旅行が好きで色々な国に出掛ける人や、セブ島が好きで長く滞在したり定期的に来る人、慣れている人から見たらタクシー移動なんて特に何も気にせずしていることだと思います。
ですが、発展途上国のセブ島はタクシー移動すらめんどくさい…。そもそも電車がないので、私たち外国人が主に使う交通手段はタクシーしかないのに、タクシーに乗るのが面倒でややこしいのです。
行き先を伝えたり、メーターを使ってくれないタクシーにメーター使うよう促したり、釣り銭が十分にないフィリピンのために事前に自分で少額紙幣と硬貨を用意したり、ご飯を食べるだけのためにタクシーに乗ったり…。
そこまでアクティブに動かない人にとって、 セブ島のタクシー移動は実はかなり億劫なものだと最近知りました。
平日朝から夜まで慢性的な渋滞、雨の日はまず捕まらないタクシー、疲弊している人も多いのかなと思います。セブ好きとしては、Grabを駆使して色々と出掛けて欲しいと願っているのですが、一般的な短期旅行者はそこまで使わないようです。
今回は、タクシー移動をしなくても食事ができるセブ市内のショッピングモール直結ホテルを3つ紹介したいと思います。
ショッピングモール直結であれば、安心安全に徒歩移動でき、食事だけではなくマッサージやショッピングなども楽しむことができます。
特に3泊4日の短期旅行であったり、家族連れや海外に慣れていない人は、ショッピングモール直結のホテルを選ぶととても便利です。
以下の3つのホテルは、どれも安心・安全・快適を保証します!
CONTENTS
まず最初に紹介するのは、ロビンソンガレリアというショッピングモールに直結しているSummit Galleria(サミットガレリア)です。近くにSMモールがあるのでそちらの方が有名ですが、 ロビンソンガレリアは落ち着いていてゆったり周れるおすすめモールです。
ここのホテルの良さは、一歩も外へ出ることなくモールへ行けることです。モールの中には、両替所、フードコート、キッズパークのほか、多数のレストラン、カフェがあります。
ホテルは一泊平均9,000円前後と少し高いですが、利便性から考えるととてもお得なホテルです。
まずはSummit Galleria(サミットガレリア)について、客室やホテル内設備などを紹介していきたいと思います。
客室
一般的な部屋です。冷蔵庫・ヘアドライヤー完備!部屋は少し狭いですが、綺麗でシンプルな作りです。
ラウンジ・朝食
まずは朝食。一階のレストランで宿泊者はビュッフェスタイルの朝食を食べられます。種類は多くないものの、ある程度揃っている印象でした。朝早く出かける人は、弁当用のタッパーをもらえ、そこに自分で詰めている人もいました。
フロント横にあるスペース。ここでゆったり過ごしたり、フリーのパソコンもあるので調べ物もできます。
プール・ジム
プールとジムはともに3階にあります。縦に長いプールでがっつり泳ぐことも可能。室内なので日焼けの心配もありません。
プールサイドには水着のまま寝そべられるソファー、奥にはもっと大きなソファーやベットがあります。ここで読書するのも良さそうです。
Summit Galleria(サミットガレリア)ホテルに直結しているのは、ロビンソンガレリアモールです。
ロビンソンガレリアは、 外国人向けの中規模ショッピングモールです。近くのSMモールに比べたらかなり小さいですが、それでも一通り揃っているので不便はありません。むしろ人混みが苦手な方はこちらのモールがおすすめ。
特にスーパーはなんでも購入できますし、カットフルーツやパン屋も入っているので便利です。
・THE BUZZZ
ボホール島にお店を持つ、オーガニック専門店。アイスクリームやハチミツなどのお土産も買うことができるおすすめレストランです。
・Byron’s Back Ribs Grille
リブ専門店です。美味しくて柔らかいお肉が安い値段で食べられます。
買い物に関しては、こちらのスーパーで買うのがおすすめです。スーパー内にはドライマンゴーやバナナチップス、フィリピンのお菓子が売っています。
また、パパイヤ石鹸やココナッツオイルなども手に入ります。
ロビンソンガレリア内には一箇所両替所があります。場所はフードコートのあるエリアの近くです。レートを確認したところ、レートはかなり良い方でしたのでおすすめです。
