会社一覧です。この他、滞在先のホテルや留学生であれば学校で手配することもできます。
・ベスト・オブ・セブ・アイランドホッピング
現地の最大手アイランドホッピング会社です。
2019年にフィリピン観光省(ビサヤ地区)からアイランドホッピング会社としては唯一表彰されている、ツアー会社。
1人あたり2,800ペソ(3名申し込み)と、日系他社の半額以下の格安でアイランドホッピングを提供しています。ツアーはフィリピン人が行いますが、サイトでは日本語でのお問い合わせ・お申し込みが可能です。全てのツアーでボートは貸切です。
当サイトでも取材で頻繁に利用しているツアー会社です。いくつかの語学学校とも提携しており、毎週留学生が利用しています。
・Aquamarine(アクアマリン)
タンブリにお店を構えているマリンスポーツ店です。ビーチ目の前、プールも広く自由に使えます。
■ナルスアン島
(ナルスアン島の長い桟橋)
ヒルトゥガン島から程近い場所にあるナルスアン島は、ヒルトゥガン島と同じく海洋保護区になっており、シュノーケルポイントとして有名な島です。コテージタイプのリゾートホテルやレストランもあり、上陸しても楽しめる島です。
水上コテージのレストランでフィリピン料理を堪能するのもあり、長い桟橋からシュノーケルを楽しむのもありです!
ヒルトゥガン島でシュノーケル、ナルスアン島で上陸して遊ぶプランがおすすめです。
■カオハガン島
(カオハガン島全景とビーチ)
「何もなくて豊かな島」として有名な島です。ここの島のオーナーは日本人で、島民数百人がのんびりと暮らしている島です。
アイランドホッピングでは、上陸してお土産を購入したり、ビーチ沿いで遊ぶことができます。
宿泊施設も兼ね備えているので、HPから直接訪れることもできます。留学生向けの現地体験プランなどがあることでも有名です。
■パンダノン島
(美しい砂浜が人気のパンダノン島)
マクタン島から最も離れた位置にあるパンダノン島は、アイランドホッピングで訪れる島でもっとも人気の島です。
白い砂浜が続くビーチが人気で、写真映えを求めて多くの人が訪れます。また、ビーチ沿いにコテージがあるのでそこでBBQを楽しんだりできます。パンダノン島は基本遠浅ビーチで泳ぐことはできないので、ヒルトゥガン島でシュノーケルを楽しんだあとは、パンダノン島へ移動してBBQ&ビーチ遊びがおすすめです。
シュノーケルにダイビングに上陸もできるヒルトゥガン島はいかがでしたか?
マクタン島から船で30分で行くことができる身近な島です。 海洋保護区なので魚の数も多いですし、珊瑚もとても綺麗です。
是非、アイランドホッピングやダイビングに行くのでしたら、ヒルトゥガン島を選択してみてください!
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。