
短期留学と長期留学のちょうど中間にあるのが、半年留学です。しかし、「長期留学のように高くはなくても、短期留学ほど費用は安くないだろう」「半年間で英語力が伸びるの?」といったことが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな疑問を解消するために、この記事では、半年留学の費用や効果を解説していきます。留学を希望する方は、留学期間を決める際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
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ここでは、半年留学の費用を国別でご紹介します。国によって費用は大きく異なるので、留学先を決める際に参考としてみてください。ここでご紹介する費用には、学費、滞在費、渡航費が含まれています。
ネイティブの英語を学べるアメリカでは、半年留学の場合、 100万円から300万円程度が相場といわれています。アメリカは学校によって授業料が大きく異なり、留学費用に差がつきやすい国です。
アメリカと同じ北米に位置するカナダは、 100万円から250万円程度が相場のようです。
英語発祥の地であるイギリスは、 110万円から280万円程度が半年留学の相場金額です。ヨーロッパは物価が高いため、全体的にアメリカより費用がかかる場面が多いでしょう。
オーストラリアは 120万円から230万円程度が相場のようです。
ニュージーランドは 100万円から160万円程度が半年留学の相場費用といわれています。
オセアニア地域の留学先として人気のオーストラリアやニュージーランドは、欧米に比べて留学費用が安いと思われるかもしれません。しかし、じつは格段に安くなるわけではないようです。ただ、極端に留学費用が高額になるケースが少なく、相場費用に大きな差がでにくいのが特徴です。
下記はスマ留で留学した場合の費用です。留学する際の参考にしてみてくださいね。
<スマ留の半年留学費用まとめ>
| 留学国 | スマ留ライト | スマ留スタンダート |
| アメリカ(西海岸) | 1,194,000円 | 1,233,000円 |
| カナダ | 1,091,000円 | 1,130,000円 |
| イギリス | 1,206,000円 | 1,245,000円 |
| オーストラリア | 949,000円 | 988,000円 |
| ニュージーランド | 916,000円 | 955,000円 |
※授業料・滞在費・教材費・入学金・諸手続き費用込みになります。
※渡航費は含みません。
※2026年4月時点

半年留学は、費用が長期留学ほど高くなりませんが、そのぶん留学の効果がはっきり表れるのかが気になるでしょう。半年間留学する場合、他人からみて認識できる程度に英語力が向上するといわれています。つまり、初級レベルの人は中級レベルに、中級レベルの人は上級レベルというように、レベルアップが感じられるのです。
では、半年留学ではどの面で英語力がアップするのでしょうか。半年留学では、「読む」「聞く」「書く」「話す」といった全般的なスキルが向上し、とくにスピーキングとリスニングの伸びを強く実感できるようです。ある研究(*)では、 英語学習の中級~中・上級レベルに達するまでは「350~600時間以上」の標準受講時間数が必要とされています。
| レベル | 標準受講時間 |
| 中級(英検2級・TOEIC550点~) | 350~400時間 |
| 中・上級(英検準1級・TOEIC785点~) | 500~600時間 |
半年間の留学中、週20レッスン以上の授業を週5日、半年間受講すると、480時間学習したことになります。タイトな計画ですが、 半年間しっかりと勉強すれば仕事や学校など日常的で身近な話題を十分に理解できるレベルまで語学力が向上することが分かりました。語学学校のプログラムなどを活用して、TOEICやIELTSなどのスコアアップも可能です。
目標スコアを設定し、計画的に学習を進めることで、半年間の留学でも語学力の向上を経験できるでしょう。
* 坂田浩・福田スティーブ (2019). 「日本人の英語学習時間について-これまでの学習時間とこれから求められる学習時間 」P8,表4(徳島大学国際センター・文教大学教育学部)
このように、半年留学でも英語力の向上を十分に感じられるでしょうが、より留学の効果を高めるため、これからお伝えすることを検討してみてください。
滞在方法にホームステイを選択することです。半年留学は留学期間として長くはないため、学校だけでなく、家でも英語を話せるホームステイがおすすめです。
留学中、受動的でいるか能動的でいるかは、英語力の向上に大きく影響します。自分から積極的に交流することでより多くの英語表現を知り、身につけられます。自分から話しかけることを恥ずかしく感じるかもしれませんが、留学期間は限られていることを意識して、積極的な姿勢を心がけましょう。
