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アメリカの大学は編入しやすい?手続きや留学する際の費用についてご紹介

更新日2021.03.10

アメリカの大学は編入しやすい?手続きや留学する際の費用についてご紹介

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スマ留編集部

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入学や編入がしやすいアメリカの大学ですが、その理由をご存知でしょうか?そこには歴史的な背景や、アメリカ独特の風潮が関係してきているのです。

このコラムでは、アメリカの大学に編入しやすい理由について詳しく取り上げています。加えて、編入に必要な手続きや、留学したときの費用についても説明していますので、アメリカの大学に編入を希望しているかたは一度読んでみてください。

また、2年制の公立大学であるコミュニティカレッジの概要やメリットなどはこちらの記事でご紹介していますので、海外の大学への進学をお考えの方はぜひ合わせてご覧ください。

 

アメリカの大学は編入しやすい?その理由とは

アメリカは多文化社会であり、さまざまな文化をもつ人々を受け入れる文化が浸透しています。そのため、大学でさまざまな民族が入り混じっていることも珍しくありません。

そのような背景があるため、留学生でもアメリカの大学への編入は比較的容易にできるようになっているのです。

アメリカ国内においても編入は一般的

じつはアメリカの大学では最初の2年間で履修する科目がほとんど変わらないため、別の大学で良好な成績を修めた学生を積極的に編入生として受け入れています。

一方で日本の大学や高校の成績は、アメリカで通用しないことがほとんどです。それは日本とアメリカの教育システムの差によるもので、仕方がないことでもあります。しかし、日本の大学からアメリカの名門大学に編入するのは可能です。

一般的にアメリカの名門大学に編入することを考えている学生は、まずはアメリカの普通レベルの大学に編入し、実績をあげてから名門大学への編入にチャレンジしています。アメリカの大学での実績があれば編入しやすいので、多くの学生が目指している道となります。

アメリカの大学に編入するために必要な条件

日本の大学に編入する際には、編入試験があるのが一般的です。しかしアメリカの大学への編入は試験があるわけではありません。アメリカのほぼすべての大学では、書類審査のみで編入の合否が決定されます。

その際に一番重視されるのは、以前在籍していた学校の成績です。大学側としてはいい成績の学生を入学させたいため、他の大学でよい成績を収めている生徒を優先して編入させます。

そして気になるのは求められる英語力でしょう。アメリカの多くの学校ではTOEFLやIELTSのスコアを提出することが必要です。これらのスコアは、大学によってボーダーがあるので、その点数をクリアする必要があります。しかし、その点数に達していないときでも書類審査(エッセイなど)の内容が魅力的である場合は、合格することがあるようです。

高い英語力が不要と考えられる場合もありますが、実際にはやはり、アメリカの大学に編入する際、高い英語力を身につけている必要があります。編入審査で高い英語を求められることはありませんが、大学に編入したあとの授業では英語を使うことになります。

大学への編入の目的は「英語を学ぶこと」ではなく「勉強をすること」ですので、授業を理解できる程度に英語力を高くしておくことは重要です。「編入してみたら授業についていけなかった」ということのないように、事前に語学留学なので英語力を鍛えてもよいかもしれません。

アメリカの大学に編入するために必要な条件

アメリカの大学の編入する際の流れ

アメリカの大学に編入するときの手続きをおこなうにあたって、まずは編入時期を確認しましょう。多くのアメリカの大学は秋学期(9~12月)と春学期(1月~5月)の2学期制を導入しています。つまり編入のタイミングとしては、9月と1月の2パターンがあるということになりますが、卒業式のタイミングなどから9月に編入するのが一般的となっています。

9月に編入するときも、願書や提出書類を用意する必要があります。大学によって、提出時期がことなるので注意してください。早い大学では編入前年の11月が提出期限の場合もありますが、多くの大学では1~3月を提出期限としています。必要な書類は大学によっても違いますが、以下の5つは提出することが多いです。

・TOEFLテストなどのスコア

大学が設定する最低ラインを割ってしまうと基本的に不合格となるので、できるだけスコアはあげておいたほうがいいでしょう

・在籍している学校(高校や大学)の成績

州立大学など総合大学に編入しようとした際には、もっとも重視されます

・申込書(願書)

各大学でことなるため複数の大学に願書を出す場合は、大学ごとに書く必要があります

・エッセイ

自分自身のアピールをする資料になります。大学に入ってから何をしたいかなどを、書きましょう。

・推薦状

在校している大学の先生に書いてもらいます。どの大学でも2人の先生からの推薦状を提出するように求めています。

推薦状は学校の先生に書いてもらうため、期間に余裕をもってお願いしてください。またエッセイは内容を考える時間が必要になってきますので、9月に編入する場合は前年の夏ごろには準備を始めておきましょう。

またこちらの記事でも、進学時に必要となる条件についてや、海外進学のメリット・デメリットなどについてまとめていますので、海外の大学への進学にご興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

 

アメリカの大学に編入したときにかかる費用の目安

アメリカの大学への編入時の費用は、出願料として1万円ほどを設定している大学が多いです。編入に際しての金額は高くありませんが、授業料や教科書代など編入後の費用はかかるので、注意しましょう。

大学が州立の場合でも、1年間の授業料はおよそ100万円、また名門大学にもなると800万円ほどになります。授業料に差がありますが、これは選ぶ学部によって変わってくるためです。寮費などの生活費は、地域にもよりますが80~150万円ほどです。

この他にも現地での旅行費や教材費、保険などの費用に50~100万円ほどかかると考えておくとよいでしょう。

かなり大きな金額になりますが、アメリカの大学では留学生が利用できる奨学金もあるので、利用してみるとよいでしょう。

またこちらの記事で、アメリカの大学の学費についてや、留学生も利用できる奨学金を紹介していますので、アメリカ留学やアメリカへの進学をお考えの方は、ぜひこちらもご覧ください。

 

アメリカの大学に編入したときにかかる費用の目安

まとめ

アメリカの大学は歴史的な背景から、さまざまな民族、文化を受け入れてくれています。また、編入は比較的簡単にできるようになっています。

しかし編入するときは科目内容を「学ぶこと」が目的のため、授業についていけるだけの英語力は必要となってきます。英語力が高ければそれだけ授業に対する理解も深まりますので、英語力はできるだけ高めておくほうがよいでしょう。

また、編入するときにはさまざまな書類が必要となりますので、9月に編入する場合は前年の夏ごろに準備を始めておきましょう。アメリカの大学への編入は早めに準備するのが、成功のポイントとなります。

さらに、大学卒業後の進路として人気な大学院留学についてはこちらの記事でまとめていますので、アメリカでの進学を考えている方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

アメリカ留学ついて

日本の26倍の国土を誇るアメリカは、北はアラスカ、南はフロリダやハワイの50の州で形成されており、 それぞれの地域で文化や気候が全く異なることが特徴。 「人種のるつぼ」とよばれているように、各国の人々が様々な想いや背景を持って集まります。 様々な分野で最先端を走るアメリカには、ビジネスチャンスも広がっており、語学留学だけでない様々な滞在スタイルが可能です。 アメリカ留学では、 日本とは180度異なる文化・価値観・多様性を尊重する精神に触れ、 英語を学ぶだけにとどまらない人間的成長や経験ができるのではないでしょうか。

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