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コミュニティカレッジ留学とは?海外の大学を目指す方にもおすすめ!

更新日2024.10.07

コミュニティカレッジ留学とは?海外の大学を目指す方にもおすすめ!

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スマ留編集部

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海外の大学では英語力や成績など、求められるものが高い傾向にあり、入学を簡単にすることはできません。しかし、直接大学に入学するよりも入学しやすい方法にコミュニティカレッジ留学からの編入があります。

しかし、コミュニティカレッジへの留学といってもわからないことが多くあることでしょう。そこでこの記事では、コミュニティカレッジの留学方法から基本的な情報までをご紹介します。

1.地域のための教育機関・コミュニティカレッジとは?

コミュニティカレッジは、2年制の公立大学です。アメリカやカナダには、多数のコミュニティカレッジが存在しています。コミュニティカレッジは地域の人たちに、比較的安い学費で大学教育や職業訓練を提供するための教育機関になります。そのほかにも生涯学習などにも力を入れており、老若男女を問わず教育を受けられる場です。

留学生の場合、現地の大学に入学するための知識を学べる場として活用することもできます。また、コミュニティカレッジで一定の成績を収めた人は現地の大学への編入も可能となっています。これは、留学生であっても同様です。そのため、コミュニティカレッジに留学し、4年制の大学に編入するケースが多くあります。

2.コミュニティカレッジ留学のメリット・デメリット

コミュニティカレッジは、現地の人だけでなく留学生からの需要も高い学校です。この章では、そんなコミュニティカレッジ留学のメリットとデメリットについてご紹介していきます。

2.コミュニティカレッジ留学のメリット・デメリット

メリット

・学費が安い
・4年制大学への編入ができる可能性がある
・入学基準が比較的優しい
・アットホームな環境で学習できる

コミュニティカレッジは州の税金で成り立っており、そのため学生たちが払う学費が安くなっているという仕組みになっています。また、大学とは異なり規模が小さく学校のメンテナンスにかかる費用が少ないのも学費が安い理由のひとつです。

コミュニティカレッジでは、一定以上の成績を収めることで大学に編入することが可能になります。コミュニティカレッジから大学に進学することで、学費を抑えることができるのです。

アメリカの大学は高額な学費を払う必要があり、4年分の学費となると費用は膨大になります。しかし、コミュニティカレッジから大学へ編入した場合は「コミュニティカレッジの2年」+「大学の2年」で大学を卒業することができます。これによりアメリカの大学に、かかる費用を抑えつつ通うことができるのです。

コミュニティカレッジに入学するにも、英語力はもちろん必要になります。しかし、大学に比べてコミュニティカレッジでは要求される英語力は低く設定されており、入学しやすい傾向にあるのです。そのため、英語があまり得意でないという人でも入学しやすいといえます。

また、大学が大規模なのに比べてコミュニティカレッジは小規模なため、生徒への指導もいきわたりやすく比較的アットホームな環境で学習に取り組むことができます。

デメリット

・滞在先の確保が必要なことがある
・編入は簡単ではない

コミュニティカレッジは、大学に比べて寮の数が多くありません。そのため、自身で滞在先を確保する必要があるため手間が増える傾向にあります。

コミュニティカレッジから大学に編入することが可能ですが、これは決して簡単ではありません。日本人の留学生が直接大学に入学するよりも合格する確率は高くなりますが、それでもコミニュティカレッジ内で一定水準以上の成績を収めないと、大学に編入することは難しいです。

しかし、コミュニティカレッジから大学に編入する留学生は数多くいるため、努力次第で編入は可能です。コミュニティカレッジでの日々の学習をしっかりとおこない、大学編入を目指しましょう。

3.選択肢は豊富!コミュニティカレッジで学べること

コミュニティカレッジ留学はおもに2つに分けられており、大学編入コースと職業訓練コースに分かれています。この2つのコースでは取得できるスキルがちがうため、どのような違いがあるか2つに分けてご紹介します。