留学中は、新しいことに挑戦する絶好の機会です。語学力に自信がなくても、積極的に発言したり、現地の文化に触れたりすることで、多くの学びを得られるでしょう。「間違いを犯すのが怖くてほとんどコミュニケーションをとらない学習者よりも、たくさんコミュニケーションをとる学習者は、実際の状況に対処する自信を身につける可能性がはるかに高くなります。」
「言語学習の文脈における同様の実験では、間違いを犯すプロセスによって脳内の関連知識のネットワークが活性化され、優れた学習成果につながることも示されています (Guzmán-Muñoz 2020)。」
引用:CAMBRIGE Mistakes help you learn – freedom to fail in games and language learning
失敗を恐れずに、積極的に行動することで、自信がつき、語学力も向上します。
留学生活では、予想外の出来事や文化の違いに直面します。それぞれの状況に柔軟に対応し、楽しみましょう。異なる価値観や考え方を受け入れることで、視野が広がり、人間的に成長できます。
留学中に目標を見失わないように、定期的に振り返りを行いましょう。津田塾大学の稲垣善律氏は、 語学学習中には、学習プロセスを自分で管理する(メタ認知活動)が大切だと述べています。
「メタ認知活動を徹底するためには、目標を明確にするのが大切です。例えば、漠然と『英語ペラペラになりたい』では、何をしていいのかわかりませんよね。だから、『TOEIC/TOEFL〇〇点』でもいいし、『今日一日あったことを英語で説明できるようになる』でもいいですけど、ともかく明確な目標を立てる。すると、それを達成するために何をすべきかも明確になり、行動を起こしやすくなるんです。」
引用:津田塾大学(plum garden):第二言語習得の研究者に聞いた、効果的な英語学習法
目標達成シートや日記を活用し、計画の進捗状況を確認したり、課題を洗い出したりすることで、モチベーションを維持しやすくなります。
半年の留学を終えて、帰国した後も語学学習を続けましょう。留学で得た経験を活かし、さらなる成長につなげるための努力が大切です。
留学後も英語学習を継続しましょう。
✓英語学習を継続させるヒント
継続的な努力と工夫が大切ですが、留学後も、楽しみながら学習を続けることがポイントです。自分に合った方法を見つけて、無理のない範囲で英語力の維持・向上に取り組んでみてください。
留学で得た経験やスキルは、就職・転職に役立ちます。以下のような職種がおすすめです。
| 職種 | 仕事内容 |
| 営業 | 海外顧客との商談や契約交渉商品やサービスのプレゼン |
| 海外事業部門 | 現地とのパイプ役海外拠点とのやり取りや通訳 |
| 通訳・翻訳 | 専門知識を利用した翻訳(技術翻訳など) |
| 研究開発 | 国際共同研究・開発英語論文作成など研究成果発表 |
| ホテル・観光業 | 外国人観光客の案内SNSなどを使った多言語での広告宣伝 |
自分のスキルや経験、興味に合った仕事を探すことが大切です。半年間の留学経験を活かせる仕事を探す際には、留学エージェントやキャリアコンサルタントに相談すると良いでしょう。
留学エージェントを利用して半年留学するなら、帰国後サポートを十分に活用しましょう。
| サポート内容 | |
| 就職 | 就職先・進学先の紹介履歴書の書き方や面接対策キャリアカウンセリング |
| 学業 | 進学先の紹介(大学への編入・大学院進学)留学先で修得した単位認定支援 |
| 交流 | 帰国者同士の交流会やSNSグループによる情報交換 |
| 語学力 | オンライン語学学習 |
| 心理 | 帰国後の悩みや不安に関するカウンセリングメンタルヘルスケアの情報提供 |
帰国後サポートの例
多くの留学エージェントは、 帰国後1年程度のサポートを提供しています。中には長期的なサポートを行っているところもあります。留学エージェントによって提供内容や期間が異なるので確認しましょう。

中期留学である半年留学の費用は、短期留学や長期留学と比べて、どれくらい差があると思いますか。アメリカの例をあげると、 3ヶ月の短期留学の場合、相場費用は40万円から120万円程度です。長期留学では、 150万円から600万円程度が相場になります。
この記事の1章目で、半年間のアメリカ留学の相場費用は100万円から300万円程度とご紹介しました。留学期間が長くなるにつれ相場費用は高くなりますが、1ヶ月あたりの金額を計算すると期間が長いほうが割安になるのです。
半年留学は、短い期間ながらも多くのメリットがあります。ここでは、語学力向上以外の4つの主要なメリットを紹介します。
半年の留学は、 長期留学と比べて費用を抑えられるメリットがあります。留学費用の内訳は、主に授業料と滞在費。どちらの費用も、留学期間に比例して増加するため、半年留学は、大学留学などの長期留学と比べて費用を大幅に抑えられる留学形態です。
ロサンゼルスで 半年留学する場合と、2年制、4年制大学に留学する場合の費用を比較してみましょう。
