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留学する社会人の失敗やリスクは?留学を成功させるポイント!

更新日2021.03.10

留学する社会人の失敗やリスクは?留学を成功させるポイント!

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スマ留編集部

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社会人の方で、周りの知人や同級生のなかに会社を辞めて留学しているという方がいらっしゃるかもしれません。実際に留学する社会人は増えてきていて、「ワーホリに応募できる20代のうちに留学しておきたい」「留学してキャリアップにつなげたい」などという理由があるようです。

この記事では、社会人の留学にまつわる情報をまとめています。留学するメリットや留学で社会人が失敗しやすいケース、無視できないリスクも解説していきます。留学に興味がある社会人の方に、あらかじめ知っておいていただきたい情報となっています。

合わせて、社会人留学の概要についてはこちらの記事でまとめておりますので、社会人になってからの海外渡航をお考えの方はぜひこちらもご覧ください。

 

社会人が留学するリスクとは

社会人で留学する人が増えてきており、そんな人たちは日本で働いている社会人にとって、「キラキラしている」ように映るかもしれません。

しかし、社会人が留学するには、無視できない大きなリスクが存在します。このリスクを深く考えずに、留学した社会人が失敗したという結果に終わるケースもあるので、ぜひ目を通してみてください。

帰国後の就職がむずかしくなることも

社会人留学では、ほとんどの方が会社を退職して留学にいきます。留学では英語力が向上したり、留学先で専門的な分野を学んだりします。しかし、帰国後に就職活動をはじめても、すんなり就職できない方も多いのです。また、留学期間が長いと日本の景気の変化によって、求人が少なくなってしまうかもしれません。

貯金が減っていく

社会人留学では基本的に会社を退職して留学するので、留学中は収入がない状態となります。ワーキングホリデーや海外インターンシップとして留学する場合もありますが、日本で働いていた時期よりも収入が低いケースが多いでしょう。

帰国後もすぐに就職できる保証はありません。そのため、社会人留学では、「貯金が減っていく」ことを常に頭においておかなければなりません。

職務経歴の空白期間

留学後の就職活動では「職務経歴書」を応募企業に提出します。こういった書類に記載する経歴では、留学期間は「無職」となるのです。

企業の採用担当者のなかには、「この空白期間に何をしていたのだろう」「以前の仕事からブランクがある」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。それが選考の際に不利になってしまうケースも少なからずあるようです。

目的を明確に!留学で失敗する原因と対策

留学で社会人が失敗してしまう事例には、いろいろなパターンがあります。ここでは、社会人留学の失敗パターンの原因と、回避するための対策をご紹介していきます。

・留学の成果を感じられない

この失敗例の原因は、留学の目的や目標をはっきり定めていなかったことです。「留学にあこがれていた」「20代のうちに留学しておきたい」というようなふんわりとした考えで、社会人留学をしてしまったケースです。

英語力を伸ばす目的なら目標とするTOEICスコアを設定する、留学経験を活かしてこの仕事につきたい、というように具体的な目的やゴールを決めておきましょう。

・英語力があまり伸びない

短期留学や語学留学であった失敗談で、想像していたよりも英語力が伸びなかったケースがあります。その原因の1つは、留学前の時点で英語力があまり高くなかったことです。

もともとの英語力が低いと、努力に工夫をこらさないとビジネスに通用するレベルの英語力に届くことはむずかしいでしょう。また、年齢的にも10代のころより学習の吸収力が低くなっているという事実も理由の1つかもしれません。

・留学中に留学資金が足りなくなる

社会人留学の期間中は、収入がゼロだったり、収入はあっても以前より少ない状態が続きます。留学中、予想外に生活費がふくれあがってしまうことで留学資金が足りなくなり、途中で帰国せざるを得ないケースもあるようです。

こちらの記事で、社会人向けの奨学金を紹介していますので、留学をお考えの方や留学費用にお悩みの方は、ぜひこちらもご覧ください。

 

目的を明確に!留学で失敗する原因と対策

留学で社会人が得られるメリット

ここまでは留学した社会人の失敗例やリスクについて解説してきたため、デメリットを感じてしまう内容となりました。しかし、社会人留学を実現している方が多いのは、それ相応のメリットも存在しているからなのです。ここからは社会人が留学によって得られるメリットをお伝えしていきます。

・キャリアップにつなげる

企業によっては、昇進の条件として「TOEIC800点以上」「海外支社への転勤」などの条件がある会社もあります。そこで、留学で伸ばした英語力(TOEICスコア)が武器になりますし、海外転勤のチャンスにつながるかもしれません。

・現地での就職チャンスにつなげる

社会人留学には海外インターンシップという種類があります。海外インターンシップでは、働きぶりや能力によっては、スカウトをうけることもあるかもしれません。あるいは、インターンシップ後にその会社の求人に応募する際、採用担当者や職場の人にあなたの人物像が理解されていることが強みとなるかもしれません。

・視野が広がる

留学によって視野が広がることは数値化できる成果ではありませんが、人生において大きな転機や勉強となるでしょう。

視野が広がるというのは、今までとは違った価値観に気づけるということです。また、日本の社会と比較することで日本の良い点や悪い点が見えてくるでしょう。

留学経験をどう活かすか?就活のポイント

留学する社会人の失敗やリスクの1つとして留学後の就職活動のむずかしさがあげられます。ここでは、留学経験を就職活動に活かすためのポイントをあげていきます。

・留学成果を証明するもの

就職活動では、いくら「留学して英語力がアップしたこと」や「留学で専門的に勉強したこと」をアピールしても、実際にその成果を証明できなければ強みとなりません。具体的には、TOEICの高スコアや、留学先大学の学位を取得するということです。

・留学の目的や、留学経験をどう活かせるかが説明できる

日本の就職活動では、留学によって生じた職歴の空白期間がマイナスのイメージとなってしまう場合もあります。

しかし、具体的な目標な目的を持って留学したことや留学で身につけたことを会社でどう活かせるか、ということをきちんと説明できれば、マイナスイメージをふっしょくできるかもしれません。

・企業が求める人材と自分の能力が一致するか

就職活動全般でいえることですが、企業が求める人材像と自分自身がマッチングしているかどうかはとても重要です。たとえば「海外赴任があるため、英語力や海外経験があると望ましい」という求人では、留学経験が強いアピールとなるでしょう。

留学経験をどう活かすか?就活のポイント

まとめ

社会人で留学する人は増えてきていますが、社会人留学にはリスクや失敗がつきものだということを理解しておく必要があります。リスクとしては、帰国後すぐに就職できるとは限らないことなどがあります。失敗談として具体的な目的を持たずに留学してしまい、留学の成果が感じられないケースなどがあるそうです。

留学で社会人が失敗してしまうケースは少なくありませんが、留学で得られる大きなメリットもあります。たとえば、留学で伸ばした英語力によってキャリアップや現地での就職につながるというメリットです。

また、社会人留学のリスクである帰国後の就職活動では、留学の具体的な成果を伝える、英語力や海外経験が重視される職種に応募する、などのポイントが重要となります。

他にも、社会人からの大学院留学はこちらの記事でまとめていますので、大学院留学を検討している方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

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