日本はオーストラリアとワーホリ協定を結んでいるため、ワーホリビザを取得することができます。そのためワーホリビザを利用して、オーストラリアへ観光や留学を考えている方もいることでしょう。しかし、なかには「ワーホリビザの取り方がわからない」という方もいるかもしれません。
この記事では、オーストラリアのワーホリビザ取得方法や必要なもの、滞在期間を延ばせるセカンドビザにについてもご紹介します。
オーストラリアワーホリの概要についてはこちらの記事でまとめていますので、ワーキングホリデービザでの渡航をご検討の方や、オーストラリアのワーホリに興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。
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ワーホリビザは、18歳~30歳の人が海外で観光や就労・就学することを目的に発行されるビザです。ほかのビザに比べて、滞在期間や就労・就学期間や発給条件などの制限がゆるい傾向があり、比較的自由に海外での生活を楽しむことができます。
永住ビザや就労ビザなどに比べればゆるいですが、ワーホリビザにも発給条件があります。そして、国ごとに若干条件が異なるケースがあります。オーストラリアのワーホリビザの発給条件は次のとおりです。
ただし、ビザ申請の条件は年によって変更になる場合もあります。
ワーキングホリデービザの変更点などについてはこちらの記事でまとめていますので、ワーキングホリデービザでの渡航をご検討中の方はこちらの記事もぜひご覧ください。
オーストラリアは、銃の所持に厳しいルールが設定されているため、発砲事件などが少ないです。また、都市によっては、アルコールのルールも厳しい地域もあるため、お酒に関するトラブルも起きにくいでしょう。このようなことから、オーストラリアは治安が良い傾向がありとても過ごしやすいです。
また、オーストラリアには観光地が多く、ワーホリ中に各地の名所を楽しむことができます。一例をあげると、グレート・バリア・リーフやエアーズロック、ボノロング野生動物保護区があります。オーストラリアの大自然をその身に感じることができるでしょう。
ワーホリビザでは、4ヶ月の就学が認められているため、英語を学ぶために語学学校に通う方もいらっしゃるでしょう。オーストラリアの語学学校は、全体的に教育レベルが高く、日本から留学目的で来る方も多いです。
しかし、観光を楽しんだり、語学学校に通うのにはどうしてもお金がかかってしまいます。オーストラリアは物価が高く、どうしてもお金がかかりやすいです。
しかし、オーストラリアのワーホリビザならば、ゆるい制限でしっかり働くことができるため、観光費や授業料を稼ぎながら生活することもできます。これは、学生ビザや観光ビザにはないメリットといえるでしょう。
オーストラリアにワーホリするには、ビザを取得する必要があります。この章ではオーストラリアのワーホリビザ取得に必要な準備についてご紹介していきます。準備しておくものは、次のとおりです。
・パスポート
オーストラリアの滞在期間中有効なパスポートが必要になります。滞在期間中にパスポートの有効期限が切れる場合は、ビザ申請手続き前に更新をしましょう。
・インターネット環境
ワーホリビザの申請は、インターネットからおこないます。申請には個人情報やカード情報の入力などがあるため、セキュリティーが確保されたインターネットを利用してください。
・クレジットカード
ビザ申請料金の決済に必要になります。カード名義は自分のものである必要はなく、親名義のもので支払いするということも可能です。
・メールアドレス
ビザの申請必要です。また、ビザ発給の通知もメールアドレス宛に送られます。
オーストラリアのワーホリビザ申請に必要なものがそろったら、次は実際にビザの申請をしてみましょう。この章では、申請方法についてご紹介していきます。
まずは、「ImmiAccount」でアカウントを作成しましょう。このアカウントは、オースラリアでビザを申請する際に必要になるものです。「ImmiAccount」のログイン画面で「Create ImmiAccount」を選択し、必要事項を記入していけばアカウントが作成できます。
次に、先ほど作成したアカウントで「ImmiAccount」にログインし、ワーホリビザの申請をしましょう。申請には各種個人情報や質問の入力を求められます。すべての情報を入力し終えたら、最後に手数料の支払いをして申請完了です。支払いは、カード払いのみになります。
支払いが完了すればあとは、申請結果を待つだけです!ビザの申請が通れば、登録したメールアドレス先に発給の通知が届きます。
ここまでで、ビザ申請の流れについて解説してきましたが注意点があります。ビザ申請の際には以下の点に気を付けましょう。
英語があまりわからない場合は、個人情報の入力や質問の解答に不備が生じることがあるかもしれません。そうなってしまうと、ビザ発給に余計な手間や時間がかかったり、最悪ビザの申請が棄却されるおそれがあるため注意しましょう。ワーホリビザの取得を代行してくれるサービスもあるため、英語に自信がない場合は利用するのも1つの手です。
場合によっては、ビザ申請から発給されるまでに数カ月かかることもあります。そのため渡航ギリギリでビザの申請をすると、ビザが間に合わなくなるおそれがあります。ワーホリビザは発給から1年は有効なため、渡航タイミングから逆算して余裕をもったビザ申請をしましょう。
またこちらの記事で、オーストラリアのビザや申請手順などについてまとめていますので、オーストラリア留学にご興味のある方や、ビザの申請でお悩みの方はぜひこちらも合わせてご覧ください。
オーストラリアのワーホリビザは、延長することができます。延長する際に取得するのがセカンドビザです。セカンドビザの発給には、次の条件を満たす必要があります。
セカンドビザ申請に必要なものは、パスポート、クレジットカード、給料明細、フォーム1263です。フォーム1263とは、働いていた場所や期間を証明するための書類になります。雇用主のサインが必要になるため、忘れないように注意しましょう。
セカンドビザを取得すれば滞在期間を延ばせるため、オーストラリアでの生活が気に入った方はぜひともセカンドビザを取得してみてください。
ワーホリビザとは、留学や観光などを目的に18歳~30までの方が取得できるビザです。オーストラリアのワーホリビザでは、1年間滞在することができ、4ヶ月までの就学が認められています。
また、ワーホリ中には国内で働くことができ留学や観光のための費用を稼ぎながら生活することもできるのです。セカンドビザがあれば、さらに長くオーストラリアに滞在することもできます。
オーストラリアは、治安がよく観光スポットも多い国です。そんなオーストラリアで、ワーホリを楽しんでみてはいかがでしょうか。
海外渡航経験の少ない方にも自信を持っておすすめできるのが、気さくでフレンドリーな人柄が魅力のオーストラリア。多文化・多民族国家であるゆえ、馴染みやすく、何度も訪れたくなる心地よさがあります。 期間や渡航スタイルの選択肢が広く、短期留学やワーキングホリデーなど自分に合った形を選ぶことができるのもメリットです。