大学編入コース

このコースでは大学編入に必要な教育課程を学び、終了後は準学士号を取得することが可能となっています。この教育課程では、一般教養を学ぶことが可能です。

一般教養はおもに人文系の科目と理数系の科目の2つに別れており、大学編入時に受講する科目をこれらの中から選択します。コミュニティカレッジで学んだこれらの科目は、大学編入時に単位として認められることが多いです。

職業訓練コース

この職業コースは日本でいうところの専門学校にあたり、職業にあわせたスキルを身につけ卒業後は即戦力になることを想定したコースになります。職業の種類はホテル、社会福祉、航空、アート、音楽など多岐にわたります。

専門学校というと若い年代の人が通う学校というイメージがあるかもしれませんが、このコースでは幅広い年齢層の人が受講しています。

4.必要な英語力は?コミュニティカレッジの入学基準

コミュニティカレッジでは留学生に対して一定以上のTOEFL iBTスコアを必要としていることが多く、基本的に45~60点ほどのスコアが必要になってきます。しかし、必ずしもTOEFL iBTのスコアを満たしてないとコミュニティカレッジへ留学ができないというわけではありません。

TOEFL iBTのスコアが基準に満たない場合は、ESLプログラムを受講することコミュニティカレッジに入学することが可能になるケースがあります。ESLプログラムは語学学習プログラムのようなもので、英語を学ぶことができるのです。

英語に自信がない人は、ESLプログラムを受講してからの入学をおすすめします。しかし、カレッジによってはこのプログラムがないこともあるため注意が必要です。

5.コミュニティカレッジ留学にかかる費用の相場

コミュニティカレッジの費用は大学比べると安い傾向にあります。ここではコミュニティカレッジに留学する際にかかる費用をご紹介します。

コミュニティカレッジ留学にかかる1年間の費用の目安は約200万円~300万円になります。費用の内訳は次のとおりです。

・授業料、教材費(約70~110万円)
・生活費(約100万円)
・医療保険料(約12~13万円)
・娯楽費、お小遣いなど(約13万円)

これらの費用以外に渡航費やビザ申請料、入学費 などが含まれるため費用は多くなることが多いです。

6.アメリカでおすすめのコミュニティカレッジ3選

アメリカのコミュニティカレッジに留学したいがどこが良いかわからないという人に向けて、ここではおすすめのコミュニティカレッジ3選をご紹介します。

6.アメリカでおすすめのコミュニティカレッジ3選

Santa Monica College(サンタモニカカレッジ)

このカレッジはカリフォルニア州に位置しており、授業の質が高く留学生のサポート体制も手厚いため大変評価が高いです。また、大学へ編入を考えている学習意欲の高い学生も多いため、学習環境は大変いいでしょう。

さらに、このカレッジでは留学生の受け入れを多数おこなっており、アメリカでも留学生がトップクラスの多さになります。専攻科目は映画、グラフィックデザインなどがあり、そのほかにも人気の専攻科目が多数あります。

De Anza College(デアンザ・カレッジ)

デアンザ・カレッジはアメリカのシリコンバレーにあり、世界50カ国以上から留学生を受け入れています。カリフォルニア大学やカリフォルニア州立大学へ数多くの留学生が編入しており、実績が高いコミュニティカレッジになります。

このカレッジではコかなりの数の講座を受講することができ、とくにアニメーションやプログラムなどといった分野に力を入れています。そのため、卒業後はテレビやゲーム業界などに進む学生が多いという特徴があります。

Northeast Community College(ノースイースト・コミュニティ・カレッジ)

このカレッジでは、ほかの大学とは大きく異なる特徴があります。それは卒業率、就職率と共に99%という高い実績をだしていることです。これらの理由には、サポート体制がしっかりしているということがあげられます。このカレッジでは生徒数少なく、その分ひとりひとりに手厚いサポートがおこなわれています。

