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大学留学の費用を詳しく知りたい!内訳や国ごとの相場は?

更新日2021.03.08

大学留学の費用を詳しく知りたい!内訳や国ごとの相場は?

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スマ留編集部

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海外の大学に留学する場合、高額な費用がかかるといわれていますが、具体的にどれくらいの金額になるのでしょうか。また、留学費用にはどんな項目があるのでしょうか。このような疑問を解決するために、この記事では、大学留学の相場費用、費用の内訳、留学費用を抑えるコツをご紹介していきます。

「海外の大学に留学してみたいけど、費用がかかりすぎてとても無理」と感じている方も、ぜひこの記事を参考としてみてください。

合わせて、大学留学の概要についてはこちらでまとめておりますので、海外での進学をお考えの方は、ぜひこちらもご覧ください。

 

準備が大切。大学留学前にかかる費用の内訳

大学留学の費用のうち留学前に発生する項目は、学生ビザやパスポートの手数料、渡航費、入学手数料、海外保険料などがあげられます。それぞれの項目の金額をみてききましょう。

入学手数料は、出願料と入学金が含まれます。大学や留学形態にもよりますが、目安として5千円から2万円程度が必要です。

また、留学期間によって不要なケースもありますが、大学留学ではたいてい期間が半年以上なので学生ビザを取得する人が多いようです。学生ビザの取得にかかる手数料は国によって以下のように異なります。

アメリカは4万円程度、イギリスは7万円程度、カナダは2万円程度、オーストラリアは5万円程度、ニュージーランドは日本国内での申請なら5千円程度です。ただし、学生ビザの申請料や手続き方法は変更されることがあるので、正確な情報を各国政府のホームページで確認するようにしておきましょう。

また、学生ビザ取得に関して、国によっては健康診断の受診を要求されることもあります。その場合、検査内容にもよりますが、1万円から3万円程度の診察料がかかります。

パスポート取得の手数料は、新規の場合、5年用は約1万円、10年用は約1万5千円です。金額に大きな差がないので、10年用パスポートを取得するとお得になります。

そして、渡航費(往復航空券)は留学先だけでなく、出発時期や航空会社によって価格に差がでやすいです。全体的な相場金額は、10万円から20万円程度といわれています。

最後に、海外保険料は留学期間や補償内容の充実度によりますが、1年間で15万円から25万円程度が目安です。留学先の国によっては、政府や学校が加入する保険プランを指定する場合もあるそうです。

準備が大切。大学留学前にかかる費用の内訳

生活費も忘れずに。留学先でかかる費用の内訳

大学留学の費用のうち、留学中に発生する出費の約50%をしめるのが、学費です。では、残りの半分はどんな内訳となっているのでしょうか。

学費に次いで割合が高いのは滞在費(家賃)で、20%から30%くらいを占めるようです。大学留学の場合、学生寮に住む人が多い傾向にあります。学生寮の家賃は立地が大きく関係していて、大学に隣接していたり街の中心部にあったりする寮は、家賃が高くなります。アメリカの都市部にある学生寮は、1か月間の家賃が15万円程度となる場合もあるようです。

学費と家賃以外の費用内訳としては、食費や光熱費を含む生活費、教材費、日用品などを購入する際の雑費、交通費、交際費などがあげられます。ホームステイでは基本的に食費や光熱費が料金に含まれています。また、学生寮の場合でも、家賃に食堂の食事料金や光熱費が含まれているケースもなかにはあるそうです。

また、大学のキャンパス内ではインターネットやWi-Fiを利用できる学校もあります。しかし、家でインターネットや携帯電話を利用したい場合は通信費が発生します。

さらに、大学で受講するコースによって教材費にも大きな差がでてくるでしょう。ほかにも、日用品などを購入するための雑費は、日本から持って行くか郵送することで費用を抑えられたりします。日本より物価が安い地域に留学する場合では、現地で購入してもそれほど大きな金額にはならないでしょう。

そして、相場金額がわかりづらいのが交際費です。友人と外食したり、パーティーに参加したり、映画を観に行ったりする機会が多いと交際費もかさんでしまうでしょう。

国によって費用はさまざま。国別大学留学費用の相場

大学留学費用は、大きく留学前と留学中に分けられ、内訳はさまざまな項目があることをここまででお伝えしてきました。この章では、国別の大学留学費用がどれくれいなのかご紹介していきます。

