観光や留学先として人気急上昇中のドバイ。羽田・成田・関空から直行便も毎日運行しているためアクセスもしやすく、11時間ほどのフライトで行けるアラブ首長国連邦の都市です。
しかし、ドバイと言われても「砂漠やラクダ」「お金持ちが多い」など漠然としたイメージしかない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ドバイの基本情報から魅力、さらにドバイに行ったら絶対に見ておきたいおすすめスポットを余すことなくご紹介します!
アラブ首長国連邦を構成する首長国の1つで、アブダビに次ぐ第二の都市として知られるドバイは「中東政治の中心地」とも呼ばれています。
政府主導で国内の美化や治安維持などを行っており、外国人が生活しやすい環境作りを積極的に進めているので、観光だけでなく留学先としても人気が高まっています。
まずはそんなドバイの基本的な情報を見ていきましょう。
近年では「世界一」「世界最大」「世界最高」を体現し続け世界有数の観光都市として知られるドバイの特徴は、ビーチリゾート、砂漠リゾート、未来都市、オールドドバイと呼ばれる旧市街と、1つの都市の中に様々な顔を持っていることです。
急速な成長を続けるエネルギーを感じながら、お気に入りのエリアを探してみてはいかがでしょうか?
アラブ首長国連邦に属するドバイは、アラビア語が公用語として定められています。しかし、多くのビジネスマンや観光客が行き交うドバイの人口の80%以上が外国人なので、実生活では英語が一番広く使われています。
そのため今では英語留学をしたい方にも選ばれるようになってきているのです。
亜熱帯気候に属するドバイは日本のような四季はなく、4月から10月が夏季、11月から3月が冬季と大きく分けられています。年間を通して暖かいことが特徴的で、夏季の気温は30~50℃と大変暑く、冬季でも平均気温20℃ほどです。
しかし、時期によっては朝晩で寒暖差があるので羽織るものを準備しましょう。
世界屈指の観光都市であることから物価が高いイメージのあるドバイですが、平均的には日本と同じくらいです。
また、エリアによっても物価が変わります。シティエリアの物価は比較的安いですが、ダウンタウンやマリーナのような観光客が多く集まるエリアの物価は少し高めです。
ドバイでは地下鉄やタクシーでの移動が主流です。治安が良くない国や都市では地下鉄やタクシーは避けるべき乗り物ですが、治安の良いドバイでは安心して利用することができます。
日本のようにICカードにチャージして料金を支払うことも可能ですので、地下鉄での移動を考えている方は購入することをおすすめします。
ドバイの概要はここまでご紹介した通りですが、やはりドバイと言ったら世界でも有数な観光都市!数多くの観光スポットがあり、数多くの「世界一」が集まっています。
ここからは、ドバイに行ったら外せない観光スポットをご紹介します。
利用者数世界一、アジアとヨーロッパを結ぶ世界的なハブ空港である「ドバイ国際空港」は、初めてであればそのスケールの大きさに驚きます。夜中でも飛行機が発着する空港はとても広く、豪華な作りになっています。さらに空港内のレストランやショップは24時間営業になっているので、夜中の到着でも安心です。
また、サポートも非常に充実しています。トランジット時間が8時間以上と長くなる場合、空港近くのホテル滞在や空港送迎、食事券の提供がされる「ドバイ・コネクト」というサービスが人気です。
世界一の高さを誇り、人類史上最も高い建物と言われる「ブルジュ・ハリファ」はドバイの象徴として知られています。全高828m、160階建ての大きさはドバイのどこからでも目に入ります。夜にはさまざまな広告やライトアップによってまた違う表情を見ることができます。
展望台は124~125階の「At The Top」と148階の「At The Top Sky」、さらに2019年に152〜154階にできた「The Lounge」があります。360度パノラマの絶景を見渡せるため、世界中から多くの観光客が訪れています。
ダウンタウン・ドバイにある「ドバイ・モール」は、世界一広いショッピングモールとしてギネスに登録されており、1,000を超えるショップが軒を連ねています。またお店だけではなく、スケートリンクやスキー場、ゲームセンター、水族館、映画館などのアミューズメントも数多く提供されており、1日では回り切ることのできない規模です。
フランスの「ギャラリー・ラファイエット」や、アメリカの「ブルーミングデイルズ」といった百貨店も入っているので、ドバイにいながら世界各国の百貨店を体験することができます!