7.カナダでおすすめのコミュニティカレッジ3選

カナダには多くのコミュニティカレッジがありますが、どのコミュニティカレッジへの留学がいいのか考えている人もいるでしょう。この章では、カナダのコミュニティカレッジをいくつかご紹介します。

7.カナダでおすすめのコミュニティカレッジ3選

Langara College(ランガラカレッジ)

ランガラカレッジはバンクーバーの大学の中でも有名であり、世界中から留学生が訪れています。その理由として、カナダで有名なクイーンズ大学やビクトリア大学などへの編入実績があるということがあげられます。

Douglas College(ダグラスカレッジ)

このカレッジでは多くの学生が進学を目的とし、毎年ビクトリア大学やカルガリー大学といった有名校への進学実績があります。留学生の進学実績も豊富なため大学編入を考えている人には大変おすすめの大学になります。

Vancouver Island University(バンクーバーアイランド大学)

この大学はブリティッシュコロンビア州のナナイモという場所に位置しており、ほかのカレッジよりもリーズナブルに留学が可能という特徴があります。その理由として都市部から少し離れているということがあります。

この大学では大学内の付属学校がカレッジのような位置づけとなっており、コースを修了することで編入が可能になります。

8.コミュニティカレッジ留学を計画する際のポイント

コミュニティカレッジへ留学を決めた場合、いくつか考慮するべきポイントがあります。ここでは以下にそのいくつかをご紹介します。

・学生寮の有無
・留学生へのサポート体制の有無
・編入希望大学へ編入できる学校かどうか

まず「学生寮があるかないか」は学生生活に大きくかかわってきます。そのおもな理由としては、通学時の交通費や食事があります。

寮がない場合は自身で家を借りたり、食事を作ったりと自身が余分に時間を割く必要があります。しかし、学校に近い寮ならば通学にかかる時間を節約できますし、食事つきの寮なら料理を作る手間が省けるため学業に専念しやすいでしょう。

次に「留学生へのサポート体制」ですが、見知らぬ土地で留学するとなるとさまざまな悩みがでてきます。その際に、しっかりとしたサポートを受けることができるのかどうかは重要になります。

コミュニティカレッジへ留学する際に最も重要なことは「希望する大学へ編入できるカレッジであるかどうか」です。あなたが希望する大学へ編入できるかどうか、事前にきっちり調べておきましょう。

コミュニティカレッジの情報を効率よく集める方法として、留学エージェントを利用する方法があります。留学エージェントは現地の情報に加え、留学生活で押さえておくべき重要ポイントなども知っているため、ひとりでの情報収集や必要書類の準備などに不安を感じた人は利用してみるのもいいかもしれません。

9.まとめ

コミュニティカレッジへの留学にでは、大きく分けて大学編入コースと職業訓練コースの2つがありそれぞれ学べることが異なります。

ミュニティカレッジは大学に比べて要求される英語力が高くない傾向がありますが、TOEFL iBTで約45~60程度のスコアは必要になります。英語が苦手な方は、ESLプログラムがあるカレッジを探すのがいいかもしれません。

コミュニティカレッジの費用の目安は、年間約200万円~300万円です。通うカレッジや生活スタイルによって費用も異なるのでしっかりとした下調べが必要になります。

そのほかにも、コミュニティカレッジへ留学するにはさまざまな下調べが必要になってきます。自分1人での情報収集が困難と感じたりなにか悩みがある場合は留学エージェントを頼ってみてください。

カナダ留学ついて

世界2番目の国土を誇る広大な大地と雄大な自然が特徴のカナダは、都市ごとに雰囲気や気候が異なり、 冬にウィンタースポーツが楽しめる都市があるなど四季折々の魅力が溢れています。 多民族国家で移民が多く協調性を大切にする温かい国民性から、異文化の様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国としても有名。 留学生が受け入れられやすい環境や雰囲気があり、訛りの少ないニュートラルな英語を話すため、 英語初心者も安心して留学することができます。

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