オーストラリアへの渡航の際には、通貨がどんなものなのか気になることでしょう。オーストラリアでは「オーストラリアドル」という通貨が流通しています。
お金のやりとりは海外ではもっとも注意すべきことといっても過言ではありません。現地に渡航してから調べたのでは遅いことも多いです。そのため、このコラムを事前に読んでいただきしっかりオーストラリアの通貨であるオーストラリアドルのことについて学んでいきましょう。
CONTENTS
オーストラリアの通貨にはいくつか種類があります。まず紙幣は全部で5ドル札、10ドル札、20ドル札、50ドル札、100ドル札の5種類あります。それぞれ色が違い、また黄色、赤などの、お札の種類を区別しやすい色をしていることが特徴です。またすべての紙幣にはオーストラリアの偉人の顔が描かれています。
硬貨はシルバーコインとゴールドコインの2種類があります。シルバーコインは5セント、10セント、20セント、50セントの4種類、ゴールドコインは1ドル、2ドルの2種類あり、すべての硬貨にエリザベス二世の顔が描かれています。
またオーストラリアドルの紙幣は日本の通貨とはかなり素材が違い、フィルムでできています。これはとても強く作られていて、通常の紙幣とは違い手で破ることができません。
日本円をオーストラリアの通貨に両替する方法はたくさんありますが、方法によってそれぞれメリットが違いますので、自分にもっとも合った方法を選択しましょう。
マネーバンクという会社に依頼し、両替してもらう方法です。通常銀行では別途請求される両替手数料がレートに含まれており、またレートも比較的よいです。店頭だけではなく、インターネットでの申し込みもでき24時間注文ができます。
換金したい額のお金を指定口座に振り込むと、後日郵送で両替された金額が届きます。こちらはレートのよさから人気の両替方法で、長い間待つこともよくあるようです。そのため余裕をもって注文しましょう。
マネーバンクよりレートは高いことが多いですが、オススメの方法です。待ち時間も少なく、その場で両替してくれます。銀行の窓口はもちろん、外貨両替専門の施設もありますので、そちらを利用してもいいでしょう。
現地の銀行では少しレートがよくないことが多いので、日本よりはおすすめできません。ただし、現地で現金が足りない場合には有効の手段です。
オーストラリアでは、オーストラリアの通貨を持ち歩くよりクレジットカードを利用することをおすすめします。なぜなら、たくさんのメリットがあるからです。
オーストラリアではクレジットカードは身分の証明のためのツールとなります。まずホテルではクレジットカードがないと身分証明ができずに保証金を追加で支払わなければならなくなってしまいます。ホームステイに入ったり寮に入ったりするときも、身分証明ができずに断られる、ということも珍しくありません。
現金を持ち歩くより盗難の危険性もグッと減りますし、クレジットカードなら盗難に遭っても補償がきくことも多いです。このようにメリットはたくさんありますので、クレジットカードを持っていない方は作ってから渡航することをおすすめします。
オーストラリアドルでの支払いには、おつりに注意する必要があります。まずオーストラリアドルには5セントより下の硬貨がありません。そのためおつりが5セントを下回る場合はおつりが出ず、四捨五入をして高く、もしくは低く請求されます。低く請求される分には問題ありませんが、高く請求されると少し損ですので、考えて買い物や支払いをする必要がありそうです。
それに加えて、オーストラリアにはオーストラリア以外の通貨が混ざっていることがあるのも注意点の1つです。その通貨とはニュージーランドドルで、オーストラリアとニュージーランドは近いのでこういったこともよくあるのです。
ニュージーランドドルとオーストラリアドルはその見た目がとても似ています。オーストラリアドルのように紙幣はカラフルですし、硬貨の大きさも形もそっくりです。そのため間違えてニュージーランドドルでおつりをもらってしまうこともしばしばあります。
ニュージーランドドルは、オーストラリアドルより少し割安なので間違えてもらってしまうと少し損をしてしまいます。そのためおつりをもらうときは注意すべきでしょう。相手が気づいていない場合も多いので、自分でしっかり確認する必要があります。
オーストラリアの通貨はオーストラリアドルと呼ばれ、5種類の紙幣と6種類の硬貨があります。紙幣には偉人の顔、硬貨にはエリザベス2世の顔が描かれていることが有名です。紙幣の素材は日本の紙幣とかなり異なっており、紙ではなく丈夫なフィルムでできています。そのため破れる心配がありません。
日本円をオーストラリアドルに両替する方法はたくさんあります。もっともレートがいいとされているのはマネーバンクとよばれるもので、店頭やインターネットで注文し、その場もしくは郵送で両替された金額が届くというものです。銀行などでおこなうよりレートがいいことが多く、人気で何日も待つこともありますので余裕をもって申し込みをしましょう。
オーストラリアでは現金の両替は最小限にしておき、基本的にはクレジットカードを使用することをおすすめします。なぜならクレジットカードが日本の免許証のように本人確認のできる証明書になるからです。持っていないとなにかと不便ですので、持っていない方は発行してから渡航すべきでしょう。
オーストラリアではおつりには注意すべきです。まず5セント以下の硬貨がないため、端数が5セント以下の場合は四捨五入して請求されてしまいます。そのためお金を支払う際、おつりをもらう際にはより一層注意することが大切です。またニュージーランドドルが紛れていることもあり、オーストラリアドルと間違えてもらってしまうこともあります。その場合には少し損をしてしまいますので、気をつけましょう。
海外渡航経験の少ない方にも自信を持っておすすめできるのが、気さくでフレンドリーな人柄が魅力のオーストラリア。多文化・多民族国家であるゆえ、馴染みやすく、何度も訪れたくなる心地よさがあります。 期間や渡航スタイルの選択肢が広く、短期留学やワーキングホリデーなど自分に合った形を選ぶことができるのもメリットです。