「ザ・ドバイ・ファウンテン」は、ブルジュ・ハリファやドバイ・モールなどがあるダウンタウンドバイ広場にて無料で見学できる噴水ショーです。
ショーのテーマに沿った迫力あるサウンドが大型スピーカーから流れ、その音に反応するようにリズミカルで滑らかに噴水のかたちが変わっていきます。無料とは思えない迫力で、ドバイでしか見ることのできないショーですので、ドバイに行ったら外せないスポットです。また、近くにはレストランなどもあるので、噴水ショーを楽しみながら食事という楽しみ方もできます。
ドバイを最大限楽しみたいなら「デザート・サファリ」というアクティビティがおすすめです。至るところにある砂漠を専用の4DWで駆け抜けるアクティビティで、ジェットコースターのような迫力があります。
しかし、デザート・サファリの楽しみはそれだけではありません。
ひとしきり走ったら車を止めてもらい夕日を見ることができます。黄金色の砂漠に反射する光景は、ドバイ以外ではなかなか見ることのできない景色です。かけがえのない体験になること間違いなしです。
アラビア語で「美しい」という意味をもつジュメイラを冠する「ジュメイラ・モスク」は、ドバイで唯一、異教徒が入ることのできるモスクです。ドバイのアイコン的存在の建物で、見る人の心を強く惹きつけます。
ドバイ国際空港から車で約30分、7つ星ホテルと言われる「バージュ・アル・アラブ」からは車で5分という好立地に位置しています。
木曜日と日曜日の午前中はイスラムについての解説付きのモスクツアーがあり、これも非常に人気です。
世界最大級のショッピングモールであるドバイ・モール内にある「ドバイ水族館&水中動物園」は、エイや目玉のサメなども泳いでいる世界最大級の水族館です。
有名な巨大水槽は幅32.88m、高さ8.3m、厚さ75cm、重量約245tと圧倒的なスケールで、世界最大級の水槽としてギネス世界記録に認定されています。巨大水槽には、約85種類・3万匹以上の生き物が飼われており、その大きさが伺えます。
無料で楽しめるエリアもあるので、ドバイモールに訪れた際には外せない定番スポットです。
近年急成長を遂げたドバイですが、数十年前は今とは全く異なる都市でした。その数十年のドバイの歴史をたった30分程度で効率的に知ることができるのが、ドバイ博物館です。
多くのツアーに組み込まれるなど、ドバイツアーの定番的存在で、ドバイのダイナミズムに驚きを覚えること間違いなしの一押しスポットです。休憩がてら立ち寄っても楽しむことができます。
共通語として英語を使用しているドバイは、今英語留学ができる国としても注目を集めています。しかし「英語が学べる国であれば他にも色んな国があるのでは?」と思った方、ご安心ください。ドバイに留学するメリットは、ここまでご紹介した観光スポットの多さだけではありません。
ここからはドバイの魅力やドバイに留学するメリットをご紹介します。
中東の経済の中心地として多くの人が行き交い、現在では人口の85%以上が外国籍というドバイ。公用語はアラビア語ですが、共通語として英語を利用しているので、様々な国の英語に触れることが可能です。
また語学だけではなく、国籍の違う様々な人々の価値観に触れることができる国なので、多くの国の人達とコミュニケーション取りたい方にとっては最適な留学先と言えます。
中東と聞くと、治安が不安定だと感じる方もいるかと思いますが、ドバイは2017年の世界経済フォーラムの安全部門で2位に輝くほど安全な都市です。経済成長に伴い国として裕福になったことに加え、政府主導で環境美化や外国人が生活しやすい環境作りに取り組んでいることが、治安の良さを実現しています。
近年では「無犯罪都市」といわれるほど治安が安定しており、インフラも整っているので留学生でも安心して生活することができます。
ドバイは授業料や宿泊費が比較的安いため、全体的な留学費用を抑えることができます。また学生ビザを取得していればパートタイムでアルバイトをすることが可能です。そのため現地で生活費を稼ぐことができ、費用の節約に繋がります。
海外からの観光客が多いドバイでは、国際的に有名な外資系ホテルでの有給インターンシップの受け入れを行っています。世界中から様々な国の人々が訪れるドバイのホテルで、国際コミュニケーションスキルと接客スキルを身に付けることができ、他の国では得られない特別な経験をすることができます。
ここまでドバイの魅力や観光スポットなどについてご紹介しましたが、もちろん注意点もあります。特に中東に位置するドバイならではのルールなどもありますので注意が必要です。
知らずに過ごしてしまい迷惑をかけることの無いよう、注意点も理解した上で有意義な留学にしましょう。
ドバイの物価は日本と同程度ではありますが、場所によって費用が変わります。特に観光スポットの多いエリアは外食費などが高い場合が多いです。また、観光をする場合には移動費や入場料などがかかりますので、余裕を持って準備しましょう。
ドバイにはイスラム教を信仰する人が多く、多くの人が教えに則ったルールの下で生活しています。
特に注意が必要なのが飲酒で、イスラム教は原則として飲酒を禁止しています。そのため、道路や公園などでお酒を飲むことはできませんので注意しましょう。
亜熱帯気候に属するドバイは日本のような四季はなく、年間を通して暖かいのが特徴です。特に夏季に当たる4月から10月は暑く、最低気温30度、最高気温は40度を超えることもあります。特に暑い日は、50度近くにまで気温が上がります。
基本外に出ることはなく、屋内施設や家で過ごす時間が長くなりますので、しっかり観光もしたい方はこれらの時期を外した方がいいかもしれません。
世界中から多くの人が訪れるドバイでは、さまざまな国の英語に触れることができることと同時に、他の国以上に多国籍な環境で国際交流をすることができます。また多くの観光地があり、どれも日本では感じることのできないスケールです。
英語を学ぶためにはアメリカやカナダ、オーストラリアと考える人が多いと思いますが、英語留学ができる場所として人気を高めているドバイもおすすめです。ドバイならではの体験を通して楽しみながら勉強をしてみてはいかがでしょうか?
「中東政治の中心地」として知られるドバイは、美しいビーチや砂漠沿いに豪華リゾートや超高層ビルが建ち並ぶ世界有数の国際都市です。 そんなドバイ留学の一番の特徴は多国籍な環境です。世界各国から様々な人々が行き交うドバイでは、政府主導で国内の美化や外国人が生活しやすい環境作りを積極的に行っており、現在では人口の85%以上が外国人と言われるほどです。 さらに「無犯罪都市」 と呼ばれるほど治安が良く、リーズナブルに旅行や留学ができる国として、近年世界中から注目を集めています。