「人種のサラダボウル」と言われるアメリカは、世界中から多種多様な人々が集まり、様々な分野で世界の最先端を行くエネルギッシュな国です。そんな世界中から人が集まるアメリカでは多国籍な料理を楽しむことができます。また、車社会なので手軽に食べられるファストフードが普及しています。
今回はそんなアメリカの家庭料理の定番グリーンビーンキャセロールのレシピをご紹介します。作り方は簡単なのでぜひお家で作って海外気分を味わってみてください!
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グリーンビーンとは日本語で「インゲン豆」という意味で、キャセロールは耐熱容器に入れてオーブンで調理する北米の家庭料理の総称です。代表的な料理で言うと、日本でもお馴染みの「グラタン」があげられます。グリーンビーンキャセロールはその名の通り、インゲン豆をクリームソースで和えてオーブンで焼いた料理になります。
アメリカでは感謝祭やクリスマスなどのホリデーシーズンには欠かせない定番料理となっています!
今回は本場アメリカの味を簡単に再現できるレシピをご紹介します!
1,000円程度
50~60分
1.玉ねぎとニンニクをスライスし中火で炒めます。
2.玉ねぎがしんなりしてきたら、胡椒を加えます。
3.インゲンを投入し、しょうゆを加えます。
4.クリームマッシュルームソースと牛乳を加えます。
5.よく混ぜて5分ほど煮込み、耐熱容器に移します。
6.160度のオーブンで20分焼いた後、フライドオニオンをのせます。
7.さらに5分加熱したら出来上がり!
グリーンビーンキャセロールはアメリカのスープブランド「キャンベル」で当時働いていたドーカス・ライリーによって1955年に考案されました。キャセロール自体はもともと食費を節約するためにアメリカでよく食べられており、それぞれ家庭の味がある現在の日本のグラタンのようなものでした。そこでライリーは当時アメリカの家庭でよく食べられていたインゲン豆とキャンベルのスープを使い、キャセロールをアレンジしたレシピを思いつきました。当初はキャンベル社で公認されませんでしたが、最終的には究極の家庭料理として、現在では評価されています!
元々植民地だったアメリカですが、現在は多くの移民が集まり世界の最先端を行く国の1つになりました。自由の国アメリカではそんな移民の新しい文化を積極的に取り入れ、様々な食文化が融合しています。アメリカの食文化には農業も大きな関係があります。その広大な大地はジャガイモやトウモロコシなど、農作物を育てるにはぴったりでした。またそれらの作物は家畜の飼料としても利用され、肉を多く食べるアメリカ文化を支えています。
また人口が広く分布し、いち早い女性の社会進出により共働きの家庭が多いアメリカ。手間がかからず、且つ忙しくても簡単に食事ができるファストフードや冷凍食品、レトルト、缶詰などが広く普及していきました。さらに車社会の発展によりドライブスルーやデリバリーが増えたことで、より一層シンプルな食文化へと移行しました。ですが、高カロリーな食べ物が多いので留学に行った際は注意が必要です!
アメリカのスープブランド「キャンベル」の社員によって開発されたアメリカの家庭の味”グリーンビーンキャセロール”のレシピはいかがでしたか?普段馴染みのあるファストフードなどのアメリカ料理とはまた違った側面が見えたのではないでしょうか。
味はグラタンに似ているので日本人にとっても馴染みやすい料理だと思います。家庭にある材料で簡単に作れるのでぜひお家で作ってみてください!
日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。