フィリピン留学・セブには語学学校には 韓国資本の語学学校が多いということをご存じですか?
今回は、セブ島の韓国資本の語学学校「2校」で勉強したことがある経験者に 韓国資本の学校ってどんなところなのかを聞いてみました。
韓国資本ならではの語学学校の雰囲気はどういったものだろう、という疑問を解決できたらと思います。
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韓国資本の学校のカリキュラムなどを説明する前にまずは韓国人学生ってどんな人たちなのかを簡単に説明します。
日本の年齢で18~20歳くらい(韓国では数え年なので日本の年齢より2歳差がでますので20~22歳となります。)みんな大学を休学して3ヶ月~6ヶ月前後セブで勉強し、その後オーストラリアやカナダなどの英語圏に留学に行くのがほとんどです。
韓国の男性は兵役のために大学を休学する人が多いため、大学を休学するのは当たり前のことです。
そして、 親子留学をしている家族もいます。
お母さんと幼児~小学生くらいの子どもが1ヶ月~6ヶ月前後滞在して勉強しています。
そのため、キャンパス内には子どもたちとすれ違ったり、プールで楽しそうに遊んでいる子供たちの姿を見かけることがよくあります。
一流企業に就職するためには英語力が絶対不可欠ということで、TOEICやTOFELなどの資格試験も積極的に勉強しています。
なので志の高い韓国人学生は、一生懸命勉強しています。
しかし、親のすすめで半強制的に留学する学生も多いため、そういった生徒は授業をさぼり、予習復習せずずっとネットサーフィンしている、放課後は毎日飲みに出かける(スパルタキャンパス以外)という状態だそうです。
日本人学生は大体が社会人なので自分で資金を準備してきている人が多く、セブ滞在中もそんなに派手に使わず週末だけ外食するという学生がほとんどです。
しかし、 韓国人留学生は大学生がほとんどで親がお金を出している場合が多いです。
そのため外食、旅行、お菓子、服、雑貨など惜しみなくお金を使う人が多いです。
仲良くなると一緒に行こうと誘ってくれるのですが、毎回ついていってしまうとお小遣いもなくなり勉強する時間もなくなってしまうので要注意です。
韓国人の学生は放課後ご飯を食べに行くときも韓国料理を選ぶことが多いようです。
女の子同士は腕を組んだり手をつないで歩くのが普通だし、男同士でも肩を組んだりつっつきあったりとスキンシップが多いのです。
「友達のものは私のもの」になるので自分のものを勝手に使われてしまうこともあるので、大事なものや使って欲しくないものがあったらルームメイトにはっきり言ってくださいね。
いつでもどこでも一緒に行動するのが当たり前なので、社会人となった日本人学生にはすこし窮屈に感じてしまうところもあります。
ではここからは韓国資本の語学学校の特徴をQ&A方式でお答えしていきます。
韓国資本の学校で特徴的なのが「スパルタキャンパス」です。
これは平日外出禁止、強制自習時間あり、小テストの合否で補習あり、週末の門限が早めなどなど 全寮制の高校野球部のような厳しいルールがあるキャンパスです。
授業時間も8、9コマと長めなため平日は基本的にずっと勉強です。しかし、キャンパス外に自由に出かけられない分施設内が充実しています。
しっかりと英語学習をしたい方にスパルタ式はおすすめです!
もちろん韓国資本でもリゾートキャンパスや平日も外出できるキャンパスはありますので、安心してください。
スパルタキャンパスでは 一人部屋がない学校もあります。
それ以外での特徴は、先ほどキャンパスの種類のところでも少し説明しましたが、 キャンパス内に食堂、ジム、宿舎、プールなどすべてが揃っている学校がほとんどです。
キャンパスと宿舎をバスに乗って移動する必要はないですので空いた時間には部屋に戻ってゆっくり昼寝もできます!
韓国資本の学校は老舗が多いので経験豊富な教師たちが揃っています。また授業カリキュラムや定期のレベルテストもしっかり行っています。
スパルタキャンパスかどうかで少し違いはありますが大体が4時間マンツーマン+2時間グループレッスン+希望者選択グループレッスン1or2時間でしっかり勉強できます。
グループレッスンでは他人の意見を聞くことそして他人の英語を聞くことで勉強になること結構ありました。新しい友達もできるので、是非参加したいところですね。
最近は日本人学生が増えてきたので、日本料理やフィリピン料理を準備している学校も出てきています。
韓国資本の学校に行く時は必ず事前に、食事はどうなっているのかエージェントに確認してくださいね!
韓国人の友達ができる(中国人も結構います)。留学後も連絡を取り合うほど仲良くなる人もいたり、日韓カップルも多くいるそうです。
彼らを通して異文化を学ぶことができ、自分の視野を広げることができる。
日本資本の学校はどうしても日本人比率が高くなるので、韓国資本の日本人の比率が低い語学学校だと、異文化に触れる機会が多くなりそうです。
他のメリットとしては、 施設が充実しているので、キャンパス内で楽しめるという点です。
そして、老舗の学校が多くキャンパスも大きいところが多いのでローカルの人々(とくにタクシードライバー)に学校が知られているので、タクシーで帰るときに通じやすいというのもメリットです。
授業の面では、TOEIC、TOFEL、IELTSなどに特化した特別コースがある学校が多いため、 講師たちも専門の訓練を受けているのでかなりレベルの高い授業が受けられます。
特にTOFELとIELTSの特化コースは日本資本ではまだあまりありません。
大きな学校では日本人スタッフ(学生スタッフも含む)がいるのですが、まだ日本人スタッフがいない学校もあります。
それでなくてもシャイで遠慮しがちな日本人なのに、そこをまだよくわからない英語でスタッフに希望を伝えるなんてなかなか大変ですよね。
そして、郊外にある学校が多いです。そのため、放課後や週末に出かけるとショッピングモールまで結構タクシーに乗らなければいけません。
タクシー代も日本に比べれば安いとはいえ、日々の積み重ねでお金は飛んでいきます。
学校のルールとして、「英語オンリーのルール」というものがありますが、韓国人同士は韓国語、日本人同士も日本語で会話していました。
しかし、授業で一日中英語を話しているため、休み時間くらいは母国語で会話するとストレス発散にもなり、良いと思います。
スパルタキャンパスでは日本人のために強制自習時間を自由自習に変更できる、などの特別ルールを作ってくれている学校もあります。
「海外の友達作りたい!」「異文化を学びたい!」と思っている留学生さんにはぴったりです。
そしてTOFEL等の資格試験を勉強したいという人には是非韓国資本の特化コースで勉強することをおすすめします。
あまり外に出かけずに基本はキャンパス内で過ごしたいと思っている方にもぴったりです。
最後に、 日本資本の学校と比べると少しだけ学費が安いです。長く滞在する予定の方は韓国資本の学校のほうが向いているかもしれませんね。
大小7100以上の島々からなる東南アジアの島国フィリピンは、島ごとにも特徴が異なります。 国全体に美しいビーチリゾートが散在しており、高級リゾートから自然の美しさを生かしたトロピカルな雰囲気漂うリゾートまで様々。 フィリピンは熱帯性気候のため、1年を通して暖かく、マリンスポーツなどリゾート気分を味わえるのも魅力の一つ。 日本からも4時間の距離にありながら世界第3位の英語使用国のため、フィリピン留学では比較的気軽にリーズナブルに語学を学ぶことができます。