次に紹介するホテルは、セブ島で二番目に大きいショッピングモールの『SMモール』直結、Radisson Blu(ラディソンブル)です。
このホテルは5つ星ホテルに指定されており、スタッフの対応やラウンジの快適さ、プールもマリオットホテルより広く快適に過ごすことができます。
一泊のお値段はマリオットホテルと同じか、時期によっては少し高いですが、 スタンダードの部屋で一泊15,000円ほどで宿泊できます。
アヤラモールまでは車で10分ほどの場所です。
ラディソンブルホテルの客室やホテル内設備などを簡単に説明します。
客室
ラディソンブルのスタンダードのお部屋です。
他のホテルでは見ることのない、ビジネスに使えるデスクもスタンダードルームでも設置してあります。忙しいビジネスマンにぴったり!SMモール直結なので用事は全てこのモールで済ますことができ、ホテル客室では静かに仕事もできる環境です。
ラウンジ・朝食
一階にあるラウンジスペースです。一般的なラウンジの他、紅茶を専門に扱うTセレクションというラウンジも併設してあります。
14時からはアフタヌーンティーをオーダーすることができます。 900ペソ(約2,340円)でこの量です。食べきれない場合は持ち帰りにしてくれます。
ラディソンブルの朝食ビュッフェです。種類は多く、味もとてもおいしいです。席に座っていると、焼きたてのパンをスタッフが回って持って来てくれます。こういったサービスは他のホテルでは今まで見たことないので、さすが5つ星だけあります。
パンケーキやワッフル、パンなどの洋食はもちろん、フィリピン料理やちょっとした和食もあります。
プール・ジム
プールはとても広く開放的。広めなのでがっつりと泳ぐこともできます。また、子供用の水深が浅いエリアもあります。
こちらはジム。ジムは少し設備は少なめですが、最低限揃っています。
SMモールは、セブ島で二番目に大きいショッピングモールです。一番大きいのは新しくできたSMシーサイドモールです。同じSMという名前なので、間違えないようにしましょう。
俺のセブ島留学
アヤラも大きいですが、SMは更に大きいです。スーパーや電化製品、レストランやフードコート、カフェの他、映画館やマッサージとこのモールもなんでも揃っています。
ラディソンブルホテルは、プールが大きいのとラウンジが充実しているので、もっとラグジュアリーに過ごしたい方におすすめです。
・Vikings
マニラから上陸したビュッフェレストラン。 休日はランチ・ディナー共に938ペソ(約2,438円)、平日はランチ738ペソ(約1,919円)、ディナー938ペソ(約2,438円)です。平日ランチがお得です。
飲み物だけでもこの種類!あとビールも飲み放題です。フィリピン料理や中華、イタリアンはもちろん和食やカレーなどもあります。
・CrePes & Cream
SMモール内にあるおすすめのデザートといえばこちら、クレープ屋さんです。
おすすめはハロハロのクレープです!ハロハロといえば、フィリピンのデザートとして有名です。とてもおいしいので、休憩に是非立ち寄ってみてください。
モール内にはスーパーやお土産専門店がいくつか入っています。ドライマンゴーやパパイヤ石鹸もいいですが、雑貨類のお土産が欲しいのであれば、写真のようなお店もあります。
ノースウィングから入ったら左手、ユニクロの近くです。お店の名前は『Souvenirs | Kultura』
最後に紹介するのは、アヤラモールやSMモールほど大規模なモールではないものの、 スーパー・飲食店・ショッピング・マッサージと小規模ながらしっかりとした店舗が入っている『Jセンター』直結の東横インホテルです。
東横インは日本人であれば誰でも知っている有名なビジネスホテルであり、日本では客室数で日本一に輝いています。会員数も450万人を超えており、実は私もそのうちの一人です(笑)
上記で挙げたシティホテルとは違い、ビジネスホテルのくくりになりますが、日本の東横インということで、安心・安全面は保証できるホテルです。
日本語の通じるスタッフ(フィリピン人)もフロントにいるため、なにかトラブルがあったときに安心感があります。また、支配人は日本の方です。