| 期間 | 費用(*1) |
| 半年(*2) | 1,047,407円 |
| 2年制(*3) | 3,486,359円 |
| 4年制(*4) | 8,032,558円 |
* 1米ドルあたり157.50円(2024/7/19時点のレート)で換算
*1 学校費用(授業料、教材費、入学金)
*2 語学学校 Columbia West College(一般英語コース・スタンダード・週12レッスン)
*3 2年制大学 Los Angeles City College(LACC)
*4 4年制大学 University of California,Los Angeles(UCLA)
多くの国では、半年程度の短期留学の場合、長期留学ビザに比べて取得手続きが簡略化されています。 カナダの場合、半年以内の短期留学では学生ビザ(Study Permit)が不要。電子渡航認証(eTA)のみで留学が可能です。eTAはオンラインで簡単に申請でき、費用も約800円(7カナダドル *)と手頃。
申請には有効なパスポート、クレジットカード、メールアドレスが必要で、オンライン上で承認されます。また、オーストラリアやニュージーランドでは、3ヶ月以上の留学には学生ビザが必要ですが、オンラインで申請できるので取得しやすいです。ビザの種類や申請方法は国によって異なるため、事前に大使館や領事館のウェブサイトなどで確認し、必要な手続きをしっかりと行いましょう。
* 1カナダドルあたり114.85円(2024/7/19時点のレート)で換算
半年の留学は、異文化体験を通して、視野を大きく広げる機会になります。 午前または午後のみ授業、週末の授業は休みなど、授業以外の時間を自由に使える語学学校も少なくありません。初めの数ヶ月で留学先の環境に慣れるなら、残りの数ヶ月でより積極的に現地の文化に触れる機会を持てるでしょう。
✓半年留学で異文化経験を積むためのアイデア
半年間の留学で得た経験は、自分の価値観を見つめ直すきっかけになることも。異文化に触れることで、逆に自国の文化や伝統の良さを再発見することも少なくありません。
半年間の留学では、専門分野を学べるプログラムを受講できる場合があります。例えば、世界50ヶ国以上に語学学校を持つEFでは、 半年~1年の期間で専門分野を学べるコースを提供しています。
| EFの専門コース | 学習内容 |
| ビジネス | ビジネス用語、プレゼンテーション、交渉スキル、スピーチ、リーダーシップ |
| 試験対策 | TOEFL、IELTS、TOEIC、ケンブリッジ英語検定対策など |
| 大学進学 | 大学進学向け(提携230校への入学保証) |
| 国際関係 | 人道問題、平和維持、世界経済、環境 |
| その他 | ファッション、デザイン |
数週間~3ヶ月程度の留学よりも、長く滞在できるので、専門分野のインターンに参加することも可能です。
ここでは、事前に知っておきたい半年留学のデメリットとその対策を紹介します。
半年の留学は、初級・中級レベルまでの語学力向上には効果的ですが、 上級レベルの語学力を習得するのは難しいです。前述の研究(*)では、英語学習の中級~中・上級レベルに達するまでは「700~1,200時間以上」の標準受講時間数が必要とされています。
| レベル | 標準受講時間 |
| 上級(英検1級・TOEIC945点~) | 700~800時間 |
| 最上級 | 1,000~1,200時間以上 |
語学学校で週20レッスン以上の授業を受講する場合、1年以上の期間にわたり集中的に語学習得に取り組まなければ、上級レベルの語学力を身につけることはできません。 複雑な話題について明確な文章を作ったり、流ちょうに自分の考えを表現できるようになるためには留学期間が不足していると言えるでしょう。
* 坂田浩・福田スティーブ (2019). 「日本人の英語学習時間について-これまでの学習時間とこれから求められる学習時間 」P8,表4(徳島大学国際センター・文教大学教育学部)
語学の習得には、留学前、留学中、帰国後にわたる長期的な学習計画が必要です。
✓長期的な学習計画の例
半年間の留学は、上級レベルの語学力を習得するためのステップとして活用しましょう。
留学を語学学習の一環と考えて、帰国後も含めた継続的な学習をおすすめします。
せっかく留学で身につけた語学力も、 帰国後は日本語環境に戻ってしまうため、維持するのが難しいと感じる方も多いでしょう。ビズメイツ株式会社の調査(*)では、半年以上の留学後に、2年以上英語を使っていない人の8割が、英語力が落ちたと感じていることが分かりました。
✓帰国後、最もレベルが低下した分野
しかし、意識と工夫次第で、留学後の語学力維持は可能です。
* ビズメイツ株式会社 留学経験者の帰国後の英語レベルに関する実態調査
帰国後の語学力維持には、継続的な努力が必要です。
✓語学力を維持するためにできること
留学で得た貴重な語学力を維持・向上させるためには、自分に合った英語学習法を継続することが欠かせません。