アメリカの大学留学の費用は、1年間で200万円から500万円程度が相場といわれています。相場がこんなにも違う理由は、アメリカの大学は、公立か私立かで授業料が大きく差があるからです。地方の公立大学では授業料が安いですが、名門といわれる有名私立大学では授業料を高額に設定している傾向にあります。

アメリカと同様に、留学費用が高いといわれるイギリスでも、大学留学の年間費用は200万円から500万円程度が相場とされています。ロンドン内の大学や名門私立大学は高額ですが、地方の大学では300万円程度に抑えられるケースもあるそうです。

オーストラリアの大学留学の相場費用は、年間200万円から430万円程度です。アメリカやイギリスに比べて留学費用が安いイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、じつは大きな差はないようです。

カナダ大学留学の相場費用は、年間200万円から350万円程度だそうです。カナダの大学はほとんどが公立なので、相場金額に大きな差がつきにくいのが特徴です。ほかにも、ニュージーランドの大学留学費用は、230万円から300万円程度が相場だといわれていて、純粋な英語圏の留学先のなかでかなり安い国だといえます。

さらにこちらの記事では、国別の進学費用はもちろん、海外進学のメリットやデメリットなどについてもまとめていますので、海外の大学への進学にご興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

 

大学留学の費用を抑えるコツ

大学留学の費用は学校や国によって大きな差がありますが、やはり日本に比べて割高に感じるのではないでしょうか。しかし、留学費用を抑えるコツというのがいくつかあり、やりくりによっては費用が3割程度安くなるケースもあります。

留学費用を抑えるコツとしてもっとも節約効果が大きいのは、州立カレッジから提携の州立大学に編入する方法です。ここで、「カレッジ」という言葉を初めて耳にした方もいらっしゃるかもしれません。カレッジとは、職業訓練学校や専門学校のような学校です。大学では専攻科目を勉強しますが、カレッジでは職業に直結する知識や技術を勉強します。

カレッジは大学に比べて授業料が安く、カレッジから大学に編入することで、学費を抑えられます。このルートで大学留学をするケースでは、同じ年数大学に在籍するより、全体的な費用を3分の2程度に抑えられるといわれています。

留学費用を抑える2つ目のコツは、滞在方法でシェアハウスを選択することです。シェアハウスは家賃や食費を大幅に抑えられるかもしれません。立地、シェア人数、個室の有無などによってシェアハウスの家賃は大きく異なるので、物件を探す際にはこれらの要素に注目してみてください。

最後にご紹介するコツは、現地でアルバイトをする方法です。国にもよりますが、学生ビザで大学に通う留学生でも、現地でのアルバイトが許可されることがあります。就労時間や職場の制限はありますが、月に数万円かせいで生活費を補うと、留学費用を少し抑えることができるでしょう。

大学留学の費用を抑えるコツ

まとめ

大学留学の費用は、大きく留学前と留学中にかかる費用で分けられます。留学前にかかる費用の内訳としては、入学手続き、ビザ・パスポートの申請料、渡航費、保険料などがあります。留学中にかかる費用の内訳は、授業料が約半分を占めていて、残りは滞在費、教材費、交際費などです。

大学留学にかかる費用の相場は国によって大きく差があり、もっとも高いのはアメリカとイギリスで、年間200万円から500万円程度といわれています。この2国より少し安いのがオーストラリアで、カナダとニュージーランドはさらに相場金額が低くなります。

しかし、大学留学の相場費用が高い場合でも、工夫によっては費用を抑えることができます。たとえば、授業料が安いカレッジから大学に編入する場合、学費が3分の2程度安くなるケースがあります。ほかにも、滞在費を安くするためにシェアハウスを選択したり、現地でアルバイトして生活費をかせいだりする方法があります。

今回は大学留学で必要となる費用についてご紹介いたしました。
海外の大学への編入やメリットなどについてはこちらの記事でまとめていますので、海外への進学を考えている方は、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

 

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