東横インの客室やホテル内設備を簡単に説明します。
客室
まずは客室です。写真はキッチン付きの一番いい部屋であるデラックスツインルームです。東横インはまずベットが最高です。フカフカで気持ち良いです。 大型テレビにドライヤー、湯沸かしポット、卓上鏡、空の冷蔵庫などが標準装備されています。クーラーも静かでとてもいいです。
その上、デラックスツインであればキッチンとダイビングテーブル付きです。電子レンジもついているので、長期滞在する場合も快適に過ごせそうです。
バスルームは日本とほとんど変わりないつくりです。バスタブに熱いお湯が出るハンドシャワー、洗濯ロープもついています。トイレはウォシュレットです。アメニティにはシャンプーと歯ブラシが置いてあります。
朝食
朝食無料サービスで毎日6時30分〜9時までです。朝食会場は6階のフロントの隣にあります。種類はご飯が2種類、汁物2種類、パン、おかず4品前後、サラダ、フルーツ、ドリンク2種類、コーヒー・紅茶といった感じです。
全てセルフサービスのビュッフェスタイルで、食べ終わった食器も日本風に自分で片付けます。席数はかなり多く、いつでも余裕で座れます。
朝食はこんな感じです。この写真はオープンしたてのもので、最初はおにぎりを出していたのですが、現在はないようです。
東横インの目玉であるおにぎりがないのが不満ですが、味はそれなりです。基本的に地元フィリピン人向けの味付けになっている感じです。
夜は同じフロアにバーラウンジがあり、そこで23時まで簡単な軽食やアルコールを飲むことができるようです。
プール・ジム
こちらのプールは東横インのプールではありませんが、大型プール施設が併設されています。6階フロントのある場所から直接行くことができます。 入場料は500ペソ(約1,300円)です。日中は家族連れで賑わっています。
週末夜はナイトクラブ化してしまうので、家族連れの方は部屋まで騒音が届くので少しうるさいかもしれません(ナイトクラブに関しては、基本10時終了で、土曜日だけ11時終了となっています。それ以降の時間は静かになります)。
東横インに直結しているモールは『Jセンターモール』です。一度ホテル1階から外へ出て右に歩いて行くとモールに入れます。
上記で挙げたアヤラやSMと比べると一回り小さいのですが、レストランやカフェ、ショップ、スーパー、薬局、マッサージ、サロンなど一通り揃っています。
Jセンターモール内
・呑気鉄板焼
居酒屋呑気の鉄板焼きのレストラン。目の前の鉄板で調理してくれます。ランチセットがお得です。
・マッサージ
日本人オーナーのマッサージ店です。東横インを出て右に歩いてすぐの場所にあります。フットマッサージ60分300ペソ(約780円)、ボディマッサージは60分350ペソ(約910円)です。
月〜木の10時〜15時まではハッピーアワーで50ペソ(約130円)引きになります。このマッサージ店は夜2時まで営業しているので、飲んで帰ったあとにマッサージすることができます。
Jセンターモールから徒歩圏内
・居酒屋松之家
Jセンターから徒歩5分ほどのところにある、居酒屋松之家。おいしいハイボールや名物ちゃんどんがあります。 飲みに出掛けるならここがおすすめです。
モール内はスーパー(21時まで)が入っているので、そこでドライマンゴーや飲み物、お菓子等買うことができます。また、セブンイレブンでも手軽に飲み物が購入できます。
セブ島で有名なお土産である、ドライマンゴー・バナナチップス・パパイヤ石鹸等を買うのであれば、Jセンター内のスーパーで全て揃います。
いかがでしたでしょうか?
タクシー移動が億劫な場合は、このようにショッピングモール直結のホテルを選ぶとかなり滞在が楽になります。夜遅くまで安心してレストランで食事や、ショッピングをすることが出来るのは安心ですよね。
家族連れの場合は特に、モール直結のホテルを選ばれるといいのではないでしょうか?
タクシーで移動する場合でも、大型ホテルからタクシーを呼んでもらえますし、帰りもタクシーの運転手は3つのホテルの名前、またはショッピングモールの名前を言えば伝わりますので安心です。
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。