長期留学と比較すると、1週間あたりの費用が割高になる傾向があります。
✓半年留学の費用が割高になる理由
かかる総額の留学費用を抑えたいのか、コストパフォーマンスを優先するのかによって、留学期間を判断する必要があります。
留学プログラムを慎重に選択することで費用を抑えられます。
午前のみ、午後のみ、夕方以降のクラスなど、時間帯によって安価なプログラムを提供する語学学校も少なくありません。「スマ留」のように、語学学校の生徒数が少ない時間帯や場所を有効活用して、留学費用を最大半額まで節約できる留学エージェントもあります。
また、ホームステイや学生寮を利用するなど滞在方法を工夫することで費用を抑えるのも現実的な方法。宿泊費や食費が学校費用に含まれる語学学校もあるので探してみましょう。
半年間の留学では、現在の仕事や学校を長期間休まなければなりません。半年間の 休業期間ができてしまうことで、キャリアに影響が出る仕事もあるでしょう。学生の場合、半年の間、授業や研究活動から離れることで、単位修得が難しくなり卒業が遅れることも考えられます。
長期的な休暇取得制度「サバティカル休暇」を利用できるなら申請してみましょう。
✓サバティカル休暇を導入している企業
企業によって異なりますが、1ヶ月~1年以上の休暇を取得できる場合もあります。有給休暇とは異なり、休業中の賃金は発生しないため、留学費用に加えて、生活費などの蓄えが必要です。留学の目的を明確にし、現在の仕事やキャリアに役立つことを理解してもらうことで、半年間の留学が可能になる場合もあります。学生の場合は、留学前に指導教員と相談し、留学中の学習計画や帰国後の追いつき方について具体的な方針を立てておきましょう。
交換留学や認定留学の場合は、留学先で修得した単位を認定してもらえる場合があります。
留学期間ごとの費用を比較したところで、それぞれの特徴もご紹介していきます。
1ヶ月から3ヶ月間の短期留学は、英語力はそれほど向上しないようです。
ただ、短期留学では現地の生活や文化を理解するのに十分な期間であるため、お試し留学として選択するケースも多いようです。お試し留学とは、留学先の環境や滞在方法が、自分にあっているかを見極めるための短期留学です。
1年以上の長期留学の特徴は、語学力が大幅に向上し、英語で専門的な分野を勉強できるレベルまで伸びることが期待できる点です。もともと中級レベルの英語力がある方の場合、長期留学では英語力が上級レベルまで向上するでしょう。
長期留学では、大学で学術的な分野を勉強できたり、コミュニティカレッジで技術的な知識を習得できたりするレベルの英語力がついている方もいるようです。
留学期間を決める際に重要なポイントは、留学の目的や目標です。語学学校に通うスタイルの語学留学の場合、目的は「英語力アップ」でしょう。しかし、英語力アップとひとことでいっても、どのレベルまで向上させたいのかが大切なのです。
「基本的な日常会話ができるようになり、海外旅行に役立てたい」「TOEICスコアを100点伸ばしたい」「仕事で英語を使うために、ビジネス英語を学びたい」
このように、英語力アップという目的に対して、 英語でどんなことがしたいかや、TOEIC・TOEFLスコアの目標値などを具体的に定めるようにしましょう。そうすることによって、その目標を実現するのに必要な留学期間が見極められます。
留学前の英語レベルや、留学中の努力にもよります。1ヶ月や3ヶ月の短期留学では、英語力の向上は少ないですが、費用が高くはないため、気軽に留学できます。1年以上の長期留学は、英語力は目に見えてレベルアップしますが、多額の留学費用がかかってしまいます。
その点で、半年留学は費用面でも効果面でも、短期留学と長期留学の中間にあります。留学費用を抑えつつ、英語力の向上をしっかり感じられるのが、半年留学のポイントなのです。
ここでは実際に半年留学をした方の声を紹介します。


半年留学の相場費用は、国によって異なります。欧米やオセアニアのメジャーな留学先では、半年間で100万円以上は必要となります。しかし、そのなかでもアメリカやイギリスは、学校ごとの授業料の差が大きく、300万円近くの資金が必要なケースもあるようです。
半年留学では英語力アップの効果が少ないと思われるかもしれませんが、 全般的な英語スキルの向上が実感する人が多いようです。また、簡単な日常会話だけでなく、掘り下げた内容の会話ができるようになるともいわれています。
半年留学は、コスパよく英語力を伸ばせる現実的な選択肢として人気です。
ただし、国や時期、学校によって費用や効果に大きな差があるため、 「いつ・どこへ・どれくらい」行くかの見極めが成功のカギになります。
スマ留では留学経験のあるカウンセラーが、目的やご希望に合わせてプランをご提案いたします。無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。
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